イタ国ローマ奮闘記 ~ポーランド便り(改)

技術屋さんのヨーロッパにおける活動報告 第2章

カトヴィッツエの屋根崩落について

2006年01月31日 07時01分48秒 | 日常
先日、ポーランド南部のカトヴィッツエで展示場の屋根が崩落したのは日本でも報道され、ご存知の方も多いと思います。今年は全世界で屋根が崩落したといっても過言ではありません。
今回の事故のため、弊事業所でも確認を行いました。建物をたてるにはいくつもの国のルールと地域ごとのローカルルールがあり、どちらもクリアーしなければなりません。ポ国のルールでは『30cmの積雪に耐えること』というのがルールだそうです。(たった30cm?と思うでしょうが、何度も述べておりますように、ポ国は南部山岳地帯を除き、あまり雪は降らず・積もらないですねっ!世界的に見ても、日本の日本海側の積雪はクレイジーなのです!)
この30cmというのも さらさら雪と ベタ雪では 単位質量が大きく違うはずなので、どのような雪で30cmを想定しているのかは 素人の弊職にはよくわかりません。しかしTVを見ているとやっぱ30cm以上は積もっていたような気がいたします。手抜き工事?の噂もあるかも知れませんがどうでしょうか?
弊、事業所でも設計値の確認を実施。当然30cm以上で設計されておりますが、早速残っている雪下ろしを実施することにいたしました。今更ながら、自然の力の恐ろしさを認識しております。
さてさて、本日の添付写真は冬休みに訪れたシュタイフミュージアムに隣接する工場でございます。これといった特徴はございませんが、御参考まで。(ここの工場も雪下ろししたのかしらん?