お待たせしました!新着のレースをUPしました。今回UPしましたのは、ハンカチやボーダー、服飾小物など。それぞれ美しいアイテム、興味深いアイテムが揃っております。どうぞゆっくりご覧いただきたいです。
久し振りに入荷したポワンドガーズのハンカチは、レースの美しさも状態の良さも上級品です。こうした上質なポワンドガーズのハンカチはしばらく振りで目にしました。 譲って貰ったレースディーラーのマダム自慢の品です。(笑)
お花をあしらった愛らしいイニシャルのモノグラムの細工もポイント、出来ることなら実際にお手に取ってルーペでじっくりご覧いただきたいアイテムです。
こちらのホワイトワークは通常の物とはちょっぴり違います!刺繍の細工がより立体的、一旦他のローン地に刺繍した物をわざわざ切り抜いて再度アップリケした物。もう少し近づいて刺繍の部分をじっくりご覧いただきましょう。
フレームのような柄の内側にもびっしり小さなステッチが施されています。周囲にぐるりと細工されたニードルの細工も下の画像でどうぞ!
このニードルの細工、パターンがいくつもある大変複雑な物。昔の人はホント凄いです!
こちらのホワイトワークは、通常通りローン地にそのまま刺繍した物ですが…イニシャルの周りやハンカチの周囲に施された繊細な葡萄の模様が特徴です。
小さな小さな葡萄の房がお分りいただけるでしょうか?メダルの中に刺繍された様々なお花も可愛らしいです。
こちらは今まで扱ったことのない「超」広巾のポワンドガーズ。ここまで豪華なボーダーはそうそう無いと思います。見応えたっぷり、サイズが大きくなっても繊細さが損なわれていません。 美しいと同時に迫力が感じられるレースです。
額装すると、レースがじっくり楽しめるそれは立派な額が出来上がるはず。 額装もおすすめですよ。今回は半分に切ってもお譲りすることにしましたが、本当は一本すべてお持ちいただきたいレースです。
こうした美しいファンは、きっと当時も貴婦人の憧れの的だったのではないでしょうか。白蝶貝の骨も美しい薔薇づくし、とても素敵なポワンドローズのファンです。
薔薇のお好きな方におすすめ!ここまで薔薇の模様が主体になったファンも珍しいのではないでしょうか。幾枚にもなった薔薇の花びらの細工も素敵です。
この光沢!白蝶貝の美しさが存分に発揮されたファンです。19世紀当時、どのようなドレスの貴婦人がこのファンを手にしていたのか想像するだけでも楽しい、大変エレガントなアイテムです。
こちらは18世紀らしいアイテム、メヘレンのラペットです。メヘレンはブリュッセルから列車に乗って15分ほど。ブリュッセルからそれほど近いにもかかわらず、ここではまたブリュッセルとは違った個性のレースが作られていました。
不思議な実ものの植物柄と四つ葉のクローバーが連なったような模様、 そして緻密で繊細なグランドの細工にも注目です。何より「製品」になっている点がポイントが高いです。
こちらも18世紀のフランドルのレース、ブリュッセルです。この時代のフランドルのボビンレースは、ニードルのレースとはまた違った柔らかい趣がありますね。フラワーバスケットの模様も19世紀の物とは違ったなんとも不思議な感じ。両端が始末された状態であること、模様が通常とは上下逆になっていることからも、このレースが何か特別な用途のために作られたと思われます。18世紀の世界へタイムトリップできるような、そんなレースです。