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朝香祥 三国志・孫策初陣編

2005-05-23 21:07:42 | 三国志/小説(正史ベース)
コバルトシリーズ旋風の生まれる処(ところ)上・下巻/朝香祥 著 桑原祐子 イラスト/集英社/在庫無し・増刷未定(入手不可)/457円、495円(いずれも本体価格)

内容とコメント孫堅軍が董卓討伐に向かう中に、初陣を向かえた孫策と周瑜の葛藤や成長を織り交ぜて描いた作品です。
孫堅の命を狙った事件が続発するなど、ミステリーの要素もあります。周瑜はさながら名探偵のように、犯人に迫ります。
意外にも、推理小説のように読む事が出来ました。

この武将がキラキラ♪
孫堅。豪胆で、自分の命を狙う者すらも惹きつけられてしまう魅力の持ち主です。
惹かれた暗殺者も、その信義ゆえに、キラキラ♪です。

この武将がキラリ!
董卓の“蜂”こと、孫堅に差し向けられた刺客。詳しい事は伏せますが、設定も描写も個人的に大絶賛してます。

このセンスがキラリ!
今作の表紙デザインも凝ってます。上・下で対になったイラストで、上巻は孫策が手前で周瑜が奥で青緑系の配色で若葉の季節を思わせます。下巻は周瑜が手前で孫策が奥、ピンクと紫の配色が秋を思わせるようです。個人的には色使いの美しさで下巻の方が気に入ってます。

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