オオクラサキの里
小学生が詳しく見ている
紫陽花寺
今年は孫かしら この売り子
蓮の浮くくあじさい寺を訪ねけり
山法師
昼
茅の輪
大茅の輪礼と願ひを祈りつつ
オオクラサキの里
小学生が詳しく見ている
紫陽花寺
今年は孫かしら この売り子
蓮の浮くくあじさい寺を訪ねけり
山法師
昼
茅の輪
大茅の輪礼と願ひを祈りつつ
梅雨に咲く
垣根から四葩の顔のいろいろと
天空へ届く勢い芙蓉かな
虫たち
梅雨に開きおり
寺の庭
ゴッホにも描けぬ紅羊草
工芸 デッサン
木魚?
皇帝ダレヤ でなし ダリヤ
梅雨晴間ゴミを出す人帰る人
南京の縞の模様の生まれだち
よく見れば岩の隙間の雪の下
雑草の花も揺れつつ梅雨晴間
幼子のランドセルしょふ梅雨最中
梅雨最中愕紫陽花や星になれ
つゆさなか薄紫の花ばなに
山梔子の明日は我が身の儚さよ
梅雨晴間隣の草花覗き見る
皆の行く紫陽花ロードへカメラ持ち
紫陽花の雨滴にふる里透けて見え
紫陽花の花弁の芯の青光り
雨風に落ちて艶ます合歓の花
水球もとらえているのか蜘蛛の餌場
雨が小粒の真珠なら 紫陽花なんと例ふべき
なんと! 水浴のきみ
姫宮の注連縄を濡らす梅雨最中
白百合の雨にこぼるる黄味花粉
記録的雨に桔梗も俯きて
木の実? このはな?
雑草の雨滴に映る我が命