GOGO三国志!

2014年に復活した白井恵理子先生の劉備くんシリーズや長池先生の「破龍」(完結)他三国志作品を応援しています!

白井恵理子 三国志「劉備くん!」大復活!!

2005-05-30 21:36:27 | 三国志ニュース
あの!白井恵理子さんの三国志漫画「STOP劉備くん!」が帰ってきました!!
その名も「STOP!劉備くん!」(!が一つ多いですよ~)
コミック三国志マガジン最新号「白眉最良号」(メディアファクトリー刊)にて連載スタートです!!
相変わらずの個性的なキャラたちと時事ネタと、白井節炸裂です!ぜひ、ご一読なさって下さい!!

…個人的に大ファンなので、復活はもの凄く嬉しいです!
白井先生と、編集部の皆様、そして白井先生を支持して下さった多くのファンの皆様、本当にありがとうございます!!

尚、コミック三国志マガジンは今後このブログでもご紹介する予定ですので、気長にお待ち下さい。

三国志アイコン その1(仮)

2005-05-29 13:02:00 | 三国志/素材
三国志アイコン/各サイトにて無料配布中

内容とコメントせっかく三国志のブログをやっているので、三国志のアイコンが欲しいと思い、色々なサイトを見て気にいったものをご紹介します。これは画像表示のテストも兼ねています。
尚、これらの画像に関しては再配布等は禁じられていますので、見るだけにして下さい。




空色みみずく様より、諸葛亮、馬超、関平。発想がユニークなアイコンも多かったです。



アオゾラノアト様より、趙雲。大きな瞳がかわいいです。


小雨庵様より、董卓。邪気が無いので、持って来ちゃいました。

色々なサイトを拝見しましたが、やはり「真・三國無双」のものが多いです。
今後も、今回ご紹介したアイコンを使わせていただきます。各サイト様に厚くお礼申し上げます。

朝香祥 三国志・角川版

2005-05-28 14:28:25 | 三国志/小説(正史ベース)
角川ビーンズ文庫運命(さだめ)の輪が廻(まわ)る時/朝香祥 著 穂波ゆきね 本文イラスト/角川書店/刊行中/457円(本体価格)

内容とコメント長安に遷都した董卓に迫るべく、表向きは袁術に従い襄陽(じょうよう)を攻め、それを拠点に独立を図ろうとする孫軍に不幸が訪れ、それにより軍は瓦解(がかい)し、孫策に更なる別れをもたらすまでを描いた作品です。とは言え、決して暗い終わり方ではなく、登場人物たちの前向きな姿勢をしっかり描いています。
この作品でも、やはり敵・味方双方の心理描写と戦況記述が丁寧です。

この武将がキラキラ♪
周瑜。朝香さん三国志一作目「旋風は江を駆ける」の彼と同一人物とは思えないほど表情がよく出て、孫策のことをいたわっています。…性格は同じですが

この武将が???
蒯越(かいえつ)。峴山(けんざん)での策といい、この作品では何故か役柄が完全に兄・蒯良(かいりょう)と同じになっています。兄の方は全く出て来ません。自分でも読んでいて錯覚・混乱してました…

朝香祥 三国志「約束の時へ」

2005-05-25 20:26:53 | 三国志/小説(正史ベース)
コバルトシリーズ約束の時へ/朝香祥 著 桑原祐子 イラスト/集英社/刊行中/514円(本体価格)

内容とコメント董卓軍と対峙してから二年経ち、膠着状態を打開するために動いた孫堅軍が危機をしのぎ、董卓のいる洛陽に上りつめるまでを描いた作品です。
孫策と周瑜が驚くべき強敵と戦うシーンが見どころの一つとなっています。その強敵のファンにとっては嬉しいかも?
また、この作品では心情表現がより豊かで、詩のように美しく叙情的です。

この武将がキラキラ♪
孫策と周瑜が出逢う、意外な強敵。(とは言え予想はつくと思いますが)
戦闘描写は多少わかりにくいのですが、その強さはしっかり伝わります。異なる対象に見せる表情も様々です。

この武将がキラリ!
祖茂。「演義」と「正史」で扱いが違う人物ですが、この作品では三国志作品随一(おそらく)の魅力的な人物像になっています。個人的には周瑜の性格が丸くなったのはこの方の影響があるのではないかと思います。迷いのある年代という意図的なものにしても、朝香さんが執筆されるうち自然とそうなったとしても。
そんな意味もあり、忘れられない人物となりました。切なさと穏やかさと共に。

このセンスがキラリ!
今回の表紙は、読む前と読んだ後では印象が必ず違ってきます。
読んだ後で気付く、余韻に浸れる味わい深いイラストです。

朝香祥 三国志・孫策初陣編

2005-05-23 21:07:42 | 三国志/小説(正史ベース)
コバルトシリーズ旋風の生まれる処(ところ)上・下巻/朝香祥 著 桑原祐子 イラスト/集英社/在庫無し・増刷未定(入手不可)/457円、495円(いずれも本体価格)

内容とコメント孫堅軍が董卓討伐に向かう中に、初陣を向かえた孫策と周瑜の葛藤や成長を織り交ぜて描いた作品です。
孫堅の命を狙った事件が続発するなど、ミステリーの要素もあります。周瑜はさながら名探偵のように、犯人に迫ります。
意外にも、推理小説のように読む事が出来ました。

この武将がキラキラ♪
孫堅。豪胆で、自分の命を狙う者すらも惹きつけられてしまう魅力の持ち主です。
惹かれた暗殺者も、その信義ゆえに、キラキラ♪です。

この武将がキラリ!
董卓の“蜂”こと、孫堅に差し向けられた刺客。詳しい事は伏せますが、設定も描写も個人的に大絶賛してます。

このセンスがキラリ!
今作の表紙デザインも凝ってます。上・下で対になったイラストで、上巻は孫策が手前で周瑜が奥で青緑系の配色で若葉の季節を思わせます。下巻は周瑜が手前で孫策が奥、ピンクと紫の配色が秋を思わせるようです。個人的には色使いの美しさで下巻の方が気に入ってます。

佐竹美保さん「三国志原画展」レポート

2005-05-21 14:19:57 | 三国志ニュース
佐竹美保「三国志原画展」
東京都中央区銀座4-5-1 教文館6F ナルニア国にて6月8日まで開催
時間:10時~20時・入場無料

内容とコメント偕成社「三国志」の挿絵の原画を展示する催しです。一応「三国志」作品として紹介させていただきます。
総勢500人もの武将達の原画、挿絵の原画が壁にびっしりと貼られています。その他、カラー口絵や実際の作業部屋の写真も展示しています。
また、佐竹さんの自作による胸像の展示もあります。

この展示に感動
曹操のお酒。窓を覗くと曹操の顔が見えます。(液体の屈折率で?)「三国志」のお酒というだけでも嬉しいのに、こういう仕掛けがあるのが非常に心憎いです。
展示をして下さった佐竹さんのサービス精神に感謝、です。

この展示が複雑…
各武将達に付けられた(おそらく佐竹さんご自身による)コメント。武将の紹介をしているのですが、的確ながらもなぜか辛らつな内容です。「三国志」初心者にちょっと誤解を与えるかも、と要らぬ心配をしてしまいます

朝香祥 三国志・赤壁編

2005-05-17 21:44:59 | 三国志/小説(正史ベース)
コバルトシリーズ
「二龍(にりょう)争戦~星宿、江を巡る~」「鳳凰飛翔~華焔(かえん)、江を薙(な)ぐ~」/朝香祥 著 桑原祐子 イラスト/集英社/いずれも在庫無し・増刷未定(入手不可)2005年5月現在/495円、476円(いずれも本体価格)

内容とコメント長江で曹操軍と開戦することになった孫軍が、味方同士の確執や間者の吹聴による疑心や士気の低下といった諸問題を経て結束を固め、不利を覆して曹軍を打ち破るまでを描いています。
周瑜の秘めている(のにバレている)天下への展望がこの作品で重要な役割になってきます。
尚、「鳳凰飛翔」の巻末にはコラム「書き逃げ三国志」が収録されています。「正史のすすめ」、「曹操」、「蜀で一番エライ人」について書かれています。
「鳳凰飛翔」は「復刊ドットコム」で復刊交渉中ですが、現在も増刷未定となっています。

この武将がキラキラ♪
呂蒙と陸遜。経験を積んで成長し、落ち着いてきたものの、大事になると見せてしまう子犬のような表情は相変わらずです。

この武将が???
黄蓋。この作品の黄蓋像にも驚かされました。忠臣であるのに何故、あの行動、動機が取れるのか、どうも腑に落ちないです。ダジャレ?と一瞬思ってしまいました

このセンスがキラリ!
「二龍争戦」のタイトルと「鳳凰飛翔」の表紙絵。タイトルは語感、表紙絵は見るたびに上手いと思ってしまう素晴らしい構図と表現力です。



朝香祥 三国志「江のざわめく刻」

2005-05-13 20:24:17 | 三国志/小説(正史ベース)
コバルトシリーズ江のざわめく刻(とき)/朝香祥 著 桑原祐子 イラスト/集英社/未確認(入手不可?)/400円(本体価格)

内容とコメント孫策の死から八年後、赤壁戦に向けて揺れる呉を描いた作品です。
曹操軍の南下に怯え、周瑜と、亡き孫策に頼ろうとする呉の脆弱さ、なかなか開戦を主張しない周瑜と、読んでいて不安を感じさせ、自然に惹きつけられる描写が上手いです。
また、この作品から少しずつ周瑜の天下統一の展望が明らかになっていきます。

この武将がキラキラ♪
呂範。前作以上に派手な格好になり、戦艦にも豪華な装飾を施すなど、何故か(?)パワーアップしています。

この武将がキラリ!
諸葛兄弟。諸葛亮は焦燥や敗北感にまみれる普通の人、という描かれ方に非常に驚きました。
劉備に仕える理由や兄への情に流されそうになる所も既存のイメージからは意外ですが、新鮮な魅力になっています。
諸葛瑾はおっとりとしていて、和み系の人です。緊迫した展開の中で、肩の力を抜かせてくれる貴重な存在です。

朝香祥 三国志 「旋風は江を駆ける」

2005-05-10 21:23:04 | 三国志/小説(正史ベース)
コバルトシリーズ旋風(かぜ)は江(こう)を駆ける 上・下巻/朝香 祥(あさか しょう) 著 桑原祐子 イラスト/集英社/再刊行中/各533円(本体価格)

内容とコメント孫策と幼なじみの周瑜が衝突やすれ違いを繰り返しながらも、盟主である袁術のもとから独立し、幾多の戦いを経て江東を平定するまでを描いています。孫策と周瑜のすれ違いに、既存のイメージを崩されますが、目的・役割を持たせた人物描写が丁寧です。戦局もおろそかにせず、最後まで書ききっています。江東を取り巻く情勢から小道具まで、時代考証も徹底してます。

この武将がキラキラ♪
呂蒙。「NHK人形劇(演義)」で定着してしまった極悪人のイメージを見事に払拭してますが、読者層を意識してか、「正史」の呂蒙ファンでも戸惑うかわいらしさで描かれています。
当人が一番驚いてしまうかも

この武将がキラリ!
程普と、敵将の樊能(はんのう)と于麋(うび)。軍事には私情を挟まない程普、孫策と周瑜を好敵手と感じていた樊能、その気質を慕う于麋の忠節など、「三国志」らしい所もちゃんと見せています。

この武将が痛恨!
太史慈。彼なりに天下泰平の方法を考え、目指す姿勢が新鮮で、孫策との一騎打ちも作品で唯一の、なんのわだかまりも無いすがすがしい場面になり、ここでは孫策も従来のイメージを損なわずいきいきと描かれていて大変良かったです…が、太史慈の心を揺らすのは孫策(だけ)にして欲しかったです。孫軍に招くため彼の理念を挫(くじ)くのは確かに上策で、周瑜の見せ場にもなり、この作品では説得力がありますが、
太史慈の心を揺らしていいのは孫策だけという固定観念があるために非常に抵抗を感じます。

「偕成社三国志」佐竹美保挿絵原画展

2005-05-08 16:02:03 | 三国志ニュース
佐竹美保「三国志」挿絵原画展
期間:5月17日(火)~6月8日(水)
場所:教文館6Fナルニア国(東京都中央区銀座4-5-1)
時間:10時~20時 休日:無休
入場無料

内容とコメントこれも三国志作品として紹介させていただきます。偕成社刊行の「三国志」の挿絵の原画展が開かれます。
教文館ホームページによると、5月29日(日)には佐竹美保さんのサイン会もあるそうです。
5月21日からは、富山でも佐竹さんの原画展がありますが、今までの挿絵・絵本原画展示だそうです。詳しい事やお問合せ先などは月刊MOE(モエ)6月号(白泉社)71ページをご覧下さい。