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こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

父を見送りに・・・・

2013-10-23 23:32:41 | 第2章・さくらんぼの詩

アメリカン・ブルーです。



月山公園線は今日で閉山になったようです。
来年の初夏まで、この日常を超えた、遥かな景色は見られなくなります。


今日・・・月山・弥陀ヶ原を夫とルナと歩きながら、父を見送りました。









一週間ほど、お休みをしていましたので、
皆さまには、きっと、ご心配をおかけしていた事と思います。
ちょうど、東根への引っ越しが終わった直後から、実家の父の容態が悪くなり、
10月17日、日付が変わった頃に、父は86歳の生涯を終えました。


今日は、初七日でした。
仏教の世界では、故人が三途の川のほとりに到着する日とされています。
故人が激流か急流か緩流かのいずれを渡るかがお裁きで決まる大切な日で、
緩流を渡れるように法要をするのだそうです。









七日ごとの法要を35日まで済ませて来たので、
一昨日、仙台に、昨日、東根の家にと戻り、
今日は、天国に近そうな空を仰ぎながら、父が暖流の橋を渡れますように・・・・
大空へ向かって、大きく手をふって来ました。









私の父は、工業高校の教師でした。
退職後、岩手大学付属中学校の非常勤講師を10年勤めておりました。
父の葬儀で、和尚様が代替わりをしたと聞いておりましたが、供養して頂いた36歳の若い和尚様。
なんと・・・・父の教え子だったそうで、
お通夜の法要の後に、その頃の想い出話をたくさんしてくださって、
私たち家族の知らなかった父の話を聞く機会を得て、
とても嬉しく、涙がこぼれました。


当時、和尚様は中学3年だったそうで、
「技術」の授業にスペシャリストの先生が来られると聞いて、
どんなにバリバリとした先生がやってくるのかと期待していたら、
「おじいちゃん先生」だった(笑)とのこと。
しかしながら、その「おじいちゃん先生」に最敬礼をしていた担当教諭の姿を何度も見た・・・・と。
エンジンを作る作業では、どうしてもできなくて、みんなで手を貸してもらって、
いつも優しい先生で、時間があれば、自転車を直してもらったりもした・・・そうです。
あだ名は、「もとじい」「ともぞう先生」
ちびまるこちゃんの「おじいちゃん」に雰囲気が似ているからです。









私は、父に叱られた記憶がほとんどありません。
父が穏やかな人であったことと、
例えば、「勉強しろ!」と言う言葉では無くて、
「さて、学問をしようかな・・・・・」
そう言って、本を開くのでした。
そのひと言で、私も姉も、そそくさと部屋へ戻って、
一応、本を開かなければならなかった子供の頃を思い出します。


そんな父の得意技は、
TVで野球観戦をしながら、耳にはラジオの解説の方がいいからとイヤホンが付けてあって、
目の前には、新聞が広げられて、
左手には囲碁の本を持ち、右手には碁盤が置いてあるのです。
「聖徳太子みたいなことをして居ないで、どれか一つにしなさい!」
いつも母に叱られておりました(笑)









父との一番の想い出と言えば、ちょうど今頃の季節です。
盛岡の家から、当時、まだ我が家に車が無かったので、父と二人でバイクに乗って、
八幡平へ紅葉を見に行きました。
途中から、寒さ厳しくなって、山の上に着く頃には、小雪が舞い始めて、
気軽に出て来た私は相当な寒さに震えていると、
父は、どこからか新聞紙を探して来て、私の胸と背中に入れてくれました。
新聞紙が、風よけとなって、信じられないくらい、寒さが遠のきました。
父とは、有り難いものだと思ったものでした。
紅葉を見に行くたびにそのことを思い出します。










実年齢では86歳でしたが、88歳の数え年を頂いて、
少し笑ったような、とても穏やかな寝顔のまま・・・・長い眠りにつきました。



    








また、明日から、ルナが登場します。
よろしくお願いいたします。



コメント (48)
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東根界隈を楽しむ♪

2013-10-16 12:17:48 | 第2章・さくらんぼの詩

ルナです


只今、雨風、最高潮~
ルナとママさんは、マンションの周辺に遮るものがないから、
体当たりで、受け止めて・・・・(笑)
静かに、過ぎ去ってくれることを祈っているところ~







ベランダから見えるラ・フランス・・・
昨日は、収穫日だったらしく、夕暮れまでみんなで頑張っていたよ。
ラ・フランスって、収穫してから2週間ほど熟成させてから出荷するって、
さすが、山形のニュースで言っていた。
今月末辺りから、美味しい香りが漂うのかな~♪
昨日収穫しておいて本当に良かったね



 


東根に引っ越して来てから、天候が悪い日って、あんまりなくてね・・・
パパさんの連休の中で、1日、小雨の日があったんだよね。
その日は、二人で東根温泉へ行って、温泉に入って来たらしい。
公衆浴場や日帰り温泉もたくさんあって、
お家から、車で5分ほどで行けるし、350円で入ることができるから、
パパさんなんか、会社帰りにも寄りたいくらいだろうなぁ~







ところで、赤い懐かしいポストでしょ。
仙台市内では、ほとんど見かけなくなった懐かしい形・・・と言うか、
若い人にはなじみがないでしょうね・・・ってママさんが言ってる、レトロ感あふれる赤
実は、ここ東根市では、このポストが普通にそこら辺に立っているよ。
逆に、四角い形のポストが無くて・・・・大変だった



ママさんが、急いで送らなければならないものがあって、
レターパックに入れて、ポストへ出しに行ったら、このポスト。
口が狭くて、レターパックが入らない。
仕方がないから、コンビニなら四角いポストあるだろうって・・・・
何軒か回って見ても、コンビニにポスト自体がない
会津へ行く日だったから、車でずーと持ち歩いて、ようやく見つけて無事に投函(笑)
次回から、レターパック出す時は、郵便局へ持って行こうって勉強したよ。








ポストの奥の看板に「梅ヶ枝清水」(めがすず)って書いてあったけど、
ここは何屋さん?
招き猫に誘われるように、中へ入って行くと、







蔵の中に、郷土料理を食べさせてくれるお店があるんだよ。
ママさんは、このお店を、「麩」のお店から教えてもらったんだよ。
六田麩っていう、観光物産のお麩を調理して使っているんだよ。







お姫さま御膳







出ました・・・芋煮汁
東根は、牛肉・こんにゃく・ネギ・醤油仕立て。
他のお料理は、なるべく薄味にして、芋煮だけは、郷土らしく濃い味にしているそうで、
「大丈夫ですか?」って心配されたけど、
もちろん大丈夫、山形県人の妻ですから~ってママさんは言わなかったけどね~(笑)







生麩のずんだ和え


お蕎麦のたれは、くるみを混ぜていたり、
昆布巻きの芯は、麩を使っていたり、
そのほか、季節で料理が変わるので、また来てくださいと、
すべてが手作り、古民家の田舎料理。

美味しかったので、すっかりと食べつくしている所へ、
炊きたての新米「つや姫」が登場。
「あら・・・・全部食べやった?」
「はい
おかずが無かったので、お漬物を追加してもらって、頂いて来たらしい(笑)
そう言えば、お隣の席の人たち・・・食べきれないって、残してたって。
ママさんが、残す訳がない







看板猫のお友達に見送られ・・・・







東根の大けやきを見に行った。


高さ 28m   根回り 24m 
目通りで幹周は16m   直径 5m 
樹齢・推定1500年   国指定特別天然記念物 







東根小学校の校庭の一角にある日本一と言われる、東根の大ケヤキ
南北朝時代(1347年ころ)小田島長義が築いた東根城内に植栽されていたものといわれるらしいよ。
いまも、多くの子供たちの成長を見守り、心の支えになっているそうだよ。


パパさんが小さく写っているでしょ。
風が強い日だったから、木が大きく揺れてね・・・・
ザワザワ、ギシギシ・・・・・
それがパパさんには、「頑張れ~ 頑張れ~」って聞こえたんだって!!







東根市・・・・まだまだ、面白いところがありそうだね


コメント (24)
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ルナ、大内宿を歩く♪

2013-10-14 18:05:40 | 風の通り道

ルナです


パパさんの4連休も、昨日で終わった・・・・・
病院・会津方面・東根温泉と郷土料理・羽黒山
飛行機や新幹線を乗り継いだり大きな旅行は出来なかったけど、
充分に時間を上手に使うことができたような気がするな~♪






そんな、今朝ね・・・・
お家の中に、素泊まりしたお方が2名。
お名前は、「とんぼ1  とんぼ2 」
どうやって、お家に入ったんだろう?
ルナとパパさんが不思議に思っていると、
すごく古い昔の記憶がよみがえったママさん。
「たぶん、洗濯物にまぎれて、一緒に入って来たんでしょうね。。。」
ママさんが、子供の頃に、そんなことが良くあった気がするんだって。
お家の窓の外には、いま、ものすごい数のとんぼが飛んでいるんだよ。







さて、今日は、鶴ヶ城の続きで、大内宿(おおうちじゅく)を紹介するよ。
知ってる人も多いと思うけれど、この景色は、何度見てもすごいよね!!










大内宿は、会津城下と下野の国(日光今市)を結ぶ32里の区間の中で、
会津から2番目の宿駅として1640年ごろに整備された宿場町。







通年を通し約120万人の観光客が訪れるようになったそうだよ。
今は殆どの家でお土産店や、お蕎麦屋さん等のお店にと変わり、
農業から観光産業へと完全に切り替わったんだって。







この日は、すごく暑かったから、まずは、すぐに、マロンソフトクリームを食べたルナ。
優しいお店のお姉さんが、ルナに「どうぞ!」って、コップにお水を用意してくれた。
ルナのこと可愛いい、かわいいって言ってくれて、
お姉さんは優しかったけど、おばさんは、ルナの事、コロコロして子豚みたいだとか・・・・
「そんなこと言わないの!!」って、お姉さんに叱られてた。
お姉さんちにも、黒のミニダクいるんだって。

「さすけね~」
ここでは、明るくしっぽをふってみた。








大切な村・宿場の景観を未来の子供たちに引き継いで行くために、
住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守って、
景観の保存と伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいるんだって。
すごいよね~







それぞれの家で、個性を出して、違ったものを売っているんだけど、
ママさんは、ここで、おばあちゃんが一人でやっているお店を選んで、
つきたての「とちもち」を買って来たよ。
「この子がいると、寂しくねぇべぇ~」って、おばあちゃんが言ってくれた。
ママさんも、「そうなんですよ~^^」って答えてくれた。








ママさんと、記念写真を撮った。









ルナも大内宿を歩いて、昔話の世界に浸る。








ペットもここでは、けっこう出会うよ。
こっちの子もかなり太い。。。
しかも・・・しっぽはルナと一緒~(笑)









こっちの茶色い方もかなりの大きさ。仲良く出来ないんだって。
黒い方は、ルナが気に入った見たいだったのにね。









ついでに、にゃんこにもご挨拶~♪
















大内宿は、紅葉の一歩手前・・・・
今月末ぐらいが良い頃かもしれないね




さて・・・ここでお仕舞いと思うでしょ~
まだ続きがあるよ。
ママさんが、帰りは、白布の山の中を帰るのはちょっと怖いから、
来た道と違うルートで帰りたいって言ったの。
ひらめいたパパさん








喜多方回りで、パパさんが知ってる喜多方ラーメンのお店に寄ってくれた。








営業時間、18時まで・・・って書いてるのに、
まだ明るいのにね、「今日最後のラーメンですぅ~」ってね(笑)
ママさん好みのラーメンだね~









サービスですって、チャーシューとお漬物。
ラーメンは麺がモチモチですごく美味しかったけど、こちらも
店内には、有名人の色紙もいっぱいあったよ~








野焼きの風景に見送られて、
会津から大内宿、喜多方の旅、満喫  




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会津若松・鶴ヶ城

2013-10-12 22:32:14 | 第2章・さくらんぼの詩

ルナです



白布峠~北塩原村の山道で、
思いがけなく、早い紅葉を見ることができたママさん。
すごく喜んでいたよ。







高速道路・・・・会津若松で降りる。
その頃には、晴れ女のママさん、しっかり、良いお天気を呼んでいた。








会津若松市内に入ると、「野口英世」と「八重の桜」








まちなか観光に便利な周遊バス・・・あかべぃに出会った。
30分間隔で運行中なそうだ。







街の真ん中から、遠くにまっすぐ見えるのは・・・・・鶴ヶ城!!









ここから、中の方へと進んで行くと、大きな駐車場が見えてくる。
ルナは入れるの?  ママさん?



残念ながら、周辺は散歩できるけれど、お城の中には入れないんだって
そこで、車の中で待機だよ。







NHK大河ドラマ「八重の桜」
今は、京都編になって、
主人公八重は、再婚した新島襄との同志社大学の設立の話が展開されているけれど、
難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城。
戊辰戦争で新政府軍の猛攻の前に籠城一ヵ月、城は落ちなかったんだよね。


お城の中は、各階、博物館のようになっていて、
広い階段で、無理なく天守閣まで登って行けるようになっていた。
パパさんが前に来た時とは、そこが大きく違っていたらしく、
前の方が良かったと、しきりに残念がっていた。
松本で見て来た、「松本城」素晴らしかっただけに、
改築で、その感覚が失われていた事が残念だったようだね。









そうは言っても、素晴らしいこの見晴らし。














会津のお殿様、松平容保公、
どんな思いでこの景色を見ていたんだろうね。











外堀も穏やかな様子で、
いよいよ、ママさんが楽しみにしていたところ・・・・








大内宿へ、向って行くよ。












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白布峠~北塩原村・・・紅葉見ごろ

2013-10-11 23:39:05 | 第2章・さくらんぼの詩

ルナです


パパさんは、昨日から、秋休み~
珍しくも、4連休だって
初日は病院だったけど、
今日は、天気予報がイマイチだったから家でゴロゴロしようかなぁ~って思ってた。









NHK「八重の桜」が始まった時に、
会津~大内宿への旅を計画していたのに・・・・・
会議が入って行けなくなって、その後、5月の緊急入院。
計画って一度つまずくと、なかなか立て直せないものだよね。








今度の連休中に会津へ行こうか・・・ってパパさんが言っていたけど、
平日のお天気はいまひとつ。

ところがね・・・・会津方面は、ちょっと良さそうだよ!! 
早起きしたママさんのひと言で、やっぱり行ける時に行こう
仙台経由で行こうと思っていたけれど、
米沢で、お墓参りしてから行きたいって、
パパさんの希望を叶えつつ、米沢、白布峠、吾妻スカイバレー経由で、会津へ向かってみた。










白布峠に入る直前、「いま、紅葉見ごろです。」の看板が・・・・


ママさん、ブロッコリーがいっぱ~い 


ママさんは、まだ少し早いと思っていたのに、
ホント?・・・・・ほどなく、色づいた世界へ突入~








ラッキーな旅の始まりになった。








「日本一美しい村」連合って知ってる?
福島県では、北塩原村がそこに入っているけれど、
ママさんは、その土地にも、前から魅了されていてね・・・・


白布峠から福島県・北塩原村へと進んで行ったんだよ。





















白い煙の中から、桧原湖と一緒に、村が見えて来た。







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