新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

「千と千尋の神隠し」の世界観…「道後温泉本館」の「神の湯」で浸る!

2024-05-10 06:36:08 | テーマパーク・温泉

愛媛の観光ガイドをみれば
必ず表紙に載っている

「道後温泉本館」

道後温泉は日本最古の温泉として知られその歴史は3,000年以上だとか…

兵庫の有馬温泉・和歌山の白浜温泉と並び「日本三古湯」の一つ
「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルの一つにされたとも言われている
「道後温泉本館」

松山・道後に行ったなら
何よりも入りたいと思った
「道後温泉本館」

訪ねた時は保存修理工事中で、休憩室のある2階以上は休館していましたが、
「神の湯」で入浴のみの営業はしているとのこと…

その今回入れるという「神の湯」は、この道後温泉本館が営業したときの一番初めてできた「湯」なんだとか
明治27年に営業して以来の木造の3階建ての造り、残念ながら2階以上の休憩室は使えないけど
修理工事中でも、正面から見れば
そこは、まるで
「ジブリ」「ジブリ」「ジブリ」の世界…
「千と千尋の神隠し」の世界観
1994年には国の指定文化財に…なっても、博物館化せずに、こういった銭湯として営業を続けてる…なんとも素晴らしいことじゃないか!

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まあ、工事中ということだけど、その目隠しの壁面のカラフルなこと

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とりあえず、写真におさめようと、ぐるっと一周

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背後は、御覧のように、ほとんどがカラフルな壁面で覆われていました…

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どこかの学園祭のような壁面

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さてさて、この道後温泉本館ですが、初代道後湯之町町長に就任した伊佐庭如矢さんが1890年に老朽化が進んでいた道後温泉本館の改築を行ったそうな…

巨額な費用が必要なため、周囲の反対を受けながらも1894年に、この道後温泉本館を完成させたとか…そのときに一番最初にできたのが「神の湯」

その伊佐庭如矢さんの像も、道後温泉本館の近くにありました!!

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正岡子規、夏目漱石など歴史上有名な人物も数多く入浴している、この道後温泉
そんな夏目漱石の「坊ちゃん」の碑も
道後温泉本館の目の前に
夏目漱石も道後温泉の湯舟に「ボッチャン!!」と飛び込んだのでしょうか???

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噂では、聖徳太子もこの道後温泉で入浴したとか…

聖徳太子は、私の子供の頃の憧れの存在だったですからね…
(単に壱萬円の肖像画が聖徳太子だったから)

そんな「ジブリの世界観」が漂い、聖徳太子も浸ったという道後温泉
誰しもが、入ってみたいと思うじゃないですか
だから、すぐには入れません!!

このように整理券をゲットして

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まあ、温泉街なので、どこでも時間は潰せますしね…


さてさて、道後温泉といえば郷土地誌『予陽郡郷俚諺集』に記されている「白鷺の伝説」
1羽の白鷺が岩の間から噴き出る温泉に怪我をしていた脛を毎日当てていたところ、その怪我がみるみる回復し、遠くへ飛んで行ったとか…
その姿を見た人々が白鷺に習って温泉に入ると、怪我や病気がたちまち治ったことから道後温泉は広く知れ渡ったらしい…この逸話から、道後温泉は白鷺によって見つけられたとも言われているとか…

さてさて、入浴時間がくるまで、温泉街をブラブラ

名古屋人が喜びそうな金のダルマをみつけたり…

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温泉上りの夏目漱石か…??
赤いタオルが一瞬、アントニオ猪木に思えたぞ…

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そして、坊ちゃんとマドンナと…

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そして、道後温泉本館の前でも
歴史を感じて

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あ、ここは皇室専用の浴室(又新殿)と呼ばれる浴室の入り口のようで


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国の重要文化財の前で…

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そんなこんなしてたら、入浴の時間に…
下駄箱…
何番にしようかな…
ここは、大リーグにいってしまったけど、阪神タイガース時代の藤浪くんの背番号で

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ここから階段下が「神の湯」の浴槽です!!
この図にあるように混浴ではありません!!
男湯、女湯に、ちゃんと分かれています…
脱衣室もとことんレトロ
昭和にタイムスリップしたみたい!!

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石造りの浴室内「湯釜」と呼ばれる湯口は、上記の写真のように大きな円柱形をしており、それが一つ…絶えず浴槽にお湯を注いでいる感じ

 アルカリ性単純泉~美人の湯と言われているよう…

特にぬめりなども感じない…


感想を一言でいえば、狭い!!狭い!!
とてもじゃないが、夏目漱石のように「ボッチャン」と飛び込むと他の入浴客に迷惑がかかる!!
入場整理券を配っている意味がよく分かる!!

思っていたより大きくないお風呂
深いし、温泉が熱めで長湯はとてもじゃないができない…
せっかくの「千と千尋の神隠し」の世界観、正岡子規も夏目漱石も、聖徳太子も入ったと言われる温泉…なるべく長く浸っていたいと思ってたけど
熱すぎて、長湯はのぼせそう!!!この歳…だんだん長湯が出来なくなっているこの頃…湯あたりしてぶっ倒れる危険性が!!
そう、ぶっ倒れて「湯婆婆」ならぬ「湯爺爺」のような妖怪となって、ここに棲みついては行けないと思って…
そうだな
実際に入っていたのは10分くらいでしょうか…いや10分も浸って入れなかった気もする…

まあ、石鹸はもっていたので、それを使って、シャンプーはもってなかったので、頭からお湯をかぶって、着替え込みの滞在時間は30分弱だったような…

どおりで…整理券は30分刻みだったのが納得!納得!!

入浴料460円…
この狭さ…このお湯の熱さ…街の銭湯で同じ条件だったら利用しないだろうな…と思いつつも
身体はポカポカ!!

温泉あがりの「クラフトチューハイ」の美味しかったこと…


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ああ、生きててよかった!!湯爺爺にならなくてよかった!!…笑