コバルトシリーズ約束の時へ/朝香祥 著 桑原祐子 イラスト/集英社/刊行中/514円(本体価格)
内容とコメント董卓軍と対峙してから二年経ち、膠着状態を打開するために動いた孫堅軍が危機をしのぎ、董卓のいる洛陽に上りつめるまでを描いた作品です。
孫策と周瑜が驚くべき強敵と戦うシーンが見どころの一つとなっています。その強敵のファンにとっては嬉しいかも?
また、この作品では心情表現がより豊かで、詩のように美しく叙情的です。
この武将がキラキラ♪
孫策と周瑜が出逢う、意外な強敵。(とは言え予想はつくと思いますが)
戦闘描写は多少わかりにくいのですが、その強さはしっかり伝わります。異なる対象に見せる表情も様々です。
この武将がキラリ!
祖茂。「演義」と「正史」で扱いが違う人物ですが、この作品では三国志作品随一(おそらく)の魅力的な人物像になっています。個人的には周瑜の性格が丸くなったのはこの方の影響があるのではないかと思います。迷いのある年代という意図的なものにしても、朝香さんが執筆されるうち自然とそうなったとしても。
そんな意味もあり、忘れられない人物となりました。切なさと穏やかさと共に。
このセンスがキラリ!
今回の表紙は、読む前と読んだ後では印象が必ず違ってきます。
読んだ後で気付く、余韻に浸れる味わい深いイラストです。
内容とコメント董卓軍と対峙してから二年経ち、膠着状態を打開するために動いた孫堅軍が危機をしのぎ、董卓のいる洛陽に上りつめるまでを描いた作品です。
孫策と周瑜が驚くべき強敵と戦うシーンが見どころの一つとなっています。その強敵のファンにとっては嬉しいかも?
また、この作品では心情表現がより豊かで、詩のように美しく叙情的です。
この武将がキラキラ♪
孫策と周瑜が出逢う、意外な強敵。(とは言え予想はつくと思いますが)
戦闘描写は多少わかりにくいのですが、その強さはしっかり伝わります。異なる対象に見せる表情も様々です。
この武将がキラリ!
祖茂。「演義」と「正史」で扱いが違う人物ですが、この作品では三国志作品随一(おそらく)の魅力的な人物像になっています。個人的には周瑜の性格が丸くなったのはこの方の影響があるのではないかと思います。迷いのある年代という意図的なものにしても、朝香さんが執筆されるうち自然とそうなったとしても。
そんな意味もあり、忘れられない人物となりました。切なさと穏やかさと共に。
このセンスがキラリ!
今回の表紙は、読む前と読んだ後では印象が必ず違ってきます。
読んだ後で気付く、余韻に浸れる味わい深いイラストです。
毎回、本の感想、楽しみにしております。
「約束の時へ」を読んだのは随分、前のなのですが、その時の面白さがよみがえってくるようで、良い気分です。
そうそう「意外な強敵」ですね。
今までありそうでなかった組み合わせなんですよね。そのアイディアに当時、うなってました。
作中の時間にそって書評も進んでいるので、次は「運命(さだめ)の輪が廻るとき」の感想でしょうか?
何にせよ楽しみです~
おっしゃるように、更新は「運命の~」となりました。 話が繋がっている方がわかりやすいかな、と思いまして。
拙い紹介文に「良い気分」とおっしゃって下さって、嬉しいです。
「意外な強敵」との対戦はヒヤヒヤしました。今まで意外な展開が多かったですし。
ブログの方ですが、既に読まれた方も、初めて読まれる方にも作品への興味を持っていただけるような紹介が出来るよう、拙いながらも頑張りたいと思います。
清岡様、また遊びにいらして下さい