さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

サプライズ!

2009-07-31 | フェア

 今日から名古屋骨董祭が始まりました。骨董祭の昼下がり、ブース内にお客様の姿が一旦見えなくなったすきにバスケットの中に入れたシルク生地を整理。

 ちょうど、その中の新入荷の一枚を手にしながら、「あ、この生地、大阪のあのお客様の好みの色合いだわ。今年は恒例の阪神百貨店のフェアが無くて、お目にかかれなくて淋しい。」とふと考え込んでいると…私の背中に誰かの視線が!振り返ってみると、今頭に思い浮かべた大阪のお客様、その方本人が什器の影でこちらを覗いながらニッコリ!!あまりのタイミング、思いがけない再会に「えっ!?なんで?」とびっくりして、思わずその方に近寄って、その手を握りしめてしまいました。

 いつもは関西のお仕事でお目にかかるのですが、今回わざわざお住まいの大阪から名古屋の骨董祭へいらっしゃったとのこと。リングもペンダントも、以前お買い上げいただいたアイテムを上手に着けて来てくださって感激。嬉しいサプライズな再会でした。

 明日はどなたがいらっしゃるでしょうか?お客様とのこんな再会が私を元気にしてくれます。

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明日から名古屋骨董祭

2009-07-30 | フェア

 明日から夏の恒例、名古屋骨董祭が始まります。今日は搬入時間の午後3時から会場で搬入と飾り付け、ようやく午後7時過ぎ、完了しました!

 思えば、昨年の8月、名古屋骨董祭に出店したのは河村だけ。その頃私は、横浜高島屋の催事にひとりで出店し、お互い名古屋と横浜で奮闘していたのでした。河村は名古屋と横浜を車で往復し、その翌日はふたりそろってまたもや車で大阪へ。思い起こせば昨年の夏はあまりにあまりのスケジュールでした。(泣)

 この名古屋骨董祭、私達の数あるお仕事のうちで、サロンを除くと一番近い仕事場。今日なんて、飾り付けの途中にもうひとつ什器が必要なことに気付き、河村がサロンまで車で取りに戻りました。(笑)こんなことが出来るのも地元ならでは。明日から三日間、地元のお客様とお目にかかれるのも楽しみです。エンジェルコレクションのブースはC-5、骨董祭にお越しになったら、是非お立ち寄り下さいね。

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エルブ・ド・プロバンス

2009-07-29 | 日常生活

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 今晩のメニューはトマトソースで南仏風魚介のパスタ。といっても、私は河村の命令に従って、混ぜたり炒めたりするだけなのですが…。

 南仏風のメニューに欠かせないのが、このエルブ・ド・プロバンス(Herbes de Provence)、タイム、セージ、ローズマリー、フェンネル、ローレルやバジルなど南仏の様々なハーブを合わせたミックスハーブです。とてもスグレモノで、これをひとつまみ振り入れるとお料理が何でも南仏風に!ラタトゥーユやトマトソースを使った魚介のメニューには必需品、やったことはありませんが、たぶんこれと刻んだオリーブを入れてパンを焼いても美味しいと思います。

 このエルブ・ド・プロバンス、もう何年も前にプロバンスに出掛けた際に購入したのですが、便利に使っているうちに一代目はあえなくfinish。今回の南仏行きでは、新たなハーブポットを入手することが隠れた目的でもあったのです。

 この画像が初代と二代目のハーブポット、南仏風のプリント生地が可愛いでしょ?右が初代ハーブポット、空になっても素焼きのポットに愛着があって捨てられず、空になったポットを洗ったら、“Herbes de Provence”の文字は水溶性だったのか、すっかり消え失せてしまいました。左側が今回新たに入手した物。なにぶん素焼きで壊れやすいので、しっかりくるんで大切に日本まで持って帰ってきました。

 一代目が使い終わって淋しい気持ちでいましたので、またキッチンの戸棚の隅に二代目がやって来て嬉しいです。でも案外日本でも簡単に手に入ったりして。(最近フランスで売っているほとんどのものは日本でも手に入るようになりました。え?これも日本にあるの?と、がっかりすることも多いのです。)エルブ・ド・プロバンス、夏野菜や魚介類、トマトソースを使ったお料理におすすめです。これを入れると、お料理が簡単に南仏風になりますよ。

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ジュエリー、香水瓶をUP!

2009-07-28 | アンティーク

 毎日雨降りの続く憂鬱なお天気ですが、こんなときこそ、のんびりアンティークでも眺めていただきたいと思います。今日はジュエリーと香水瓶、化粧小物をUPしました。どうぞそれぞれのページを開けてみてくださいね。

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すずらん好きの方に!無垢のゴールド製なので、普段から毎日のように着けていただくのもおすすめ。フランスでのすずらんはちょっと特別なお花。5月1日のすずらん祭の日には、「幸運をもたらすお花」として贈りあう習慣があります。現代でもこの日は、誰でもすずらんを売って良いきまり。街角には小さなすずらんの屋台が並びます。

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小さいけれどずっしり重量感のあるロケット。小さなフォルムの中に様々な細工をギュッと閉じこめた一点です。外側も素敵ですが、内側のガラス製のフレームの細工も感動的です。

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美しい紫色のペースト製のシール。ダブルハートはヴィクトリアンらしいモチーフですが、このダブルハートを取り囲む文字が泣かせる!(笑)「離ればなれになっても別つことは出来ない」なんて、遠距離恋愛の恋人に送るラヴレターのようですね。

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この画像はとても大きいのですが、実際のこのロケットは1cm角にも満たない大きさ!なんとも可愛いサイズなのです。こんな小さなロケットは今まで見たことがありません。他のロケットやチャームと重ね着けをすると、どちらも引き立て合うと思います。

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なんだか自分の頭文字のせいかついつい“M”の文字が気になってしまいます。ですが、こんな繊細な透かし細工はなかなかお目にかかることはありません。 “M”の方、いらっしゃいませんか?

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久し振りにシードパールをお花形に並べたクラスタータイプのピアスが入荷しました。 パールづかいが上品で、他のジュエリーとも合わせやすい優しい雰囲気です。

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美しいバカラのミケランジェロの香水瓶です。香水瓶をコレクションしている方も、そうでない方も、誰が見ても美しいこと間違いなし!他の香水瓶よりも少し大きめのサイズなので、存在感も抜群です。バカラに限ってはマークがないのもポイントです!(マークがある方が新しいので。)

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美しいカットグラスの香水瓶は典型的なヴィクトリアンスタイル。ヴィクトリアン後期からエドワーディアンの頃の貴婦人の鏡台には必ずこのタイプの香水瓶が置かれていました。中に香水を入れると、カットグラスがますます美しく煌めきます。

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ドングリ好きの方はいらっしゃいませんか?そういう私も「ドングリ好き」、ドングリを見るとほおっておけません。イギリスの「ドングリもの」 って本当に可愛い!これはペンダントにもなるところがポイントです。 ふたもしっかり閉まりますよ。

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香水を鍵の中に閉じこめるなんて、なんてお洒落なんでしょう!いったいどんな香りがしたのでしょうね。こんな香水瓶から香水を付けてお出掛けする当時のマダムの姿を想像してしまいます。

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フラワーバスケットと薔薇のガーランドの優美なグラヴィール、このエレガントなパウダーポットの中には何を入れましょうか?昔の女性はこんな美しいものに囲まれた生活をしていたのですね。羨ましい~!

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色葉さんと打ち合わせ

2009-07-26 | サロン

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 今日は、今までも何度かコラボレーションフェアをしている色葉さんと、また次回のフェアの打ち合わせ。まだまだ何ヶ月も先のお話ですが、夕方にサロンまで来ていただき、大まかにフェアの会場や今後のスケジュールについて確認しました。

 お仕事の後は一緒に楽しいディナー。三人のお気に入り、ご近所のフレンチレストランへ。本来名古屋の近くに住んでいる色葉さんですが、前回彼女と会ったのは、6月の東京丸の内。確か私達がプランタン銀座のアンティークバザールに出店中で、彼女が丸の内の大丸のビーズ展だったとき。お互い近くに住んでいながらも、それぞれ出張がちでなかなか会うことが出来ない間柄。毎回、「今度はいつ会えるだろうねぇ?」なんて言いながら別れるのが常です。

 今日はお食事しながら、先日の南仏でのことや、最近のお仕事のことなどを話しながら楽しく過ごしました。画像は前菜で、ゴマ鯖と生ピーナツを和えたもの。アミューズから始まって、デザート二品まで延々3時間(!)、今日もドキドキわくわくするメニューに三人とも大満足でした。あぁ、楽しかった(美味しかった)なぁ。

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え~と、え~と…

2009-07-25 | 日常生活

 次のホームページの更新を目指し、ただいま作業中。商品をホームページに掲載する前には、分かっているようなことでも、念のため資料になる書籍を開いて、間違いの無いよう確認するようにしています。

 ところが、以前「ここに掲載してあるから大丈夫!また今度ゆっくり調べましょ。」と思っていた香水瓶が、いざしっかり調べようと書棚を探しても、どの本のどこに掲載されていたのかみつからず大騒動。(今回は香水瓶がいくつか新入荷しています。)香水瓶は個人的にも好きなアイテム、和書、洋書を問わず香水瓶に関する何冊かを取り揃えています。

 今日は、サロンの書棚の中から香水に関する書籍をガサゴソしながら、「え~と、え~と、どこだっけ?」 「ない!ない!な~い!どこに行ったの~?」とひとりで大騒ぎしながら探していました。

 あぁ、本もインターネットと同じように検索が出来ればよいのに。サロンの机で香水瓶の本に囲まれながら、もんもんとしています。

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準備完了!

2009-07-24 | フェア

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 いよいよ明日からサロンでのフェアが始まります。今日は、終日サロンの飾り付けに追われていました。一日掛けてディスプレイし、ようやく準備完了。あとはお客様をお迎えするばかりとなりました。

 河村もお客様にお見せできるよう、せっせと今回の買付けの画像をプリントアウト。お越しいただいた皆様にお茶を飲みながらゆっくり見ていただけく予定ですので、こちらもどうぞお楽しみに。

 「買付け日記」もやっと「南仏編」へ到達。ようやく楽しかったニースの旅について皆様にお知らせできそうです。こちらも「しのぶ写真館」と共によろしく!

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今日はアイロン掛け

2009-07-23 | 日常生活

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 週末から始まります名古屋でのフェアを控えて、買付け後の恒例、新入荷アイテムの整理に明け暮れました。本日はレースの整理、毎度のことですが、アイロンを掛けたり、袋に詰めたり。

 画像のベビードレスも、今日お洗濯をしてアイロン掛けをしたもの。いつもは、こうしたベビードレスやブラウス、その他のレースアイテムも、実際にお洗濯することがほとんどないのですが、なんだかこのベビードレスはさっぱりさせたくて急遽お洗濯。午後に手洗いして、優しく水気を切って、サロンの流しに干しておき、夕方には生乾きのままアイロン掛け。(ホワイトワークやカットワークを施したものは、生乾きの時にアイロン掛けをするのが鉄則です!乾いて固まってしまってからアイロン掛けをするのは大変ですからね。)パリッと綺麗になりました。

 それにしても、ベビードレスって本当に小さく出来ているのですね。大きな普通のアイロンで、アイロン掛けするのがとても大変で、こんな小さなドレスをチクチク縫った当時の人の苦労が少し分かったような気がしました。画像をクリックすると大きなサイズでもご覧いただけますよ。

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日食

2009-07-22 | 日常生活

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 今日の日食はご覧になりましたか?午前11時少し前、外で出張帰りの愛車の洗車をしていた河村が、車内に起きっぱなしにしていた私のサングラスを手に、珍しくドタバタと「まさこさ~ん!」と大声で叫びながら家に入ってきました。「え!?なになに?」と面食らいながら出てくみると、「日食!日食!」と河村。

 ふたりで家の窓から見ようとするも、太陽がみつからず、外に出て太陽を探すと、このとおり!肉眼では雲に隠れて見えにくいものの、サングラスをかけて見ると、薄雲の隙間からお月様のように欠けた太陽が!神秘的で、しばらくの間ふたりで思わず見入ってしまいました。薄雲を通してうっすら見える太陽は、直に見るよりもソフトでサングラスで見るにはちょうど良い感じ。曇天だった今日、見えていたのはほんの僅かの時間ですが、名古屋にいてもこんなに見えるなんて感激でした。

 次回、日本で見ることの出来る日食は26年後とのこと。その頃、いったいどこで何をしているでしょうか?

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奇跡のメダイ

2009-07-21 | 

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 ボン・マルシェカードでもお馴染み、パリ7区にあるデパート ボン・マルシェのすぐ裏手にある「奇跡のメダイ教会 Chapelle Notre Dame de la Medaille Miraculeuse」へ、先日の買付けの折、空いた時間に訪れてきました。

 ボン・マルシェへはいつも滞在しているホテルからも歩いて行ける距離。以前から「奇跡のメダイ教会」の前を何度か通り過ぎたことはあっても、お御堂の中に入るのは初めて。ここでお客様の皆様に「奇跡のメダイ」をパリのお土産にすべく、足を踏み入れました。

 1830年、聖堂の修道女カタリナ・ラブレの前に聖母マリアが現れ、「このモデルに従ってメダイを造らせなさい。信頼をもってそれを身につける人は大きな恵みを受けるでしょう。」とお伝えになり、このメダイが作られるようになってからから180年余り。身に着けると、当時流行していた疫病が治ったり、様々な奇跡が起きたことから「奇跡のメダイ」と呼ばれるようになったのだそうです。

 お御堂の中は、沢山の人々が祈る静謐で清らかな祈りの場。異教徒の私達ふたりは、普段味わうことのないその雰囲気にドキドキ。でも、メダイの売っている売店には、世界中からやってきたマリア様のお恵みを受けたい老若男女で、ワイワイガヤガヤ大賑わい!なんだか幸せな空間でした。

 今回、このメダイは名古屋と東京でのフェアの会場で、お買い上げいただいた皆様にお渡しの予定です。身に着けていると何か良いことがあるかもしれませんよ!

(フランスでは「メダイユ」ですが、日本では「メダイ」と呼んで良いのかしら?) 

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