いよいよ明日から「骨董&アンティークin福岡」が開催!今朝は、昨日から滞在していた長崎から福岡へ向かい、午後は会場で搬入と設営をして過しました。今回の私達のブースは、入口を入っても右手、一番右端の通路に面した場所です。広いブースですので、どうぞゆっくりご覧いただければ嬉しいです。皆様のお越しをお待ちしております。
さて、昨日は門司から長崎へと移動、今までにも何度か訪れた長崎で、たった一泊ですがプライベートな時間を味わいました。どこに行くともなく、以前、長崎に住んでいたことのある河村と共に古い街並みを散策。長崎の様子は、画像と共にどうぞ。
長崎の街は本当に坂ばかり。今でも車の入れない場所が多く、なんと荷役用の馬が使われているとか!情緒ある美しい街ですが、きっと住んでいらっしゃる方は大変かも。
そう、上の画像の坂にはこんな名前が付いています。思わず笑ってしまいました。
長崎は史跡だけではなく、ちょっと歩けばこんな洋風建築にお目にかかります。南山手で出会った素敵なバルコニーの民家。まだまだ現役です。
この淡いピンクのペンキ塗の下見板のおうちもまだまだ現役。当時のままのドアでしょうか。素敵な意匠の開き戸が見えます。
サンルームでしょうか?ここもまた雰囲気のある当時の洋風建築。BSのパラボラアンテナが時代の流れを表しています。
大浦天主堂のすぐ脇にある赤煉瓦の建物。当時は神学校として作られたのでしょうか?それとも修道院として使われていたのでしょうか?
長崎といえば路面電車。たった100円でどこまででも行けるのです。普段馴染みのない路面電車に乗るのも、毎回長崎を訪れたときの楽しみです。
出島の神学校跡。夜はライトアップされてさらに美しいのです。長崎の夜景は有名ですが、暗くなってからこんなひとつひとつの建築を見て歩くのも楽しいものです。
明治31年(1898)に作られたマリア園は、昔も今も修道院と児童養護施設として使われています。ちょうどこの写真を撮っていたところ、学校帰りのランドセルを背負った小さな男の子が「こんにちは!」と現れました。とても人懐っこいその男の子は、ここマリア園に住んでいるのだそう。「中はどうなっているの?」と聞く私に、「マリアルームでしょ、ミカエルルームでしょ、ヨセフルームでしょ、コルベルームでしょ。」と答える彼。「あ~、みんな聖人の名前が付いているんだ。」と私。「うん、先生も入れると全部で105人もいるんだよ。」とうなずく彼。「そうか。お友達が沢山いていいわね。」と私。「うん、先生が僕たちは神様の子なんだって。」と屈託なく教えてくれる彼。その言葉を聞いたとたんに胸がいっぱいになってしまった私。(元気でいい子に育ってね。)そんな思いを胸に、「じゃあ、またね!」とお別れしました。
ここからは、私の趣味、「長崎猫街編」です。長崎に住み着いている沢山の野良猫達と出会うのも私達の旅の楽しみのひとつ。2年ほど前に三泊四日訪れた際には、旅行中に「100匹は見た!」と言っても過言でないほど。今回も色々な子達と出会いました。
どこか和菓子のお餅を思わせる真っ白な子。じっと箱座りでお昼寝?
お墓がお気に入りの猫。(長崎のお墓って金色で文字を入れるのですね。びっくりしました!)フサフサの毛並みはロシアの血が混じっているかも?ちょっぴり内気な性格のようです。
美しくも気位の高そうなお猫様。あえて目を合わせてくれませんでした。
まるでカツラをかぶったような柄の猫。笑いをこらえながら撮影しました。
このサビ猫もまた前衛的な柄の顔つき。「あらあらこんな柄に生まれて来ちゃって。」
今回のイチオシ猫。このぶちゃけた顔がいいんです!
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