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地球のホコリとなりて!

地球をうろつきその感じを点描する。歩きながら考えたことを。

ひたすら東へー菩提の国から涅槃の道場へー

2006-07-24 | 遍路つれづれ
菩提の国(伊予)結願に思ふ連句擬でしめる

楽しみも苦もまた楽し夏遍路
遅すぎず今が旬だと夏遍路
生きてきたすべての選択夏遍路
自分より相手を思ふ夏遍路
やる気よりやっていること夏遍路
歩くのに理屈抜きの夏遍路
何度でも歩き直せる夏遍路
時々は人の幸せ祈る夏
サングラス見える世界をそれに染め
サンキューを歩いて集める夏遍路


(クリックで拡大画像が出ますよ)
この前に 2月25日26日分参照いただくと幸いです
で 以下 その続編
今回で伊予菩提の国から涅槃の道場讃岐へ
思えばよく歩いたものだ
伊予結願できた
まずは めでたしめでたし
step1.写真 2.詩・文 3.俳句(臨場、回顧、類推から) の予定
写真から

別格第12番 延命寺




曼荼羅霊場第28番 三福寺

大松 この下に池あり

その池の 水色のこい(鯉だよ)

梅雨池の映る大松歪をり


つくね芋畑

こんな所に こんな物?

釣荵?

本陣の横の茶屋の釣荵 (類推)

見えた 高速道路


今日の終点


ホテルからの川之江城


いざ 三角寺へ


工場群を眼下に


三島・川之江の境 今は一つの市

 
野生茗荷の花?


この上 第65番  三角寺

記念撮影は・・・
竹樋の水を飲みたる涼しさよ

雨に咲く花も 涼しげ









別格第14番 椿堂


雨が激しく傘を打つ

濁流の音の山行く梅雨遍路

白いダリヤ 即 シャッター!


境目トンネル(愛媛・徳島の県境)

隧道に雨宿りして梅雨遍路

合理的倹約を決意させる 尊徳


今回の終点池田町立佐野小学校
ここは徳島だがこれから讃岐を目指す


阿波 土佐 伊予の三国を制覇
思えば 遠くへ来たもんだ
よくやった!みんな!よくやった己!
夢は讃岐を超えて。。。。
高野山まで

今までの山川草木 道 寺 人に感謝
八十八ヶ所が世界遺産になりますように
合掌!


浅海~54番延命寺、妙雲寺~60番横峰寺

2006-07-10 | 遍路つれづれ
冬季の雪の災難をよけて少し順序を変更したので
今回は 切れ切れとなった

1.JR浅海駅近くの駐車場から54番延命寺、
2.妙雲寺~60番横峰寺~61番香園寺まで

10:50 出発 

海賊うどん

歯をむぎし大魚の壁画梅雨寒し

休憩 写真を撮る この花に負けない心の花を 
写真も気合だ
昼が来た


昼食 
出発の前に楊梅あり
久しぶりに食べた
深緑の葉をつけた枝が広がり
そこかしこに硬い種に粒粒の赤黒い実
指に赤い汁が残る
甘すっぱいなんともいえぬ味
赤ワインのように口腔に拡がる濃厚な味
忘れもしない 子供の頃の 山々を
最近の子は 食べれることも知らない
夢中で食べた

瓦の町 菊間町 店の前には 瓦の置物 瓦の町 菊間
ここの瓦は 水切が早い ピカートッ!輝く

遍照院
厄除けの寺
多宝塔 五輪塔

瓦の町 漁港や古い町並み
金属色の建造物が並ぶ石油製油所 太陽石油

青木地蔵
海岸線を

星の浦海浜公園

大西郵便局をみて おっとこれは展示場入口


延喜郵便局
54番延命寺


移動
別格10番興隆寺参拝
紫陽花が生き生き咲く
夕立に

篠を突く梅雨と煙の寺にゐし



香園寺泊
ここからデジカメ動いてくれず
ただひたすら回復を待つ

動いた 翌朝 これからデジカメ再開

60番前札旧跡 妙雲寺 発 横峰寺へ向けて



大郷 湯浪
霊山の水に育ちし茄子太し
四国の道休憩所
山道

応急の山道登る梅雨遍路
自然水を補給 ここから1.5km 標高差 400m
小降りの雨 時々強く
勾配も段々きつくなる

雨と汗で暑い
後 0.6km 休憩だ あめが降る
おっ!水晶? 拳大の?
標識 0.4kmからスパート

最後は階段 で突然山門前にでた 大きく聳えるようだ

紫陽花が最高潮
休憩
60番石鉄山横峰寺(いしづちざんよこみねじ)

本堂 大師堂

透き通るような紫陽花の白
この山道のそこかしこに見た白石より・・
石今 リュックに一つあるが
霊峰の石より白き四葩(よひらとよみあじさいのこと)かな

この花? 誰も知らず
では私が命名 ”乙女の恥じらい

星ノ森

石鎚の遥拝寺の夏遍路

星ノ森は広場に、石鎚山への鉄製の鳥居や石造りのお堂が祀られていた。
標高700mのこの場所”星供(ほしく)の行をした場所
くっきりと 天は青く 山は緑 赤い建物
雲は流れた 見えた石鎚山遥拝 これぞ奇跡か
記念撮影をした
有料道路の最終の駐車場
昼食  

遍路茶屋目立つ氷菓のおほのぼり
晴天だった空に 梅雨の霧が流れる 
駐車場発 ここから車道(有料道路)うを下る(のぼりの山道とは異)
ダム 黒瀬湖は眼下に

京や旅館
61番香園寺
参拝

帰路につく

初日の小雨
2日の山登りで雨 頂上で晴天
何とまあ!!!
合掌

海岸に沿って-旧北条市へ-

2006-06-26 | 遍路つれづれ
梅雨の最中 当然雨模様
バスが駐車53番円明寺に到着し
重ね打ち


本格的雨武装して出発
降りしきる雨の中行く梅雨遍路

待ちに待った昼食タイム
鯛鎌飯にうどん


石屋
子供のほっぺにキスする母の姿の石像


この梅雨で果樹園が水浸し


水かさ増した川を渡る


小降りになったが
行く手の山の中腹にまだ雲が残っている


霊山に梅雨雲暗くかかりたる
周りの田植えの終わった田圃には 一面の水
電線に止まる烏がくっきりと墨絵の如く映る
一面の鏡となりし植田かな

おっと 間違うところだった
ここを左折だな
しばらく行くと
番外鎌大師
花遍路の始まり寺である


一茶の道?


粟井坂を越える
高浜虚子の句
涼しさや馬も海向く粟井坂』がマンホールにあった


JR予讃線の浅海駅はこの右
手前の広場にバスが止まっている
今回ここまで


今回はただ 海岸線をひたすら歩くだけと思いきや
雨で海が道の横にあるとき意外は 眺められない
海の景色は 拝めなかったが、TVドラマの『花遍路』の舞台 
一番札所”鎌大師”によった。
確かに花の多い 今日の遍路であった。
風呂に浸かれなかたが いいとするか。

松山今-歩いて学ぶ遍路行-

2006-06-12 | 遍路つれづれ
結論?を先に出してしまったので
経緯を描く(書く)ことにします

前回の山越え 杖の淵公園を見ての印象は大きかったその時の
霊山の暗き路傍にまむし草
湧き水の池の深さや鯉すずし

50番繁多寺ーーーー51番石手寺ーーーー52番太山寺ーーーー53番円明寺
の日帰り

50番繁多寺

清澄な空気に浸りながら高台を歩く 蜜柑畑 池に映る山の緑が!長閑な町並み!
40号線に出て松山の感あり
51番石手寺の大きな石が飛び込んできた

渡らずの橋?も見た 衛門三郎の像もある 大きな寺である
香でけむる 露店の並ぶ回廊を通り本堂へ 五色の御幣が大きい

回廊の香煙浴びて夏遍路

子規の句碑にも目がいく ”身の上や御籤を引けば秋の風”(子規作)

寺名由来の玉の石がある宝物館もある 
打ち終えて
松山の姉夫婦が陣中見舞いに駆けつけた 記念に写真も撮った
あとで食べたが 塩味”おこあ”おいしかった 感謝! お茶も
仏具を買う人 景色を見る人 撮る人 傘のカバーを買った

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昼食になった
バスで移動

-------

戻り本堂の左から細い山道を登る まず石段・・・

山の緑に紫陽花、躑躅、栗の花が色を添える
石手川支流に沿って・・・大きな鯉が泳いでいる おお夏!
いさには神社の前 からは 道後の町並で ここでは省略(総括参照)


護国神社 山頭火の一草庵入口を見た

大きな池に出る 岸には 鷺が立っていた

田園地帯から JR予讃線を渡ると小山があり
その裾を左まわりで参道の門 これからが長かった
石段を登るとまたコンクリートののぼりの坂道 壊れかけた土塀を左に見て
山門 52番太山寺

参拝
来た道を下る
納経所の前に
句碑”道ゆづる人を拝ミて秋遍路”(誰?作)

足を痛めた人あり 手当てして
次の寺へ 真直ぐな道を 足が少し疲れたか
紫陽花や百合・・・の花を見ながら 気をまぎらわす
前の友が 急に消えた??
53番円明寺の参門に消えたのだった 何だ

うち終えた
全員の無事を確認し 
記念撮影 1+1=?(ふるい)
バスで帰路についた
梅雨の中休みの曇りという絶好の遍路の日であった
合掌!
感謝!
20kmの遍路行であった
 

総括
講の旗先頭を行く夏遍路
大師像誓い新たや夏遍路
子規の句碑つつめる森の時鳥







マドンナの出そうな松山夏遍路


大勢のマドンナ連れの夏遍路?

あとがき
この遍路のマドンナにいただきました

私だけにと思い 玄関に飾っている

三坂峠を降り松山へ

2006-05-29 | 遍路つれづれ
46番へ
於久万大師から
雨模様のため雨具の下衣をつけて出発





33号線を右折して山道に入る手前で
昼食とする
さてと雨がパラ!これから三坂峠(H710m)を目指す





まむし草
蛇の嫌い!本当に似ている
見たくないのだが 見たいのだ 
人間の矛盾 いや 私だけ?
遍路経験で知った


秋には実りの美しい代田の風景が 見られる


旧遍路宿 ”坂本屋”
明治末から大正初めの建築
平成16年復活
そのかまど 14インチ?白黒TVあり 囲炉裏あり


『網掛け石』
表面に無数の網目がついていることから別名 鯨石 
石に百足が這っていました
大師の身代わりか? でも足がもつれず歩くものよ と感心?


黒い塊は 宿木
家の裏に回って 榎が大きいのにびっくり
ここの地方に多い木で この集落の名前が ”榎”


46番浄瑠璃寺
前の網掛け石と一緒にあったもうい一つはここにあるそうだが見逃した


花の見送る遍路道


47番八坂寺
四国遍路の元祖衛門三郎の息子を埋葬している

お参りを済ませ 今日の打ち止め
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バスで旅館へ
入浴
夕食
朝食
読経

写真撮影もして
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出発 女将に見送られ
八坂寺から
大きな池の横を通り
別格霊場 9番 文殊院
大師の衛門三郎の子供8人の供養と悪い因縁切りのご修法の寺


札始大師堂

重信川
白鷺が 浅瀬にいた 
黄色の花の中を川が蛇行する
ゴルフ場は河川敷にある
一面緑の芝生
雨に打たれた芝の緑が目に優しい

48番西林寺



句碑
秋風や高井のていれぎ三津の鯛(子規句)
子規の望郷の心が・・・


杖の渕
西林寺の奥の院
日照りを救った湧き渕


昔は 裏作に麦を作っていた
今は 多分大麦であろう
裸麦とも違う 小麦でもなし
この辺のビール工場と契約か? と話ながら
田植えも以前のような 一家総出の仕事でなくなった


昔なら 田植え歌などあったであろう
その後は 田休みで 一杯てとかなのだが 今はない


49番浄土寺
空也上人ゆかりの地 唐様式の重要文化財にも


遍路のわきに夕顔が垣から顔を出す
清しいので パチリ


50番繁多寺
時宗の開祖一遍上人が修学
草も木々も繁った寺

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近くの温泉で汗を流し帰路についた
雨の間をくぐりぬけた二日間であった
天に感謝
合掌!

山間の難所へー44,45番ー

2006-04-23 | 遍路つれづれ

峠を越えて44番札所大宝寺へ
厳しい八丁坂を上り聳え立つ断崖と岩屋の45番岩屋寺

鴇田峠へ向けて


久万川の川渡し

久万川の空に数多の鯉のぼり


44番大宝寺
本尊:11面観音菩薩


宿坊への道に咲くこの花弁に
霧雨が・・・・

石楠花の淡いピンクに雨滴見し

ラムネ?120円?

目を引ける露店ののぼりラムネとは





八丁坂? 尾根を行く


断崖絶壁、礫岩峰を見る。
それに穴が空いている。それが 「岩屋」とか。
左へ行くとせりわり(白山)行場
石鎚が拝めるとか?次の機会に・・。
鎖を伝って、進む。


45番岩屋寺
これを荘厳といわず何を?
自然に仏を感じ、
手を合わす。

切りたてる岩屋の寺の遍路かな

「道開き不動尊」
新しきことを はじめる
行き詰まったとき
祈念するとおかげがいただける という

峠御堂トンネル

ゆるされよショートカットも遍路道

於久万大師


1日目が小雨、
2日目は、霧雨、曇り、後晴れ。
山の中で 難儀すると覚悟していた。
が、適当なお湿りで道も岩もあまり滑らず・
沿道は草花、花も残り、椿まであった。
お山は 緑、黄緑、萌黄、白、ピンク、紫・・・春の装い。
これぞ春山!

今生に一度の道を遍路かな

菩提の道-花遍路

2006-04-10 | 遍路つれづれ
今回は ひたすら歩く!
十夜カ橋を重ね打ち後。
大正時代の芝居小屋『内子座』和蝋燭の店等 白壁の古い町並みが郷愁を誘う。
それを抜けると 里、谷、山、長岡山トンネルをぬけると大瀬の集落、大江
健三郎の生家もあるという。
お寺でお花まつりがあるという。
時間が遅く断念、残念。
鶯の声に目覚むる遍路宿

乙成では集落の落成会そのときの祝いの蓬餅、かきあげ、薩摩の空揚げ、
こんにゃく、焼き豆腐等をお接待いただいた。
有難いこと。心からありがとうございます。
接待の母の味なる母子餅
懐かしきかまどの煙や遍路ゆく
接待の夫婦の笑顔暖かし

楽水大師では 湧き水を汲む、突合でも飴、お菓子を頂く。
ヒワダ峠越えの道を行く。が 今回は まだ。
次回は峠へ。覚悟!
このBlogでは 遍路を飾る花々を 写真で紹介します。


























仏縁の友と酔う夢花の中
生かされしただ歩くだけ遍路かな

花遍路の幕開け

2006-03-27 | 遍路つれづれ
11:00前に仏木寺前に到着
パラソルのはっきりした色が目に入った
お彼岸の寺の門前露店はや

手作りのアイスクリーム?何?
掲示板には”安心は信心の心の持ち方である”とある。
当然と思いながらも つい当然でなくなることが多い最近?
参拝後 昼食にバスで移動 食後ここに戻って
13:43 から遍路開始
チューリップが真っ黄ー。ベンガラの壁の家、周囲は 赤い新芽の生垣。
14:00 山道に差しかかる。今日の難関 歯長峠へ。山道、コンクリートの林道。
すぐ山道に入る。

落石が散在する傾斜の山。木々が大きく陰が 肌寒い。
峠(h480)で 記念撮影。歯長とは歯が1寸ある巨人伝説であった。
吹く風はもう春か? 日差しが柔らかい。
すぐ下り。植林の中を行く。急な下り勾配で30分後 家が散在する。
透明な黄緑の新芽の木を見た。よかった自然の息吹がある。
高速道路の工事現場をぬけ、小さな集落。木瓜の花が赤い。白い辛夷でない?何?
白紫の高貴?な木蓮。石作りの庭、古い小学校。石垣の上の家。皆田駐在所でトイレ休憩。軒に薪を仰山積み上げた家あり。えーーー。土筆も一杯。
”山なくして水なく水なくして人住めず”製材所の看板?

トンネルの出口に見ゆる春の山
高速道路の下をくぐり田舎の道を 散策気分で行く。春の花たちが 迎えてくれた。若緑の山々。
17:00を過ぎのぼり坂。寺が近い。連翹の香の中を行く。

石段を登ると、43番明石寺山門。その右には 大きな桜の木が、満開で迎えてくれた。
ありがたい。合掌!そこを打ち。
桜の前で記念撮影!!10枚は撮ったか?

初花に集まり笑みの自づから
初花の蕾と一輪撮ってみし
今日の打ち止め。
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バスで移動
風呂
食事
起床
朝食 バイキングだ。久しぶりに!
7:00 出発
---------
7:15遍路開始。
即 山道。朝飯食べすぎの身、苦しいが。雰囲気はいい。
天気も朝はよかった。夕方 春の時雨がこようとは。丸太に足を掛けながら。
新四国(ミニ)八十八ヶ所あり。
小1時間で 町並に出た。
梅が咲き誇り、水仙も咲いている。小学校の桜並木の花芽も赤い。松葉城跡、古い神社の樟。
ベンガラ色の壁の家が多く見られる。白いもくれんの木 5mはあろうか。やつでの花?実?国道56号線に出た。
9:00 コンビにでトイレ休憩。遍路の難しさは 女性の(男の大を含)ためのトイレ確保。
遍路の標識を確認しながら、明石寺へ6.8km。梅の古木、赤い木瓜の花。苔むす石積み。その上に小さいが剪定された梅満開。休憩しながら先へさきへ。
石灯篭を前に入れ 遍路姿の歩く君を撮る。一介のカメラマン?
菜の花、蕗、踊り子草、西洋蒲公英。国道に出て 西予市のお城と花のシンボル絵(30?cm角)が張っているコンクリート壁。を見ながら。
今朝の山越えで もう一つの峠は 少し危険だが 疲れを心配し 国道のトンネルにした。(原則遍路ではあるが)
国道を行く。700mあまりの長い隧道。く空気悪い、やかましい。出たとこ休憩し、ここから大洲の町を行く。国道のシンボル絵も鵜飼と桜?に変わった。
鳥坂(とさか)と読む。少し下って・・・。

札掛け大師は素通り。
道路際の桜も一分咲きあり満開アリ。菜の花の上に黄色の木の花。


少し下った。小川の橋のたもとで昼とする。11:50
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バスで移動 道の駅にて
昼食とする
裏の小川の水 清し 高速の高い橋がある 田舎の風景と高速の対比がおもしろい
帰りの移動時 内子の桜を見かけた。
バスの中から 満開の桜をとる。


初花に里の地酒ををふと思ふ
桜を撮る手がなかなか定まらず
カメラを通してしか 桜を見ず 残念。

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橋のたもとから また歩きはじめる。
高速と橋を左に見ながら。川をわたり。
7歳の自転車の子と小3?の少年に出会う。カメラで撮られた。
少しついてきた。遍路友が飴とパンをあげていた。『大きくなったら 遍路しろよ』と別れた。100余mのトンネル通過。町に入った。肱川。城も小さく 遠いが撮った。10台余の鵜飼船が繋がれている。夏の夜に来たいところだ。大昔友の結婚式に来てこの河原での芋炊のご馳走を思い出した。
14:00前 コンビに出休憩中 雨が降り始めた。
たいした事ないが と思いつつも 雨具を装着した。後 2kmほど。
14:40には番外霊場 十夜ヶ橋永徳寺に到着。雨が上がっている。野宿修行が出来る。(したくはないが)


寺の本堂 太子堂を打ち 記念撮後、橋下を打って今回終了。
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帰路 バスに中より撮影。

菜の花の囲める畦の黒々と

瀬戸内の夕焼けは 美しい。心が洗われるようだ。

今回も春の時雨にあったが いい2日間であった
友共々合掌!

ひたすら東へ-遍路つれづれ-

2006-02-27 | 遍路つれづれ
生木地蔵
重ね打ち
枯れた大楠

妙雲寺へ向け出発10:30

田園風景
中山川を右に見て
石鎚橋橋をわたる
♪石鎚を源となし春の川♪
学校 郵便局 11号線の陸橋 
妙雲寺





梅が咲き 椿咲き 蕗の薹あり
♪敷き詰めし寺の砂利から蕗の薹♪-----昼食で移動
錦鯉、足湯、温泉もあるぞ----
今回は 予定変更で 横峰寺を  打たないから
妙興寺を打ち バスでここまで来て 

61番香園寺から歩くので
まずは 参拝
ここは 博物館か?美術館?と間違うようだ
靴を履き替え 薄暗い本堂 太子堂(同じ建物内で隣)


建物前の石段で 全員記念撮影
62番まで1.4km

大きな神社あり 隣の民家にも注連縄?あるのは なぜ
舗装した道の両脇は民家 すぐついて
62番宝寿寺


打ち終える
伊予小松駅が近い廃墟あり すぐ次の
63番 吉祥寺
打ち終える
伊予小松駅が近い 廃墟あり 蒲公英 すぐ次の
63番 吉祥寺


眼鏡のような石?  めをつむり 杖を通せば 一つの願いをかなえるとか
念ずれば花ひらくの碑あり
打ち歩く 梅2部咲き椿も また まばらな民家 菜の花 柿の木の剪定?
鳥居が見えた
大きな石の塔
64番石鉄山 前神寺
強そうな名前だ
けっこう本堂まで 長い
本堂には 三つ葉葵もある 徳川だな

90歳の御婆さんが 参られた
お付きの人も多い10人弱
トイレを済ませ 出発15:40
すぐ田園地帯に
温室の蘭  えんどうの白い花
温泉まで ここまでの予定を
明日雨の予想で もう少しさきへ・・・
公園横給水菅の下
加茂川橋の端まで
今日の予定より2kmほど歩いて終了16:25
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バスで移動
ひなびた温泉で! 
夕食 古いがカラオケもあった
ミーティング 就寝22:00
6:00起床 雨の音がする 朝食 
7:00おお女将に送られ バスで移動
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7:30雨具の用意 
出発 雨の国道を行く
大生院の遍路小道に差し掛かる時 足の不自由な御婆さんに呼び止められ
替りに参拝を告げられお布施を頂いた ありがとう 参るからね っと
次のコンビにでトイレ休憩10:00
11号線を東へ 11:00休憩 
コンビにでコーヒ買って籤でサイダーあたり
すぐ国領川 大橋
小さい坂を越え 池田?
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11:33 ここで昼 バスで移動
ドライブインで昼食
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12:30 帰りて出発
すぐ遍路道 ここが切れて 国道に上がるところで 雨具を脱ぐ
すっかりとは いえないが まず 雨に心配が無くなった
新居浜から 四国中央へ
すぐ右の遍路に入り 10分ぐらいで関川に出た
結構水が多い 雪解けと雨のせいか ここから少し国道を行く
田園風景から 木の川を越えると 小さな集落 浦山川を越え
すぐにいざり松(誓松)に到着
今は そのまつがない 43年暮れに 枯れた その残った根 幹で想像するしかない
♪緑立つと歌ひし校歌忘れたる♪

その前は
別格12番延命寺


千枚通しの霊符を求めて数多く訪れている
今回も 20人は見たよ
ここを打って今回の打ち止め
朝のお布施を頂いた御婆さんの分も拝んだのは 当然
頂いた分に少し足して 賽銭とした
お参りしたからね と 空に向かって!

--------------
14:50 バスで帰路に

今治の町を行く-遍路つれづれ-

2006-01-23 | 遍路つれづれ
長期天気予報を見る機会が増えた
寒波来襲の予想に
粉雪舞い散る遍路を覚悟した
結果は 曇 無風 
歩けば ほんのり熱くなる
情熱のせいかも しれないが
最高の2日であった
40kmあまり歩けたのかな
寺も多く7ヵ寺
宿坊での朝のお勤め 法話 護摩まで 体験できた

遍路は わたしに 何を教えようとしているのだろう
我は 何を 求めて遍路行く?
あわてず あせらず あきらめず
歩いていこう 歩いていこう

歩いて 学ぶ  人それぞれだろうが
信じること 感じること 貧しくともやさしいこと・・・
何かを 気づくこと ”REMIND”であろうか?
歩きながら 考え続ける事
最後は 実践することであろう
厳しくとも 明るく楽しく 歩いていこう!
多分 正解は ないだろう

四国八十八ヵ所が世界遺産になることを 
祈願する一人でありたい
貧しくともやさしく!


54延命寺
10:01参道前の広場に着いた
山門まで100mもない
今治城から譲受けたもの
梵鐘も有形文化財 愛称はなぜか?近見二郎


ここを打ち終え次へと
狭い舗装の道を行く高速道路の下をぬけ大谷霊園へ
軍人墓地がある忠霊塔
神社、今治城を右に見て・・

55南光坊
多聞天と増長天の山門を抜ける
句碑が 立ち並ぶ なかなか読めない

打ち終え
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ここで昼食のため
バスで移動
昼食後 ここに戻り
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山門前で写真撮る
歩き開始は 12:52
今治駅前の通りー学園通り行く明徳高、常盤小、西高・・・、

56泰山寺 13:32
山門までの石垣が新しい
大改修工事中だった

打ち 歩き 甘酒の接待を受けた 
何だ甘酒を売っていたのか(少しがっくり
みちを確認して 田んぼの中を行く
蒼社川に出た 渇水期には 川の中が旧へんろ道
広い道路から 狭いあぜ道?に入り

57栄福寺
参道が長い
山門14:46

9歳の幼子を連れた母親にであった
♪袈裟掛けし幼と母の寒遍路♪
心の病だろうか?
田園風景から・・・犬塚池・・後58番まで 1.5km

仁王の山門 16:00
58仙遊寺

仁王参照HP http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%81%E7%8E%8B
上るくねくねとした参道
井戸あり 師御加持水 霊験あり
ここを打ち終え今日の宿へ

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この寺の宿坊は 大展望がよく 温泉宿にもなっている
後で1億円と聞いてびっくりしたぞな
入浴夕食
自己紹介も
19:30から 月例会(大師誕生21日)
護摩焚きあり 参加した


護摩 参照(暫定)HP:http://www.tctv.ne.jp/tobifudo/newmon/kigan/goma.html

その後 個室に住職をお招きし
お話を聞いた
就寝
5:20起床
6:00お勤め
6:30法話

♪勤行の正座の法話隙間風♪
7:00 朝食
♪法話聴きあと熱々の小豆粥♪
宿坊のいろいろな写真を撮った
景色もいい 海あり 町あり 山あり
生花あり 彫刻あり 竹炭あり
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住職の奥様と記念撮影
ここを お礼のお参りし
見送られ出発
仁王門ぬけ 山道へ 五郎兵衛坂を越え・・・山道1km下る

田舎の田園 ・・・・

59国分寺 
石段 9:43

参拝を済ませ
握手修行大師 と握手し、どんな病も治すこの薬ビン

さてここからは 長い 156号線
道の駅 湯浦温泉?
高速道路と予讃線と156号線の交差を過ぎて
11:48休憩 昼食にする
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バス移動
生木地蔵前の食堂”なかや”
うどんがあったかい 焼き握り飯2つ
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再び歩き出す
山の中 いい天気 
踏切を渡り 三芳の町並み
光明寺で トイレ休憩
林芙美子の父の生誕地
広い田園地帯を行く
丹原町役場 郵便局 オーー現代的な東中学校

見えた
 別格11.生木地蔵
16:10石段の前にいた

今回最後の参拝を済ませ
全員写真を撮り 
 16:40 バスに乗り込んだ

17:17 西の空が 今回も 茜色に染まっていた
合掌!