この左にある私の顔写真、もうずっと同じ画像だったのですが、このたび思うところがあって交換してみました。その理由というのは…先日、東京でのフェアの折、「ブログは毎日見ているんですよ!」と何人かのお客様が言って下さったためです。わざわざ毎日見て下さるのでしたら、やっぱりにっこり笑った画像でお迎えしたいですものね。え?手にワイングラスを持っているって?そこはどうかお目こぼしを。(笑)
この画像、買付けの合間に立ち寄ったロンドンの繁華街はオックスフォードサーカスにあるデパート、リバティーのカフェで撮ったもの。ここはデパートだというのに、チューダー様式の建物も趣深く、リバティープリントをはじめとする商品も私達の好み、シャツを数十枚持っている自称「シャツ持ち」のうちの河村の一番のお気に入りは、ここのリバティープリントのものです。
今日は、今までに撮りためてあった私の秘蔵画像(?)で、皆様にリバティーへお誘いいたします。
ハーフティンバーと白い漆喰壁のコントラストが特徴のチューダー様式。この正面玄関はフラワーショップになっていて、いつも行く度に美しいお花が出迎えてくれます。チューダー・ハウスと呼ばれるこの建物は1920年代の建築。なんと解体された2隻の木造船から作られたのだそうです。
正面玄関を入ったそこは、明かり取りのための高い吹き抜け。木造の内装と手摺りに掛けられたキリムやラグがエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。これは創始者のアーサー・リバティーがお客様に自分の家のようにくつろいで欲しいという願いを込めてしつらえたものです。
今も使われている木造の階段。この階段をギシギシ音を立てて上り下りする度、リバティーの歴史を感じるのは私だけでしょうか?
階段の踊り場にはステンドグラスが。私が目にしたことのあるチューダー・ハウスの窓は、確か皆ステンドグラスだったはず。こんなところにもリバティーのクラフトマンシップの概念が溢れています。
正面玄関の上に吊されたクラシックな看板。そう、リバティーはこの看板にあるように1875年に設立されました。当初は日本のテキスタイルを扱うなど、日本とも縁が深かったのですよ。また、アーツ・アンド・クラフツ運動の立役者、ウィリアム・モリスのモリス商会の家具なども、リバティーならではの商品でした。 現在でも、このチューダー・ハウスの地下には、アンティークのリバティー家具を扱うフロアがあり、大変興味をそそります。
この夏、ロンドンへご旅行の予定を立てていらっしゃる方、お時間があったら是非訪ねてみてください。
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