新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

まるでプチ美術館…常滑の補陀落山 大善院を参拝する…

2020-04-08 06:12:45 | B級スポット
基本的に…

B級スポットマニア…なので…

普段から
他の人よりも
圧倒的に神社仏閣に足を運ぶことは
多いとは思うんだけど…


今年ほど…
神社仏閣に足を運ぶことは今までになかったような…



だって

ここ最近の私のブログ
ずっと…神社仏閣巡りのことばっかりだもんな…



これもそれも
すべて新型コロナウイルスのせい…


新型コロナウイルスのせいで
他のみなさんと同様…
さすがに
私も
家にこもりがち…

出掛けるとしても…
新型コロナウイルスのいなそうな…
密閉空間、密集場所、密接場面の「三密」どころか…
「一密」もない…神社仏閣巡り
オンリー




今、マイブームの
「知多四国巡礼」



神社仏閣でも…
この花の季節
京都、奈良のような
有名観光スポットなら
ひょっとしたら…「一~二密」の怖れも出てくるかも知れないけど
「知多四国巡礼」は…
人とすれ違ってもぽつん!ぽつん!!

安心!安心!!
ということで
このところずっと綴ってる
「知多四国巡礼」常滑篇





今回紹介するのは…
五〇〇年以上の時を刻むイブキの巨木が
インパクトある…

補陀落山 大善院




知多四国霊場六十三番札所のお寺で
真言宗豊山派

大善院は
684年御嶽山三百坊が戦火で荒廃していた時
御本尊である十一面観音を養春上人がこの地に移して奉安したのが始まりだそうな…


後に弘法大師さまがこの地に立ち寄り
自作の「見護弘法大師像」をここに残されたようで

「見護弘法大師像」は
お堂の中央の黒い厨子の中にお祀りされているとか



駐車場にある歴史を感じる
石灯篭





その横には
中の宮遥拝所を示す石碑…


1494年にはこのお寺が
常滑城の鬼門にあたることから
素戔嗚尊さまを鎮守に中の宮を奉祀したそうで…


門は石柱門

一礼し石段を登る





とにかく
目を奪われるのが
巨大なイブキ
もう…御神木のごとく圧巻です!!
境内を覆いつくすほど…





手水舎





そこで

目があう…カメ…





「やっとかめ」…
とご挨拶された???ような…


いや…実は…このお寺に参拝しにくるの初めてですけど…苦笑

(ただ、このオヤジギャグが言いたかった…笑)



イブキの根元には
御覧のように…





まちがいなく
パワーをもっていそうなイブキであります!!







根元にはお地蔵様も






常滑焼の童子に囲まれて
子安観音さまでしょうか…

どことなく
ユーモラス…





昔の石標でしょうか…
ここに無造作に集められていましたが

昔の参拝者は
これを頼りに歩いて巡礼していたのでしょうな…






江戸時代の
参拝者気分で
これを眺める…

イブキの前には
ステージらしきものが…





このお寺…
夏の天王祭では茅の輪くぐりが行われ
賑わったそうなので…
その名残でしょうか…


こうして
境内を見渡していると…



おお、私のこの参拝にぴったりな…
新型コロナウイルス撲滅祈願にぴったりな
大師さまがいました!いました!


これぞ厄除大師さま








ちょいとお顔がみえにくいですが

思い切って願っちゃおう!!

大善院(だいぜんいん)だけに

「こうして参拝する次だい、ぜんいん、新型コロナウイルスに感染しませんように…」

「…参拝する次だい、ぜんいん、新型コロナウイルスに…」
「…参拝する次だい、ぜんいん、新型コロナウイルスに…」
「…参拝する次だい、ぜんいん、新型コロナウイルスに…」


無理無理感満載の
オヤジギャグを込めた…
無理を承知な願い事ではありましたが…
スベッタ感満載でしたが…
この方にはめちゃウケていたような???





本堂にて合掌





「無茶は言いません…ぜんいん、とは言わなくても
感染者が減って…安心して学校が再開できる日が早く来ますように…」


そう…私、職場では「学校保健」担当で
新学期早々、新型コロナウイルスに振り回されて
疲労困憊…くたくた…やばい!…となれば…免疫力低下…
…怖れて必要以上に手洗いする私…

はやく…はやく…
そんなウイルスで心配することのない
平和な毎日がいち早くやってきますように…


もちろん
弘法大師さまにも







「無茶は言いません…ぜんいん、とは言わなくても
感染者が減って…安心して学校が再開できる日が早く来ますように…」



重かる石

願い事を思いながら
抱いてみると
思ってたよりウンと軽かったです…

これで
願い事は叶うかな…








願ったことは
「無病息災、尿路結石と、肉離れと、細菌性大腸炎と…もう一つ…ボケ防止と…」
もちろん、新型コロナウイルスに感染しないようにと…


お茶と沢庵の接待
ありがたいね…



御朱印をいただきながら
あれこれご住職の奥様とお話してると
その…奥様が描かれた
「仏画の御朱印」がめちゃ素敵

御朱印帳に描いていただくことに…


その描いていただく
待ち時間に
ご住職の奥さんが

「冬花庵観音堂」を案内してくれまして…








なんでも
ご住職が、明治に生まれの
日本画家「橋本関雪」の宝塚の旧別邸アトリエを
境内に移築し、観音堂として使用しているとか…


入ってみると
もうそこは…プチ美術館…



圧巻なのは

花井探嶺さんの作品の

「平和観音菩薩像」








足元に巻く龍も
それは感動モノ…




「平和観音菩薩像」の後方の
掛軸の絵は
芸術家である奥様の父の作品だそうで…
これまた…実に素晴らしく
「平和観音菩薩像」の後方で
絶妙なバランスを保ってる…









柴山清風さんの作品である
弥勒菩薩像…






このように
半田市立博物館でも
特別展示されたようです…




同じく柴山清風さんの作品である

十一面観音像






数えてないけど
頭に十一面あるはず???です…






ご利益ありそうな
柴山清風さんの寿老人






手を合わせれば
長寿は間違いない…笑


ご利益ありそうな
花井探嶺さんの
大黒天





手を合わせれば
今年中に万馬券いけそうな気がする…笑


最後に…
これが
ご住職の奥様が描かれた
「仏画の御朱印」





素敵すぎて
素素敵すぎて
素敵すぎて



もう…芸術そのもの

「知多四国巡礼」
お寺巡りが
まるで郊外の
「美術館散歩」に来たような気分になった
補陀落山 大善院参拝…
だったのでした…