2021年夏のこと…岐阜関ケ原古戦場記念館を再訪する…

2021年夏のこと…岐阜関ケ原古戦場記念館に行く！！

 

実は、この年の2月にこのハコモノに行ってるので、再訪です…

 

正直に言うと、真夏だというのに…真夏だというのに…この時期、前線が張り出されて「大雨」…普通だったら、絶対出かけないような悪天候なんだけど…

この時期、このハコモノ、新型コロナウイルス感染症対策として、入場制限をしてるのよ！！WEBで予約しておかないと入れないのよ！！（厳密には建物の中には入れるけど、迫力満点のシアターをみることができないのよ！！）

ということで、この日の12：40分の入場を予約していた私…雨といっても、災害級の雨なら見合わせたのかもしれないけど、まあ、普通の…本降りの雨…

 

さすがに…この雨では、過去に関ヶ原に訪ねたときのように「陣跡」巡りをする気にもなれません！！一瞬にして靴びちょびちょ！ソックスまで沁みて、意気消沈…東軍にやられた西軍のように、この地から逃げ出したくなることは目に見えている…

 

過去、この関ヶ原で…その経験あり…

そのときのブログをリンクして貼っておきますね！

関ヶ原の戦いの史跡めぐり…徳川家康最後陣跡と関ヶ原町歴史民俗資料館と…

 

さてさて、この岐阜関ケ原古戦場記念館のあるところは、リアル関ヶ原合戦のあった場所…

 

となれば腹が減っては戦はできぬ？？？

 

ということで、別館の売店ショップ内にある「伊吹庵」で

 

午前11時くらいでしたが…さっそく食べたのは

「戦略武将カレー」

 

 

戦国武将がじっくりと戦略を練ったように、じっくりコトコト煮込んだ牛肉をトッピングしたカレー…だから「戦略武将カレー」なんだそうな…

ホント牛肉がじっくりと戦略を練ったように煮込んであって、美味しいカレーでございました…

お子様ランチのような「ひのまる」ではなく「家紋旗」がのっかっています…そのまわりに粉チーズがかかっているじゃないですか…

それに、私、ちょっとむせまして…苦笑…水を飲むまでちょいと苦しくて…戦国武将気分が味わえました？？？

廻りに人がいなくて、よかったです…このご時世、単にむせていても、あの感染症じゃないかと疑われてしまいますからね…

「腹が減っては戦はできぬ」…食事は11時台に食べるに限る…食事するスペースも空いてるしね…

 

「牛肉」だけに勝った徳川軍は「牛歩戦術」だったのかな…と「牛」だけの言葉をキーワードに…勝手に想いを馳せて

ここは徳川家康気分で…

さらに

「味噌小豆ミルク」も…食べる！食べる！！

 

 

あの…このチョコのように生クリームにふってあるのは「味噌」です！！

家康の長寿を支えたとされる岡崎名物「八丁味噌」パウダー…がふられていて…食べてみれば、味噌だーって、その味はちょいと不思議な異次元食感…

心に沁みそうな…そう…味噌だけに…し味噌うな…味でした…（笑）

 

でも、私の人生、振り返れば、全然思い通りには行ってないじゃないですか…

もう私の人生も「敵中突破」のよーな絶体絶命、敵中突破ならず…みたいな場面が多々あり、好きな武将は「敵中突破の気迫が伝わってくる」…島津義弘だったりするので…

家康の「味噌小豆ミルク」を食べながらも…御贔屓は「西軍」なんですね…

 

 

さてさて、予約した12時40分にならないと館内に入れないので…建物の周辺、さらにはロビー、もしくは売店をウロウロして、時間潰し…

建物の廻りには関ヶ原古戦場 島左近陣跡に復元されているよう-馬防柵が…

 

これで、岐阜関ケ原古戦場記念館のハコモノに騎馬で武将率いる軍が襲撃してきても、ここに火縄銃を配置すれば…応戦ばっちりですね…？？？

そんな

廻りは御覧のよーに家紋旗で囲まれていて

建物の外側に西軍の家紋旗、建物に近い方には東軍の家紋旗でぐるーと取り囲んであり、実に荘厳なイメージ

 

ここに立つと関ヶ原の合戦を制したような…徳川家康のような気分になれちゃいます…

 

 

とか言いながら…私、玉砕覚悟の…敵中突破！！島津義弘や

人生、いろんなところで裏切り裏切られ生きてきた…小早川秀秋の方が…好きだったりする…なんか、優柔不断な小早川秀秋が、人間らしくて…好きなんだよね！！そう、私も優柔不断のまま、ここまで生きてきたので…苦笑

裏切りよりも「迷い」が前面に出された表情をしてる19歳の小早川秀秋！

 

そうそう、この画について申せば…

まあまあ…イケメンに描かれて、満足気の石田三成と

一方で…徳川家康…

もっと若い時の絵を描かんかい！もっとイケメンに描かんかい！！石田三成なんて、本物よりもウンとイケメンに描かれているやないか…そんな不満な声が聞こえてきそう…

館内のロビーはまるで、ホテルのロビーのよう…腰を降ろせるところは、先ほど紹介した人物画が描かれたスペースにあるだけだけど…

 

12時40分になったら、やっと案内されます…

この足元を見ながら…笑…順に進みます！！

 

 

 

はい、ここに布陣をば…敵は東軍でも西軍でもありません！！相手は新型コロナウイルス軍ですから…敵は見えないだけに…隠れているだけに厄介だ！！…苦笑

ではでは、入場券を購入、ワンコイン！

 

御覧のよーに先ほど眺めた武将の絵が…誰が出てくるかわかりません！！これ、楽しみですよね！！

私は、大谷吉継のイラストでした…西軍に「大谷」が「おったにー」…小早川軍に攻められて、けがを「負ったにー（おったにー）」…東軍陣営に「大谷吉継が、ここに「おったにー」と見つかる前に…自害したにー

 

さてさて

まずは1階の

 

「グラウンドビジョン」へと…

 

そこに入る前にこの通路で待つのですが…通路の壁には、戦国時代に関する映像や文字が映されていて、幻想的でめちゃテンションもあがってきます…

 

 

足軽が歩くんですよ！！…亡霊みたいにね…

だから、待ってても待ってる感じがしなくて、意外と楽しい…

 

さてさて「グラウンドビジョン」

ここは撮影不可…

床面がスクリーンとなって関ケ原の合戦前後の様子を各武将に焦点を当てながら、東西両陣営の駆け引きなどわかりやすく10分間放映…語るは講談師の神田伯山さん！！

これが、迫力がより感じられてめちゃ、関ヶ原の戦いの流れが分かりやすい！！

続いて

「シアター」へと…

ソーシャルディスタンス、感染症予防対策として、席はひとます間隔を空けて

これが凄いの！凄いの！！…実はこれをもう一度体感したくて、再訪したのよ！！

もう…これを狙ってきたので…

床面がスクリーンとなってグランドビジョンは文字が背中越しとなる方向から眺めて…その結果、このシアターは、ど真ん中中央に座る！！

いやあ、大迫力！大迫力！まさに関ヶ原の合戦のど真ん中にいるみたいで…

映像は縦4.5m、横13mのオーバル（楕円）型巨大スクリーン…

まずは、戦場を空から眺める光景から始まり、戦場に着地すれば、これが、映像だけでなく、風は吹きつけるは、馬に乗ってるかのように…まるで戦場にいるかのように…椅子が揺れて大迫力…

さらに、各武将も表情が分からないようなCGで表現されてて、その時の武将の思いも伝わってくる…

小早川秀秋は、裏切りいうよりも、かなり優柔不断な感じで、画面に現れていました…

これで500円は安いー！！

某ネズミランド…某大阪映画スタジオにあってもおかしくないほど…あったら、きっと2時間待ちは確実なほどの…素晴らしい…完成度の高い映像シアターでした…

これは、やっぱりWEBで予約しないとね…

武将（ぶしょう）気取りで不精（ぶしょう）してたら見れませんよ！！

 

さて、シアターを観た後には、２階にあがって展示室へと…

 

さて2階に登って、写真撮影可能なこのスペース

右に寄れば、東軍びいきで…左側に寄れば西軍びいきで写真が撮れちゃう！！私は館内、冷房が効きすぎて身体が冷え切っていたので…（笑）

 

でも、全然、温まらなかったような…（笑）

 

さてさて、展示室は、写真撮影不可

前田利家が亡くなってから関ケ原の合戦に至るまでの徳川方、石田方の駆け引きが、書状などでよーくわかる展示となってまして

 

ちなみに各武将ごとに違う甲冑、これあくまでも、そのようなものが出土したわけではなく、イメージなんですね…へー！！と思いました…

大谷吉継が、白いもので顔を覆っている図もイメージなんですね！！

 

そして

「戦国武将体験コーナー」

ここは写真撮影可能！

 

さてさて関ヶ原で写真を撮影できるコーナーがありまして

 

はい！私、西軍びいきなので…

西軍に混じって、打倒！新型コロナウイルス感染症軍を一網打尽に…と思ってるだけの図

 

この写真のタイトルにあるように

「MEET三成in関ケ原2021」なるイベントが3階にて開催されていました…

 

豊臣秀吉との出会いの一品である

「三献の茶」の復元と…そのエピソードを綴る解説パネル

 

 

 

大谷吉継との絆のエピソード

さらに、島左近とのエピソード

 

その石田三成がもっていたと伝えられている扇

 

一度は行ってみたいぞ、佐和山城跡の遺構の解説パネル

ちなみに佐和山城跡には行ったことはないけど、究極のB級スポット、佐和田遊園に行ったことがありますので…ぜひぜひ、リンクして貼っておきますので読んでくださいな…

「未完成の遊園地」なのに｢閉鎖」？？佐和山遊園に行く！！

 

そして、このパネルにはびっくり…石田三成の頭蓋骨…

 

 

そして、復顔像のパネル

 

 

石田三成が生まれたときの図…

賤ヶ岳の合戦での奮闘図

小田原城征伐に参陣した三成の、忍城攻め…

大規模な水攻めを行ったけれど、なかなか攻略できなかった…その指揮をとる図

関ヶ原の戦い

 

田中吉政に捕まり、大津城の門前にて、徳川家康と会見している時の図

 

六条河原の刑場にて斬首

石田三成の一生があっという間に、これらの数枚のパネルで分かっちゃう優れもの！！

 

「戦国無双５」というゲームでは

石田三成は、こんなふうに描かれているんですね！

私、ゲームを全くやらないから…全然知らんけど…

 

この岐阜関ケ原古戦場記念館に行くと某ネズミランドのミッ〇ーマウスのように、やたら目にとまる

主要キャラクターであるこの画…も展示されていました…

他の武将もずらーっと…

 

甲冑の復元

この島左近はともかくとして

 

石田三成の甲冑が…まあ…顔廻りの表情？？が原因でしょうが…情けなくいかにも西軍が負けたことを示唆するように感じてしまったのですが…

 

 

さてさて、続いては大垣城からみた関ヶ原合戦のパネル

 

石田三成の大垣入城

 

あ、私も小山卓治さん、磯部舞子さん（べチコさん）と大垣城に入城したことがあります…

そのブログもリンクして貼っておこうっと！！

講談師？？…ベチコ嬢が語る…「杭瀬川の戦い」…笑…大垣城にて…

 

福束城の戦い…行ったことないので…城址マニアの私…近いうちに必ず…

岐阜城攻防戦

岐阜城は私も入城したことがあります…

そのブログもリンクしておこうっと

夏の思い出…岐阜城！！

 

美濃赤坂…に進出

私も美濃赤坂…行ったことがあります…その時のブログも…

コモエスタ（美濃）赤坂？？…赤坂にある関ケ原の合戦の岡山本陣跡…そして安楽寺に行く！！

 

そして、島左近が殊勲をあげた

石田三成って週刊モーニングで「ミツナリズム」という漫画になって連載されていたんですね…

 

週刊モーニングといえば

私にとって思い入れのある方が

「コウノドリ」の作者、鈴ノ木ユウさん！！

そのブログ記事も貼っておこうと

吉祥寺STAR PINE'S CAFEにて小山卓治さんのライブ「35th Anniversary Live」…ゲストは鈴ノ木ユウさん

あ、「ミツナリズム」の作者は、「鈴ノ木ユウさん」じゃなくて「鈴木コイチ」さんとのことでした…

 

私の御贔屓の島津義弘は鬼みたいな顔をしてますなあ…

最後に、お馴染みの関ヶ原合戦図屏風を眺めて…

 

 

最後は、5階の展望室へ…と

ここは、エレベーターのある方面を除いたほぼほぼ、360度の眺望が楽しめちゃう！！

この案内地図と照らせ合わせれば、武将がどこに陣を構えたのかが一目瞭然！

おお、ここが小早川秀秋の陣跡、松尾山なのね！

おお、こちらが、徳川家康の最初の陣跡、桃配山なのね！！

 

と思って眺めてみようとするも、、窓ガラスが曇ってて、ほとんど何もみえません！！

 

 

 

まあ、関ヶ原の合戦当時は、このように霧がかかって霞んでいたらしいので、当時の状況だと、そう思い込んで…

だって、窓ガラスに「へのへのもへじ」を書けば、その瞬間はみれると思いますが…そんなことしてたら、きっと注意されますよ…きっと

 

 

 

以上で、館内の見学は終了…

1階に降りると…帰り道が「東軍」と「西軍」に分かれてて…

あの…私…島津義弘贔屓なので…当然、「西軍」ロードを…（笑）

 

 

別に「西軍」の方を通ったからといって、なにも起きませんでしたけど…（笑）

このブログを読んで

このハコモノに行ってみたくなった

全国の武将たちよ！全国の武将たちよ！全国の武将たちよ！もとい…全国のブショウ（不精）たちよ！！

日時、時間指定のＷEB予約を忘れずに！！

ＷEB予約ができたからって安心するんじゃないよ！ＷEB予約をした日時を忘れてしまう…予約をしていたことを忘れちゃう…なんてこともあるからね…笑

 

さてさて、館内見学後…時間は…午後4時くらい…

 

「腹が減っては戦はできぬ…」…ということで

武将ゆかりの素材を使った合戦弁当と合戦汁がセットになった

「関ヶ原合戦定食」をば…

 

 

あの…もう…岐阜関ケ原古戦場記念館に行った後ですし…

「合戦」する必要はないんですけど…

 

この岐阜関ケ原古戦場記念館に行って、はっきりと理解したこと…

勝ったのは「東軍」です

 

 

「がっせん！がっせん！！」

…じゃなかった…

「がってん！がってん！！」

 

…そんなしょーもないことに「がってん！」って

…別に岐阜関ケ原古戦場記念館に行かなくても誰でも知ってるようなことだけど…苦笑