
10kmランニングを開始して、半年になります。
10kmランニングを半年もよく続けられたものだという思いは特になく、飛ぶように日々が過ぎて、気がついたら半年経っていた、という感じです。
数ヶ月前に、雪山登山を提案されました。
これまた、僕の人生にまったく予定していなかったことです。
が、写真や動画を見せてもらって、行きたい!と思いました。
25kgほどの荷物を背負うそうです。
25kgって、相当ですよね。
24kgを背負って、尾瀬を3日間歩いたことがあります(2016/08/09 尾瀬沼)
が、あの頃は体を鍛えておらず、へたりました。
恥ずかしながら、途中から三脚を奥さんに担いでもらいました。
さらに、と言ってはなんですが、登山靴が片足につき900gほど。
アイゼンも900gほど。
足回りだけで3.6kgもの重量になる。
(アイゼンは上記の25kgに入るのですが)
25kgを背負って、標高差1000mを登る?
いやぁ、きついでしょ。
加えて、道が消えた雪山をラッセル?
死ぬでしょ。
死ぬとは言い回しで、実際に死ぬ前に、引き返すでしょうね。
25kgの重さに慣れないことには、話が進まない。
2025/03/14に、試しに、いつものスクワットをする際に、90Lザックに水20リットルを詰め込んで、背負ってみました。
まず、膝がぶっ壊れるんじゃないかと思いました。
次に、上半身の筋肉が悲鳴を上げました。
背負った重みに対抗しないと、後ろにひっくり返ります。
背負った重みをカウンターするために、上半身を前方に向けて踏ん張らせるのですが、日常生活の中で経験しない筋肉の使い方です。
スクワット60回あたりから上半身がキツくなってくる。
これが続けられないようであれば、雪山なんて話にならない。
以来、ザックと合わせて22.5kg(25kgですらない)を背負って、毎朝120回スクワットをするようになりました。
一週間ほどで膝の違和感がなくなりました。
半月ほどで上半身のキツさがなくなりました。
そして、ランニングの際、上半身が安定するのが感じられました。
最初は気のせいかと思ったのですが、ランニングのしぶとさが増した感じがあります。
そして、GARMINランニングウォッチが表示する最大酸素摂取量VO2max (mL/kg/min)の値が上がりました。
5kmランニングをしていた去年の10月まで、僕のVO2maxは54止まりでした。
疲れている時は50まで下がることさえありました。
平均すれば52-53というところでした。
それが、10kmランニングに切り替えてから上昇に転じ、55を突破して、55-57の間に収まるようになりました。
22.5kgを背負ってスクワットするようになると、VO2maxが再び上昇し始め、な、なんと、64mL/kg/minまで上がりました!!!

「VO2Max 算出ツール」というページの表に当てはめると、50代男性レベルを完全に振り切って、20代男性と比較してもアスリートレベルにあります。

うれしいですが、ここまでくると、GARMINのランニングウォッチのデータ解析を疑いたくなってきます。
試しに「VO2Max 算出ツール」というページで自分の10km走の記録(45分17秒)を打ち込むと、予測されるVO2maxは52.6mL/kg/minと出ました。
交差点や信号機などの減速ポイントの分を差し引けば53 mL/min/kgに乗るかもしれませんが、64は届かんでしょ。
上の表に当てはめると、50代男性の中でアスリートレベル。
こちらの方がずっと実感と一致します。
頑張っている自負はありますが、流石に(50代の中で)オリンピック級とは恥ずかしくて言えません。
VO2maxの値についてはここまでとします。
=========================================================
ランニングの成績を上げたいと思ったら、ランニングをしっかりやることが基本となります。
しかし、ランニングだけでは、ランニングに必要とされる以上の筋肉は身につきません。
ランニングをやっているだけでは成績は必ず頭打ちになります。
ランニングの際に用いられる最大筋力を超えるような負荷をかけて、それに耐えられるような筋肉を身につけられれば、一つ上のレベルのランニングができるようになると思われます。
それが今回の結果に結びついたのでしょう。
ランニングの成績を上げたければ、インターバルトレーニングを行うと良いと言われています。
これも、普段の走りを超える走りを身につけることで、普段のランニングを底上げできるということなのでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます