ランニングを始めてから今月で2年4ヶ月になります。
2020年7月に「肉体の加齢と向き合う」という記事を書きました。
走ることでおのれの肉体の加齢性変化を客観的に確認し、アラフィフにして自分の老いを認めざるを得なくなり、大きな衝撃を受けてから1年が経過しました。
高校生時代の1.5km走の最速記録、というか、自分の人生最速記録を塗り替えようと始めたことですが、あれから1年間経過してどうなったでしょうか?
2020年7月時点では、週平均2回走ってました。
2021年11月までの半年間、週平均3回走っています。
体重は順調に落ち、現在、BMIは19を切り始めました。
体重が高校生時代と同じか、高校時代の体重を下回り始めています。
体脂肪率は8%台程度だと思われます。
うちの古いタニタの体重計だと時間帯や日によって体脂肪率の値の変動が激しく、あまりあてになりませんが、最近一か月ほどでは、最低記録7.0%、最高記録は9.1%です。
2021年4月にGarminのランニングウォッチ、ForeAthlete 45を購入しました。
ランニング中のペースであったり、心拍数であったり、平均速度、最高速度など、いろんなデータを示してくれて、走る励みになります。
そのデータの一つにVO2maxなる指標があります。
VO2 Maxとは、運動中に体が消費できる最大酸素量(mL/kg/min)だとのこと。
VO2maxの値が高ければ高いほど肉体が運動により多くの酸素を消費できることを意味し、持久力やパフォーマンスを反映する値であるとのこと。
頑張って走ってますが、同性同年代のトップ10%集団とのこと。
正直、がっかりです。
トップ5%集団にいると思ってました。
同性同年齢の人たち、そんなに走っているのかなぁ。
トップ5%集団に入るためにはVO2max 53が最低ライン。
あともう少しに見えますが、この壁は厚く、現時点で越えられるめどが立ちません。
まだまだ努力をしなければならないようです。
挑戦のし甲斐がある、とも言います。
2021年4月の段階ではVO2max 48でしたから、持久力的には徐々に向上しているようです。
2021年11月時点でのランニング最速記録は、3km 12分21秒
2020年の最速記録と比較して1秒間しか速くなってません。
手を抜いているわけではありません。
全力で走ってます。
体重が減り、体脂肪率が減り、VO2maxの値が増加したにも関わらず、タイムが伸びない。
これはどういうことなのか?
努力してもこれ以上速くならないのか?
これが老化というものなのか?
しかし、ネットサーフィンをしていると、50代にしてマラソンで人生最速記録を塗り替えている人々が散見されます。
まだまだ伸びる余地があるはずです。
では、なぜ自分はタイムが伸びないのか。
それが謎だ。
走るのをやめる気はありません。
人生最速記録を塗り替えるという希望の光が小さくなりつつありますが、まだ諦めきれてません。
今の自分の肉体にまだ満足してません。
体力がないと感じます。
5㎞走ると疲れを2日間は引きずります。
こんなのではまだまだだ、と思います。
それでも、今の自分の肉体に不満なわけではありません。
体幹がスリムになり、身体が軽く感じられます。
走るのが億劫でなくなりました。
3年前とは別人です。
1年後の自分はどんな風になっているのか。
楽しみなような、怖いような。
(記録が伸びていることを期待してますが、記録が落ちる可能性もあります)
記録は伸びてませんが、今は耐え時だと思って、走り続けます。
(走らずにいられようか)