さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

ジェーン・オースティンへの誘い

2009-09-30 | 

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 いよいよ明後日から「京都大アンティークフェア」が始まります。明日は準備のため京都へと向います。前回の6月の際には、東京のお人形のフェアと重なってしまい出店できなかったので、今回は半年振り。どうぞ関西の皆様、遊びにいらして下さいね!

 さて、帰国してから読むのを楽しみに、買付け前に注文しておいたビカミング・ジェイン・オースティンを、ようやく最近読み終えたのですが、先日東京のフェアにお越しいただいたお客様から、夏休みに出掛けられたイギリスのチョウトンにあるジェイン・オースティン・ハウスのお話を伺い、是非行ってみたくなりました。

 高慢と偏見エマなど(私が一番好きなのは説得かも)、18世紀終焉から19世紀初頭にかけて当時としては珍しい女流文学者として活躍したジェイン・オースティン、彼女が晩年を過ごしたチョウトンはロンドンからとても遠いところだと思っていたら、ロンドンからたった1時間あまりで行けるところだということを知り、がぜん興味が湧いてきました。ことに、ジェイン・オースティンが実際に執筆したコーヒーテーブルほどの小さなテーブルや、母や姉と一緒に完成させたキルトのベッドカバーなど、ジェイン・オースティン・ハウスのサイトには興味深いものがいっぱいです。

 折しも、この秋には若き日のジェイン・オースティンを描いた映画「ビカミング・ジェーン(邦題は「ジェイン・オースティン 秘められた恋」もようやく日本で封切りの様子。私は何度か飛行機の機内で見たのですが、また公開されたら大きな画面でも見たいな、と思っています。

 こちらはチョウトンのジェイン・オースティン・ハウスの映像です。彼女の作ったキルトも見られますよ。

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*「買付け日記」UPしました!


「サジューのお裁縫箱」

2009-09-29 | アンティーク

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 先日の「アンティークのある暮らし展in銀座」にいらしてくださったお客様が見せてくださったのがこの本!同じ時期に東京の松屋で開催されていた「ユキ・パリスコレクション  ヨーロッパアンティーク・美しきくらし展」のブックコーナーに置いてあったことを伺い、早速私も入手しました。

 ソーイングに関する本なら、今までに沢山目にしてきたつもりでしたがこの「サジューのお裁縫箱」はコンパクトながら膨大なコレクションが掲載された中身の濃い一冊。今まではフランス語版しかなかったそうですが、最近この日本語版が発売されたようです。副題に「 見ているだけでしあわせになれる フランスのアンティーク手芸用品」とあるように、本当に見ていると楽しい。おまけに日本語ですからね。文章もスラスラ頭に入ります。早速“Library”のページにも掲載しましたが、今までLibraryに掲載していたソーイングに関する本はイギリスのコレクションが多かったのに比べて、この本はフランスらしいものが沢山載っています。どうぞ機会がございましたら、一度手に取ってみてくださいね。

サジューのお裁縫箱 見ているだけでしあわせになれる フランスのアンティーク手芸用品
価格:¥ 2,835(税込)

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名古屋で~す!

2009-09-27 | 

 つい先程名古屋に帰り着きました!「アンティークのある暮らし展in銀座」が、今日までで終了。お越しいただきました皆様、ありがとうございました。本当に三日間てあっという間、ゆったりした会場で、お客様とこの道のベテラン、大先輩の出店者の方々に囲まれ、楽しく勉強になる三日間でした。

 今日は午後5時から後片付け。三日間一緒にお仕事した周りの方々とお別れするのは少し淋しい。でも、何人かの方は、また今週の「京都大アンティークフェア」で一緒。「お疲れ様。じゃあ、また今週ね!」と言い合いながらお別れしました。

 さぁ、今週の前半は名古屋で過ごします。また「買付け日記の続きもまた書きますので、どうぞお楽しみに!

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ユキ・パリスコレクション ヨーロッパアンティーク・美しきくらし展

2009-09-25 | フェア

 今日から「アンティークのある暮らし展in銀座」が開催しました!会場へお越しいただいた皆様、ありがとうございました。皆様にわざわざ足を運んでいたでいて、見ていただけるのはとてもありがたいこと。お客様の皆様とお話し出来るのも、私達にとっては嬉しいことです。

 さて、会場からすぐ近くの松屋ではただいま京都・哲学の道にあるユキ・パリスさんのミュージアムの収蔵品が見られる「ユキ・パリスコレクション  ヨーロッパアンティーク・美しきくらし展」が開催中。今日はお客様のおひとりから沢山の招待券をいただき、私達も閉店後は松屋に直行!早速向いました。

 まずは沢山の展示物にびっくり!日本で手芸のアンティークの展示というのは大変珍しいですし、あんなに大規模というのは、なかなか無いこと。日頃見慣れたアンティークのツールも沢山あって興味津々、サンプラーなどの刺繍作品も多く、とても興味深く見てきました。きっとエンジェルコレクションのお客様の皆様は興味を持たれること間違い無しの展示です。

 まだいただいた招待券が「アンティークのある暮らし展in銀座」会場にございます。松屋にも行かれる方は、是非お立ち寄り下さい。

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明日から「アンティークのある暮らし展in銀座」

2009-09-24 | フェア

 明日からいよいよ「アンティークのある暮らし展in銀座」が開催!という訳で、今日は東京に来ております。

 今朝は午前5時に起き、6時前に車で東京へ出発!なにやら買付けを思い出すような強行軍でしたが、午前中のうちに無事銀座に到着し、搬入と飾り付けを済ませ、既にホテルで寛いでおります。ですが、飾り付けを終えて、銀座からホテルまで15分ほど車で移動するうち、知らず知らず助手席で爆睡…zzz。気付いたらホテルの駐車場でした。

 明日のフェア開催は10時半から。のんびり、ゆったり、そして優雅な(?)フェアにしたいものです。

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パフパフマドモアゼル

2009-09-22 | 

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 日本はずっと連休なのですね。(し、しらなかった…。)「シルバーウィーク」なんて、 いぶし銀のようで美しい言葉。もっとも、私達は世間のお休みには関係なく今日もせっせとお仕事。今週末の「アンティークのある暮らし展」のため、一生懸命仕入れてきたばかりのアンティークのお手入れをしています。

 今日の画像は、UPしたばかりの「買付け日記」の表紙にも掲載しましたパリの老舗香水店Caronのウィンドウを飾っていた「パフパフマドモアゼル」(←私が勝手に命名)。買付けの途中に立ち寄ったモンテーニュ通りのお店は、「“フランス女”はここでこうして作られるのね。」と思わず吐息をつくような素敵な空間でした。まだまだ素敵な画像がいっぱいあるので、これから順次UPしていきますね。

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帰国しました!

2009-09-21 | 日常生活

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 お陰様で無事日本に帰っております。自宅に着いたのは昨晩遅く、 思いの外日本は暑いですね。9月のヨーロッパは、日本の気候でいえば「晩秋」といっても良いほど。買付けでは薄手のコートとショールが手放せなかったので、なんだか別世界にやってきたようです。いえいえ、あの長いフライトが必要な距離って、やはり別世界なんですけどね。

  「買付け日記」の編集を前に今回訪れたベルギーの画像3点をUPしてみました。一番上の画像は15世紀の街角そのままの場所、どこか懐かしい感じがしませんか?

 今週末は「アンティークのある暮らし展」のためまた銀座へ。早速今晩から値段付けを始めました。

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インチョン空港からコンニチワ!

2009-09-20 | 

 長いフライトを終えて、やっと韓国のインチョン空港へたどり着きました。名古屋まではあと2時間のフライト、ボーディングは午後6時半、名古屋の到着は午後9時過ぎ、あと少しのしんぼうです。以前はそんな長いと思わなかったヨーロッパ便のフライトですが、最近は(年のせいか?)うんと長く感じます。…とはいっても、河村と共にフライトのほとんどをグースカ眠りこけていたのですが。

 長かった買付けもやっと終了、最後の最後には、「アリガネをすべてつぎ込む」という出会いもあり、買付け資金をすべて使い切り、無事買付けの使命を果たして(笑)帰ってきました。本当に今回は、様々な場所で、様々な人や物との出会いがあり、興味深い10日間でした。思い返すと、またすぐにでも行きたくなってしまうほど。でも、まずは今晩自宅に帰ってゆっくりお風呂に浸かりたいです。

 今回仕入れた物のお話はまた「買付け日記」であらためて。

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ロンドン到着

2009-09-17 | 

 買付けはいよいよ終盤へ。今日は昼前にロンドンへ到着、午後からロンドンの街を仕事でウロウロ。こうして長年馴染んだロンドンの街を歩き回っていると、昨日までベルギーの地方にいたことが信じられない思いでいっぱいになり、「あれは本当に昨日の出来事だったのかしら?」とさえ思えてきます。

 お陰様で私の顔のカサカサも一段落。思えば、毎回こちらへ到着と同時にカサカサが始まり、ちょうど一皮剥けた頃、ヨーロッパの気候に慣れてきたのか落ち着いてくるのです。(それにしても2~3日前の私の顔ときたら正にコナフキン、本当に見るも哀れでした。)

 明日はロンドンからまた列車に乗ってコッツウォルズのフェアへ。(今回はやたら移動が多いのです。)到着するブリティッシュレイルの駅は、「無人駅」と言ってもよいほどのド田舎、そこからの交通手段はタクシーだけ。馴染みのおばあちゃんタクシードライバーに予約もしたし、あとは明日現地へ向かうばかり。明日はいったいどんな物が見つかるのでしょう?楽しみです。

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明日はロンドンへ

2009-09-16 | 

 ベルギーへの一泊旅行から帰ってきました!都会のパリよりものんびりとしたベルギーの街は、毎回行く度、私も河村もなんだかとても落ち着きます。今回は首都のブリュッセルは行かず、パリ北駅から直接タリスでベルギーの地方の街へ。フランドルの街は16世紀や17世紀の古い建物も沢山残っていて興味深いのです。

 そんな古い街にあって、たまたま今回インターネットで予約をしたホテルは、超お洒落なデザイナーズホテル。普段はクラシックな物に惹かれる私達ですが、北欧のデザイナー物ばかりで揃えられたあまりにお洒落な空間に河村は大満足だった様子。また帰ったら、こちらの様子も画像でお伝えしますね。私は何より、良い仕入れが沢山出来て、ほっとしてご機嫌で帰ってきました。いい物がいっぱい入りましたよ!

 さて、買付けももう終盤。明日は午前中からユーロスターでロンドンへ向かいます。

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