名古屋でのフェアも今日まで。お越しいただきました皆様、ありがとうございました。さて、今日はサロンを閉めてから、近くまで用事があって来ていたビスクドールの富野さんが立ち寄ってくれました。
ここ最近、ニードルパンチの襟を作るのに凝っている彼女（ご興味のある方は彼女のホームページをどうぞ！）、忙しい合間を縫ってその材料調達に名古屋まで、そしてサロンにも寄ってくれました。電話では話していても、前回会ったのはいつだったのか…。短い時間でしたが、お互いに言いたいことを一気にしゃべって、ストレス解消。
例年、クリスマスは東京のデパートで過ごすのがここ十何年前から恒例でしたが、今年のクリスマスは自宅で過ごす予定。「じゃ、クリスマスは一緒にご飯でも食べようよ！」と盛り上がったのでした。今年のクリスマス、どうなるかしら？楽しみです。
サロンのフェアのかたわら、来週中に更新できるよう、ただいま作業中。私も河村もせっせと更新の準備をしています。いつものように、画像は河村の係、彼も連日サロンの特設リングならぬ特設スタジオで一生懸命撮影しています。そしてテキストは私の係なのですが、いざ説明の文章を書こうとすると…。つたない文章でも、やっぱり自分でも良く理解していないと文が作れないので、机の上にパソコンと商品、そしてその周りを山のような資料の本（たいていが分厚い書籍）に囲まれて、パソコンのキーボードを打っているよりも、「あ～だ。」「こ～だ。」と本をめくっていたり、インターネットで調べ物をしている方が多いのです。
本当に、このお仕事を何年しようが終わりが無くて、日々勉強です。きっと永久に勉強の日々なのでしょうね。それもまた楽しい人生かも。
という訳で、もうじき更新しますのでお待ち下さいませ。更新次第メールにてお知らせしておりますので、まだサインブックに登録の無い方はこの機会に是非！
一昨日、「楽しくアルザスの夕べ」をした私達ですが、実はこの12月、私達は行くことの出来なかったストラスブールのマルシェ・ド・ノエルが東京にやってくることになりました。期間は12月11日から25日まで、場所は有楽町の東京国際フォーラム、私達がちょうどプランタン銀座のフェアに行っているときではありませんか！？プランタン銀座から東京国際フォーラムは歩いてすぐ。東京へ行く楽しみがまたひとつ増えました。どうぞプランタンにお越しの折に寄ってみてはいかがでしょうか？私もクグロフなどのアルザスのお菓子やヴァン・ショー（暖かいホットワインはフランスの冬の飲み物。シナモンなどのスパイスやオレンジが入ったヴァン・ショーはお砂糖を入れて甘くして飲むのです。）が楽しみ、東京でも「アルザスの夕べ」の続きが出来そうです。
ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2009
12月11日（金）～2009年12月25日（金）
東京国際フォーラム地上広場
月～土曜、祝日：11：30～21：30（フードコートは21：00 ラストオーダー）
日：11：30～20：30（フードコートは20：00 ラストオーダー）
イルミネーション 16：30～23：30点灯
ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2009 公式ホームページ
河村がどこからか見つけてきたクレマン・ダルザスを開けて、今晩はアルザスの夕べ。このクレマン・ダルザス、先日アルザスで散々アペリティフに飲んだワインで、シャンパーニュと同じ製法で作られているにもかかわらず現地ではそれはリーズナブル。ですが、日本に帰って、インターネットでは数千円で売られていることを知り、ビックリ！「現地では10ユーロ強（約￥1,500）だったのに！」と思っていたら、河村がどこからかとっても安く仕入れてきました。（河村よ、よくやった！）
そして、今晩は冷蔵庫で良く冷やしたクレマン・ダルザスも開けて、アルザスで何度も食べたシュークルートの夕べ。河村作のシュークルートは、キャベツやジャガイモ、ニンジン（実際のシュークルートにはニンジンは入っていません。）がたっぷり、野菜が沢山取れるのもgood！実際のシュークルートにはコンビーフも入っていませんが、コンビーフを入れることで濃い味付けになって、本当のシュークルートに近い味になったような気がしました。
シュークルートにクレマン・ダルザスを飲みつつ、「あぁ、アルザス、楽しかったね～！」とあの楽しい日々が蘇ったのでした。
ようやく準備が整い、明日からサロンでのフェアが始まります。今日は夜になって、無事飾り付けが終わりホッとしましたが、何よりもやっと商品の整理や値段付けから解放されて、一番安堵しています。
多いときには300点近くの商品を品番を付けて整理、お手入れするのは、けっして仕事が速くない私にとっては大きなプレッシャー。毎度のことですが頭痛のタネです。（笑）今回は、買付けから帰ってすぐに出張ではなかったので、まだ少し気が楽でしたが、それがかえっていつもよりも仕事が遅かった理由かも。とりあえず、何とか間に合って良かった！
今日はサロンをちょっぴりクリスマスバージョンに飾り付け。さあ、新入荷の整理が終わったので、今度はホームページの更新の準備に取りかかりましょうか。どうぞ待っていて下さいね。
今日も終日新入荷のお手入れと値段付け。一日サロンで作業をして過ごしました。そして、小さなシルバーのアクセサリートレイを磨きながら、こんなサイトを見つけてしまいました。その名も“Online Encyclopedia of Silver Marks, Hallmarks & Maker's Mark”、シルバーのホールマークに関する百科事典ともいうべきページです。
このアクセサリートレイ、見慣れないホールマークのシルバー製品。シルバー製であることは間違いなく、たぶん北欧製かドイツ製だと思うのですが、今まで見たことのないマーク。私の持っているワールドワイドのホールマークブックのページを捲って調べ始めたのですが、国名が分かっていない今回のような場合、あまりに膨大なマークの中からお目当てのマークを見つけ出すのは本当に至難の技です。また、実際のマークとは雰囲気の違う、印刷された平面的なマークを見てもあまりピンとこなくって…。その点このサイトでは、実際にシルバーに刻印されたマークを画像で見ることが出来て、とっても分かりやすい！本当に役に立つホームページを見つけたと自画自賛してしまいました。
このホームページ、近日リンクの予定です。ひとつ手元にホールマークブックも必要ですが、このサイト、なかなか使えそうです。
今日は終日サロンで新入荷の整理に明け暮れて過ごしました。そして夕方、休憩代わりに、来週から始まります名古屋でのフェアのため、クリスマスツリーを飾り付け。ごく小さなツリーですが、先日のアルザスでオーナメント（といっても、様々なゴールドの色をした小さなボールのセットなのですが）を手に入れたので、それを飾るのを楽しみにしていたのです。
小さなボックスに入っていたボールのセット、さほど数が多くないと思っていたのに、飾ってみると結構なボリューム。オーナメントはすべてゴールド系の色合いなので、ちょっぴり大人っぽいツリーです。サロンに飾り終えると早速点灯！ピカピカ光らせてひとりで喜んでしまいました。（河村にもすぐに見るように強要したのは言うまでもありません。）
あぁ、もうすぐ11月も終わり。今年も師走がやって来ますね。ツリーを出したとたん、なんだか慌ただしい気持ちになった夕方でした。
Galleryに新しい画像をUPしました！どうぞご覧になって下さい。この画像は、今回UPしたものと一緒に撮影したもの。ホームページに掲載した画像とは違って加工もしていませんが、こちらも参考にご覧になってみて下さい。今回は、ふたつの画像をどちらが良いかしら？と見比べて、バスケットではなくボックスの写っている画像のほうがスッキリしていて良いかも、とホームページに掲載しました。
左の手前に写っている団扇のような形のもの、これはフランスのファンの一種。もっとも実際に扇いだりするものではなく、プルミエ・コミニヨン（初聖体拝領式・子どもがある程度の年齢に達すると、正式なキリスト教徒になったとしてお祝いをすること。）のお祝いの品とのこと。
シルクの質感と可憐な忘れな草の刺繍に心惹かれて手に入れたのですが、どのフランス人に聞いてもこの正式名称が分からず、やっぱり扇（英語でもフランス語でも「扇」も「団扇」も同じ言葉なのです。）を意味する“eventail”でいいのかなぁ、と現在頭を悩ませています。
さぁ、画像が出来たので、これからせっせと新入荷のお手入れと値段付けを進めたいと思います。このお手入れもまた楽しみなのです。
今回の買付けで唯一自分のために購入したもの、それがこのÀ la mère de famille のマロングラッセ！いつもフランスでは、お洋服を買ったり、香水を買ったり、普段日本でなかなか出来ない自分のお買い物をすることが多いのですが、今回のお買い物はこれのみ！
いつもドローの競売所に足を運ぶ途中にあるこのÀ la mère de famille 、ウィンドウのあまりの可愛さから店内に入って物色したのが何年か前。ドローに向う度、立ち寄るようになってしまいました。
そして今回、買付け最終日に見つけたのがこのマロングラッセ。一粒から購入できるので、他のお菓子と一緒に一粒だけ買って、お店を出るやいなや口に入れると「おいし～い！！赤ワインに合いそう～！」それもそのはず、一粒だけで3ユーロ以上（日本円で400円以上）するのですもの。慌ててこの3粒入りも買い足しました。
そして無事日本へ持ち帰ったのですが、いまだうちの冷蔵庫の中でひっそり。当たり前ですが、「食べたらなくなる…。」と思うと、なんだかもったいなくなってしまったのと（笑）、落ち着いた気分でゆっくり味わいたいのとで、食べられなくなってしまったのです。（マロングラッセごときで、と笑わないで下さいね。最近、トシのせいか食べ物に異常な執着を持つさかざきです。）
このÀ la mère de famille、なんとフランス革命よりも前の1761年創業、18世紀からある老舗なんだとか。このたび初めてホームページを見て、サイトのあまりの可愛さにもびっくりしました。が、他にも美味しいものが沢山掲載されていて私にとっては目の毒かも。チョコレートも美味しそう～。
今回もまた「買付け日記」を書き始めました。ゆっくり綴っていきますので、どうぞ宜しくお願いします。
急に寒くなりましたが、皆様如何お過ごしですか？
行ってきました！旧中山道の妻籠・馬籠の宿へ、河村の母を連れ一泊旅行に行ってきました。妻籠・馬籠へは、高速道路を使えば名古屋から僅か1時間半ほど。子供の頃に行った記憶がありましたが、大人になってから行くのは初めて。今回始めて訪れた河村も河村母も、古い民家が連なる続く旧街道の街並みに、とても喜んでくれた様子でした。
特に妻籠は、1976年に日本でいち早く街並み保存に着手し、国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の一つに選定された場所でもあり、非常に良く保存されていて、まるで日本の古い建物のテーマパークのようなのです。古い建物のひとつは18世紀半ばのもの、時代劇のセットのようで、江戸時代の「お侍さん」や「町娘」が出てきそうで、「古い物好き」にはたまりません。今回は、妻籠・馬籠間を車で移動しましたが、今度は河村と一緒に、リュックを背負って旧中山道をハイキングしたいな、と話しています。
以前からこの旅行を楽しみにしていた河村母も、また飛行機で熊本へと帰っていきました。次回会えるのは、来年の福岡骨董祭の折。年に一、二回しか会うことが出来ませんが、まだまだ元気でいて欲しいです。
さぁ、明日からは平常通りお仕事の日々が始まります。「買付け日記」へも復帰しなければ！
