猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2012年の始まり

2012-01-14 23:51:41 | Weblog


今年も初日から働いてました。
来年は元旦をのんびり過ごしたいです。

ナガレタゴガエルやヒダサンショウウオは活動を始めているようです。
見に行きたい!
しかし、なかなか暇がとれず。。。

そんな中、日常の中でもできることを開拓し始めています。
開拓にはなにかと余計に時間とエネルギーがかかる。
だからますますナガレタゴやヒダちゃんに割きたい時間が割けないでいるというのもあります。
このままだと、彼らに会えるのは来年の冬になるのでしょうか。。。

どうでしょう。

なるようにしかならないと思ってます。

でも、いずれ会える。

そう信じてます。

今年もなにかと忙しそうですが、できることを一つ一つやって行きたい。
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2011/09/24 富士山登山

2011-10-23 11:50:38 | Weblog

9/23(金)に、急に9/24(土)の予定が消えました。
天気は快晴の予報。

9/23 13時に、ふと思いました。
「富士山に行けるかも」

前回富士山に登ったのは1997年のことだったと思います。
そのときは山頂で見事にガスがこもり、下山するときには雨が降っていました。

だから快晴の富士山に登りたい。
もうここ何年も、登ることを願いながら登れていませんでした。


ネットで富士山の状況を調べました。
なんとすでに閉山している。

しかし、初冠雪は認められていない模様。
つまり、寒いけど、足場はよさそう。
問題は風。
気象庁のホームページを見る限り、風は強くなさそう。

閉山こそしているものの、コンディションは最高の可能性大!

行きましょう。
これを逃してなるものか!

プクッっと膨れっ面の妻を残し、21時に出発しました。
(ごめんなさい)
夜なだけに高速道路もすいすいかと思いきや、流れているものの、首都高はかなりの交通量でした。
中央道に出てもまだまだけっこうな交通量。
それでも平均100km/h以上の速度を保てたのでよしとしました。

2時間ほどでスバルラインに到着。
0時頃に富士五合目到着。
ん~、次回はあと一時間早く出発することにしよう。
駐車場は車でいっぱいでした。
カップルが多いように見えました。
五合目日の出組でしょうか。

すばらしい星空です。
天の川がきれいに見えます。

三脚を持参していたので、星空のコンポジット撮影に初挑戦してみました。

一枚一枚手動でシャッターを押したので、星の線が微妙にとぎれとぎれになってしました。

カシオペアがきれいでした。


ちょっと無理な補正をすると天の川が見えてきます。
肉眼ではしっかり見えていたのですが。
星の線は短いですが、北極星を中心に回っていることがわかります。

とても寒い思いをしながら、30秒露出のシャッターを一枚一枚切りました。
後日調べると、レリーズをロックして連続撮影モードで撮影すれば、あとは放置で良かったみたいです。
それなら一時間分でも楽勝で撮影できる。
次回のお楽しみです。

それにしても寒かった。
-10℃まで耐えられる性能のシュラフ(ただし96年購入。手入れもしていない)を持って行きましたが、震えるほど車中は冷えました。
次回は寝袋を二重にして、さらにシュラフカバーも重ねて臨もう。
ホッカイロを10個ほど持って行ったのですが、これがなかったらやばかったです。
気温は寝た時3℃くらいだったと思います。

朝5時過ぎに起床。
朝飯を食って、6時頃に五合目をスタートです。
早速看板が。
閉山してます。
自己責任で登ってください。


天気は快晴。
雲海が見えます。


登山道入り口の看板。


山頂方向ですが、山頂はみえません。


森林限界を超えると、ひたすらこのような光景が続きます。


砂防の突堤がいくつも設けられています。


雲海。


もう少し早く出発していればさらによい雲海の写真が撮れていたのかもしれません。


花小屋。


花小屋から見上げると、いくつも山小屋が連なっているのが見えます。


地図を見ると、こんな感じで山小屋が連なっているみたいです。


花小屋見下ろし像。


おや、山頂に雪らしきがみえる。
もしかして初冠雪?
普通のスニーカーで来たので、足場の状況次第では登頂は無理かもしれないな、と思いました。
まあ、登頂にそんなに無茶苦茶こだわっていたわけではないのですが。


どんどん山小屋を通り過ぎて行きます。


閉山後ですが、それなりに登っている人たちがいました。
同じことを考える人がやはりいるものですね。


山頂の雪の状況が少しずつ見えてきました。
これなら行けるかも。


山小屋と雲海。


蓬莱館。
やっと八合目にきたか。


登っていて光景があまり変わりません。


この高度になってもまだこんな立派な砂防堤がある。
すごいなぁ。
どうやって建設したんでしょう?


登っていて、上を見る限りやはり光景に変化なし。


本八合目。
少しずつ山頂に近づいているらしい。


山小屋と雲海。
いい光景だねぇ。


雪が間近に迫ってきました。




雪は確かにありますが、足場はそんなに悪くない。
登頂できそうだ。








やっと登頂。


山頂からの見下ろし像。


山頂の山小屋。
当然閉まってます。


カロリーメイトの袋がパンパン。


火口周遊コース。


火口。


まいったことに、ここで両足がいっぺんに吊りました。
ん~。
やはり準備運動くらいしてから登るべきだった。
3776m地点はあきらめ、帰途に着きました。


下山途中の空。


雲がきれいに流れていました。


だいぶ降りてきた。


少しずつ日が暮れてきた。



16時頃に五合目に到着。
行き4時間半、帰り4時間くらいかかりました。
予定では、すぐに帰途に着くつもりでしたが、体中が悲鳴を上げていて、とても3時間も運転できる状態ではありませんでした。
97年に登頂したときは五合目に戻ってそのまま車に飛び乗って走り去ったものですが。
ちなみに前回登頂したときは、スカイライン側の五合目からでしたが、記憶に誤りがなければ登り2時間半、下り3時間半でした。
もう若くないということでしょう。

可能なら、今後も年に一回くらいのペースで登りたいですね。
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2011/01/04 ヒダサンショウウオを探して東京の里山へ

2011-01-16 18:45:25 | Weblog
関東に戻ってより、未だまともな動物写真を関東で撮っていない。
この思いは重しとなってどんどん大きくなってきています。

夏休みに沖縄に行って撮った動物写真も、年に一度とあっては、さすがに通いつめて撮った写真とは自ずとクオリティーに差が出ます。
会心作は得られておず。

やはり、会心作を撮るためには、通いに通いつめて、たくさん空振りもしながら、練り上げるように撮らねばなりません。
そのためにも通える範囲で、魅力的な被写体に出会わなければならない。

一番の近道はやはりその手の知り合いを作って、案内してもらうことでしょう。

僕が今回ターゲットとしたヒダサンショウウオについても、ものの図鑑に「生息環境を熟知した人と一緒に行かないと、見つけることは困難だ」と書いてある。

しかし、この手の道の人が、ポイントを教えてくれることはまずないといってよい。
僕なら教えたくない(案内したことはあるけど)。
ツテがなければ難しい。

その他に、僕の心の中に矛盾した思いもある。
この手ですばらしいポイントを開拓したい。

という訳で、開拓しに行ってきました。
ヒダサンショウウオについて検索すると、東京都にもいる様子。
保護活動はやはり危機に瀕している地域ほど活発なためか、東京都発の情報発信が多い。
で、東京の里山にヒダサンショウウオを探しに行くことにしました。
でも今は1月。
多くは冬眠している時期らしい。
それでも幼生はみれるらしい。
今回は生息環境の下見のつもりで行ってきました。

なかなかよい沢です。
短いのが難点ですが、流れもゆるく、ヒダサンショウウオのような流水性のサンショウウオが産卵可能な環境といえそうです。





こんなものがありました。
水神さまだそうです。
倶利伽羅不動。
不動明王の化身で、不動明王の持つ左手の縄を竜の姿に変え、その竜が不動明王の右手の剣を抱いた姿だそうです。
マムシ除けに作られたそうです。
と、いうことは?!この辺にはまだマムシがいるのかもしれません。
楽しみです。


沢の最上流部。ここまでくると泥成分が多くなるので、ちょっとヒダサンショウウオの好みではないかもしれません。


山は枯葉の絨毯に敷き詰められてました。






山には実が、何種類かみられました。
人は食えそうにないですが、どんな動物がこれらを食べるのでしょうか?








沢の源流部。
ここで沢が途絶えました。
尾根のすぐ手前です。
尾根部は表土が豊富で、沢は泥場でした。
イノシシの足跡が多数ありました。


尾根部の林。


倒木。
あまり太くありません。
そういえば、この里山、あまり大木を見かけません。
ここは沖縄と違い、台風が頻繁にくる訳ではありません。
大量の雨が降るわけでもないので、表土はしっかりあります。
にもかかわらず、大木があまりみられません。
直径30cm程度のものが多く見られます。
これはつまり、ここの木々にとって、大木に育つほど持続的な成長が可能な環境ではないということなのでしょうか?
それとも、ここの木々の寿命がもともと短い?


今回の里山ウォーキングは、ネット上に公開されているコースを歩いてみました。
ほとんど当てにならない地図と、文章によるコース紹介でしたが、なんとか言われた通りに歩けました。
紹介されているだけあって、歩きやすい道でした。
しかも、歩いていて気持ちのいいコースでした。


下りの雑木林の樹。
樹液がでています。
もしかしたら、夏にはカブトムシなんて期待できるのかな?
楽しみが一つ増えました。


里山ウォーキングコースを終えて、今度は本命の沢です。
ウォーキングコースの近くに、地形図でみる限り、非常に有望な沢があるので、そこに入ってみました。


地形図をみて予想した通りの環境です。
素人目にはヒダサンショウウオが生息していてもおかしくない環境です。


まだまだ先がありましたが、日が傾いていたので全行程の1/4ほどで引き上げました。
今年の冬は寒いので、もしかしたら成体に会えるのは3月になるのかもしれませんが、通おうと思います。


1月の寒い沢とあって、両生類・は虫類には会えませんでしたが、なかなか楽しい里山歩き、沢歩きでした。
いずれいろいろと会えるとうれしいです。
できればカエルにも。

しかし、ちょっと難点はここまで下道で2時間半かかることです。
高速道路を使うには微妙な位置なんです。
ずっと町中の幹線道路です。
ぜんぜん飛ばせません。

で、ここのところ試していた左足ブレーキをひたすらやってみました。
慣れるとなかなか運転しやすい。
特に交差点での右折・左折がスムーズになります。
なんせ、ブレーキからアクセルに足を移動する手間がなくなるのですから、運転はスムーズになります。
渋滞中も左足ブレーキの方が運転が楽に感じます。
ブレーキ、アクセル、両方のペダルをいつでも踏める安心感がなんとも言えません。
今まで車は持ってませんでしたが、バイクに10数年乗っていたので左足がブレーキというのはしっくり来るんです。
たぶん、もう二度と右足ブレーキには戻らないような気がします。
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2010/10/02 青木ヶ原樹海

2010-10-10 22:17:57 | Weblog
妻が実家に帰るという。
妹と映画を見に行くそうな。

そうですか。
週末は久々の一人か。

金曜日、仕事から20時頃、帰りました。
夕飯を食い、風呂に入って22時。
最近手にしたHonda Airwaveにシュラフをのせて、青木ヶ原樹海に出かけました。


僕がエアウェイブを選んだ一番の理由はなんと言っても気軽に車中泊出来ることでしょう。
ワンタッチで身長175cmの人がまっすぐ横になれる空間ができる。
後部がフラットなので(オススメしませんが)車内でお湯を沸かすことも出来ます。
バイク旅行とは比較にならない気軽さで野宿ができます。


鳴沢村の道の駅についたのは24時でした。
夜間のすいた時間帯だと埼玉から青木ヶ原樹海まで2時間で来れるのですね。
しかも、平日なのになぜか高速料金が(首都高合わせても)片道1500円くらいで済みました。


道の駅には車中泊をしている人たちがたくさんいました。
それぞれ、目的は違うのでしょうけど、でも、なに狙いなのでしょうか?
青木ヶ原樹海、富士山初心者の僕にはわかりません。
なんとなく動物狙いではないと思います。


今回は精進湖登山道メインでいくつもりです。
が、まずは前回の復習から。
特に富士風穴の入り口写真は、前回撮影時刻が遅く、暗くてよく撮れなかったので、撮り直しです。



入り口まできたのですから、もう一度入らない手はありません。



氷筍はありましたが、氷はかなり減っていました。
床は水浸し、つららはほぼ消えていました。



でも来たからには記念撮影。

今度は1月~3月くらいに来てみます。
違う光景に出会えるでしょう。


富士風穴の入り口。



入り口から見上げた風景。



登山道沿いにブナ林が出てきました。
なかなか見事なブナの樹が見られます。


ひたすらてくてく登山道を歩いたのですが、思った以上に身体がなまっており、3合目手前のスバルラインで15時になってしまい、引き返しました。
富士風穴から歩き始めたのが10時頃だったでしょうか。
五合目まで歩くのであれば、富士風穴は寄るべきではありませんでした。


精進湖登山道をメインに歩いた割に、ほとんど写真を撮りませんでした。
歩くに従い、樹種が変化したのは分かりますが、ブナ以外の樹はなんなのかよくわかりませんでした。
一応、それぞれの森のイメージに一番近い光景を常に探していたのですが、ファインダーを覗いてみると、イマイチなことがほとんどでした。


リスや鹿を複数見かけました。
「リスってあんなに躍動感のある動きをするんだなぁ」
とか、
「鹿はこんな穴ぼこだらけの地面を、よく足をくじかずにあんなに跳躍しながら走れるなぁ」
などと思いながら歩きました。
鹿もリスも動きが速いし、遠いしで、まともにファインダーに納められませんでした。


帰りに温泉に入りました。
入泉料1200円也。
高い!!
こんなものなのでしょうか?
自転車で日本各地を巡っていたとき、温泉をつないだモノですが、高くても700円とかだったと思います。
それとも入った場所が悪かった?
500円未満のところはないのでしょうか?
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2010/05/30 青木ヶ原樹海

2010-05-30 18:55:11 | Weblog
夜が明けました。
ここは、逆さ富士の写真で有名な場所なので、それを期待しましたが、この朝はあいにく、富士山に雲がかかっていました。



昨夜、暗すぎてあまり写真が撮れなかった白糸の滝へと向かいました。



早朝で誰もいなかったので、気ままに撮影できました。

しかし、平凡な写真ばかり撮れました。
できたら・・・柵を乗り越えてもっと近づきたいなぁ~とか・・・。
しかし、あまり近づくと今度は水しぶきが問題になります。


再び樹海へ。



昨日は時間がなくて撮れませんでしたが、これがいわゆる青木ヶ原樹海の森です。
自殺の名所として有名ですが、そうでなくとも異様な雰囲気があります。
この雰囲気は、木々の根の異様さからくるのでしょうか。
昨日ガイドさんが言っていたように、地盤が溶岩であり、表土が極端に少ないことが原因のようです。



樹木の根には苔がむしています。これが、昨日ガイドさんが話していた苔なのでしょう。土壌に恵まれない木々の保水に役立っているという。



本日は洞窟探検がメインです。
さっそく一本目。
洞窟の名前、忘れました。
入り口がとにかく小さかった。リュックを背負って入るのは難儀だったので、入り口においてゆきました。
中はなかなか広い。
そして、延々と続いている。

紛らわしい分岐もどきがけっこうあるので、マーキングしながら進む必要がある洞窟でした。


この壁面が、ここの洞窟群の性質を表しています。
火山ガスが猛烈な勢いでぶち抜いた穴である証拠です。
できた当時の高熱のすさまじさを物語るものでしょう。
地下水が作った沖縄の鍾乳洞とは雰囲気がまるで異なります。




出入り口。
この洞窟は怖かった。
その昔、地質調査中に見つけた洞窟に嬉々として入り、危うく出られなくなり、パニックになりかけた思い出が頭をかすめました。

一人では怖いので、今度来るときは友達を連れてこよう。


別の風穴。
これはデカそうだった。
中も深そう。



でも、下に降りるすべがありませんでした。
入り口が二つあり、この写真とは別の片方はなんとか降りられそう(そして、登って出てこれそう)でしたが、今回は時間の都合、諦めました。




他に入りやすい入り口はないかと周囲を散策していると、このような穴がいくつかありました。
中には、気をつけていないと、落とし穴にはまるように落ちかねないものもありました。
中が暗くて深さはわかりませんが、深くて出てこれなかったら、そのままでしょうね。



洞窟とまではいかない程度の、小規模な風穴もありました。
この壁面、やはり独特です。
岩をも溶かす高熱のガスが、ものすごい衝撃とともに突き抜けたのでしょう。
ものすごいエネルギーを感じます。




これまた深そうな風穴でした。
中に降りられそうでした。
落差4mと言ったところでしょうか。
しかし、上から見る限り、登って出てこれるか、確信が持てませんでした。




ですので、登ってこれるかどうかを一歩一歩確かめながら、細心の注意の元、穴の中に降りてゆきました。

怖かったです。
うーむ、これで登って出れなかったら・・・・まあ、生きているうちに発見されないかもしれないなぁ。
もしそうなったら、どんな気持ちでこの穴から空を見上げるんだろうな。
降りたことを後悔するだろうなぁ。
夜は寒そうだなぁ。
この穴、地下水はなさそうだなぁ。
などと考えながら、一歩一歩、登れることを確認しながら降りました。

降りて一番、登りました。
登って、地上に戻れることを確認してから、洞窟内部へと進みました。



中は、想像以上に深かったです。
所々、小規模な落盤跡がありましたが、洞窟自体はしっかりしてました。




火山ガスがぶち抜いてできた穴。
やはり独特です。





どこまでも、どこまでも続く感じでした。
一人で深入りする理由もないので、100mほどで引き返しました。




この出口の光にどれほどの安堵感を覚えたことか。
しかし、まだ一抹の不安が。
登って地上に出ることができるまで、安心はできません。




幸い、地上へ戻ることができました。
帰りに通った広葉樹林。
青木ヶ原樹海にもこんな気持ちのいい森があるのですね。
見学に来ていた中学生を引率していた教師が、「この森ができるのに1000年以上かかったんだ」と説明していました。
次回来たときはじっくり立ち寄りたいと思います。



帰りに、樹海の代表的な光景をパチリ。
この森には、どんな生態系があるのでしょうか。
まだまだ知らないことばかりです。
今回はまだ、出会いの段階でした。
お付き合いするのは、これからでしょう。
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2010/05/29 青木ヶ原樹海

2010-05-29 21:36:12 | Weblog
社会人になって、3年目に入りました。
3年目に入り、新たなスタートを切りました。
新しい職場になりました。
新しい職場に慣れるまでの配慮で、最初の2ヶ月間、週末土日が休日でした。
いわゆる週休二日というやつです。

週休二日という生活は・・・天国です。
今までの生活が嘘のようです。
これぞ人間の生活です。


というわけで、この二年間気になっていた青木ヶ原樹海に行ってくることにしました。
ポイントはなんといっても原生林だということです。

人の手の入った森が嫌いなわけではありません。
おそらく僕を楽しませてくれる、人の手の入った森はどこかにあると思います。
しかし、それを探し出すことができていません。

原生林ならば、どこのものであろうと、僕を楽しませてくれる可能性が高い。
ただ、それだけの理由でここを選びました。

他に、もっと近距離に原生林があれば、もちろん、僕はそこにも向かいます。



今回のメインターゲットは、氷穴、風穴群です。

つーか、それしか知らない。
青木ヶ原樹海について、僕はほとんどなにも知りません。
ネットを少しのぞいただけの情報しか持ち合わせていません。

できれば動物写真がお望みですが、動物写真系の情報はネット上で見つけることができませんでした。
モリアオガエルは、いるようです。
むささびなどの哺乳類がいるらしい。
しかし、野生の哺乳類写真は単発でモノにすることは難しそうです。

まあ、なにはともあれ、行ってみないことには始まらない。



森に着いたのは14時前頃でしょうか。
森からご一行さまが出てくる。
どうもツアーらしい。
にしても一般的なエコツアーとはちょっと雰囲気が違うような・・・。

ガイドらしい人が近づいてきました。
ガイド「これから森に入られるのですか?」
僕「はい。」
ガイド「なんの目的で入るのですか?」
僕「森を見に来ました。この先に洞窟もあるということですし。」
ガイド「一人でいくつもりですか?」


ご一行さまは、役場の人間、エコツアー業者、自然保護団体の人たちのようでした。
今後、青木ヶ原樹海と、人間のつきあい方のルールを決めてゆくみたいです。
ガイドさんからはいろいろルールを教えていただきました。

僕にとって衝撃的だったのは、「道を外れて森に踏み入れてはいけない」という点でした。
それだけは勘弁してほしかった。
理由は、この地が溶岩でできており、表土がきわめて薄く、木々は根を張るのに窮々としている。
そんな木々にとって、根元に生えた苔は水分保持にとても重要な役割をしている。
その苔を人が踏みつけてしまうと、木にとって致命的で、森にとって損害であると。
たくさんの心ない人たちが興味本位で森に踏み込み、被害が広がっているとのこと。

わかりました。
森には踏み込みません。


ガイドさんから簡単な風穴・氷穴の地図をいただきました。
その地図は、僕がネットから手に入れたものより詳細なものでした。
ありがたい。


で、早速森に入ってゆきました。
一つ目の氷穴は、標識があったこともあり、簡単に見つかりました。

とある道先案内人とともに、氷穴に入りました。
その先にあったのは・・・みたことのない世界でした。
氷筍の回廊です。
右端に写っているのは、その昔、蚕の養殖をこの洞窟で行っていたときの棚の材木です。




道先案内をしてくれたおじさんとはここで別れました。
僕が時間をかけて写真を撮るからです。

このおじさんとは、一つの出会いでした。
ガイドと僕が話しているのを聞いていたみたいで、僕がここを訪れるのが初めてであること、ネイチャーフォトが目的であることを知り、富士の自然の一側面をみせてあげようと思ったみたいです。
この人の案内がなかったら、初めてここを訪れた僕がここまでたどり着けたかどうかわかりません。
感謝、感謝です。

その人の手にしていた懐中電灯は手作りでした。
LED電球が100個ほど組み込まれていたでしょうか。
おそらく、名のある人だと思います。


これが氷筍というやつです。
洞窟の中では初めて見ました。
洞窟の中は当然真っ暗です。
ピント合わせに苦労するので、氷筍の後ろにヘッドランプをおいて撮影してみました。
ヘッドランプの光が後ろから透けて見えるのも、なかなか乙でしょう?



帰る途上、入り口方面から入ってきた人たちがいました。
足元は氷です。
スベスベのツルツルです。
足を滑らせたら大事です。
彼らはこの下りを前に、引き返しました。
賢明だと思います。

怖いと感じたとき、危険が必ず存在ます。
僕もフィールドに出ているとき、ほとんど常に怖いと感じています。
洞窟は慣れないこともあり、特別「怖い」と感じます。

あとは、その「怖い」とどう付き合うかです。
「怖いからここまでで引き上げよう」のこともありますし、「怖いけど、用心しながら、もう少し前に進もう。」となることもあります。
自分がどこまでの「怖さ」を許容するかで、引き上げるタイミングが決まります。



入り口です(この場合、僕にとっては出口ですが)。
ご丁寧に、(そしてありがたいことに)はしごがつけられていました。



洞窟入り口から見た森。



今回入った洞窟です。
有名な洞窟みたいなので、知っている人がみればわかるのでしょう。



森を出たのは18時頃だったでしょうか?
薄暗かったです。

さて、今夜はどこで寝ようか。
まあ、どこでもいいのですが。
ただ、エコツーリズム意識の高まりを当てつけられ、ここが国立公園であることを考えると、うっかりした場所に野営する気分ではありませんでした。
んー、キャンプ場でも使ってみる?
問題は、いくらか、だよね。


地図を見ていて、白糸の滝が近くにあることを知りました。
白糸の滝は、写真で見たことがありました。
白糸の滝に向かいました。
着いたときはもう日が暮れていました。
でも、さすが一眼レフですね。
長時間露光で、まとにも写りました。
GX100でも撮影しましたが、こちらは見事なノイズ写真になりました。



この夜は適当に車中泊しました。
借りたパッソ・セッテの荷室は段差があり、寝心地はよくありませんでした。
やはりフルフラットがいいなぁ。
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<2008/06/15> 近所

2008-08-09 22:10:43 | Weblog
 紫陽花がきれいな季節です。が、なかなか雨が降らない。



 ニホンカナヘビくん。まだ撮影スポットの開拓がままならないので、また、同じ場所へ来てしまいました。



 カメムシ。カメムシもずいぶんたくさん種類があるみたいです。沖縄のカメムシたちはきれいなのが多かったです。こいつはなんという名でしょう?



 テントウ虫。なかなかよい写真が撮れません。しかしてんとう虫、なぜこのように派手な姿をしているのでしょう?普通、小動物は天敵に見つからないように地味系の姿をしているものですが、これは目立ちます。毒は持ってないと思いましたが。



 竹林。やはり独特の雰囲気を持った林だと思います。竹林に適応している生き物はいるのでしょうか?
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<2008/05/25> 近所の田圃

2008-07-21 22:18:41 | Weblog
 田に水が引かれ、毎晩カエルの大合唱です。闇夜に紛れて久々のカエル撮影に出かけました。

 田圃の手前の畑の脇に貯水用の風呂桶がありました。いました。




 ニホンアマガエル。耳にびんびん響くほどの音量で鳴いています。沖縄のヒメアマガエルに迫るくらいの鳴き声です。



 鳴く仕草がかわいい。



 かたつむり。なんという種類なのでしょう?白地に黒い筋が入っています。



 しかし、腕がなまっている(-.-;) まあ、シャッターを切る回数が激減しているのでしかたがないのですが。。。作品らしい作品は取れませんでしたが、久々の楽しい夜でした(^^)
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<2008/05/05> 新緑の秩父

2008-07-06 16:14:23 | Weblog
 秩父の熊倉山登山に行ってきました。新緑満開でした。



 かわいい花が咲いてました。



 ただの木ですが、なんか気持ちよく感じて撮ってしまいました。



 一日中小雨が降ったりやんだりで、霧もよく出た日でした。



 霧にむせぶ新緑の森。



 上を見上げるとだいぶ趣が違います。



 時々鹿が走り去ったりしてました。



 山頂付近では山ツツジが咲いてました。


 霧のかかった葉。幸い、あまり濡れるほどの降りではありませんでした。



この日は確か、標高差1200mを登り降りしました。久々の登山で両足のハムストリングが攣(つ)りました(^_^;) 身体がなまっているようで・・・。
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<2008/04/27> 近所の散歩

2008-07-06 15:12:07 | Weblog
 日曜日に庭への戸を開けると植木鉢にテントウ虫が(^^) 撮影してみました。が、思ったほど大きく写すことはできませんでした。テントウ虫は忙しく動き回る・・・しかも、GX100はマクロのAFが遅いので撮影が大変です。



 家の隣の空き地で・・・見つけました。ニホンカナヘビではないでしょうか?



 ニホンカナヘビのアップ。まだ微妙にGX100の使い方、理解してません。フラッシュが利きすぎる。フラッシュを焚きながら露出補正をすればよかったのか。



 同じ茂みに虫たちがたむろしてました。なんという虫か存じません。



 たんぽぽの花とアリ。タンポポの雄しべ(?)が面白い形をしています。アリくんはなにを思って個々にいるのか?
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<2008/04/20> 所沢の森

2008-07-01 21:14:28 | Weblog
 所沢の森。ちょっと足を延ばしてみました。いわゆる折り畳み自転車が今の僕の足です。ランドナー時代の輪行バックがちょうどいい大きさなので、そのまま使ってます。走行性能・積載能はランドナーと比較になりませんが、同様に比較にならないくらい輪行しやすい。これは気軽に輪行できます。あとは荷台が届けば肩の荷もだいぶ楽になります。しかし・・・注文してよりひと月以上経つんですがねぇ・・・(現在6/8)。まだ届かない・・・(-.-;)

 所沢には割とまとまった林が点在しています。かなり手入れがされている林です。いったい誰が手入れをしているのでしょう?ここまで徹底的に林床の手入れをするのはなぜしょう?かなりの手間だと思われます。不思議です。おかげさまで歩きやすかったです。ところどころに売れなかった野菜が山積みされていました。夏になればカブトムシはいるのでしょうか?



 見事なまでに下草が刈られています。優占種の苗木。次の世代ががんばって顔を出していますが、その大半は刈られてしまうのでしょう。まあ、歩きやすいからいいんですけど。



 帰り際16時くらいになってやっと日が出てきてくれました。この林は人と共に歩んできた林です。気持ちがいい林です。懐かしくもあります。けど、ヤンバルの原生林を相手にしてきた僕には、ちょっと戸惑いがあります。



 帰り際に面白いものを見つけました。



 下の赤い層が関東ローム層なのかな?粘土質です。そして、厚さ50cmほどの黒土の層がのっています。森林が育てた豊かな土です。こんなに薄いのか・・・。関東平野の本質の一つを示す断面だと思います。
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<2008/04/06> 近所の散歩

2008-07-01 20:52:51 | Weblog
 近所散策。竹。沖縄になかったもの。近所にたくさんあります。竹林の中は独特の雰囲気です。



 林の木々は目一杯芽吹いてます。ひと月も経てば緑に包まれることでしょう。



 芽吹きが目にまぶしい一日でした。

 しかし・・・まともな林は一つも見つけることができませんでした。おそらく、僕が気に入るような林は自転車で行ける範囲にはないのでしょう。そういう結論を得た一日でした。
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<2008年04月05日> 近所の散歩

2008-06-30 22:23:33 | Weblog
 近所のたんぽぽ。たんぽぽをよく見たことがありません。花が時と共に変化しているのは誰もが知っていることだと思います。咲き始め、咲き誇り、綿毛付きの種に変わってゆく。この花はたぶん、咲き誇っている段階だと思います。一度、じっくり花の一生を見てみようかな?




 まだ裸の木々。小さな目が出ていますが、この写真ではわかりません。定点撮影で四季を追ってみようかな?




 通船堀だったかな?史上初の閘門式運河だとか。パナマ運河より早くこの方式を採用していたそうで。今となってはただの川ですが。川岸に花が咲いていました。




 通船堀沿いの木々。ケヤキが多いように見えました。芽吹いてました。ああ、春。




 そして、桜。




 イメージした通りに撮れませんでした。もうちょっとキレイな絵を撮りたい・・・。
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<2008/03/29> 菜の花

2008-06-30 22:02:02 | Weblog
実家に寄りました。



荒川は菜の花が満開です。



珍しくも何ともない光景。



でも、ああ、実家に帰って来たなって気分になります。



そして桜。


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<2008/03/27> 新天地

2008-06-30 21:47:52 | Weblog

 関東に戻ってきてしまいました。春です。桜です。

 さて、これからどうしたものか。何を被写体にすればいいのだろう?勝手知ったる沖縄ではありません。バイクもありません。自転車しかありません。日々の最低気温が10℃を切ります。カエルどころではありません。トカゲモドキいません。ハブ、いません。虫も見かけません。海に至っては存在しません。

 でも・・・新緑が目に痛い。芽吹きの季節です。一日一日緑が濃くなってゆくのがわかります。

 それはさておき、これから何を追いかければいいのだろう?
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