前にも書きましたけど、この曲の主人公は故郷、東北から誰にも見送られることなく、たった一人で東京へ旅立って行くんです。
おそらくは家族や周囲の人たちからの賛同を得られなかったのでしょう。だから
だからこの曲のオープニングは寂しく、切ない。
でもこの子には、夢に向かって進んでいくんだ!前に進むんだ!という強い気概があるんですね。
曲は徐々に、疾走感を増していく。いや
決してアップテンポな曲ではない。それなのに、疾走感があるんです。
寂しさと、夢へと向かっていく気概と、それが合わさったときに、
「想い」の疾走を感じる。
そんな曲。
数多ある東北産の曲の中でも、5指に入る名曲ではないだろうか。
ライブでこれだけの表現ができるなんて、この子らはやはり
只モノではない。