さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

新着ボタン、バックルをUPしました!

2015-02-28 | アンティーク

 新着ボタン・バックル20数点をUPしました!美しいハンドペイントのエナメルボタン、お人形におすすめの小さなサイズのボタンやシルク製ボタン、アクセサリー向きのガラスボタン、様々なボタンを掲載しました。(画像をクリックすると大きなサイズでもご覧いただけます。どうぞ拡大してご覧下さい。)
 ボタンの在庫は今回掲載した以外にもございますし、中には同じ在庫が複数ある物もございます。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

 

ハンドペイントが美しいエナメルボタンです。特に一番左端のボタンは丸みのあるフォルムがチャーミング、リングにも向いています。リング加工をご希望の方はどうぞこちらまでお尋ね下さい。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt82.htm

                                                                       

お人形におすすめのシルク糸で作られたボタンです。かすかにグリーンがかったブルーグレイのデリケートな色合い。ピンクのボタンはなんと直径6ミリ!これ以上小さいシルク製のボタンは今まで見たことがありません。中央にビーズを付けても良いかもしれませんね。
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http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt8202.htm
http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt8215.htm


繊細な女性の横顔をモチーフにしたアール・ヌーボーの影響が感じられるボタン、チャーミングなまん丸なボタン、お人形におすすめの小さなサイズばかり。色味を選ばず使いやすいボタンです。
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http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt8208.htm
http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt7502.htm

320
コッパー色のラスター彩のゴージャスなボタンです。繊細な型押し細工に金属質のラスター塗料がまるでメタルボタンのように見える特徴的なボタンです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt8109.htm

 

立体的なブルーのガラス製ボタンは存在感。色違いのオーバルのボタンは米粒を思わせる大きさ。アンティークならではのガラス製のボタンです。
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http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt8108.htm
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華奢なブルーのバックルはマザーオブパールを染色したもの。カットスティールを模した細工は極小のバックルです。どちらも当時は靴のバックルとして作られたもの。思わずその時代に思いを馳せてしまう小さなアイテムです。
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http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt8102.htm
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本当は繊細な作りで素敵なボタンなのに、どうも写真写りの悪いこの子。実物はガラスだと思えない様な質感の厚みのあるころんとした興味深いボタンです。是非実物を見にお店にいらして下さいね。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/bt8107.htm

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今日の出来事

2015-02-27 | 日常生活

 今日は古くからの知人に不幸があり、お店を抜け出して、名古屋からやって来た母と一緒に都内で行われた告別式に行ってきました。(私が幼い頃、家族ぐるみでお付き合いしていたお友達のお母様が亡くなったのです。)

 告別式で故人とお別れをした後は、最寄りの駅でふたりで昼食。女二人、故人を偲びあれこれとりとめのないおしゃべりをして別れました。世間では母と娘でお買い物やお出掛けをするのかもしれませんが、思い起こしてみても、こんな風に母と二人で出掛けることは今まで皆無だったかも…。(反対に三つ下の妹は若い頃からしょっちゅう母と出掛けていたような気がします。)今月初めに名古屋で会ったばかりの母ですが、離れて住むようになったからでしょうか、思いがけず会えたのが嬉しく、おしゃべりに花が咲いてしまいました。

 今朝、名古屋から東京で新幹線に乗ってやって来た母ですが、実は昨日までお友達と九州を旅行していたとか。4月になったら、父と一緒に北海道の余市へ旅行するんだ、と楽しみにしている様子。(母はとても旅行好き。私達が呆れてしまうほど頻繁に出掛けているのです。)

 今まで、自分と母は全然似ていないと思っていたのですが、ひととおりおしゃべりも済み、「これからお友達に連絡して会いに行くからもうここで大丈夫!好きにさせて。」とひとりでさっさと行ってしまう姿に、初めて「自由が好きな私に似てる!」と思いました。(笑)元気な母と東京で再会出来て嬉しかったです。

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次はボタン

2015-02-26 | アンティーク

 先日、お客様から3月末に銀座の十字屋ホールで第2回 銀座ビスクドール展が開催されることを伺いました。お客様はエンジェルコレクションの素材をお使いいただいて制作中とか、私が選んできた素材が作品の一部になるなんてドキドキ、今からとても楽しみです。会期は3月21日と22日の二日間、ご場所は近所の十時屋ホール、知っている作家さんが沢山出品されるお人形展なので、是非出掛けたいと思っています。

  さて、お人形つながりで、今日はお人形に使えそうなボタンをホームページにUPするため、ホームページ作業。こんな小さなお人形向きのボタンをUPすべく作業しています!

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猫ランド!

2015-02-25 | 

 お休みの今日は、河村に連れられはるばる電車とバスを乗り継いでやって来ました!それはこんなところ!


えっ?工場萌え!?

 いえいえ、河村の本日の目的は、猫のいっぱいいる公園へ行き、その後海底トンネルを歩くこと。目的の場所は川崎港の工場地帯。火力発電所のすぐ側です。今日の目的地ちどり公園は、沢山の猫が住み着き、ボランティアの方にお世話されているのだそう。一時は何十匹もいたそうですが、今日出会ったのは7匹。最初は私達に恐る恐る近寄ってきましたが、最終的にはこの通りべったり。私達が歩くと猫たちがゾロゾロついてくるし、ベンチに座れば、足にすり寄り、膝に乗り…。私も河村も生まれてこの方こんな猫に愛されたことがないという愛されっぷり!もっとも皆野良猫なので、毛並みもボサボサの子ばかりですが、それがまた哀れを誘います。(私がお金持ちだったら、全猫引き取りますのに!)


河村はこの巨大ボス猫に好かれ、勝手に膝に載ってこられてベンチから離れられない状態!


この通り、あちこちに転々と猫が…。

 さて、そのちどり公園の中にある海底トンネルの入口から海底へ。文字通り海の底のこのトンネルは長さ約1キロ。人っ子ひとりおらず、まるで黄泉の国へと繋がっているようでした。(海の底なので、当然携帯はつながりません!)こんなところに来るのは周辺の工場でお仕事されている方か変わりモノだけです。変わりモノふたりはトボトボとトンネルを渡りきり、対岸からまたバスに乗って帰ってきました。 

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こんな物を買ってしまいました!

2015-02-23 | アンティーク

 今日は思いがけなく暖かい日で、一気にテンションが上がってしまいました。東京は18度まで気温が上がったとか。春も、もうじきやって来る気がしてきました!

 さて、お店からも程近い、銀座二丁目にこんなアイシングクッキーが壁いちめんに並んでいるお店を見つけました!場所はフルーツを贅沢に使ったケーキのお店キルフェ・ボンのお隣。(お店の方に伺ったところ、キルフェ・ボンと同じ経営なのだそうです。)沢山並んだ楽しいクッキーについつい買いたくなってしまい、思わずこのふたつを連れて帰ってきてしまいました。(果たして美味しいのかしら?)

 こんな気分が明るくなる小さなお買い物もたまには良いかも!あ、久し振りにキルフェ・ボンのケーキも食べたくなってきました。こちらは河村におねだりしてみましょう!

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こんな物が出てきました!

2015-02-22 | アンティーク

 先日、お店で捜し物をしていてゴソゴソしていたら…しまってあったボックスの中にレースの束が!こんな物が出てきました!この画像はその一部なのですが、思わぬ所からすっかり忘れていたレース(しかもハンドのものばかり!)が沢山出てきて、自分でしまっていたにもかかわらず、びっくりしてしまいました。(笑)いつも買付けから帰った直後はすべての商品の整理で忙しく、どうあがいてもこのレースの束ひとつを整理する時間が無く、「また暇な時にやりましょう!」と、そのまましまっておいたのです。

 今日は出てきた束を解いてアイロン掛け(ついでに出張続きでしわになってしまったベビードレスも一緒にアイロン掛け!)、半端なものは「レースお楽しみセット¥3,500※」に入れ、それ以外のものはきっちり袋詰めし、お値段を付けました。※半端なものや細かなものを色々詰め込んだ「レースお楽しみセット」、実は隠れた人気商品でもあります。

 アイロンを掛けてみると、ハンドのレースばかりで、「あらあら、こんな良いものがあったのね!」と自画自賛。長年このお仕事を続けてきたこともあり、常時在庫をしまっている引き出しがいくつか。そういえば、先日はその引き出しのひとつに沢山しまっていた半端物のガラスボタンでアソートセットを作ったばかりでした。たまにデトックスというか、こんな身辺整理も良いですね。なんだか忘れていた仕事を果たしたようで、すっきりしました。(笑)

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シルバーのお手入れ

2015-02-21 | アンティーク

 先日シルバーのお手入れを検索していてこんなサイトに行き当たりました。それはアルミ箔と重曹、お湯を使ってシルバーを綺麗にするという方法。一応、シルバークロスやシルバーの磨き剤はお店に常備しているものの、表面を磨かず(シルバーの表面を磨くということは、僅かな分量でも「表面を削る」ということになるので。)、化学変化で綺麗になるという言葉に興味が湧き、早速実践!

 まずはニードルケース等のソーイングツールからはじめ、簡単に綺麗になることに気を良くしてこのエイコーンのピアスにもトライ!ついでに実際にピアスを装着してみると…「あら!可愛いじゃないの!(ピアスが)」ということで、撮影してホームページに掲載してみました。耳元から揺れる葉っぱ付きのどんぐり、なかなか可愛い!

 その後、楽しくなってお店のシルバー製品を次々重曹の液の中に浸け、ひととおりお手入れを完了。興味のある方はどうぞお試しになってみて下さい。

追記:お湯の温度は高めで!アルミ箔でなくても、アルミのお鍋でも良いそうですよ。

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新着ソーインググッズをUPしました!

2015-02-19 | アンティーク

 今回はソーイングツール、ソーイングバスケット、ソーイングボックスのUPです!特にパレロワイヤルのマザーオブパール製のお道具は、素材感も細工も綺麗。他も当時のハイクラスな女性達の持ち物だったものです。ホームページでは、画像をクリックすると大きなサイズでもご覧いただけますので、どうぞじっくりご覧になって下さい。
 

 今回はパレロワイヤルのお道具ふたつが入荷。こちらもマザーオブパールの素材感と繊細な作りが美しい貴婦人のためのお道具です。こちらはキャップを外して、ネジでかぎ針を装着してお使いいただきます。後ろ側のふたを開けていただくと4本のかぎ針が。失われてしまうことの多い替え針が多数残されていることも珍しいことです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8201.htm

 こちらもパレロワイヤル製のお道具。マザーオブパール製のタティングシャトルです。マザーオブパールに緻密な手彫り彫刻、19世紀初頭のハイクラスな女性のためのお道具です。こちらは今日LibraryのページにUPしました書籍TATTING SHUTTLE Related Tools & Accessoriesにも同じ様なパレロワイヤルのシャトルが載っていますよ。お店にも置いておりますので、見比べていただいても良いですね。この書籍にはイギリスのタティングレースの第一人者Pamela Margaret Palmerによるタッティングシャトルコレクションが掲載されています。そのコレクションは膨大、マザーオブパール、アイボリー、木製、シルバー、様々なシャトルが掲載されていて興味深いですよ。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8202.htm

豊穣を意味する薔薇のガーランドと愛情を表す二羽のつがいの鳩がモチーフになったシルバー製シンブルです。小さなスペースに施された繊細な細工が目を惹きます。コレクションはもちろん実用も可能なお道具です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8203.htm

小さなシルバー製の筒状のケースは針を入れるニードルケース。こちらはふたもしっかり閉まり実際にお使いいただける良好な状態です。薔薇と月桂樹の繊細な細工が施されたエレガントなソーイングツールのひとつです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8204.htm

19世紀のフランスらしい、人気のすずらん模様、ふっくらしたフォルムが握りやすい、使いやすいめうちです。実用におすすめ、繊細で立体的なすずらんの表現が特徴です。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8205.htm

お花とリボン模様、美しいほぐし織り風のフレンチプリントを張ったカルトナージュのソーイングボックスです。中にリボンやレースを入れていただくのも、他の雑貨と一緒に飾っていただくのもおすすめです。華やかな雰囲気が素敵なボックスです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/s8253.htm 

内側は鮮やかなブルーのシルク張り、フランスらしいソーイングバスケットです。外側も内側も、留め具の部分の状態も良好。こちらも実用、ディスプレイ、どちらにもおすすめのアイテムです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/sewing/d8254.htm

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映画「ナショナル・ギャラリー-英国の至宝」

2015-02-18 | 日常生活

 今日は昨日に引き続き、都内へお出掛け。渋谷のBUNKAMURAに映画を見に行ってきました!思い起こせば東京に移転して以来、都内で一人でお出掛けするのは初めて!仕事もプライベートも必ず保護者付き(河村付き)だったのですが、彼は日本橋に用事があったため、今日は別行動。 BUNKAMURAに行くのは数年振り、地下鉄を降りて109から出てきたのですが、109なんてたぶん20年以上足を踏み入れていなかったはず。気分は「初めてのお使い」で、ソワソワしながら渋谷へ出掛けました。

 今日の映画は「ナショナル・ギャラリー-英国の至宝」、実はロンドンのナショナル・ギャラリーはヴィクトリア&アルバートミュージアムについで私がよく訪れるお気に入りの美術館。ここはルーブルなどよりもこじんまりした規模で、買付けで空き時間があると気軽に立ち寄ることが出来る美術館なのです。イギリスのミュージアムらしく、入場料がフリーという点も嬉しいところ。

 で、この映画ですが、3時間以上と少々長いのが玉にキズですが、様々な学芸員が主だった作品の解説したり、実際の企画会議のシーンがあったり、修復室...の「ほとんど科学者!?」という仕事振りが詳しく紹介されていたり、当時の作り方そのままにゴージャスな額を再現する額工房があったり、子供から大人、盲人の方までの様々なワークショップなど、美術館内部のリアルな仕事の様子が余すことなく紹介されています。(絵の展示に露出計が使われているなんて初めて知りました!)何より、印象深かったのは、館長はもちろん学芸員が皆絵画オタクなこと。その絵が描かれた時点の話はもちろん、それがどういう経緯を経て収蔵されたのか、その時代ごとのオーナー達がいったいどんな人物かまでを把握。絵画に対して愛が溢れていた点でした。

 ナショナル・ギャラリーの収蔵品は、ルーブルに比べると派手さはありませんが、それが逆にイギリスらしさに感じられます。展示室には展示作品に合わせた色合いのダマスク織りのクロスが貼ってあり、部屋ごとに新鮮な気持ちで絵に向き合うことが出来るのもここの好きなところ。この映画でぐっとナショナル・ギャラリーが近く思え、また足を踏み入れたくなりました。

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雨の日の深川散歩

2015-02-17 | お江戸散歩

 今日、明日は久々の連休。ということで、今日は小雨降る中、深川まで散歩に行ってきました!自宅のある人形町から歩いてもいくことの出来る深川、深川ののんびりした雰囲気が好きで、度々遊びに行っていましたが、今日は久し振りの再訪でした。

 まずは清洲橋を渡り、隅田川の向こうへ。右側に佃島の高層マンション群を眺めながら渡ります。

 川を渡るとそこは清澄公園のグリーンが広がっています。この辺りは、かつて江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡、その後三菱財閥岩崎家の持ち物だった場所、お隣の清澄庭園には桜の季節にお弁当を持ってお花見に来たこともあります。

 今日は清澄公園からもすぐ。ヨーガンレールの本社ビルへ。(こんなところにあるんですね~。)1階はヨーガンレールのセレクトショップ「ババグーリ」になっています。ここは広々とした贅沢な空間で、とってもお洒落!

 コーヒー好きの河村は深川に最近新たに出来たスポット、ブルーボトルコーヒーに興味津々でしたが、物凄い人が並んでいて、あっさり諦めました。こんな雨の中でもみんなが並んでいてびっくり!「打倒スターバックス」を掲げ一杯一杯ハンドドリップだそうですが、本当に美味しいのかしら?

 深川のお約束、深川江戸資料館へ。ここは江戸末期の深川佐賀町の街並みを再現した博物館。ボランティアの方が今日もずっとついて説明してくださり、江戸時代の庶民の生活の様子を隅々まで教えていただきました。ここの建物は、もちろん再現したものと理解していましたが、置いてある様々な什器、道具類も実はリプロダクションであるとか。今回、そのことを初めて知り、凄い再現力(こんな言葉があるのかしら?)に感動でした。(だからこそ、好き勝手に触ることが出来るのですが…。)本当に骨董品かと見まがうほどの出来なのですよ!

 そして、深川に来たら、これもお約束。お気に入りの古書店「しまぶっく」へ。以前、こちらでフランスのリボン―サンテチエンヌ美術館を店頭の格安本の中から見つけ、「この本は私が来るのを待っていたのよ!」と豪語していましたが(笑)、今回も私の訪れを待っていてくれた本が…。

 こちらは20年前に日本を巡回した「ヨーロッパ染織の美 ヴィクトリア&アルバート美術館展」のカタログ。今まで数え切れないほど訪れたヴィクトリア&アルバートですが、日本語の解説が入っているのがとても嬉しい!このカタログはシルク生地だけでなく、1600年代の衣装や1700年代のレース、刺繍作品など盛り沢山。私がちょうど在庫で持っている18世紀の男性用ジレの解説も出ていて、とにかく嬉しい資料でした。こちらは早速お店に持っていく予定です。

 都内にもかかわらずのんびりした空気の流れている深川、深川に訪れると何だかとても落ち着きます。今度はまたお花見の時期に行きたいです。

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