それは昨晩、久し振りに自宅でビスクドールの富野さんと電話でおしゃべりしていたときのこと。最近彼女がお気に入りのマトリョーシカ（なんと猫ちゃんのマトリョーシカなんです！）の話になりました。この猫ちゃんペイントのマトリョーシカ、彼女のブログでも取り上げられていたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
「凄く繊細なペイントなのよ！」と言う彼女に、思わず最近の私のお気に入り、マトリョーシカ柄のスカーフを「凄くおかしな柄で可愛いんだから！（おかしな柄なのに、可愛いというのも何だか矛盾しているような気もするのですが…。）」と東西マトリョーシカ対決をしてしまいました。そんな富野さんに見せるため、今日はマトリョーシカ柄のスカーフをUPしてみました。
このスカーフ、昨年の11月の買付けの際、偶然立ち寄ったロンドンのリバティーで手に入れた物。普段はさほどブランド物に興味のない私ですが、この時はリバティーのグランドフロアーに「特設エルメス会場」が出来ていて、リバティーとエルメスのコラボレーションによる珍しいアイテムが沢山ディスプレイ。そんな中から見つけたこれは色の配色がとても私好み。マトリョーシカや何だかよく分からない妙な動物柄に惹かれ、店員さんに「もうこのサンプルしかないのだけど。」と言われたにもかかわらず、「じゃ、それでいいから。」とその見本品を入手。今まで「スカーフなんて私の領分じゃない。（でもショールは大好き！）」と思っていましたが、美しいシルクの質感に魅了されてしまいました。
それ以来、何だかロシアに惹かれています。自分の目でクレムリンを見てみたい。ボリショイでバレエを見てみたい。果たして今のロシアにアンティークってあるんでしょうか？