GOGO三国志!

2014年に復活した白井恵理子先生の劉備くんシリーズや長池先生の「破龍」(完結)他三国志作品を応援しています!

鳳凰の恋コミックス3月発売

2015-02-13 22:35:18 | 三国志/漫画
先日長池先生の三国志作品の新作「鳳凰の恋」が連載されてると言う事で雑誌を読もうと思ったけどいきなり最終回!

だったので、単行本化を待っていましたら発売されるようです!(良かった

発売日は3月16日。

破龍の時の単行本化運動が懐かしく思い出されます…

それにしても、久々にプリンセスGOLD買おうと思ったら結構値上がりしてて驚きました。

インスタには久々に趙雲の絵があったのもちょっと嬉しい…。
孫策描いていただきたいなぁー

STOP劉備くん!!Web連載スタート!!

2014-09-22 21:15:42 | 三国志/漫画
「また会おう、劉備くん!!」と言ってから一体何年の月日が流れたのでしょうか…
あ、3年以上経ってた…

ご無沙汰しております!
今回は偶然ツイッターで白井恵理子先生の劉備くん!の新作が潮出版社のWeb上で連載されていると知ったのでお知らせすべくブログ復活しました。
劉備くんの新作、その名も「STOP劉備くん!!リターンズ!」

気になるWeb連載はこちらです
※毎月20日配信予定。

潮出版社のお知らせページはこちらです。

ただ、漫画のページは私のPCからだと(ブラウザかも?)表示が大き過ぎて読めないです…。
コミックス発売を楽しみにしたいと思います。
でもスマホでも読めるって書いてあ…
コミックス発売を楽しみにしたいと思います!!

うわぁスマホだと読みやすい!!
読後感想
劉備くんたちも雑兵Aも馬超も相変わらずでした

白井先生、まだまだお元気なうちは頑張って劉備くんたちの活躍をファンの方々に届けて下さいね!


うまなみ三国志

2008-10-25 20:25:49 | 三国志/漫画
うまなみ三国志/大澤良貴・荒木風羽 著/メディアファクトリー/刊行中(10月23日発売)/580円(込)

内容とコメント雑誌「三国志マガジン」の創刊以来連載が続いていた、三国志雑学漫画「うまなみ三国志」と、補足コラム「随筆三国志」。
「三マガ」がweb漫画化してからは連載が中断されていましたが、8話限りで「うまなみ三国志」のみが復活したようです。
この単行本では、前半にweb掲載された8話を「あらすじ編」、後半は雑誌掲載分を「随想三国志」(さりげなくタイトルが変わっています)を含めて「トリビア編」として収録しています。

前半の「あらすじ編」は、あらすじとしながらもかなり細かく三国志の展開が説明されているせいか文字数が多く、その為に一部印字(活字)が小さくなってしまい、読んでいると目が痛くなってしまうので、なるべくルーペ類(虫めがね等)を使った方が良いかもしれません。

各話の終わりには豆知識のコーナーもあり、1話は特殊な方ですが、主には地理や度量衡(各単位)など、三国志を読むのにあると便利なテーマを扱っています。

…個人的には、細かい「あらすじ」より、後半の「トリビア編」の方が文字やコマ割りが大きくて読みやすいですし、テーマも面白く判りやすいと思います。
大澤氏の随筆収録もありがたいです。
雑誌連載当時(特に創刊号とか)の荒木先生の絵も懐かしいです。
馬とのやりとりとか。
今回は「うまなみ三国志」のタイトルを「うまなみ」にした秘密もカバーをめくると明かされるのでした。
「うまなみ」の単行本化や続きは無いそうです…今の所。
大喬かわいいのに…(雑誌掲載時絵)。

ここでお知らせ
現在中に入っているアンケートハガキを送ると「うまなみ三国志」マグカップが当たるキャンペーン中です。今年11月30日締め切り。30名様。
(必ずしも希望作品のマグカップが当たるとは限らないようです)



うまなみ三国志復活!!

2008-08-01 20:40:45 | 三国志/漫画
ご存知の方も多いと思いますが、今日三マガブログを見たら、Web版「三マガ」で「うまなみ三国志」の連載が始まったそうです!!

「うまなみ」久しぶりです~!!
雑誌版では毎号楽しみで、今まで休載もなくずっと続いていたので連載再開はとても嬉しいです!!

…見られないけど

大澤義貴氏、荒木風羽先生、連載頑張って下さい~

単行本化もお待ちしております
脱字はその時に直して頂ければ(汗)。

只今スパムコメントが大変多く、コメントは承認制にしておりますので、コメントを下さった方にはお返事が遅れるなどご迷惑をおかけします。





三国志マガジンVOL.15その2(終)・オールスターズ?編

2007-06-17 20:26:06 | 三国志/漫画
内容とコメント三国志専門の雑誌について、今回は人気武将が登場する作品の紹介と感想を軽めにご紹介します。著者はカッコ内です。

劉備三兄弟
表紙イラスト(志水アキ)…関羽、劉備など、今まで単独での登場はあったものの、3人揃っての絵柄は初めてです。

火鳳燎原(陳某)…前号まで戦意をひた隠していた劉備がしびれをきらした関羽、張飛に引きずり出される形で三兄弟VS呂布の名場面が実現。3人の、というより義弟2人の連携が抜群で、スピード感のある描写も良いです。

武将オールスターズ?
鋼鉄三国志(原作:鋼鉄三国志プロジェクト 作画:KYO)…玉璽を持つ者の力“煌星(おうせい)”と思しき力で襲来する黄祖を迎え撃つ太史慈や凌操。彼らの他、諸葛瑾にも意外(?)な見せ場が。
巻頭カラーページにはTVアニメ版の1~3話のあらすじを紹介しています。

アレ国志特別編 趙雲大冒険絵巻(末弘)…特別編の為か、いつもと違いストーリー漫画。
公孫瓚(こうそんさん)の元にいた趙雲が劉備と出会い、一度別れてから再会を果たすまでの空白の8年間、実は三国志の色々な出来事に思い切り関わっていたという大胆な発想の漫画。趙雲の出番は多いのですが、出番の無くなる人や関わった事で恨みを買われる事になりそうな…。
最初に出て来る劉備と、最後に出て来る劉備のキャラ(絵柄)が違うのはご愛嬌?(最後の方は袁紹の元で一人ぼっち)

STOP!劉備くん!(白井恵理子)…人形劇三国志と三国志、そして時事ネタで構成された4コマギャグ漫画。今回も巷で話題(ちょっと昔)をネタに劉備たちが戦も進めず遊びに走ります。
孔明が馬謖を斬れない理由や絵本ネタは面白く、塗り絵の関羽はかっこ良いです。(でも関羽は終盤が気の毒。)
お笑い芸人や映画、事件など、どんどん人々の記憶から忘れ去られる話題は、漫画を読み返すと思い出します。
白井先生の仕事風景(の窮状?)も漫画のネタになっています。

三国志占いNew!(文:杜康潤 イラスト:赤雪姫)…生年月日から導き出された数字を九つの星のいずれかに当てはめ、同じ星の武将の紹介と共に性格分析、他の武将との相性の善し悪しを記載した内容。三国志の武将たちが赤雪姫さんのポップな絵柄で大変かわいらしく変身しています。何故か曹操に角が…(鬼っ子?)

三国志新聞(大澤義貴)…三国志の出来事を新聞風にした読み物で、今回は呂布を操り義父・董卓を暗殺させたとして、王允(おういん)が大きく取り上げられた他、劉備の死後に後を託された諸葛亮率いる蜀軍が魏への侵攻を宣言した動きなどが報じられています。

三国志の色
うまなみ三国志(大澤義貴+荒木風羽)…単行本化が大変待ち遠しい、三国志の文化や思想などを解説した漫画作品。
今回のテーマは「色」で、中国における色の成り立ちや役割、三国志に関わるまでの歴史が絵と文で判りやすく紹介されています。
…とは言え、代々の歴史や各勢力の大義名分を忠実に再現した色分け(例えば漢王朝の末裔を謳っていると言う事で蜀の色が赤)は感覚的にはちょっとなじめません。
あくまで先祖に忠実とか、名乗った結果の色という印象があります。

随筆三国志(大澤義貴)…同じく、「色」の話。こちらは各色の意味合いや背景を解説しています。高貴な色一つとっても国の風土の違いで変わってくるのは興味深いです。
色の意味の他、ちょっと「うまなみ」の話に戻りますが、世界を構成する元素やお互いの関係性の違いも西洋と東洋で異なるのも面白いです。

この人物がキラリ!
赤壁賦(佐々木泉)の曹沖(そうちゅう)!何と言っても役どころがとても良かったです。
(魏軍の医士を戦地から遠ざけようとする時も温かい言葉をかけるのでした。)
魯粛シリーズにもいよいよ訪れた「赤壁の戦い」の話ですが、同じ年に亡くなった曹操の愛息・曹沖を鼠(ねずみ)のエピソードを絡めて紹介し、またそれが父への警告にも繋がる展開が絶妙です。他作品や一般的なイメージと比べれば珍しい、覇気が無い曹操の描写も良いです。
さきほどの医士と呉軍に参加した子道の描写がある事で戦が招く悲惨さがより伝わります。
曹沖の願いも虚しく…。







三国志マガジンVOL.15その1・敗北に学べ!編

2007-06-02 20:22:20 | 三国志/漫画
コミックフラッパー7月号増刊コミック三国志マガジンVOL.15/著者はカッコ内/メディアファクトリー/刊行中/550円(込)

内容とコメント1冊まるごと三国志専門の雑誌。その内容をざっとご紹介します。

読み物
三国志ニュースClip…アクションゲーム「真・三國無双」のオンライン版「真・三國無双BB」の紹介や赤兎馬ブランドの新作Tシャツの紹介があります。

私たちが愛する三国志…日本人が惹かれる三国志の魅力について、「三国志と日本人」の関わりの歴史や三国志好きな漫画家と三マガ読者アンケートから考察した内容。
漫画家アンケートには「鋼の錬金術師」の荒川弘先生、「覇‐LORD」の池上遼一先生、「三国志烈伝破龍」の長池とも子先生、「異郷の草」の志水アキ先生、「アレ国志」の末弘先生が参加。三国志との出会いや、お気に入りの名場面、三国志の時代に生まれたら何がしたいか等の設問に回答されていて、それぞれ特徴的で面白いです。池上先生や北方謙三氏の作品のような、渋い世界観の三国志には、やはり呂布の存在が大きいのでしょうか?
辛酸をなめても(自業自得?)へこたれない曹操にも人を惹きつける引力がありそうなのは納得です。

漫画作品
仏の顔も三顧まで(トミイ大塚)…劉備に出会う前の孔明の話。酒場で自分の才能を活かせる主君に仕えると豪語する孔明だが、劉備がいざ自分をスカウトしに来ると…。
何となく「ドラゴンボール」の悟空の奥さんに似た雰囲気の月英(孔明の妻)と孔明のかけあいがコミカル。

決戦~誤算!(原作:大澤義貴 作画:黄十浪)…自らを皇帝と称しながらも、天下には見向きもされなかった袁術の話。他力本願で中原を制しようと目論むが、ことごとく読みが外れ…。って、最初に挙兵の為とは言え、略奪をした時点で確実に民の心は離れている…事ぐらいは読めるかと思いますが…。袁術の困った顔がポイント?

三国志完結編【三国の滅亡の章】(原作:寺島優 作画:李志清)…漫画や小説ではあまり描かれない、蜀・魏・呉が滅ぶ最後の時を描いた作品。孔明亡き後の蜀で、魏との戦に決着をつけようと奮戦する姜維。だが、留守にしていた成都が陥落し、主の劉禅が降伏、蜀は滅亡してしまう。恩師の諸葛亮と漢王室復興の悲願を果たす為に必死な姜維も、自らの思惑に破滅する人物たちも、時代の終わりに巻き込まれていきます。

この漫画がキラリ!
剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)、仁(じん)に近し(中島三千恒)…戦の経験に富むものの、無学で(それで徐晃にも馬謖‐ばしょく‐にも軽視されてしまう)、元は敵国から降った者というレッテルに肩身の狭い思いをする蜀の武将・王平。街亭での苦い敗戦を経験した事から、今度は自分の考えた作戦を判りやすく伝える事で味方の信頼を得ようとするが…?
経験豊富な王平に、家名に固執する夏侯玄(かこうげん)と、2人の武将を対比する描写が良いです。
そんな夏侯玄を諭す郭淮(かくわい)が個人的にはかっこ良かったです。…2人を差し置いて(苦笑)。







三国志マガジンVOL.14その2(終)漫画・読み物編

2007-03-31 20:19:21 | 三国志/漫画
内容とコメント今回は読み物と漫画作品の簡単なご紹介です。著者はカッコ内です。

漫画作品
漢‐おとこ‐の意地(黄十浪)…文官でありながら、蜀滅亡後もしばらくは呉から人民を守り続けた羅憲(らけん)の話。圧倒的な武勇ではなく、地形や魏の動きを想定した知略、何より漢の誇りで戦に臨む姿が描かれています。

趙広伝~神農憐悲~(閑乃路夕華)…趙雲の子、趙広の話。命じられるままに田を守るものの、無為に過ごす趙広だったが、艾(とうがい)率いる魏軍との防衛戦の中で自問していた戦う目的を見出すが…。民間に伝えられているという事は人々によく慕われる人だったのかもしれません。

親魏倭王(倭日向)…邪馬台国の女王・卑弥呼の話。他国の侵略に見舞われた邪馬台国だが、魏と友好を結び、その圧力をかけてもらい、侵略を防ぐ。卑弥呼の能力がテレパシーで、そのおかげで魏に遣いに行った難升米(ナソメ)と出会う展開がユニークです。
難升米って、今(の教科書)だと読み方が「なんしょうまい」ではなくて「なそめ」なのでしょうか…。

不是人~呂布奉先・野獣誕生~(陳某)…義父・丁原を殺した頃の呂布の話。漢人でない事から苦労も報われない若者はどんな事をしても出世しようと決意し、家族の命乞いをする哀れな老人もためらう事なく手にかける。後の義父も平然と殺害する野獣を生み出したのは強い者だけが生き残る乱世だった…。火鳳燎原より古い作品なのでしょうか?絵柄は今より劇画調です。それがより人いきれというか、人間の息づかいや汗、や獣臭さといった匂いが伝わります。終盤に登場する、今と大違いの董卓にも注目です。

火鳳燎原(陳某)…華雄死亡の裏に陰謀があったという、とうとう野心を見せる呂布。関羽の変わった馬術や張遼登場、最近忘れ去られそうな位出番の少ない司馬家の(?)新人物が顔を出すのも見所です。

鋼鉄三国志(作画:KYO 原案:鋼鉄三国志プロジェクト)…孫権に仕える為に試験を受ける陸遜だが、その相手は彼に恨みを持つある人物だった…。
ひょうひょうとした諸葛瑾も初登場。その目的は未だに謎のままの諸葛亮の暗躍もあります。
三国志ニュースClipでは、アニメ版の声優のコメントが掲載されています。

明珠銀屏(翁子揚)…関羽の仇打ちに出かけ、部下に寝首をかかれた張飛。父と張飛の仇を取りたいと趙雲に槍を習った銀屏は、南征に参加し、孟獲たちを相手に大活躍する。(でも半分趙雲に手伝ってもらってる…
その戦の果てに彼女が選んだ道は平穏なものでした。
雑誌巻頭には銀屏の美麗イラストもあります。

読み物
呉の達人になる為に(島崎晋)…呉という勢力について、その場所の地理と交通手段、人口比率、孫氏の台頭、更には信仰やスローガンまでを解説したもので、呉の名将の履歴書も掲載しています。内容は結構省かれているような気がしますが…。スローガンを読むと、袁術の元を離れた理由の一つと納得出来そうです。

三国志新聞(大澤義貴)…漫画に即した時代背景を新聞風に解説する読み物。今回は時代は卑弥呼から使者が送られた時代の戦や蜀が滅亡するまでの流れが報じられています。
4コマおまけ漫画の「アレ国さん」(末弘リョー子)は単行本宣伝。とうたくさん久々(?)登場。

三国志ブックガイド26冊…タイトルどおり、三国志関連書籍のガイド。数ある関連書籍の中から定番のものをピックアップしたもので、著名な作品は概要を紹介し、目的別の作品紹介もあります。
定番とは言え、個人的にごひいき作品が無いのが残念です。

4ページ1本勝負 三国志演義…三国志漫画を楽しむための「三国志」の黄巾の乱から蜀を始めとして三国が滅亡するまでのあらすじをまとめたもの。

ギャグ漫画
SWEET三国志お試し版(片山まさゆき)…文庫にもなっている人気(?)ギャグ漫画の縮小印刷版。…孔明が鼻から何か出てます。(取れないかな…) 魯粛は半魚人?!
江東の人々が関西弁。その為に、ギャグをせずにはいられない。それでも、一応三国志として話が進んでいきます。孔明があの顔で劉備を持ち上げ、戦の必要性をまじめに語っているのが不思議な光景です。
でもやっぱり曹操の方がかっこ良さそう~。ノリとか。

STOP!劉備くん!(白井恵理子)…今回は大増16ページ。巷をにぎわす色々な事件や話題を早速ネタに、劉備たち三国志の英雄が遊びます。
納豆騒動をうのみにする劉備(でも体には良いです)、事件が発覚したばかりなのにF家製品を安いからと買い込んでくる馬超、「千の風」はせっかくの良い詩が周瑜の場合はやっぱり悲惨な事に…。赤ちゃんポストや金属泥棒までも出て来ます。
点描などの効果で一見爽やかに見える馬超、でもセリフだけ抜き出してみると、かなり怖い事を言っています。恐ろしい演出効果です。キラキラ光っているのは元からですし。(獅子頭の兜)
曹操のコスプレ、何だか多くなってきたような…。





三国志マガジンVOL.14その1「ゲーム特集編」

2007-03-28 20:37:44 | 三国志/漫画
コミックフラッパー5月号増刊コミック三国志マガジンVOL.14/著者はカッコ内/メディアファクトリー/刊行中/550円(込)

内容とコメントおなじみの三国志専門雑誌。今回は三国志を題材にしたゲームを取り上げた漫画やコラムをざっとご紹介します。

三国志大戦特集
「三国志大戦始めました。」(夜櫻明影)…セガのアーケード用カードゲーム「三国志大戦」のレポート漫画その1。三マガの編集者ED氏と「アレ国志」などでおなじみ末弘先生と「三国志大戦」に詳しい2人に誘われた著者がメーカーのセガに乗り込んでゲームを体験します。漫画は著者がカードゲーム初心者である為か、カードの説明やゲームの進め方に触れた内容です。最初はどうしても絵柄にこだわったカード選びをしてしまうのには共感します。

「セガに行って三国志大戦を遊んでみよう!!」(末弘)…「三国志大戦」の経験はDS版のみで、カードを配置して遊ぶのは初めてという著者による「三国志大戦」のレポート漫画その2。こちらは初めて触れるカードにはしゃいだり(1人だけ孤独な人が…)、対戦に熱くなったりと、カードゲームを楽しむ様子が描かれています。見所は玄人(くろうと)を自負する編集者VS末弘先生のシーンでしょうか。
何気に上の漫画の明影先生がバショク風な描かれ方です。バショクも顔を出しています。

また、今回の先生方の攻略ポイントや三国志大戦2~若き獅子の鼓動~で追加された新規武将のコスト・計略などを記したカードリストも掲載されています。

三国志のゲーム特集
「うまなみ三国志」(大澤義貴+荒木風羽)…いつもは三国志の知られざる背景や文化を漫画で解説する作品ですが、今回のテーマは「ゲーム」と言う事で荒木先生がはまった三国志ゲームを語る内容になっています。ゲーム日記漫画?

随筆三国志(大澤義貴)…今回はいつもと違ってゲームライターとして三国志のゲームの歴史や様々なジャンルを紹介する内容。三国志ゲームの代名詞シミュレーションの他、最近人気のアクションやネット対応のものだけでなく、RPGやバラエティなどのジャンルも取り上げています。

「うまなみ三国志」や「随筆三国志」に名前が出てくる「北方三国志」とは、北方謙三さん版「三国志」の朗読を聴く内容のゲームの事でしょうか?確か俳優がセリフを朗読するのです。
あとは横山光輝さん版のスゴロク三国志はアニメ版の劉備たちが確かデフォルメされて(小さくかわいくなって)スゴロクで中原を統一しようとするゲーム。スーパーファミコンなので、当時は価格が高く、今では入手がかなり困難ですが、遊んでみたいです。
あとRPGの「天地を喰らう」。これもファミコン作品。
他にも三国志のバラエティジャンルのゲームは面白そうなのですが古いものばかりで入手困難です。
いっその事、どれもWii(ウィー)のバーチャルコンソール(ファミコンなどのレトロゲームをダウンロードして遊べるサービス。有料で、ネット環境が必要)で配信してくれる事を期待してしまいます。
今の所メガドラやPCエンジン(の一部)も配信中でネオジオのゲーム参入も決まっていますし、色んなゲームが配信されていけば、三国志のレトロゲームで遊べるようになるかもしれません。…その前にWii持っていませんが







「三国志マガジンVOL.13」その2(終)その他の作品編

2007-02-10 20:15:25 | 三国志/漫画
今回は残りの漫画、コラムなどの作品を一気にご紹介します。著者はカッコ内です。

鋼鉄三国志アニメ特集…前号から始まった「鋼鉄三国志」の世界観や登場人物を紹介したカラーページ。舞台は現実の中国のものではなく、時空の幻想古代中国と言う事で、この作品はif三国志なのだそうです。(今回初めて知りました…)
他にはラジオ番組やイベントのお知らせなどがあります。

三国志ニュースCLIP…三国志情報のコーナー。今回は発売中のDS用ソフト「三国志大戦DS」(セガ)の紹介です。

鋼鉄三国志(作画:KYO 原作:鋼鉄三国志プロジェクト)…玉璽を奪った孫策の弟・孫権に出会い、温和な人柄に驚く陸遜。だが、孫権襲撃に巻き込まれ…。
コマ割りなど、話の見せ方を工夫したのか、前号より話が判りやすい印象です。凌統のキャラクターがユニーク。孫権はせっかく温和な性格なので、あまり変わらないで欲しいです…酒乱とか(汗)。

4ページ1本勝負 三国志演義…タイトルどおり「三国志演義」のあらすじをまとめた読み物。三マガ作品の時代背景を学んだり三国志の簡単なおさらい用に。

火鳳燎原(陳某)…今回は初登場の荀(じゅんいく)がメイン。袁紹の元を去ったり元黄巾夫を曹操配下に引き入れたりと大活躍。
後半は劉備たちにも出番があります。張飛と関羽が献身的です。
発売中の単行本第4巻はカットされたシーンも収録されているそうなので、この作品を楽しみにされている方は、雑誌より単行本を読まれた方が良いかもしれません。
雑誌ではもうすぐ虎牢関…?

三国志新聞(大澤義貴)…三国志の出来事を新聞の形で取り上げています。今回は関羽の斬死(劉備が荊州を失う)、蜀の費禕(ひい)の暗殺事件(とその真相の推察)などが報じられています。

九星気学で三国志占い(杜康潤)…占いで見る三国志の人物達の相性を特集したもの。
始めは「九星気学」についての説明と、各性格や該当する武将たちの紹介、そしてお互いの相性を三国志のエピソードに照らし合わせた内容です。

STOP!劉備くん!(白井恵理子)…おなじみ4コマギャグ漫画。今回も武将たちが好き放題に繰り広げる笑いの数々が個性的です。何だか久しぶりに登場した黄蓋がジョニー・デップの海賊映画を気取ったり、董卓の怖い携帯ストラップ、「天下万民の為」と真面目だけど実際の行動はやっぱりずれている劉備など。
今回出て来た劉備くんのカルタの絵がかわいらしくて、ちょっと欲しいです。…でも内容が曹操暗殺の密談。
董卓は、当時に携帯やストラップがあったら実際に付けそうです…。

明珠銀屏‐メイジュ ギンヘイ‐(ウォン・ズーヤン)…関羽の娘銀屏を描いた新連載漫画。
今回はその誕生時のエピソード(張飛が呂布の頭の飾りを銀屏に贈った)や呉との婚姻を拒否した関羽の危機と最期までが描かれます。
水墨画風の絵で漫画というより絵本(画本)を見るようです。

四海無双(黄十浪)…曹操に仕えた武人・張遼の話。この作品の張遼は呂布の武に達する事を目的に戦場を駆け抜けて行きます。合肥の戦いで呉軍が目にした猛将とは…?
張遼だけでなく、呂布時代から仕えてきた兵たちも勇猛です。

三国志超初級クイズ31問30答(文:島崎晋、イラストレーション:明影)
三国志に関するクイズとその解答。今回は基礎知識編で素朴な疑問に答えた形です。
31問目の三マガに最も多く登場している武将って、関羽…じゃなくて孟獲のような気がするのですが。

疵‐きず‐(立花未来王とダイナミックプロ)…孫権が酒宴で周泰の傷を褒めて配下武将の不満を払拭した話を周泰を主役に漫画化。暗殺された孫策を守れなかった事を悔やみ、ひたすら死を求めては傷ばかり増やす周泰は仲間内や新たな主君・孫権にも避けられるが…。

蛮‐The Wild‐(後藤舞)…孟獲の幼少時を描いた漫画。戦禍を逃れて行き倒れた漢人の少年は、南越の族長に救われ、彼らから生きる掟を教わるが…。
平凡な少年が戦に巻き込まれ、強さを求めて変貌する、三マガでよく描かれる展開の仕方です。

この武将がキラキラ♪
白地将軍‐びゃくじしょうぐん‐(中島三千恒)の夏侯淵。曹操の親類で挙兵した時から共に戦って来た夏侯淵。昔と違い、多くの領土を持ち、日々の生活や戦にも余裕が出来た現在、夏侯淵の命がけで戦う昔ながらの戦法は主君・曹操からも諫められてしまう。それに寂しさを覚えつつ、戦い方を変えなかった夏侯淵の信念が定軍山の戦いでの壮絶な最期に繋がります。
夏侯淵の孤独を深める効果になったとは言え、敵の黄忠の人物描写が、夏侯淵の信念に応えずただ勝ちを得たいだけの武将になってしまったのが残念です。
曹操の「妙才が見たい」の話も良いですが、この作品の戦に命を懸ける武人という人物像も良かったです。



「三国志マガジンVOL.13」その1・もうすぐ単行本編

2007-02-03 20:29:25 | 三国志/漫画
コミックフラッパー3月号増刊 コミック三国志マガジンVOL.13/著者はカッコ内/メディアファクトリー/刊行中/550円(込)

内容とコメント漫画、コラム、情報が三国志のみの専門誌。今回は単行本化が予定されている作品を簡単にご紹介します。

もうすぐ発売される作品
黄河の一滴(志水アキ)…劉備と同郷の簡雍(かんよう)が主役の話。不遜な態度で劉備幕僚に不審を持たれる簡雍だが、実は劉備を幼なじみとして後押ししている。その理由は…?蜀志の禁酒令時のエピソードを描くなど、この作品の簡雍はユニークな人物像になっています。
単行本「異郷の草」(2月23日発売)には黄忠を描いた「巌のごとく」が収録されるのかが楽しみです。

守護神(佐々木泉)…三マガ創刊号から続く魯粛シリーズ。長江を挟んで強敵の曹操と開戦する事になったものの、今ひとつ士気が上がらない呉。信心深い人々に魯粛たちは地道に戦の必要を説いていくが…?
今回もいつものように激しい描写はなく、全体的に静かに話が進んでいきます。
3周年目にしてようやく初登場した孫策がものすごいカリスマ性の持ち主として効果的に描かれているのが印象深かったです。周瑜は色々な作品同様にどうしてもこの辺りで少し弱音を吐いてしまう人物に描かれてしまいますが、良い見せどころもあります。
単行本「江南行」は3月23日発売。

アレ国志(末弘)…何故か2本立ての4コマギャグ漫画。1本目はバチョーとバタイの感動の再会、ソーヒと新登場の弟ソーショク(ポエマー)の対立などが壊れ気味のキャラクターで描かれます。ちょーろも何気に出番があります。
2本目は蜀サイド。と言う事で新しく蜀の人々が何人も出て来ます。
「アレ国志」の参謀の人たちって、良識のある人と何だかよく判らない人のどちらかに分かれているようです(汗)。
初回時は主役だったとうたくさんはすっかり出番がなくなってしまいました。
単行本は3月23日発売。「特別編:赤壁反省会」や三国志新聞掲載の「アレ国さん」も収録して欲しいです。ソーヒって、昔はいい子でした。

単行本化企画中の作品
うまなみ三国志(大澤義貴+荒木風羽)…創刊号から毎号続いている皆勤賞作品。
三国志を深く味わう為の教養・雑学漫画。今回のテーマは「三国志と暦」。
古代中国の暦の作られ方や一年の行事の過ごし方、日本の暦にも影響している事などを漫画でわかりやすく解説しています。
太陽暦(西暦)を使い始めたのは中華民国(今の中国の前の国の頃)だとか、古代中国ではいちいち星を観測して毎年の暦を作っていた事(この辺は国家予算みたいです)は今回初めて知って驚きました。
「うまなみ三国志」単行本化は是非実現していただきたいです。出来れば「随筆三国志」も同時収録して欲しいです。

随筆三国志(大澤義貴)…テーマは同じく中国の暦ですが、こちらは困った祭日について書かれています。元は春秋時代の故事で、自分が焼き払ってしまった人を悼んで行った事が後世にエスカレートして悪習となり、それからまた長い年月を経てようやく元の供養という穏やかな行事になったそうです。

三国志名言譚(原作:寺島優、作画:末弘)…三国志の名言を生んだエピソードを漫画化した作品で、前号で惜しまれつつも完結した作品。
これも単行本化が企画されているという事で、発売が楽しみです。
個人的には三マガ「天下三分計」号(VOL.2)掲載の「決戦 陸抗(りくこう)VS羊祜(ようこ)」(原作:大澤義貴)も末弘先生の作画繋がりという事で収録して欲しいです。
この漫画の羊祜が実は「三国志名言譚」にも出ています。