岸和田・だんじり祭り(平成7年9月)の想い出
想いでの旅(その4)
昔・見物した当時、絵日記にしておいたものです。15年前なので「お祭りの様子」は、現在どうなっているのかなァ・・・
今回も、へたなイラスト(マンガ)と写真です。
全てのイラスト等は、絵をクリックで拡大できます。
友人である「信州そば店」の女将は、大阪岸和田近郊の出身である。毎年9月が近づく頃になると、「本場のだんじり祭りを見たいねェ・・・」が決まり文句だった。
とうとう、本当にその日が実現することになった。その女将は、22歳頃までは大阪にいたとのこと、そして「だんじり」に詳しい地元の同級生が案内してくれるとのこと!期待大である
4人で乗車した新幹線は新大阪駅に着く。いよいよ「岸和田のだんじり祭り」の「岸和田駅に」到着した。この祭りを案内してくれる女将の同級生に「だんじり」の見どころを解説してもらいながら、「古いまち並み」や「商店街」等を見物した。「だんじり」の見どころは、「やりまわし」、「大工方」や「彫り物」の3つがあるとのこと。サァ!見物場所を陣取って、シッカリとみることにしよう・・・
<私たちが見物した見物ルート図>
・イラストA.精巧 だんじり「彫り物」が立派 ・イラストB.豪快 だんじり「やりまわし」
・イラストC.魅力的な だんじり「大工方(だいくかた)」
岸和田・だんじり祭り見物記
友人「信州そば店」女将の高校時代の同級生のだんじり解説で得た知識で、見物が楽しくなった。岸和田駅前→岸和田城→古い町並み等を見物し、私たちの陣取る場所は、「北町郵便局」の前へ座り込んだ。この場所は、「カンカン場」と呼ばれる「やりまわし」の見せ場の一つでもある。
この大きなT型交差点は、大観覧席と岸和田大橋を背景にした位置にあり、私たちの見物している場所から100m程先にある(実際には、もっと遠いイかな?)。そして、太陽が照りつける昼間・広い道のT型交差点「カンカン場」で展開される豪快な「やりまわし」を遠くから見物した
直角に勢いよく曲がる「だんじり」が民家の壁面に激突する寸前で止まるスリル「だんじり」の醍醐味に感動した
ちょうど、各地区(町)の「やりまわし」の競技会を見ているように思えた。そして「やりまわし」を終えた「だんじり」が、私たちの見物場所で一時停止した。ここが見物に良い場所とわかった・・・・・。この場所は、次なる「かけ抜け」の体勢を整える場所にあたるからだ
「やりまわし」を無事に完成させた満足感にしたった笑顔。
失敗して次回は無事にまわすドォ~のチャレンジ顔が手にとるように見える場所だからだ・・・・
本来、私が見たかった場所は、デレビのニュース映像の「やりまわし」で、民家の軒先がメチャクチャに破壊される場所であったが、そこは狭い道幅で混雑していて見ることができなかった。しかし、この場所もいい
だんじり「かけ抜け」の体勢が整った。そして、笛の合図で、ある町の「だんじり」がスタートした。迫力満点だ。
この狭い道路の両側には、観光客を含む見物人がイモ洗いの状態である。そして、狭い道を一気にかけ抜ける。目の前で繰り広げられる快速な「だんじり」に感動・興奮。
拍手と歓声が狭い道路に響き渡る
私は、この狭い道路をかけ抜ける「だんじり」の運行管理に感銘した「だんじり」を引っ張る地区(町)百人(???)と代表者との進行と連携は、いったい何処で練習しているのだろうかと・・・。
笛を合図での運転制御、そしてブレーキの役目の「前テコ」と「カジ取り」の意気のあった連携はお見事
更に、私達の目の前で停止する「だんじり」を見てビックリ。「だだんじり」の見どこの一つである「だんじりの彫りもの」だ。各地区(町)の「だんじり」には、源平合戦や関が原の戦い等の名場面の彫りものが立派であるからだ。それにしても精巧に彫られている
見どころは「大工方(だいくかた)」で繰り広げられる技と技の演技にもビックリ拍手である。
スピードを上げて走る「だんじい」の屋根の上は、4m程の高さだそうだ
その上で両手を広げて片足で立つ飛行機乗り,飛び上がって身を後ろ向きに回転する技と技に大拍手
「だんじり祭り」の華は、なんといっても「大工方」だ・・・・・。
猛練習の成果発表会・本番の舞台でリズミカルに踊るベテランの自信たっぷりな笑顔。
そして新人・大工方の不安そうで緊張した顔を見ながら伝統ある「岸和田・だんじり祭り」に来てよかったナァと思った。本当に大満足でした
<見物場所;北口郵便局前にて>
だんじり祭終り
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<平成7年9月の宝塚「手塚治虫記念館」を見学>
岸和田・だんじり祭り観光の翌日、私は一人自由行動で「手塚治虫記念館」を見学に行くことにした。夕方新幹線で帰宅するまでの間を使って・・・。
阪急「梅田駅」発に乗車し、宝塚駅が近くなると大きな赤い屋根が眼に飛び込んできた。宝塚ファンである私は、これが「宝塚大劇場」だとすぐわかった。
宝塚駅で下車した私は「宝塚大劇場」の前を通り過ごし、目的の「手塚治虫記念館」へ直行した。手塚先生の幼少の頃のマンガ少年から現在に至るまでの「手塚治虫の世界」を鑑賞でき、そして感動した。
そして、次なる目的地に向かった。この「手塚治虫記念館」へくる途中にあった「宝塚大劇場」へ足は向いていた・・・。
「宝塚大劇場・バウホール」正面玄関に着いた。オーこれがあの大劇場かと大きな建物を見上げた玄関を入っていくと、歌劇団スター等のグッズやお土産物で溢れんばかりの売店コーナーがあった
お土産を買った。そして、バウホールの出入口の階段を横目に見ながら大劇場へ進んだ。赤いじゅうたんを踏みながら広さと美しさにビックリ・・・
念のため窓口で、昼公演の当日入場券はあるかな・・・と尋ねると、本来手に入るはずがない入場券があるとのこと。
しかも、S席が・・・・時間的に余裕がないので次回に回すことにした(チョッと宝塚までは来れないか、東京にしよっと・・・)
以上。