イタ国ローマ奮闘記 ~ポーランド便り(改)

技術屋さんのヨーロッパにおける活動報告 第2章

シンドラーの工場へ行く

2006年05月01日 01時31分34秒 | 
クラクフ二日目でございます。朝からお城へ出かけたり、市街を散策と精力的に歩き回っております。
昼からは、映画『シンドラーのリスト』で有名になった、オスカー・シンドラーの運営していた工場跡へ向かいました。チョット街外れにあるのと、はっきりした看板がないのでウロウロしておりますと、建物の中からおっちゃんが出できましたよっ!
ここは入ってはいけません! と叱られるのか?と思いましたが勇気をだして、
『ここはシンドラーさんの工場ですか?』と尋ねると、
『そうですよ、ようこそいらっしゃいました。あなたは韓国人ですか?』と英語で話しかけられました。
『いえいえ、日本人でございます!』と答えると
『私が案内してあげますよ!
ということで、おっちゃんにいろいろ説明してもらいました。
オスカー・シンドラーはドイツ人となっているが、実はチェコ人だとか、今は政府のお金がないのでこの施設を維持してゆくのが大変だとか、2時間近くも興奮しながらお話してくださいました。
世界各国から、人々が訪れるようですが、やはりイスラエルからの観光客が多いとのことでした。
本日の添付写真がシンドラーの実際に使用していた社長室で 記帳のノートをめくる 親切な案内人のポ人おじちゃんであります。ポ人はわれわれから見ると年配に見えることが多く、このおっちゃんの齢52歳であります。インターネットアドレスまで教えてくれたので、ポズナンに帰ったらお礼のメールでも書くことにしませう。
明日はいよいよオフィシエンチム(ドイツ名アウシュビッツ)を経由してポズナンへ帰ります。それではみなさん、ごきげんよう。