新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

美術館監視員が実に不愉快でチケット代をどぶに捨てたようなもの…名古屋市美術館「特別展𠮷本作次 絵画の道行き」

2024-06-01 04:56:55 | 博物館・美術館

2024年5月3日
GWの真っ最中

観光地はどこもいっぱい…
もう、出かけたら大渋滞、大混雑でヘトヘトになること間違いないけど

ここなら…そんなに混んでいないはず…
と、お出かけに選んだのが

名古屋市美術館


お隣りの名古屋市科学館は家族連れを中心に人で溢れていたけど

ここ、名古屋市美術館なら…
そもそもお子さんが楽しめるところじゃないし…

GWの穴場じゃないか!

と思って行ってみれば

案の定
ガラガラではないけど、決して混雑してるとは言えない
ぼちぼちといった感じのちょうどよさげな人出の具合いでした


さて
名古屋市美術館では

「特別展𠮷本作次 絵画の道行き」


なる展示会が開催…

𠮷本作次さん、実は全く存じ上げていませんでしたが

WEBでググってみると、かなり個性的な作品の数々が載っていて

その作品に惹かれたんですよ!!


摩訶不思議な世界観

東洋的な???いや、作品によっては西洋的な芸術作品


遠くから見ると
エキゾチックな作品か???と思いきや
細部までみつめていると、そこに描かれている人物は4コマ漫画の主人公みたいで

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グロテスクなのに穏やか

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なんとも摩訶不思議な世界観

ホント、吉本作次さんを存じ上げていなかったけど
純粋に絵に惹かれて
よきGWの休日を吉本作次さんの作品鑑賞で過ごせたらな…と楽しみにして出かけてみたのです…

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入場券は事前に前売券を購入しておりました…
コインロッカーに荷物を預け、入場口に向かおうとすると
写真撮影OK(フラッシュ撮影禁止)の表示があったので
再度、コインロッカーに戻って
コインロッカーに預けた荷物の中からデジカメを取り出して
いやあ、楽しみ!楽しみ!!


さてさて、一番最初の展示室


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この作品、フラッシュをオフにして
早速写真を撮ってたら

メガネをかけた女性美術館監視員
が、私の方にやってきて
デジカメに赤い小さなランプが灯るのがいけないという
「あれ、フラッシュはオフにしてますよ」と言葉を返したら
赤いランプが灯らないようにしてくれという

そもそも注意事項に、そんなささやかな光でもNGなんて
謳われてもいないのに、
いきなり注意されて…なんかモヤモヤ…
ちゃんと、注意事項どおり
フラッシュはオフにしてるのに
私もデジカメをあれこれ弄ってみても、どうやったら、その
赤い小さなランプが灯らないようにできるのかわからない…

注意してきた美術館監視員は、赤い小さなランプの点灯はダメの一点張り
どうすれば、赤い小さなランプが消えるのかあれこれいじってみても
解決できない…
もしや、操作方法を知ってるか尋ねてみれば、そのデジカメはお客様のものなので…お客様の方で解決してください…とのこと

要は、赤い小さなランプが灯るカメラは使えません!!的な圧力

ホントに赤いささやかな光が作品に影響受けるの???
ウンとスマホの画面の方が明るいのに…

なんて思うと

モヤモヤしちゃう!!

だけど…従うしかない…

もう、美術館の展示室で、一歩も譲らないぞ的な絶対君主のように、私の前に立ちはだかって…そのデジカメの赤いランプを解決するまでは、一歩もここを通しません的な圧力…

さらには、私を見る目がこのお客さん、困ったものだ…美術館のルールを知らないの…といったような圧力を醸し出して

 

こうなると、モヤモヤするけど

もうデジカメをしまうしかない…

その後は、その美術館監視員、そばにいた別の美術館監視員に、なにやら語りかけているものの…その後も、ずっと私の方だけをみているような

なんか視線が気になる…
けど

まあ、気分を替えよう!!
ここからはスマホで撮ればいいんだ…

と、気分を直して、作品鑑賞しようと思っても

その女性
美術館監視員
とにかく…ずっと、ずっと私の動向だけをみつめている

他にお客さんは展示室内にいるのに

後からやってきた高校生なんか、この静寂の空間をぶち壊すかのように大きな声で笑ってしゃべっているのに…そちらの方には一瞥もくれずに…じっと、とにかく私の方だけをみている…
私の一挙一動を瞬きもせずに、じっと嘗めまわしてみているような
威圧的な視線を感じる

通り過ぎていく高校生たちの他にも美術鑑賞してるお客さんはそこそこいてるのに


まるで、私がなにか、しでかすに違いない…的な視線で
まるで、犯罪者にされているような特別な視線を感じるので
作品鑑賞に全然、没頭できない…集中できない

さてさて私、遠視なので…この作品紹介が、なんて書いてあるのか
よくみえなかったのよ
そこで、遠視用の眼鏡をかけて

このボードに近寄ったら

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またまた
その同じ
美術館監視員がやってきて
「作品に近づかないでください」という

フツーだったら
黙って、お詫びして指示に従う私ですが

そもそも、言わせてもらえば作品には近づいていないし
先ほどのフラッシュオフにしてたのに赤い小さなランプへの注意
さらには、私の動向だけをみつめている、その視線が気になって

「作品には近づいてません!このタイトルを読もうとしただけです…そもそも、足もとのこのラインを踏み越えてはいないじゃないですか!前傾姿勢だったのがいけなかったのでしょうか…そもそも作品と、この作品紹介のボードとは、ほら、こんなに距離が離れているじゃないですか…」

と思わず、言い返してしまった…

それに対する冷淡な視線
我儘な客には、言わせておけ!私は正論だー!的な圧力
こんな客もいるんだな的な、冷ややかな目で
向こうが言うことは、ただ杓子定規的に「作品に近づかれていたので!!」の一点張り

これを壊れたテープレコーダーのように繰り返す

「作品に近づかれていたので!!」

 

もうイラっとして、つい口にしてしまった…

「そもそも、先ほどから、なんで私だけを、ずっとみてるんですか??まるで、何か問題を起こしそうな人だと決めつけるような視線で…もう、お願いだから、みないでください!!」


正直
上の人を呼んでください!!と言いたかったけど

そのときとった私の行動は…というと…
とにかく、その場を逃げたかった…
その監視員から離れたかった…
その美術館監視員の顔をみたくなかった…もう会話もしたくなかった…
…まるで…はたからみたら私が悪いことしてたかのように…非常識な行動をとったみたいに思われる感じで、展示室から走り去った私
もう心底気分が悪い…


もう、その後も気分は作品鑑賞どころではなかった


1300円のチケット、どぶに捨てた…
どころか、名古屋市美術館へ行かなければよかったと心から思った

美術館は、楽しむために行くところ、けして安くない拝観料チケットを買い、作品を鑑賞するのを楽しみにしてたのに…

 

作品に触れていけないなんてことは、当然、百も承知


近づこうとも思ってなかった…
なのに、犯罪者のように現場から逃げ出してしまった私

 

今、振り返れば

上の人を呼んでください!というべきだった

フラッシュオフの赤いランプの指摘もモヤモヤしたし

作品に近づいたと指摘されたことも

それ以上に、私を、何かしでかしそうな人…要注意人物だーみたいに特別視してみていたことを

今まで、何度も何度も名古屋市美術館に行ったことはあるけど
写真撮影可の展示も何度かあったけど、
いきなりデジカメの赤いランプに注意され、犯罪者のようにみつめられ、作品に近づくな…と、作品には近づいてはいないのに、注意されたのは初めて

美術作品を傷つけないように…とピリピリしてるのかも知れないけど
私の方は、チケット代を払って、その上、美術館監視員の犯罪者をみるかのように頭から足元まで嘗め回す視線をずっと感じ

なによりも
美術館監視員の要注意人物と決めつけたような威圧的な態度に、美術作品は傷つかなくても私の心の方が傷つけられているのよ

 

美術館での作品鑑賞は…私にとって

日常からの脱却…

非日常的な美術作品をじっくりと鑑賞したくて楽しみにして、こうしてわざわざ足を運んだのに、逆にイライラさせられて…
客が非常識な行動、言動をしないように監視してるんでしょうけど

私から言わせれば
明らかに客を差別するといった非常識な行動、言動をしていたのよ…

この女性美術監視員が!!!

ああ、こんな美術監視員に出会わなければ
楽しい休日になったのに…

はい、いっそのこと、フラッシュオフにした赤い小さなランプがどれほど目立っていたのか、困るものなのか…
小さな光も厳禁です…と事前に注意事項に記載してほしい…と思った
(だったら、スマホでも撮影NGになっちゃうけど…)

はい、いっそのこと、美術監視員は最小限にして、モニターにして、監視してほしい…

あの差別して見下ろすかのような

美術監視員の視線は、もう不快そのもの



もう𠮷本作次展、行かないだろうな
この苦い思い出とセットになっちゃってるから


今度、開催の「北川民次展」
めちゃ興味はあるけど
もう、名古屋市美術館には行かないだろうな
この苦い思い出とセットになっちゃってるから

まあ、私の戯言ですが…
作品に没頭できる鑑賞環境を考えると
作品に触れた場合、作品を傷つけた場合は賠償責任があることを注意事項として強く明記してもらって…

本音を言えば
やっぱ、
美術館監視員は最小限にして
モニターでの監視に変換してもらった方がいいなあ…

 

ホント心から思った…客を差別化する美術館監視員はいらない!!



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