いよいよ明後日から「京都大アンティークフェア」が始まります。明日は準備のため京都へと向います。前回の6月の際には、東京のお人形のフェアと重なってしまい出店できなかったので、今回は半年振り。どうぞ関西の皆様、遊びにいらして下さいね!
さて、帰国してから読むのを楽しみに、買付け前に注文しておいたビカミング・ジェイン・オースティンを、ようやく最近読み終えたのですが、先日東京のフェアにお越しいただいたお客様から、夏休みに出掛けられたイギリスのチョウトンにあるジェイン・オースティン・ハウスのお話を伺い、是非行ってみたくなりました。
高慢と偏見やエマなど(私が一番好きなのは説得かも)、18世紀終焉から19世紀初頭にかけて当時としては珍しい女流文学者として活躍したジェイン・オースティン、彼女が晩年を過ごしたチョウトンはロンドンからとても遠いところだと思っていたら、ロンドンからたった1時間あまりで行けるところだということを知り、がぜん興味が湧いてきました。ことに、ジェイン・オースティンが実際に執筆したコーヒーテーブルほどの小さなテーブルや、母や姉と一緒に完成させたキルトのベッドカバーなど、ジェイン・オースティン・ハウスのサイトには興味深いものがいっぱいです。
折しも、この秋には若き日のジェイン・オースティンを描いた映画「ビカミング・ジェーン(邦題は「ジェイン・オースティン 秘められた恋」もようやく日本で封切りの様子。私は何度か飛行機の機内で見たのですが、また公開されたら大きな画面でも見たいな、と思っています。
こちらはチョウトンのジェイン・オースティン・ハウスの映像です。彼女の作ったキルトも見られますよ。