さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

「ルーマニア・エリザベス王妃のレース展」

2010-07-29 | アンティーク

 今日は久し振りの雨、文字通り「恵みの雨」で連日の酷暑もどこへやら、やっとひと息つけたような気がしました。そして…やって来ました!東京へ。明日から始まります骨董ジャンボリーのため今日はお江戸へやって来ました。

 本当でしたら今日は午後からゆっくり出掛ける予定だったのですが、ゆうべ東京のお客様のおひとりで、タティングレース愛好家の方からメールをいただき、急遽朝から出発することになりました。そのメールというのは、ただいま西麻布のルーマニア大使館で開催中の「ルーマニア・エリザベス王妃のレース展」のお知らせ。オーストリア王妃エリザベートとも懇意だったルーマニア・エリザベス王妃(1843年~1916年)は有名なタティングレース作家で“The Art of Tatting”という本まで出してしまったというお方。今回は、1910年に出版されたその本の100周年を記念して開催されました。

 今回はエリザベス王妃の自作のタティング・レースの写真やその一部を再現した資料等々、そしてレース愛好家の方々の作品、と盛り沢山。また、今回のレース展を企画されたレース研究家聖光院有彩先生が、資料のひとつひとつを丁寧に説明して下さり、とても勉強になりました。今までもタティングレースは興味深いレースのひとつでしたが、今回様々な作品を目にすることで、更にタティングの魅力に開眼!足を運ぶことが出来てとてもラッキーでした。

 この「ルーマニア・エリザベス王妃のレース展」は明日まで。最終日の明日は午後3時までなので、興味のある方はどうぞお急ぎを!詳しくはこちらをご覧下さい。

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ムーミンの国へ

2010-07-28 | 

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 「ムーミンの国へ」といっても、フィンランドへ行く訳ではありません。正確には「ムーミンの国回り」で行くことになりました。9月の買付けの予定がようやく決定!今回は、いつも私達が使っている大韓航空ではなくフィンランド航空ことフィンエアで行くことが決まりました。

 マイレージを貯めている大韓航空はあと25000マイルほど乗れば搭乗50万マイル達成でプラチナカードに。(先程大韓航空のホームページから自分のマイレージを調べてみましたら、なんと174回も搭乗していました!!「こんなに乗っていたのか!?」と自分でもびっくり。)プラチナカードになれば荷物も40キロまでOKですし、ラウンジは使い放題。あと3回程ヨーロッパを往復すれば達成できるのですが、これがなかなか…。名古屋からはヨーロッパ便が少ないこともあり、乗り継ぎの良い大韓航空は最近大人気!ギリギリにならないとチケットが取れないため、プラチナカードを手に入れた後はANAなどの他の航空会社に乗りかえることも思案中でした。(最近アンティークディーラー仲間の間ではANAが一番人気です。)

 一応、今回も予約を入れてみた大韓航空は、行きも帰りもソウルから先のヨーロッパ便がキャンセル待ち。一番最初にリクエストを入れた日程なんて、「90人待ちです!」と言われ、愕然としてしまいました。結局、キャンセル待ちのまましばらく待ってみたものの状況は変わらず、旅行社の方の「フィンエアですと安いチケットがありますけど。」と言われ、大韓航空よりもかなり安い金額に目が眩み、今回はヘルシンキ回りで行くことになりました。

 実はフィンエア、ヨーロッパ便では日本から最速なんだとか。ただし、私達が乗る名古屋-ヘルシンキ便は、次のロンドン便に乗るまでたった50分の待ち合わせしかないため、「ロストバゲージが頻繁」という話を耳にし回避。ロンドン便をひと便遅らせて今回は空港で2時間待ち、これなら空港内をうろついたり、免税店を冷やかしたりする時間もありそうで楽しみです。(ムーミンを買ってしまいそうです。)

 既にすぐに満室になるいつものパリのホテルは押さえているものの、他はまだ。さぁ、チケットが取れたので、ロンドンのホテルの予約をしたり、ユーロスターの予約をしなくては!忙しくなりそうです。

 今日は明後日から始まる骨董ジャンボリーのため荷物の積み込み。明日は午後から東京へ向います。

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涼しくなる香り

2010-07-27 | 日常生活

     20100727

 連日の暑さをかわす私の小さな工夫。それは涼しげな香りを身にまとうこと。いかにも「フランスのマダム」を思わせる女性的な香りは暑さを余計に感じそうなので、このところこんな香水を愛用しています。ブルー系のボトルが目にも涼し気ではありませんか?

 左は実は男性用。以前から愛用しているL'EAU D'ISSEY の男性版、L'EAU D'ISSEY POUR HOMME SUMMER のオー・ド・トワレはイッセイミヤケの夏だけの限定品。確か何年か前の9月、買付けの折に立ち寄った免税店で大量に「叩き売り」されているのを見て手に入れた記憶が…。(笑)男性用だけに全然甘くない、ちょっぴり辛口でスモーキーな香りが夏向きで気に入っています。以前、ずっと年上の男友達に「あれっ!僕と同じ香り。」と驚かれたり、喜ばれたり(?)したことがあります。

 真ん中のロエベのA MI AIRE はお客様からのプレゼント。「自分らしく」というネーミングも素敵ですが、何よりもシュッと吹き付けたときのすっきりした柑橘系の香りがお気に入り、爽やかで気分がリフレッシュします。春先や暑いときによく使っています。

 右は何年も前に手に入れたロクシタンのレモンヴァーベナのトワレ。今では日本中どこにでもあるロクシタンですが、その昔、日本にはショップがなくて、買付けのちょっとしたお土産によく選んだりしていました。このレモンヴァーベナはレモンの柑橘系の香りよりもちょっぴり柔らかく暖かみのある香り、香りが長続きしない点もこの暑さの中では逆に良いのかもしれません。(それって単に古くなったせいかしら?)

 今日もさっぱりした香りを着けてサロンでお仕事。週末の骨董ジャンボリーのため商品の補充をしたり、整理をしたり、出掛ける準備をしています。

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2003年フランスの夏

2010-07-26 | 

     20100726

 それにしても連日の酷暑ですね。熱中症などになっていませんか?「暑い夏」といえば、2003年のフランスの夏のことが話題になる我が家。そう、2003年はあまりにあまりな暑さに、空調がほとんど無いフランスでは沢山のお年寄りが熱中症で亡くなり、ワインの当たり年としても記憶に残る夏のことです。

 ちょうどその渦中の8月、レンタカーに乗って南仏に仕入れに出掛けた私達は、早朝から昼過ぎまで照りつける太陽の下、気温40℃の戸外で買付けをし、冷房の効いたホテルに帰ってきた午後(南仏のホテルは流石にエアコンがあるところが多いのです。もちろん無いところもあります。)には、シャワーを浴びて「死んだように眠る」という日課を繰り返していました。「シエスタ」といえば聞こえが良いですが、太陽にヤラレて本当に死んだように眠っていたのです。

 自動販売機やコンビニの無い南仏のド田舎でのこと(もっともド田舎ではない都会のパリでも自動販売機やコンビニは無いのですが…。)、私達の生命線はリプトンのアイスティー“The Peche(テ ペッシュ)”。ピーチフレーバーのアイスティーを求めてさまよい、毎日何本となく飲んでいました。

 この画像も、そんな南仏の田舎の小さな街のワンショット。「暑かったよね~!」「まるであの時の南仏みたい。」とここ最近の暑さに南仏を思い出している私達です。

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新入荷の雑貨をUPしました!

2010-07-25 | アンティーク

 今日も暑い一日でしたね。連日このお天気ですと、ずっとお天気の悪かった梅雨が思い出されて、そろそろ雨が恋しい気分です。(でも当分降る気配がないようで…。)

 さて、“Goods”のページに新入荷の雑貨をUPしました。今回もシルクポシェットやカルネ・ド・バル他の貴婦人アイテム、フランス雑貨多数をUPしましたので、どうぞご覧になって下さい。

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このシルクポシェットはイギリスから出てきた物。19世紀でも初頭と思われる古いシルクアイテムです。きっと当時の貴婦人はこんなポシェットひとつ手に持って、あとの重い荷物は後からお付きの者が捧げ持ってお出掛けしたのでしょう。

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こちらの拡大画像で、繊細なビーズ細工の様子もご覧いただけるかと思います。きっとのような手の込んだポシェットにはこちら↓のようなカルネ・ド・バルがしのばせてあったかもしれません。

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このカルネ・ド・バルの手彫り彫刻の繊細なことといったら!アイボリーの滑らかな素材感も魅力的ですが、こんな大きなサイズの板状のアイボリーがとれたことにも驚きです。

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どうぞ間近でご覧いただきましょう。薔薇の他、すずらん、ライラック、忘れな草、可憐なお花の組み合わせ、周囲の立体的なリボンの彫刻と相まって、繊細な細工にため息が出るようです。

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こちらはニナ・リッチの香水瓶“Coeur Joie(クール・ジョワ)”、「喜びの心」「弾む心」と訳されるそれは第二次世界大戦の終結を喜び、戦争からの解放に弾む人々の気持ちを表現したものです。ラリックで作られた魅惑的なハート形の小瓶です。

もう7年程前になるでしょうか。イギリスのカントリーサイドの大きなアンティークフェアでこれよりももう少し大振りなサイズの“Coeur Joie”をみつけたことがあります。その時には、手に取ったまま高価なお値段に長時間迷った挙げ句、うっかり一度手放してしまい…あっという間に横から手が出てきてアメリカの女性ディーラーにさらわれてしまいました。「しまった!」と思ったときには時既に遅し。買付けの苦い思い出のひとつです。今回の香水瓶はフランスから出てきました。

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豪華なドレッシングトレイはフランス製です。イギリス製の1930年代のものはお馴染みですが、19世紀のフランス製のドレッシングトレイでこのサイズのものは珍しいのでは。実際に様々な香水瓶を置いて飾っても素敵です。今回の「買付け日記」で私が「腕が抜けそう!」と騒いでいたのはこちらのトレイです。ホテルまで持ち帰る際には腕が抜けそうに重かったのですが、これをみつけたときにはそれは嬉しかったです。

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こういった小さなアクセサリートレイは私が大好きなアイテム。フランスらしいロマンティックで小振りなアイテムです。フランスではいつもこうした物を探していますが、最近ではなかなかみつからず。みつけたときにはテンションが上がってしまいます。(上のトレイとはまったくサイズが違いますので、お間違いの無いように!)

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重厚なアンティークらしい雰囲気のジュエリーボックスです。グラヴィールの入っているものは最近少なくなってきました。内側のシルクの退色もアンティークらしくて良い感じです。まん丸のスタンドも可愛いですね。

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サーモンピンクが綺麗なジュエリーボックスは内側外側ともとても良い状態です。シルクの部分はお花形の鋲で留めてありますが、この鋲の形がとってもチャーミング!こうしたお花の鋲は今回初めて目にしました。カットが施された分厚いガラスも綺麗、透かし細工になったスタンドも特徴です。

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側面の三角形のガラスが興味深いウォッチケースです。中のブルーのシルクの色も僅かに紫を帯びているようでとても美しいのです。背面、底面とも五箇所ものシルクの鋲で留められている点もポイントです。こちらも大変良好な状態です。

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こうしたフランスらしい金張りのブロンズフレームは私のお気に入りアイテムです。今回入荷したのはこのとおり、上には大きなリボン、下にも小さなリボンのリボンづくし。薔薇のガーランドの細工にも心惹かれます。

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暑いですね~!

2010-07-23 | 日常生活

 今日の名古屋は36。6℃、予報では明日も同じぐらい暑くなりそうです。涼しいサロンから自宅へ帰ってくると本当に暑い!普段は高台でよく風が通る(その代わり台風の際の暴風は家ごと吹っ飛びそうで恐怖です。)涼しい我が家なのですが、このところは全然涼しくない!!両親の飼う階下のドラ猫は、毛むくじゃらの身体を玄関の冷たい土間に横たえて伸びきったまま動きません。こんな時はクーラーだけでなく何か涼しくなる工夫が必要ですね。

 そんな私が最近愛用しているのは、河村所有のリンスイントニックシャンプー!たまたま自分のシャンプーを切らしてしまった際に使ってみたら、クールで爽快、これがもうやみつきになる気持ち良さです。とても夏向きで、「どうして女性用のトニックシャンプーはないのよ!」と思ってしまうほど。元々、毛染めもしていなければパーマもかけていないオカッパの頭の私は、シャンプーやコンディショナーにいたって無頓着、念のためいつも髪を切っていただいている美容師さんに恐る恐る「男性用のトニックシャンプーって、使っても大丈夫でしょうか?」と尋ねると、苦笑しながらも「一応シャンプーですからね。女性用よりも洗浄力が強いんですが問題ありませんよ。」とお墨付きを貰いました。

 熱帯夜の晩、ご自宅にご主人のトニックシャンプーがある方は一度お試しになってみては如何でしょう?皮膚の強い方なら問題ないかと。刺激的ですよ。どうか皆様も熱中症にはお気を付けて。

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いただきものコレクション

2010-07-22 | サロン

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 この画像、何だかお変わりになりますか?実はこれ、サロンの玄関にあるディスプレイスペース。サロンにいらしたことがある方はお馴染みでも、大半の方は初めて目にされるかもしれませんね。本邦初公開です!(笑)

 サロンからお帰りになるお客様がここに目を留め、「これが欲しい!」とおっしゃることもしばしば。ですが、こちらはすべてお客様やお友達からの大切ないただき物。売ってしまう訳にはいきません。「ごめんなさい。こちらはみんないただいた物なので。」と丁重にお断りしています。

 手作りの物、心のこもった物、どれも皆思い出のある物ばかり。サロンに出勤してきてこれらを目にする度、何だかほっとしてしまうのです。左端のモジャモジャしたものは、私が用意した紙製の鳥の巣に、アンティークのシルクで張ったエッグ(これもいただき物、本当の卵です!)に染め花をあしらった物を入れてあります。画像で見ると何だかよく分からないのですが、実物は素敵なのですよ。どれも可愛い子ばかりです。

 今日もサロンを開けるかたわらでホームページの更新の準備、ちょっぴり見通しがついてきました。

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いよいよ夏本番

2010-07-21 | 日常生活

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 今日は館林でなんと38℃、こちら名古屋も36℃を超える真夏日、本当に暑かったですね。明日もまた暑い一日のようです。私達のサロンは北向き、それこそ真冬には自宅から通いたくないほど寒くて冷え冷えしているのですが、夏になると反対に終日冷房を入れれば、翌日出勤してきたときにも何となく冷気が。ここ最近は自宅から「別世界だ~!」と毎日喜んでサロンへ通っています。

 今日もサロンには様々なお客様が。先日神戸で開催された世界レース会議にお誘いいただいたボビンレースの先生とは「お疲れ様でした~!」とレース会議での出来事を思い出して楽しいおしゃべり。今になって思えばあの会場の暑さも楽しかった思い出ですが、裏方のお役の方々は皆ボランティアで大変だったのですね。本当に頭が下がります。明日も涼しいサロンで皆様をお待ちしております。

 今日の画像は昨年の今頃訪れたニースで撮ったもの。ちょっぴり涼んでいただけたでしょうか?

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明日からオープンウィーク

2010-07-20 | フェア

 梅雨が明けて、今日も暑い一日でしたね。いよいよ明日からサロンのオープンウィーク!昨日からサロンの飾り付けを始め、先程終了。後はお客様をお迎えするばかりです。河村は次の更新の準備のために、既に商品の撮影を始めていますが、テキスト担当の私も、今週はサロンを開けるかたわら作業に集中したいと思います。今週のサロンはこんな感じです。

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 明日はいつもの新入荷フェアと違って12時からオープンです。  どうぞお間違いになりませんように。  暑い最中ですが皆様のお越しをお待ちしております。どうぞ遊びにいらして下さいね!

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夏休み

2010-07-19 | 

 連休は如何お過ごしでしたか?さて、週末にお休みをいただいて金沢・能登へ。一泊二日の慌ただしい旅でしたが、ちょうど梅雨も明け、良いお天気の中、お休みを満喫してきました。

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 21世紀美術館は週末ということもあったのでしょうが、本当にいつも混んでいて「こんな人がいっぱいいる美術館見たことない!」というぐらい地方にあるにもかかわらず成功している稀有な美術館だと思います。そして夏休みに入ったこともあり子供がいっぱい!小さい頃から美術館に親しむなんてとっても素敵なことだと思います。この画像を見ると、皆何だかリラックスしているのがお分りいただけるでしょうか?左端のお父さんは小さな女の子と一緒にゴロンとひと休み中。

 実際にこの美術館の成功振りは美術界でもよく知られていて、世界中から使節団が訪れているのだそう。今日もそれと分かる海外からのグループ が案内されていました。

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 この風景は何?そうです。プールの中から上を覗いた画像。「レアンドロのプール」と呼ばれるレアンドロ・エルリッヒの作品。

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 上から見るとこんな感じ。実際は、透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間。中に入って上を覗くと、本当にプールの中にいるように水が揺らめきます。

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 SANAA の開放感のある建築だからでしょうか。こんな風にのんびり寝っ転がる子供があちこちにいて微笑ましい光景でした。目的の舟越桂の作品は、今回は彫刻よりもリトグラフやデッサンに惹かれるものが。普段まったくといってもよいほど物欲のない私ですが、人物の頭部を描いた小さなデッサンの作品が欲しくなってしまいました。果たして舟越桂のデッサンって、いったいいくらするんでしょう?いや、デッサンといわずリトグラフでも…。

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 こちらは今回の金沢のもうひとつの目的、河村お気に入りの「つる幸」のお食事。お夕食はとても手が届きませんが、お昼でしたら私達でも行くことが出来ます!日本中から和食を志す若者が修行にやって来るというつる幸。ブルーチーズやアンチョビなど、まるでフレンチのような素材を使い、様々な趣向を凝らした八寸にはいつも驚かされます。この日のお食事も美味しかった~♪

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 金沢からまた2時間弱のドライブでやって来ました能登島へ!!和倉温泉からもすぐ、この能登島大橋を渡ればそこが能登島です。 

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 いつもの宿に着いた頃にはすっかり夕暮れ。でも、このお部屋から見える海の景色にはいつもほっとさせられます。もう能登島にはひょっとしたら20回位来ているかも?(笑)ここにやって来るとなぜか「帰ってきた!」という気持ちになるのが不思議です。

 元々、学生時代に、ここにあるガラス工房で毎夏何週間もガラスを吹いて過ごしていたのが発端です。朝から3時まで室温40℃以上の工房で吹きガラスの講座を受けた後は、海へ一目散に走っていって海水浴。学生時代の楽しかった夏の思い出です。

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 パソコンのないここでは久し振りに読書。たった一泊でしたが、夜遅くまでゆっくり読書を楽しみました。

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 やっぱりここの海は本当に綺麗!先日、神戸でお友達のアンティークディーラー皆と食事をした際、なぜか「お墓」の話になって、私と福岡のソーイング小物を扱うディーラーの男性とは「日本海に散骨!」で意見が合い盛り上がりました。最初は「地中海がいいなぁ。」なんて言ってた私でしたが、「やっぱり日本海もいいよねぇ~。」と意見が一致。いえいえ、骨になる前に老後はこんな海の見えるところに住みたいです。

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 後ろ髪を引かれる思いで能登島を後にし、ふたたび金沢へ。梅雨明けなのか快晴の空に照りつける日差しが刺すよう。朝顔もあまりの暑さに頼りない感じです。

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 最後は金沢のひがし茶屋街で。19世紀初期から半ばに建てられた茶屋様式の町家が多く残る一角です。風情がありますね。今回はここでお食事をしてさっさと名古屋へ帰宅。お休みといえども、名古屋から往復700キロ弱の旅。 最近、運転を代わるとすぐに眠くなる私は、このところ助手席が指定席です。結局今回も100キロほど運転しただけで後は河村任せでした。あぁ、また日本海へ行きたいなぁ。

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