年中無休の弁護士日記               

平成25年3月21日,『犯罪被害者者相談ルーム』を新設! 法律相談予約電話:06-6312-3316

大失態

2008年01月31日 11時01分41秒 | Weblog
 先日,午前中に①電話ガイド(弁護士が弁護士会館事務局に待機して電話での相談で弁護士が対応すべきものに電話で回答するもの)が私に割り当てられていて,午後から②証拠保全(訴訟の準備のため改ざん等されるおそれがある書類等を裁判所により保全=現状保存してもらうもの)に同行することになっていて,夜には,私が所属する③犯罪被害者支援委員会の会合(兼新人歓迎会・新年会)に出席することになっていた日がありました。
 ところが,その大切な日の前日の夜から体調が急におかしくなり,その日の朝はもう体が動かない状態になっていました。
 そこで,①を他の人に代わってもらうため弁護士会にお願いし,③については会合の開かれる場所に電話して1名キャンセルを依頼しキャンセル料は私に請求してほしいとお願いしたところ,その件は大阪まんぷく会でも有名な大川哲次(弁護士)先生の事務所に聞いてくれと言われました。
 そこで,その日の夜に大川先生にメールでお尋ねしたところ,今朝,その返事をいただき,なんと,大川先生と犯罪被害者支援員会の委員長の先生とで私のキャンセル料を負担されたことを知りました。
 というわけで,今日中に大川先生ともう一人の先生のお金をもっていくつもりですが,私の自己管理の甘さから多くの方に迷惑を掛けてしまい,思い切り反省しつつ,2度と今回のようなことがないようしっかり自己管理をしていくことを誓います

事務所訪問

2008年01月28日 11時11分27秒 | Weblog
 今日は朝から,選挙活動で法律事務所を2ヶ所訪問してきました。
 みなさん,お忙しいそうで,時間を取らせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 しかし,選挙活動とは離れて他の事務所がどういう感じで仕事をされているのか実際に見ることができるというのは楽しいです

被害弁償ー続編

2008年01月26日 09時20分29秒 | Weblog
 私が刑事弁護人として,一定金額を被害弁償として提示し,一度は相手(被害者)方から誠意がなさすぎるという拒否された示談を,一転,相手方が了解してくれそうな気配になってきました。
 ところが,今度は被告人側の示談金を出してくれる予定だった人々が,示談について難色を示し始めました。
 このような事態はよくあることで,私は特に驚いてはいませんが,こういう場合は,しばらく放置するのがよいと思われますので,当分の間,何もしないつもりです

被害弁償

2008年01月24日 14時34分47秒 | Weblog
 昨夜,ある事件の被害者の関係者に,示談の前提として被害弁償額を提示したのですが,低すぎる,誠意がないと拒否されました。
 こちら(加害者側)とすると出来る限りのこと,金額を提示したつもりだったのですが,被害者側は相当高い金額を期待していたようでした。
 おかげで,昨夜はこの事件の今後の展開等を考えて布団に入ってもなかなか眠れませんでした。
 結局,寝ずに考えた結果,この示談は当面あきらめて,加害者とされている人には責任が本当はない,仮にあったとしても極めて小さいものであることを裁判で明らかにしていくことにしました
 

弁護士増員と弁護士就職難

2008年01月23日 16時59分43秒 | Weblog
 昨夜のある報道番組で,大阪における新人弁護士の就職難が取り上げられたそうです。
 私が,実際に,新人弁護士を採用する側の弁護士=法律事務所を経営する弁護士と話をしても,もう大阪における仕事に対する弁護士人員は飽和状態で,よほどのことがない限り,新規採用はしないという意見が多く聞かれました。
 しかし,私が仕事をしながらいつも感じるのは,弁護士に対するニーズの大きさです。多くの人々がもっと弁護士に相談してサポートを求めているのです。
 だから,大阪における新人弁護士の就職難は,弁護士増員に直接起因するというよりも,採用する側の業務拡大への消極的な姿勢によるところが大きいと思われます。
 こんなことを言うと,じゃーおまえのところで新人弁護士を2~3名採用せよ,と言われそうですが

刑事弁護と犯罪被害者支援

2008年01月16日 16時42分02秒 | Weblog
 今日,ある事件(こちらの主張は事故。)の被害者のお母さんと会うために,被害者宅に行ってきました。
 私は弁護人として行ったのですが,ついつい被害者の家族に気持ちになって,そのお母さんの話を聞いてしまいました。
 でも,私も弁護人としての職務を遂行しなければならず,結局,民事(損害賠償)の側面では両者の中間の公平な立場に立ち,刑事の側面では,被疑者の利益を全面的に守るということでいくしかないようです

小さな事件

2008年01月14日 12時06分29秒 | Weblog
 今日,事務所に相談に来られた方から受任した事件は,おそらく争いになっている金額的には最も小さいもの,普通なら弁護士に依頼することなどありえないケースでした。
 しかし,当事者からすると,被害金額等の大小にかかわりなく,ある紛争に巻き込まれて悩んだり苦しんだりする度合いはみな同じだろうと思います。
 というわけで,依頼を引き受けることになったのですが,他にもやるべきことがいっぱいあり,またまた大変なことになりそうです
 

被害者への謝罪

2008年01月13日 13時55分36秒 | Weblog
 刑事弁護をするとき,避けて通れないのが被害者への謝罪です。
 弁護人は被害者に対し何もしていないのに,弁護人が謝るのもヘンな話ですが,諸般の事情で被疑者・被告人が,直接,被害者に面会して謝ることができない場合,弁護人しか謝る人間はいないということのようです。
 現在,3件,私が被疑者・被告人に代わって謝るべき事案があり,被害者の方々からの連絡を待っているところです

大阪府知事選挙

2008年01月10日 13時27分07秒 | Weblog
 大阪府知事選挙が始まりました。
 裁判所では1回も会ったことがないけれども,テレビでは何度か見たことのある候補者が私の事務所ビルの前で演説しています。
 選挙はお祭りだという人がいますが,そのたとえの当否はともかく,各候補者の言うことをじっくり聞いて,自分で判断して投票しましょう