新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

丸善名古屋本店で「書家 矢野きよ実 霄花オーバー・ザ・レインボー 書道」展

2023-12-29 06:46:25 | ライブ

「書家 矢野きよ実 霄花オーバー・ザ・レインボー 書道」展

…をみに

丸善名古屋本店へ行く…

丸善名古屋本店は栄にある大きな本屋さんで
そこの6Fギャラリーで開催されていたこの「書展」

丸善名古屋本店といえば…昔むかし
こんな綺麗なモダンなビルじゃなくて昭和の佇まいのビルだった頃

この「丸善名古屋本店」は隣に明治屋さんがあって…

そこに当時、ちょいとお付き合いしてた子がバイトをしてて…よくバイトが終わるのを、昭和の佇まいだった、この本屋で、待ち合わせ、雑誌を立ち読みしながらそう時間を潰していたんだよね…
あの頃、私は若かった手h

そうか…しょうか…しょか…(書家)

あれれ、話が逸れてるー!!

 

今回の話題は

しょか…である矢野きよ実さんの

「書家 矢野きよ実 霄花 オーバー・ザ・レインボー書道展」

 私の懐かしい思い出に浸るレモンの味がするレポではありませんでした!!


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「愛 LOVE Nagoya」

龍…ドラゴンズのイメージでしょうか…

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「愛 LOVE Nagoya」をはじめとして、さほど展示会場は広くはないですが
ここに掲げられている矢野きよ実さんの「書」一つ一つに心を動かされる!

矢野きよ実さんは、詩人だなと心から思うと同時に、これらの「書」の濃淡、行間、全体の字のバランスが絶妙で、まさに矢野きよ実さんの等身大の思いが「書」から伝わってくる気がするのよ…

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会場には矢野きよ実さんがいて…目が合うなり、私に声を掛けてくださる矢野きよ実さん!ありがたや!ありがたや!

まさに「心躍る」瞬間!…笑


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さてさて私…

「書」の技法とか…細かいことはさっぱりわからなくて…でも、国語の授業で行う「書道(習字)」の時間があって、教えるときがたまにあるけど、授業中、墨をするなんてことは、時間短縮のために、全く行わず…「とめ」とか「はね」とか、形式上の通り一遍の技法を教えて、朱の墨汁を使って、手本を書いて…子供たちに「はい、どうぞ…」みたいな…そんな授業を繰り返している私にとって、矢野きよ実さんの「書」を眺める機会があるごとに…なんか私が行っている「習字」の授業が恥ずかしくなるんだよね…

そんな私ですが…

矢野きよ実さんの「書」には心から感動しちゃう…

矢野きよ実さんの「書」は心に語りかけてくるのよ
…「書」と「習字」の違いは一目瞭然…
「書」って心が揺さぶられるんだなって…心からそう思う…

矢野きよ実さんの「書」にはストーリーがあって、一つ一つの文字に背景が浮かび上がるのよ

この「書」からも、ホント「笑顔」が一つの良薬なんだろうなってシミジミと思う…と同時に、眺めているだけで胸が熱くなる

 私、入院している小児がんの子供たちに授業をしにいくことがあるけど、不思議と同じ病気なのに、笑顔でいる子どもの方が、より早く治って退院していくケースが多くて…

「笑顔」って間違いなく「良薬」なんだなって

 

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「いい日になりますように」

FM AICHIの番組「矢野きよ実の上出来ラジオ」でも必ず最後にリスナ―に向けて、この言葉を言い続けてきたこの言葉

三宅伸治さんの「何にもなかった日」での

♪いいことがあるといいね~

の歌とも被って感じられる言葉

 

さらには、小山卓治さんの「最終電車」のサビ

♪明日こそは幸せな朝を迎えたい 明日こそは幸せな朝を迎えたい~

とも被る元気づけられる言葉

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この文字をみただけで、忌野清志郎さんが浮かび上がってしまう私

あ、ジョン・レノンも
♩愛がなきゃダメさ 愛がなきゃ噓さ~by「みつめていたい」
あ、高橋研さんも!!

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「花道 あなたと歩きたい」

ひとりじゃないところに、人の弱さ、思いやり、夢、願望など、さまざまな思いが入り交じってくる…

矢野きよ実さんは、まさに「書」を通した詩人、ナゴヤのボブ・ディランかも知れないな…


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世の中で一番怖いことは 自分がいなくなることではなくて君が いなくなることなんだ…
優しさ溢れるこの言葉…ふと我に返って反省したくなるような想い…いつまでも、こういったピュアな想いを持ち続けて、家内に感謝して生きて行かなくちゃね!


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「満月に祈り うけ月にいのる 三日月にいのりそこに月はなくとも それでも月に祈る

明日を無事に迎えられるよう
一番星に祈りを捧げ あなたの星をさがし
いつか逢える日に今日までの出来事を胸に
まだ少しこちらにいるからとありがとうと眠りにつく」

この「書」を眺めながら
矢野きよ実さんは加藤登紀子さんのことを熱く語りだした…

加藤登紀子さんは、私も数回、ちょっとお話させていただいたことがありますが、実にドラマティックな人生、一言でいえば波乱万丈
夫との獄中結婚…離婚の危機を乗り越える夫婦愛…さらには癌との闘い、夫との死別


そんな激動の人生を生きてきた加藤登紀子さんの影響を大いに受けて、矢野きよ実さんは「書」で表現する…



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そして、今回のメインの「書」

「オーバー・ザ・レインボー」

 

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この言葉も、「愛」や「恋」で包まれている
「虹の彼方へ」の世界は「恋」「慕」でいっぱい…素晴らしいなと

だって、漢字にすると「オーバー・ザ・恋慕ー」

あ、これ、私の勝手な解釈ですけど…



そうそう、この日は…展示会初日、ツアーで、戻ってきたばかり、ほんとは、お疲れだった中村耕一さんがみえました!


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そして、矢野きよ実さんと一緒に
「オーバー・ザ・恋慕ー」

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矢野さんの「書」から発せられる等身大の飾らない言葉の数々に…温かい気持ち、前向きな気持ちになれたこの書展
もう、心がほんわか温かな気持ちとなり、足を運んで心からよかったなと…

帰り際、また矢野きよ実さんに会える…話が聴ける某イベントの招待券やらポストカードやら、たくさん矢野きよ実さんから…いただいたりして

ありがたや!ありがたや!!


私は、矢野きよ実さんの「書」にぞっこん!!

これぞ、

「オーバー・ザ・恋慕ー」…笑

 

 

まあ、サゲが、実に「オーバー・ザ・ランボ―(乱暴)」…苦笑



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