満月です。
晴れました。
上空は風が強いらしく、ひっきりなしに雲が通りすぎてゆく。
満月で試したいことがあったんです。
それは、EOS 60Daと、PENTAX Qによる撮り比べです。
望遠鏡はGINJI-250FN。
PENTAX Qだと、焦点距離が5,500mm相当になってしまって、月の一部しか撮影できません。
なので、PENTAX Qでは、月の部分撮影を重ねて、モザイク合成して、一枚の満月の写真に仕上げます。
同じ望遠鏡で、果たして差が出るか。
気になるところです。
先ずはEOS 60Da。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/63/a01fad8ea1dfebc94cc0a7bae129bb4b.jpg)
お次はPENTAX Q。
こちらは12枚をモザイク合成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/54/b1461bd070d7c347d031e94ea6147375.jpg)
パッと見、その差がわからないので、一部を拡大してみます。
まずはEOS 60Da。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/b8/bc53e7003b4fad909ad20eb58c29ec8b.jpg)
お次がPENTAX Q
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/9f/b8faea0ad5606e1311933ecc1bc639f1.jpg)
結論。
PENTAX Qの勝ちです。
撮って出しの写真の精細度は、同じです。
(同じ望遠鏡を使っているので、写る物は同じです)
しかし、モザイク合成しているPENTAX Qの方が画素数が圧倒的に上なので、画像処理をするときに余裕があるんです。
ただし、どんな天体でも同じ結果が出るかというと、もちろん違います。
むちゃくちゃ明るい月だからこそ、この結果なのです。
被写体が淡い星雲とかとなると、PENTAX Qではノイズがありすぎて勝負にならないでしょう。