
斜鏡がセルの中で傾いている。
これ、ずっと気になってました。
斜鏡の向きを判断する指標がなくなる。
なぜって、斜鏡がセルの中で右側に傾いていたら、それをカウンターするために、セルは左側に傾かなくてはならないではないですか。
接眼部から見た時、たとえ斜鏡がこちらをまっすぐ向いていたとしても、セルが傾いていたら、心配になりませんか?

斜鏡セルはアルミパイプを切断して作られたものです。
内径100mmのアルミパイプを切断する技術を猫五郎は持っておりません。
軽量化も兼ねて、VP管(塩ビ管)で作ってみることにしました。
しかし、正確に45度にパイプを切断するにはどうしたら良いのか。
頭をひねりまくった挙句、パイプを木枠で囲って、木枠ごと45度に切断してみました。
まずはパイプがピッタリ収まる木の枠を作ります。
そして、45度に切れ目を入れます。

斜めから見るとこんな感じ。

木枠に45度の切れ目を入れたら、パイプを通します。
木枠に入れた切れ目に添わしてノコギリを進めます。

こんな感じに切り進めました。

斜めから見た図

アルミ製の斜鏡セルから斜鏡を外し、45度に切断したVP管に斜鏡を入れてみたところ。

45度に切断したVP管に、斜鏡の落下防止の爪を3箇所につけて完成

いい感じに仕上がりました。
頭のいい体操になりました。
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