一昨日の土曜日,NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンターが主催した下記の講演及びシンポジウムに出席して,本村さんの講演を拝聴していたところ,先週の金曜日に刑事裁判が終わって(結審),後は判決のみという事件の被告人の親戚から,私の携帯電話に連絡がありました。
そこで,講演とシンポジウムとの間の休憩時間に,留守番電話の録音を聴いてみると,なんと,上記事件の被告人が裁判の日(金曜日)に体調を崩して,土曜日の朝,救急車で家の近くの病院に入院したというのです。そして,1ヶ月くらいかかるとそうであるというメッセージが入っていました。
そして,結局,詳しい状況がほとんどわからなかったため,昨日,その被告人が入院している病院にその様子を直接確認するため,行ってきました,本人と面会してきました。
私は,上記裁判の中で,裁判官に対し,被告人は起訴されたことだけでも相当こたえている,だから,これ以上,刑事施設への収容は必要ない,と主張してきましたが,まさにその主張を実証するようなことになってしましました。
今は,被告人の早期快復を祈るとともに,次回判決期日を延期してもらうか否か等の方針決定のため,早急に行動しなければなりません
記
〔テーマ〕
犯罪被害者の現状と必要な支援
〔プログラム〕
基調講演
講師 : 本村 洋氏(全国犯罪被害者の会(あすの会)幹事・光市母子殺害事件被害者遺族)
パネルディスカッション
パネリスト : 本村 洋氏
奥村正雄氏
(同志社大学法科大学院教授)
楠本節子氏
(大阪被害者支援アドボカシーセンター事務局長)
コーディ
ネーター : 杉本吉史氏
(大阪弁護士会犯罪被害者支援委員会委員長)
井上尚美氏
(大阪被害者支援アドボカシーセンター運営委員)
※手話通訳あり