猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2021年11月 肉体の加齢に抗う

2021-11-23 19:48:56 | 健康・身体


ランニングを始めてから今月で2年4ヶ月になります。

2020年7月に「肉体の加齢と向き合う」という記事を書きました。
走ることでおのれの肉体の加齢性変化を客観的に確認し、アラフィフにして自分の老いを認めざるを得なくなり、大きな衝撃を受けてから1年が経過しました。
高校生時代の1.5km走の最速記録、というか、自分の人生最速記録を塗り替えようと始めたことですが、あれから1年間経過してどうなったでしょうか?


2020年7月時点では、週平均2回走ってました。
2021年11月までの半年間、週平均3回走っています。

体重は順調に落ち、現在、BMIは19を切り始めました。
体重が高校生時代と同じか、高校時代の体重を下回り始めています。

体脂肪率は8%台程度だと思われます。
うちの古いタニタの体重計だと時間帯や日によって体脂肪率の値の変動が激しく、あまりあてになりませんが、最近一か月ほどでは、最低記録7.0%、最高記録は9.1%です。

2021年4月にGarminのランニングウォッチ、ForeAthlete 45を購入しました。
ランニング中のペースであったり、心拍数であったり、平均速度、最高速度など、いろんなデータを示してくれて、走る励みになります。
そのデータの一つにVO2maxなる指標があります。
VO2 Maxとは、運動中に体が消費できる最大酸素量(mL/kg/min)だとのこと。
VO2maxの値が高ければ高いほど肉体が運動により多くの酸素を消費できることを意味し、持久力やパフォーマンスを反映する値であるとのこと。



頑張って走ってますが、同性同年代のトップ10%集団とのこと。
正直、がっかりです。
トップ5%集団にいると思ってました。

同性同年齢の人たち、そんなに走っているのかなぁ。

トップ5%集団に入るためにはVO2max 53が最低ライン。
あともう少しに見えますが、この壁は厚く、現時点で越えられるめどが立ちません。
まだまだ努力をしなければならないようです。
挑戦のし甲斐がある、とも言います。

2021年4月の段階ではVO2max 48でしたから、持久力的には徐々に向上しているようです。


2021年11月時点でのランニング最速記録は、3km 12分21秒
2020年の最速記録と比較して1秒間しか速くなってません。
手を抜いているわけではありません。
全力で走ってます。



体重が減り、体脂肪率が減り、VO2maxの値が増加したにも関わらず、タイムが伸びない。

これはどういうことなのか?
努力してもこれ以上速くならないのか?

これが老化というものなのか?

しかし、ネットサーフィンをしていると、50代にしてマラソンで人生最速記録を塗り替えている人々が散見されます。
まだまだ伸びる余地があるはずです。

では、なぜ自分はタイムが伸びないのか。
それが謎だ。

走るのをやめる気はありません。
人生最速記録を塗り替えるという希望の光が小さくなりつつありますが、まだ諦めきれてません。

今の自分の肉体にまだ満足してません。
体力がないと感じます。
5㎞走ると疲れを2日間は引きずります。
こんなのではまだまだだ、と思います。


それでも、今の自分の肉体に不満なわけではありません。
体幹がスリムになり、身体が軽く感じられます。
走るのが億劫でなくなりました。
3年前とは別人です。

1年後の自分はどんな風になっているのか。
楽しみなような、怖いような。
(記録が伸びていることを期待してますが、記録が落ちる可能性もあります)

記録は伸びてませんが、今は耐え時だと思って、走り続けます。
(走らずにいられようか)
コメント (2)
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2021/11/13(土) 木星と土星

2021-11-14 19:08:26 | 天体観測

また週末が来ました。
土曜日も昼過ぎまで仕事をして、遅い昼飯を食べてから空を見上げると晴れている。

実は、2021/11/03からEQ6proにGINJI-250FNを載せっぱなしです。
雨の日も、風の日も。
TeleGizmos 全天候型 365シリーズの望遠鏡カバー、赤道儀と望遠鏡をそのまま野外放置できることがウリであったはずです。
それを信じることにしました。
EQ6proはすでに10か月以上、野外放置ですので今更ですが。。。

今夜こそはモノにしたい。

特に土星です。
空が暗くなった時点ですでにだいぶ低い空にあります。
金星も狙いたいところですが、前の家の屋根に遮られて、こちらは完全にダメ。

望遠鏡のカメラ越しに見た土星は、なんと!カッシーニの間隙ごと見えました!
多少の揺らぎはありましたが、それでも前回の木星とは全然違う見え味!

2000フレーム撮影し、よい画像10%を抽出させて、AutoStakkertでスタック。
あれこれやってみると、土星の場合は画面左上のinitial Layerを2に設定して、Layer 6:2 のスライダーを左にやるといい感じになりました。
Registax、未だ盲目的に使用してます。


出てきた画像が、コレ。
な、なんと!
こんな土星を撮影できる日がこようとは!
感動です。


お次は木星。
前回より少しマシ?
3枚並べたのには訳があります。
模様をみると、ゆっくりと木星が回転しているのがわかります。
撮影にかけた時間はおそらく30分程度。
わずか30分間ほどでこんなに回転しているとは。
調べてみると、木星の自転周期はわずか10時間弱だとのこと。
これなら3時間も撮影を続ければ大きく回転する像を動画にできそう。






しかし、木星の画像はあともう一押し、贅沢を望みたい。
それは、空に求めればよいのか(シンチレーションが少ない空に求めるべきか)、望遠鏡の性能に求めるべきなのか、それとも画像処理の技術に求めるべきなのか。

しかし、空に求めるべき部分はまだまだかなりありそう。
それはつまり、粘り強く撮影を続けるということ。
2021/11/14(日)にもササっと土星をのぞいてみると、、、ゆらゆらしすぎてて撮影する気にもならず撤収。

昨日はよほど運がよかったということです。

試行錯誤が続きます。
コメント (2)
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2021/11/05 NGC40と紅葉

2021-11-06 15:02:30 | 天体観測

週間天気予報では2021/11/05の夜は晴れの予報でした。
前日までそうでした。
期待してました。

仕事が終わって、山梨に向かいました。
ところが、現地に着くと、予報は夜半から曇り。
GPVでも同じ。
なかなかうまくいかないものです。

スライディングルーフを開くと、雲は出てきてましたが、まだところどころ星が見えます。
完全な曇りになるまで時間がない。
的を絞らなければならない。

今夜は惑星状星雲に的を絞りました。
初めての撮影対象。
NGC40
焦点距離25000㎜をもってしても、フルサイズカメラでは点にしか写りませんでした。


これでは物足りない。

たまたま持ってきた惑星用カメラZWO ASI224MCで撮影してみることにしました。
ASI224MCは動画撮影用カメラと思っていたので、ワンショット撮影ができるのかどうかを調べるところから始めました。
ステラショットで普通に撮影カメラとして扱えそうです。
そうか、ASI224MC、こんな使い方もできたのね (^_^;)

しかし、ASI224MCは1/3インチセンサーです。
フルサイズ換算にすると焦点距離が7.2倍相当の画角になります。
焦点距離2500㎜の望遠鏡ですから、2500×7.2=18000mm
18mと言った方が伝わるかも。
フルサイズセンサーカメラにつけたレンズの長さが18mになる画角ということ。
被写体を画面にとらえることができるのか?

EOR Raのライブビューで中心にNGC40を捉え、カメラをASI224MCに取り替えました。
写ってました。


しかし、当然星は膨張しますし、荒い画像になります。
その上、この拡大率でオートガイドに精度を求めるのは難しいのでしょうか?
なかなか星が丸く写ってくれません。
試行錯誤しているうちに曇ってしまいました (T_T)


早めに床につけたおかげで、次の日、体力に若干の余裕がありました。
朝食後に行きつけの森のパン屋さんに行きました。
森の中の一軒家のパン屋さんです。
よくもまあ、こんなところで商売を始めたものだと毎回思います。
パン屋のおばさんが、今、紅葉が見ごろになっている渓谷を教えてくれました。
時間的にも余裕があったので、行ってみることにしました。
小屋から車で20分程度だったでしょうか。
直線距離はそんなに離れていないのですが山道で車を飛ばせないので時間がかかった感じでした。

なるほど、いい感じに色づいてました。
紅葉狩りなんていつ以来だろう。
紅葉狩りを目的に行動したのは、、、26年ぶりかもしれません。






とっても素敵な滝がありました。
ザーザーととめどない水の音が気持ちいい。


沢沿いを登ってゆくと、次の滝が。。。
この渓流、滝がたくさんあります。


渓流の河床が赤いのは、ここら辺が温泉地で、沢の水にも鉄分が豊富に含まれているためのようです。
確かに、近くの温泉で赤湯の温泉があります。


こんな素敵な時間がまったく予期せず訪れたことに感謝しかありません。



なんと、糸魚川静岡構造線の断面が見える場所もありました。
右側の白いのが花崗岩で、ユーラシア大陸に属します。
左側の黒っぽい堆積岩の地層は北米プレート側ということになります。
左側の黒っぽい堆積岩の地層はフォッサマグナの地層でもありますが、ここがプレート境界であると言ってよいのではないでしょうか。


フォッサマグナは、日本海を切り開く地殻運動に伴ってできたとする説が有力なようです。
いずれ、もっと知りたいです。


記事の内容と関係ないですが、以前からこのブログの画像がやたらでかく表示されるような気がしてました。
Windows10の設定で、文字も画像もデスクトップのアイコンなどもすべて200%に引き伸ばして表示されるように設定されているんですね。
試しに100%の設定にしてみたら、文字が小さすぎて読めない。
高精細、高画素のモニタを見やすくするための機能のようです。
文字は確かに大きくないと不便ですが、画像を200%表示されると大きくなりすぎるし、無理やり拡大しているので精細感がまるでない。。。
文字だけ大きくして、画像は100%表示にできないものなのか。。。
コメント
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