光軸調整を行う際、自分で書いた過去のブログ記事を参考にしたいのですが、バラバラに書いているので、なかなか目的の記事に辿り着かない。ので、自分のために、自分が書いた光軸調整に関する記事へのリンクを作ってみました。猫五郎個人の経験のみですが、他の方の参考にもなればと思います。ニュートン式 反射望遠鏡 GINJI-250FN の光軸調整 初挑戦GINJI-250FNの光軸の実際2021/03/21 GI . . . 本文を読む
斜鏡がセルの中で傾いている。これ、ずっと気になってました。斜鏡の向きを判断する指標がなくなる。なぜって、斜鏡がセルの中で右側に傾いていたら、それをカウンターするために、セルは左側に傾かなくてはならないではないですか。接眼部から見た時、たとえ斜鏡がこちらをまっすぐ向いていたとしても、セルが傾いていたら、心配になりませんか?斜鏡セルはアルミパイプを切断して作られたものです。内径100mmのアルミパイプ . . . 本文を読む
「GINJI-250FNの光軸の実際」と「BKP130の改造と光軸調整 (頭の中が無茶苦茶こんがらがる内容です)」で紹介しましたが、(安価な)ニュートン式望遠鏡は望遠鏡の向きを変えただけで光軸がズレます。ずっと気になってたんです。この巨大ニュートン(f=2450mm, F5)を振り回した時、光軸がずれるのかどうか。その検証を行いました。接眼部にOCAL electronic collimatorの . . . 本文を読む
今度こそ、光軸修正を完遂したい!!!前回の続きです。(前回は「ニュートン式反射望遠鏡の光軸調整 正しく調整した主鏡に斜鏡を合わせる part 3」)前回、2025/02/23に、下の写真の状態で終了しました。補足すると、主鏡は鏡筒の出口の真ん中を向いている状態です。斜鏡をほんの少し、主鏡側に寄せれば、光軸が合います。別の言い方をすると、引ネジを緩めればいいのです。作業開始前にいくつか工程を加えまし . . . 本文を読む
2025/02/23の作業です。主鏡のセルの裏蓋を固定する6本のM6ネジが緩みやすいことが判明しました。下の写真だと主鏡の押しネジに六角レンチがかかってます。すぐ脇に引ネジがあり、そのすぐ下にあるのがM6ネジ(6本のうちの1本)です。これが緩むと必ず光軸がズレる。ネジの緩み止め、3MのTL22JをM6ネジに塗布しました。TL22Jを塗布するためにM6ネジを一本ずつ外したわけですが、締まりが思った以 . . . 本文を読む
三連休日中は工作をしていました。巨大ニュートンの斜鏡のケースを作っていました。M8の押しネジ3本と、M10の引きネジでガチガチに固定されていると思っていた斜鏡が動いている可能性を考えてます。斜鏡のケースはアルミ製で、そこそこ重量がある。塩ビ管のVP100が内径100mmでぴったりの大きさです。これ以外に換気配管の塩ビ管も内径100mmなのですが、こちらは薄すぎて心配だったので、VP100にしました . . . 本文を読む
ニュートン式反射望遠鏡の光軸調整は、主鏡の軸を正しく調整してから、斜鏡を調整する (猫五郎からの新提案!)前回の記事は読み返してみて、猫五郎自身、読みづらいと感じる記事でした。今回はシンプルに手順だけを書きたいと思います。第一の手順は、主鏡を正しく鏡筒の出口に向けること。第二の手順は、斜鏡を調節して、主鏡からの光を接眼部に正しく導くこと。まずは第一の手順。斜鏡を外してから、巨大ニュートンを垂直に立 . . . 本文を読む
さて、セル内で主鏡が動かないように、主鏡周囲に厚さ2mmのゴムシートと厚さ0.18mmのクリアファイルの切れ端を挿入して、主鏡を鏡筒に組み付けました。この時点でAM 1:00頃でした。光軸修正作業をしたかったですが、OCAL electronic collimatorが使えません。OCAL electronic collimatorは空が明るくないと使えない。そこで、久しぶりにレーザーコリメーター . . . 本文を読む
今回の記事も、猫五郎の備忘録としての価値はあっても、他の人にはあまり役に立たない内容です。主鏡がセルの中で動くので、去年の5月と6月に主鏡周囲に厚さ2mmのゴムシートを挿入して、できる限り主鏡がセルの中で動かないようにしました。巨大ニュートンの主鏡の固定作業 2024/05/05と2024/06/14しかし、主鏡がセルの中でまだ微妙に動きます。望遠鏡の向きを変えると星がどうやっても楕円に写ることが . . . 本文を読む
マイホームに移り住んでからもう少しで7年になります。今更ですが、最近、自宅駐車場から北極星が見えることに気づきました。住宅街です。「こんなんじゃ北極星なんか見えるわきゃねー」と勝手に思い込んでいたのでしょう。6年以上、ずっと気づきませんでした。そもそも、埼玉県南部の光害地なので、北極星って、本当によぉぉぉく気をつけて観察しないと見落とします。実際、北極星って、特徴があるわけではないです。北斗七星や . . . 本文を読む
かONSTEP GPを3台作りました。Vixen GP、DECのバックラッシュがなかなか大きいです。調整も一筋縄ではいかない。ある特定の箇所であればほぼ完璧にバックラッシュ調整できますが、赤緯軸全周で、となると難しい。ある特定の角度でほぼ完璧であったとしても、そこから赤緯軸を90度回転させてみると、ウォームとウォームホイールの噛み合わせがゆるゆるでバックラッシュが大きすぎたり、逆にウォームとウォー . . . 本文を読む
2024/11/03、巨大ニュートンで撮影するとき、新しい試みをしました。それは、コマコレクターの使用です。今まで、コマコレクターを使用してませんでした。2024/01/06のM33の写真です。コマコレクター無しです。コマコレクターなしでも周辺像は、僕的に十分許容範囲内です。直径48cmの巨大な主鏡の中心部分だけを撮影に使っているからだと思います。コマコレクターを使ってこなかったもう一つの理由があ . . . 本文を読む
こんな感じにステッピングモーターをVIXEN GPに取り付けます。揃える部品は、・NEMA17ステッピングモーター(僕の場合は17HS3401S)・NEMA 17 ステッピングモーターブラケット・M5 六角ネジ 長さ20mmと40mm・M5ワッシャーとスプリングワッシャーとナット・2GT タイミングプーリー20歯、幅6mm、ボア径5mm・2GT タイミングプーリー60歯、幅6mm、ボア径6mm・2 . . . 本文を読む
のりきゅうオリジナル OnStep基板 Rev2を作った時点で一息入れたいところですが、ケーブルも作らなければなりません。ステッピングモーターを購入すると大抵ケーブルも付いてきます。このケーブルをのりきゅうオリジナル OnStep基板 Rev2に接続するためにmini DIN 4Pプラグにしなければなりません。のりきゅうOnStepコントローラーのミニDIN 4Pソケットを正面から見たピンの配置が . . . 本文を読む
Howard Duttonという人がLosmandy G11という大型の赤道儀を手に入れました。コントローラーが付いてませんでした。純正のコントローラーGeminiは高価でした。また、サーボモーターは誤動作しやすい傾向があり、信頼性の点で却下しました。他のGoto systemも検討しましたが、ハードウェアが必要以上に複雑だったり、値段が原価の2倍以上で納得がいきませんでした。何より、全て自分の思 . . . 本文を読む