新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2021秋…今池「open house」で三宅伸治さんと中村耕一さんのライブ「たまには二人で…ラブユー東海」…第1部

2023-01-21 05:54:23 | ライブ

2021年11月

今池の「open house」

還暦イヤーで、コロナ禍でもめげずに、例年以上にツアーを繰り広げてくれている三宅伸治さん

私もめげずに、せっせとライブに足を運んでいるから…

おそらく…2021年に一番多く見たアーティストじゃないだろうか…

数えてみると

1月にはBarong's grill and L.D.K# ばろんで三宅伸治さんのソロライブ…

3月は得三で、ゲストに伊東ミキオさん、ウルフルケイスケさんを迎えて「三宅伸治 & The Spoonful」

4月は、またまたarong's grill and L.D.K# ばろんで三宅伸治さんのソロライブ、2DAYS

さらに、「Honey Beet3周年記念ライブ」で三宅伸治さんにウルフルケイスケさんに中村耕一さん…スペシャルゲストに間慎太郎さんもきたりして

7月には、得三で鮎川誠さん&三宅伸治さん

8月には、「三宅伸治 真夏の夢3DAYS」、有山じゅんじさんがゲストできた「三宅伸治 & The Spoonful」の公演に

 

10月には、再度Barong's grill and L.D.K# ばろんで三宅伸治さんのソロライブ…

と、この11月で、な、なんと9回目の三宅伸治さんのライブ

 

な、なんと2021年は9回目

コロナ禍じゃないときにも、こんなに通ったことはなかったはず!!…笑

 

そんな還暦を迎えた三宅伸治さんが、今回は、これまた古希を迎えた中村耕一さんとのライブ

ツアータイトルが

「たまには二人で・・・ラブユー東海」

なんか、昭和の匂いが漂ってきそうな楽しみなライブ…

「ラブユー東京」…黒沢明とロス・プリモスさんの「ラブユー東京」は古すぎて、よく分からないけど…

きっと黒沢明とロス・プリモスさんのことをよく知らなくても楽しめるはず…

 

はい、そのとおりでした…

 

そもそも黒沢明さんって誰???映画監督???

 

「七人の侍」???「用心棒」???

 

映画「七人の侍」や「用心棒」を見直さなくても、十分に楽しめたライブでした…

用心棒(ようじんぼう)」をみなくても、このコロナ禍、ようしんぼう(よう辛抱)したといった???ご褒美のつもりで…笑…楽しんだライブレポをば早速…

 

「中村屋」「三宅屋」と客席から掛け声が飛ぶ中、三宅伸治さんと中村耕一さんが登場…

中村耕一さんが開口一番「大丈夫」と声を掛けながらも「とても嬉しいですけど…」と言葉を付け足して

まずは

「ブルームーン」から

中村耕一さんが歌い、三宅伸治さんが一緒にハモる…

ミディアムテンポにのせたロックナンバー

骨太で力強く、さらに繊細さも感じる中村耕一さんの唯一無二の唄声が響き渡る!

間奏を彩る三宅さんのエレキが、中村耕一さんの歌で作り上げる世界観を彩り、めちゃイイ感じに「open house」の床や壁に沁みこむ感じで

演奏を終わってお互いを称賛しあうお二人…

 

中村耕一さんが

伸ちゃんと一緒にやるのは、イベントではこないだ一緒だったけど、離れ離れの場所だったので、寂しかったけど…

今日は久しぶりに、伸ちゃんと「たまには二人で・・・ラブユー東海」その初日…今日のために新しく背広を作ったけれど、よりによって、今日に限ってその背広のジャケットを着てこなかったと

「失敗したな」と中村耕一さん

「今日は背広をきてくるかと思った」と三宅さん…

中村さん「今日はラブユー、ラブユー東海ですからね!」とホント背広を着てこなかったことが残念そう…

三宅さんが、話題を替えて

「今日、名古屋、初日が「open house」…いいですね」と振れば

「僕は久しぶりですけど、やらせてもらいます」と中村さん

三宅さんは、急遽ここでバレーボールズのライブに参加させてもらって、とても楽しかったと…「ってことで、毎月、名古屋にきてる感じで…」と笑わせる…

 

続いてはご機嫌なロックサウンド

「でらFUNKY」



しゃちほこ、みそにこみ、きしめんにモーニング…

 



この唄を聴いてふと思った…
名古屋の人って、外からみたら
ファンキーなんでしょうかね???…笑
この歌を聴けば…

名古屋は…でら最高!!!…笑

歌い終われば「でら」盛り上がってるお客さん

それをみて中村耕一さん

こういう声援をここ数年味わったことがないと…一人でやってても地味なんで…笑…

こういうヒューヒューという声援は久しぶりだと…

「伸ちゃんはロックンローラーでバンドもあるし、こういう声援浴びているだろうけど、僕は久しぶりで…」と語りながら

 

次の曲のセトリ、中村さんが歌おうとしていた曲は違っていたようで…

三宅さん「なんでもどうぞ」…なんて言って笑わせながら

次はベタベタなラブソングをと

外国曲のバラードをしっとりと歌い上げる

中村耕一さん

もう、それはそれは圧巻とも言える心に染み入る骨太で繊細さも感じる中村耕一さんの唄声

寄り添う三宅さんのエレキの旋律が、これまたタマラナイ!!

 

ここからは、お互いのソロコーナー

まず歌うのは三宅伸治さんから

「先月まで今池の「open house」の営業時間はコロナ禍の時短で9時までで、お酒の提供も8時までだったので、どこかで急がなくちゃっていう気持ちがあったけど、今日は、急いでたまるか!みたいな気持ちで…笑…時短でなくなって、よかったですね」と客席にも声を掛けながら

「「open house」は午前1時まで、ところが得三は朝5時まで…さっき森田さんと話してて、それはそれで、今度は身体が心配だ」と笑わせて

2曲だけ一人でやりますと

3日前に「三宅伸治&The Red Rocks」という自分の還暦を祝ってもらってバンドが組めて「Red Thanks」というアルバムがリリースされて、ここぞとばかりにもってきてます!と告知を挟み

東京では、このバンドでライブをやったけれど、8人なので、なかなか名古屋にはこれないけど、来年、もしかしてこれたらいいなという気持ちがあるとのMCに拍手喝采

その前に恒例の年末に「三宅伸治 & The Spoonful」のライブがあることを告知して

今日は「Red Thanks」で6人で歌っていてさらにホーンセッションも入っているから、8人分を一人でやろうと…笑

先々週、長野で初めて一人でやったけど、へとへとに疲れてしまって、と笑わせながら、今日はどうなるかわからないけど、頑張ってやってみます、と

 

「心のラブソング」

前向きな気持ちになれるロックンロール

♪Hey Hey 心のラブソング Hey Hey どんなときでも~

聴いているだけで、気分もご機嫌!!

ホーンセッションは、ブルースハープで頑張る三宅さん!!

サビなんかは、初めて聴いただけでも、思わず口ずさんじゃうことのできるメロディアスな1曲で…

 

みんなが「Hey Hey」と一緒に盛り上がってくれたことを感謝しながら

この曲はMVも作ったと…ウルフルケイスケさんに紹介してもらって、ウルフルズの曲のMVを作ってくれてる人で、今日は座っててやらないけれど、MVでは、初めて振付…踊ってみたそうな…

これから、盛り上げてくれるとバンドのときなど、やってみる勇気が湧いてくると笑わせながら

もう1曲バラードをと

みんなでよかったら♪ラララ~と歌ってくださいと

次の曲はラブソング

「「会いたい 会えない」とかいうラブソングですが、女性に対してではなくて、もう会えないというように思うのは空の上に逝った人に対して最近の俺は思う」と

 

 

「悲しい歌」

等身大の三宅伸治さんのストレートな想いが伝わってくる!!

しっとりとしたバラードエレキが切なく響き渡る

♪土砂降りの雨 足をすくわれ それでもまだ俺たちゃ笑ってる~

この歌詞が、心に沁みる!沁みる!!

♪ラララ~とみんなで歌う…

そして、三宅さんの切なさを増すハープな響き…

自然と藤井裕さん、石田長生さん、忌野清志郎さんも、一緒に♪ラララ~と歌っているような気持ちに…

それでは、今日は初日で一週間、東海地方をぐるぐる廻る…凄く楽しみにしてました…今年60歳、還暦としてやってまいりましたが、中村耕一さんは70歳の古希…改めて、この一週間盛大にお祝いしたいと思うと

中村耕一さんを招き入れ、替わるように三宅伸治さんが退場する

中村耕一さん

「じゃあ、一人で歌ってみます」と言いながら、10歳違うんですね…伸ちゃんと…としみじみ…

さらには、ぼそぼそと、あまり調子に乗ってキタナイ言葉でMCをするなと言われてる…なんて口にしながら

 

 

フラワーカンパニーズのカバー曲

「深夜高速」




♪生きていて良かった~生きていて良かった~



サビで連呼されるこの歌詞…
このリフレインが心に響く!響く!!!

中村耕一さんだからこそ
この歌に共感する想いが
強くあって…
歌チカラになって
私の心に響き渡って心に沁みるんじゃないだろうかとは
私の勝手な…解釈も混じってますが…


まるで
持ち歌であるかのように
躍動感が溢れ出て…


そもそも
フラカンのこの歌最高なんだけど…
鈴木圭介さんに負けず劣らずといいましょうか…
この歌を見事に歌いこなしていた
中村耕一さん…もう、このカバーが聴けただけでも
今日、ここにきてよかったと…
心から思えた瞬間…

 

ここではないけどと、12月にボトムラインでライブをすることの告知…ホントは得三でやりたかったけど、得三がいっぱいで、空いてなくて…なんて語りながら

 

もう1曲

「青い瞳のステラ、1962年夏…」

「柳 ジョージ&レイニー・ウッド」のカバー曲

聴いてると気持ちが一気に若返るような…

この曲が流行っていた10代の頃へと…

もう、この歌もあたかも持ち歌のように中村耕一さんの歌声が滲みる!沁みる!!!

歌詞に耳を傾けてると、ふと亡き父のことが浮かんできて、中村耕一さんの歌の魔法によって、目頭が熱くなった…

♪褒めてくれよ、しゃがれた声で
芝生の下で眠っていずに~

この歌詞に包まれながら…父に…尊敬と感謝の想いを込めて

 

感動の余韻を引きづったまま

ここで休憩、空気の入れ替え…換気タイム…

第二部も伸ちゃんとたっぷりとやると言葉を残して

 

ブログも次回へと続く…