問わず語りの...

流れに任せて

映画『デューン/砂の惑星』

2022-04-10 07:15:43 | 映画

これは劇場で観るべき映画ですねえ。私は結局、劇場で観ることができなくて、配信でみることになってしまったけれど、出来ればこれは、劇場で観るべき映画でした。

 

あの映像の圧倒的な迫力、ファンタジックでSFチックな異世界を見事に表出させてくれてます。

映像だけでも、十分観る価値あり。

 

ストーリーはやはり、原作を知らないとついていくのは大変だな、とは思います。私が原作を読んだのは遥か中学~高校生の頃、大分内容を忘れてましたけど、それでも読んでいないよりはまだ、話の内容についていけたんじゃないかな。

この世界独特の用語の数々、懐かしかったなあ。その用語を聴くだけでも、記憶を呼び起こす役に立ちましたね。そうそう、これこれ、って感じ。

 

サンドウォーム=シャイ・フルド。ゴム・ジャバール。フレーメン。ベネ・ゲセリット。メンタート。

砂の惑星アラキス。「メランジ」を巡る利権争い。アトレイデス家とハルコンネン家との確執。そして

クイサッツ・ハデラッハ。

 

クイサッツ・ハデラッハはあらゆる時空間に同時に存在することができる。早い話が未来を観ることができる救世主みたいな存在。そのクイサッツ・ハデラッハになるべき人物、この物語の主人公、ポール・アトレイデスに見えるビジョンは、未来の光景なんです。

これらのことは「デューン」の基礎ですから。これ知らないと、この世界には入っていくのは難しいかも。

 

砂の惑星アラキスは中東をイメージしているとか、そのアラキスのみで採取できる「スパイス=メランジ」とは、つまりは石油でありまたドラッグでもあり、原作が書かれた時代背景をよく表しているとか、色々言われていますがそんなことよりも、この異世界にどっぷり漬かるにはやはり、原作を知っておいた方がいいなと、もしまだ原作が読んでない人がおられたなら、是非にも

原作を読んで頂きたいですね。このSF小説の歴史的傑作、金字塔を、まずは原作から。

 

長いけどね(笑)

 

『スター・ウォーズ』や『風の谷のナウシカ』の元ネタでありつつ、それらを遥かに超える圧倒的な世界観。どうやら3部作構想が持ち上がっているらしい。

 

やれやれ!どんどんやれ!待ってるぜ!

 

SF好きにはたまらない映画だと思うし、主人公ポール・アトレイデスを演じる俳優、ティモシー・シャラメは「世界一の美少年」俳優と言われているとかいないとか。美少年好きにもたまらない?(笑)映画かも。

 

とにかく、話のタネだけのためにでも、一見の価値ある映画だと思います。これは観た方がいい!

 

私は好きだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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