今日から 「アンティークフェアin新宿」が始まりました！一日目の今日、会場内はお客様でいっぱい、華やかな雰囲気でした。上の画像は私達のブースです。お客様からいただいたガラスケースの上のお花も素敵でしょ？沢山のお客様のお相手をし、今日は一日楽しくお仕事させていただきました。
会期は明後日まで。（明後日は午後5時閉場です。）今回は約160店舗の西洋アンティークのショップが出店しております。どうぞ新宿へ遊びにいらして下さい！
今日は、明日から始まります「アンティークフェアin新宿」の搬入日。朝から赤帽さんに荷物を取りに来ていただき新宿へ。今日はフェア会場に荷物を搬入し、一日かけて飾り付け。気温は高くなくとも湿度の高い蒸し暑い一日で、午後5時に飾り付けを終えて帰る頃には、私も河村もヘロヘロのヨレヨレ。
（笑）
朝から「飾り付けが済んだらブログに載せるのために設営の様子を撮ってから帰りましょう！」と思っていたのに、すっかり失念してそのまま会場を後にしてしまい（あら～）、その後銀座のお店に立ち寄り、所用を済ませて帰りました。
今日はゆっくり休み明日に備えます。「アンティークフェアin銀座」は明日から。どうぞ新宿へいらして下さい。皆様のお越しをお待ちしております！
行きました！行きました！行ってきましたよ！！今日のお休みは、国立新美術館で開催中の「フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣展」へ行ってきました。
クリュニー美術館は私のパリの定宿から徒歩5分。にもかかわらず、実際に訪れたのは20年前に一度だけ。その時は、ガランと暗い館内でひとりぼっちで見た思い出がありましたので、東京の美術館の混み具合を考えると二の足を踏んでいたのですが、お客様の「会場は広いし、そんなに混んでいませんでしたよ！」の言葉に背中を押され行くことに。お客様のおっしゃっていた通り、天井も高く、件のタペストリー6枚が飾られていたのは広々とした空間、近づいてすぐ間近に見ることも出来、なかなか満足の展覧会でした。
昔、現地で見た時には、退色を避けるためかなり照明を落としてあり、ただただ薄暗く（そんな照明でも私達日本人の目とは明るさの感受性が違うフランス人にはよく見えていたのかもしれませんね。）、あまり色味が記憶に残っていなかったのですが、今回はそれに比べるとずっと明るく、赤い色合いがとても印象的でした。
そして、不思議に思ったこと。それぞれタペストリーの下の部分だけ退色しているのに、上の部分はほぼ綺麗な赤色（茜の染織だそうでね。）が残っている！なにしろ500年前の草木染めの羊毛でもあるので、ひょっとして色の残っている大半が補修？とも思ったのですが、実はそうでもなくて、美術館に買い上げられた18世紀に、傷みの激しかった下の部分のみ補修されたものの、結局オリジナルの部分があまりに上質だったため、そちらは退色せず、補修された部分が先に退色してしまったのだとか…。よくよく見ると裂けた部分を補修したと思われる箇所もあり、「500年前の物だものね。当然よね。」とじっくり観察。
なによりタペストリーのテーマがとても神秘的で、その由来や意味がはっきり分らないのも楽しいですね。私の好きな北欧ルネサンスの画家クラナッハを思わせる細身の貴婦人像にとても惹かれました。周囲の草花模様やウサギや狐などの動物も可愛い！すずらんのお花を見つけた時には嬉しくなってしまいました。そうそう、一緒に展示されていた当時のリングや金銀細工のベルトも興味深く、小さな聖女の像がとても愛らしく、こんな極東の国に連れてこられてしまって、ちょっぴり不憫な気がしました。
それにしても、こうしたフランスの国宝ともいえる物が日本で見ることが出来るって凄いな、と思いました。またいつの日か新装したクリュニー美術館でも見てみたいです。
新着ジュエリー11点をUPしました！今回も素敵な物、綺麗な物、美しい物が揃いました。どうぞゆっくりご覧下さい！
フランスらしい個性的な渦巻きのデザイン「トゥール・ビヨン」のリングです。中央の輝きの美しいオールドヨーロピアンカットのダイヤは0.23ct相当、ダイヤの大きさだけでなく、ベゼルいちめんに細かく刻まれたミルグレインの細工に心惹かれました。周りの渦巻き部分の細工と相まって、大変見応えがあり、着け映えがするリングです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7701.htm
肉眼でも三角形の断面が確認出来るローズカットダイヤのソリテールリングです。動きとともにキラキラと瞬くクリアなローズカットダイヤとプラチナの地金を組み合わせたリングで、シンプルなシャンクがダイヤの美しさを引き立てています。ウエディングリングにもおすすめですよ！
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7702.htm
ワインレッド深みのあるガーーネットの色合いにも惹かれます。繊細な彫刻がシャンクにぐるりと施されたヴィクトリアンリングです。シャンクの裏側には「バーミンガム1861年」の刻印が確認出来る点もポイントです！ヴィクトリアンらしい繊細さとクラシカルな雰囲気が魅力のリングです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7703.htm
ハート型のベゼルがキュートなローズゴールドのリングは「バーミンガム1893年」の刻印入り。ハートの裏側に本当に小さな刻印が刻まれています。シャンクにぐるりと施された打ち出しの細工はハンドメイド感たっぷり！他のアンティークリングと一緒に並べて着けていただくのもおすすめです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7704.htm
こうしたアール・ヌーボーの薔薇のゴールドネックレスは私のお気に入りのアイテム。画像では伝わりきれませんが、この薔薇の彫刻的な細工に惹かれてしまいます。薔薇のパーツとパーツの間にセットされた天然真珠もこの時代ならでは。大変フランスらしいジュエリーのひとつだと思います。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7705.htm
久し振りに美しいギョシェエナメルが入荷しました！手描きのエナメルであることはもちろんですが、ルーペで眺めるとシルバーの地金いちめんに旋盤による繊細な彫刻が見られます。表だけでなく、裏面にもエナメルが施された上質なアイテム。現行品のシルバーチェーンをお付けしますが、身に着けても、眺めていても、楽しいアイテムです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7707.htm
リボンを掲げたハートの両側には可愛い燕が。「必ず帰ってくる。」という意味あいのある燕はロマンティックで愛らしいモチーフ、ヴィクトリアンらしいブローチです。透明感の高い美しいシトリンと天然真珠のシードパールの上品な組合わせです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7708.htm
こちらもまたヴィクトリアンらしいアイテム。リボンを掲げたダブルハートのブローチです。誰かと誰かのハートをリボンで結わえたこのモチーフはヴィクトリアンの王道を行くデザイン。透明感のあるアメジストも美しいその時代ならではのブローチです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7709.htm
しなやかな指先が手にするのはオールドヨーロピアンカットがセットされたハート。その薬指にはダイヤのリングを模した小さなダイヤ、手首にはパドロック付のゴールドブレスレット、そして手首にはレースのフリル。実際に着けやすい手頃なサイズ、マットな質感のゴールドとダイヤの組合わせがとても上品なブローチです。元々手のモチーフは「永遠の愛情」を表すとされ、時代ならではの魅力と興味が感じられます。「バーミンガム1893年」の刻印がある点、オリジナルのボックス付きである点もポイントです！
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7710.htm
このピアスを最初に見た時には思わず「ターコイズ？」と聞いてしまったターコイズカラーのエナメルです。画像ですと、どうしても大きく写ってしまうので、実物の愛らしい感じが伝わりにくいのですが、実物は小さな忘れな草が耳元で揺れるとても可憐なイメージです。ホロー構造に粒金細工を組み合わせた技法もアンティークならでは。ターコイズのジュエリーと合わせていただくのもおすすめです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7711.htm
「新入荷フェア」も今日で終了、お店へお越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。それぞれの方の近況を伺ったり、買付けのお話をしたり、もちろんアンティークのお話をしたり、楽しく密度の濃い時間を過ごさせていただきました。そして、今週末は「アンティークフェアin新宿」に出店いたします。
今日はまたもやDM用に上の画像を作ってみました。こちらは「アンティークフェアin新宿」の店頭でもお配りしています。金曜日からは「アンティークフェアin新宿」店頭で皆様とお目にかかれますのを楽しみにしております。どうぞ新宿へいらして下さいね！
新宿のフェアの後は浜松町で開催されるドールワールドフェスティバル2013、そしてその後は京都大アンティークフェア、5月、6月は外のお仕事が続きます。久々に外のお仕事満載で、忙しいけれどワクワクします！
近日中にホームページに新着アイテムも更新の予定です。こちらもどうぞお楽しみに♪待っていて下さいね。
世の中は週末ですが、水曜日にエネルギー補給（？）した私はまだまだ元気いっぱい！お店ではいらして下さったお客様のお相手の傍らで早速ホームページの更新の準備を始めています。
まずはジュエリーの更新を予定していますが、ホームページに掲載するために一点一点をルーペでじっくり眺めるのもまた楽しく（イギリスで愛用のルーペをどこかに置き忘れてきてしまったのですが、先日通販で同じ物を見つけて注文。ただいま新しいルーペで絶好調です！）ホールマークを改めてチェックしたり、石やパールの数を正確に数えたり…。これはレースにもいえることですが、ゆっくりルーペで眺めていると、肉眼では見えない世界がどんどん広がってきてとても楽しいのです。
撮影担当の河村と協力して、この週末になんとか完成させたいと思っています。皆様もどうぞ楽しい週末をお過ごし下さい。
水曜日の昨日は久し振りに（念願の！）お休みをいただき、一日のんびり過ごしました。買付けから戻って以来、どうにか時差ボケは治ったものの、いまひとつぐっすり眠れていなかったのですが（これもまたトシのせいでしょうか？
）、昨日ゆっくり休んだお陰でゆうべはぐっすり。すっかりリフレッシュして、今日からお店に戻ってきました。体調が良いと何事も前向きな気持ち！今日からまた頑張ります♪
さて、このうさぎちゃん、きょとんとした表情が可愛いでしょう！？こちらはアンティークの素材にこだわりのあるBon Bon Marchee（ボンボン・まーちぃ）さんの作品。私どもの素材を使って作られた作品の画像をわざわざお送り下さいました。普段素材だけを見ているせいか、ぬいぐるみの展示会へ行っても、お人形の展示会へ行っても、生地やブレード、リボンやレースなどの素材にばかり目が行ってしまう私達。こうやって、実際に使って下さった作品を拝見すると勉強になりますし、なによりとても嬉しいです！
今日の夕方、ちょっぴり奥野ビルを抜け出し、お店から目と鼻の先の松屋へ。銀座へは毎日出勤してきているものの、帰国して以来、お店にこもりきりでしたので、銀座の街を歩くのは久し振り。新鮮な気持ちでした。
いつもチェックする松屋の裏の山野草のお店でこんな素敵<wbr></wbr>な紫陽花を見つけました。（銀座に山野草のお店なんて粋ですよね。）八重の花びらでこんもりした紫陽花、微妙な淡い紫の色合いにも惹かれました。もう紫陽花の季節なのですね。（これって一昨日掲載したパリのライラックとなんだか似てます？）
新入荷フェアも始まり、やっと外に目を向ける余裕が出来たので、昨日はお店の帰りに日本橋高島屋のタティングレース展へ出掛けました。
以前も、こちらのブログで新たな聖光院先生のタティングレースの本タティングレース(CreAtorクリエイター06)が出版されたことをお伝えしましたが、今回はその出版記念で、本に掲載されているすべての作品を実際に見ることが出来る展示会でした。
実際に目にする作品の数々は本で見るよりも繊細。流石に聖光院先生の作品は緻密でエレガント、とても素敵でした。他にもビーズを使ったアクセサリーやカラーの糸を使った作品、和の布と組み合わせた作品、タティングレースを万華鏡に応用した作品など、様々なタティングレースの作品が。今までアンティークのタティングレースばかりを見てきましたが、この作品展でタティングの新たな世界の広がりを感じました。
会場は日本橋高島屋7階クロスロード7です。会期は明日まで、明日は午後4時までですので、ご興味のある方はお早めにお出掛け下さい。
昨日からお店では新入荷フェアが始まりましたが、買付けから戻って、無事商品の整理やお値段付けも間に合い、ようやく私の中では「平常モード」になってきました。なので、また今日から、今度は「買付け日記」の更新を。今回の買付けでも様々な場所へ行き、様々な物が入荷しましたので、そんな一コマをご紹介したいと思います。毎度拙い文章ですが、お読みいただいて、笑っていただけましたら嬉しいです。
画像はパリで見たお花屋さんのライラックです。これはお花屋さんのお花ですが、今の時期のフランスでは、あちらこちらにごく普通にライラックが咲いていて、「フランスアンティークにはライラックのお花が多いはずね！」と改めて気付きます。小さなお花が本当に可愛いですね。