京都大アンティークフェアを前になんとか間に合いました!(本当はハンカチとボーダー以外にもエシャーワークやホニトンの繊細な襟やフランスの可愛い子供用ケープやジャケットなどもUPしたかったのですが、こちらは時間切れ。また後日UPいたします。)
今回は久し振りのアングルテールや19世紀のアランソン、ちょっと珍しい18世紀初頭のデヴォンのボビンレース、何より状態の良いデッドストックと思われる19世紀のバンシュのハンカチ、その他にもお人形向きのメヘレンやブリュッセル・アプリカシオンのボーダーが入荷しております。どうぞホームページからご覧になってみて下さい。
今回は特にレースの中に表現されたお花などのモチーフについて、「長時間に渡るレースを作る作業でわざわざ表現するにはきっとそれぞれ何かの意味があるはず。」と自分なりに追いかけてみました。そんな観点からレースを見ていくのも楽しいと思います。
久々のアングルテールは広巾の豪華な物。特にキリスト教とも関係の深いスノードロップのお花を思わせるモチーフとたっぷり施された繊細な透かしの細工が目を惹きます。ボビンとニードルとの混合技法で柔らかでデリケートな感触はアングルテールならでは。ホームページにも詳しく書きましたが、フランス製にもかかわらずフランス語で「イギリスレース」と名付けられた点も興味深いですね。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8001.htm
裾には薔薇とツリガネソウを思わせるお花、細かなドットの飛ぶグランドにはサンザシを思わせるお花、お花ずくしの19世紀のアランソンです。丸の中に透かしのニードルの細工が互い違いに連なっているのもアランソンならでは。独特の精緻でしっかりした質感もこのレースならではのものです。是非実際に間近で見て触っていただきたいレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8002.htm
後のホニトンにも見られる薔薇の模様、イギリスらしいシダの模様、レンゲを思わせる不思議なお花の模様、18世紀初頭のイギリスらしい素朴な植物模様、デヴォンのボビンレースです。細い糸で密度高く織られた不思議な植物の世界。コンディションも良く、フランス革命よりも遙か昔の18世紀初頭に織られたとは思えない状態の良さです。古いレース独特の味わい深さを是非感じていただきたいです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8004.htm
19世紀末のバンシュのハンカチです。デッドストックと思われる未使用な状態で、緻密なボビンの運びが感じられます。中央の布への取り付けも美しく、このハンカチのために形作られている点も興味深いです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8007.htm
スカラップになった裾の形もラヴリー、可憐な薔薇模様の19世紀のベルギー製、メヘレンのボーダーです。何より、薔薇のお花のトワル(布地)になった部分の薄さから、このレースがどれほど細い糸で織られたかが伝わってきます。お人形の衣装にもおすすめ、コンディションも大変良好です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8024.htm
素朴なお花模様が可愛い19世紀のベルギー製、メヘレンの細巾のボーダーです。こんなに細い幅のメヘレンはちょっぴり珍しいのでは?繊細な作りで小さなお人形にもおすすめのレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l8026.htm
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