新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

名古屋市公会堂で「TEDESCHI TRUCKS BAND」

2016-04-02 06:12:54 | 海外アーティスト
鶴舞公園で迎え入れてくれたのは
満開の桜…








いやあ…
いいねっ!!

ド平日だというのに…
夜店もでで…鶴舞公園はお祭り騒ぎ…
そんな
桜の下の…酔っ払いが騒いでる中を通り過ぎまして…笑


そう…満開の桜に一瞥をくれただけで

私も…この日…
お酒を全く飲んでないのに…
満開の桜をすっと…通り過ぎても



…満開の桜を堪能したかのような…

心から…酔えたステキな夜…



それは…


名古屋市公会堂で…



「TEDESCHI TRUCKS BAND」
(テデスキ・トラックス・バンド)









ギターの神様のようにスライドギターを奏でる
「DEREK TRUCKS」



その横で
色艶のあるソウルフルな…
ブルージ―なボーカルを聴かせてくれるのが
「DEREK TRUCKS」の奥さまである…

「SUZAN TEDESCHI」




…が中心となって
総勢12名の…バンドのみなさんの繰り出す音は…
もうタマンナイ…









どことなく
オールマン・ブラザーズ・バンドの匂いがぷんぷん…
(あ、「DEREK TRUCKS」はオールマン・ブラザーズ・バンドでもエレキを奏でていますね…)



どことなく
ドゥービーブラザーズの匂いもぷんぷん…
 (音が70年代のロックテイスト満載なのよ!)


演奏から感じられるのは

70年代~の
ブルース色満載の
サザンロックを中心に…
カントリーもあり
R&Bもあり…といった…
私のような…オジサンにはドストライクの
大迫力の
アメリカン・ミュージックを聴かせてくれるのです…



「SUSAN TEDESCHI」
(スーザン・テデスキ)

…の歌が…それはそれは…
めちゃめちゃステキで…


ちょいとハスキーな…
色艶のある…唄声はドストライク…
あのか細い身体で…こんなに…
…と思えるほどの圧巻の歌唱力で…



痺れるほどの…歌声

人妻だけど…
一目惚れ…いや一聴惚れしちゃいそうな…笑…


ブルース色満載の…
歌声…
ときには…シャウトし…
この色艶のある…ブルースロックにぴったりとハマった
唄声がタマンナイ!!


もう…
名古屋弁で一言で感想を言うなら…

「スーザン・でらスキ」

…笑…




「スーザン・でらスキ」

…と以外…言葉が浮かびません!!




手羽先などのナゴヤメシのように…
濃くて…濃くて…
一度食べだしたら…笑
病みつき…笑
もう…唄声の「虜」でアリマス…




さて…その唄声を見事に支える
バックのグルーブ感は…
それは…もう鳥肌もので…




「TYLER GREENWELL」と
「J.J.JOHNSON」の…
ツインドラム
の息もぴったりの
素晴らしい迫力と対決…



さらに…
「TIM LEFEBVRE」
のベース
を加えて…
それは
最強のリズム隊…




そのリズム隊に…


「KEBBI WILLIAMS」
「EPHRAIM OWENS」
「ELIZABETH LEA」の

ホーン隊


絡んで…最高のグルーブ感を醸し出す…




そして…そのリズム隊の上を…

「KOFI BURBRIDGE」
の鍵盤が…フルートが…
ステキな音色で…華を添える…





さらに…
華を添えるのは…
「SUSAN TEDESCHI」のボーカルを
より引き立たせる
「ALECIA CHAKOUR」
「MARK RIVERS」
 

そして
「MIKE MATTISON」
のコーラス隊





そうそう…


「DEREK TRUCKS」
…をはじめて見たのは、何年か前のボトムラインでの「ブルース・カーニバル」…
白人でちょっとぽちゃっとしてるのに???
めちゃかっこよく凄いギターを弾く「DEREK TRUCKS」がいて…
もう虜!!(凄)



そのときのバンドには
まだ
「スーザン・でらスキ」…笑…はいなくて
ボーカルは…
「MIKE MATTISON」
…だったんですよ…
(バンド名も…「THE DRECKS TRUCKS BAND」)


正直…
最初観た時は… 
「DEREK TRUCKS」のエレキが
凄くて…凄くて…ヤバいほど凄すぎて


「DEREK TRUCKS」の神秘的な奇跡に近い指の動きを
驚愕の…気持ちで…

ただ…ただ…感動のあまり
口をポッカーンとして…観ていた…
そんな記憶がありまして…


「DEREK TRUCKS」のエレキが
凄すぎて…エレキに心から陶酔し
かえって…
「MIKE MATTISON」のボーカルは特になくても…
…なんて思ったこともあって…苦笑


そんな
「MIKE MATTISON」も
途中…1曲だけ…
「SUSAN TEDESCHI」からボーカルを替えて
ロックンロールをシャウト!!!




うん…セトリの妙といいましょうか…


「SUSAN TEDESCHI」
…の聴かせる唄声が続くのではなく
途中…
ちょいとテイストを替えた
「MIKE MATTISON」の
ノリノリのロックンロールのシャウトを挟んだことで
それはそれは
めちゃ盛り上がりました…







さてさて…
そんな
12人の大所帯なのに…
みなさんの息がびったり…
それも、肩苦しいものではなく…
演奏者のみなさんが…それぞれのフィールド内で…
個性豊かに自由にリズムの中を踊っていて…それでいて…
演奏に見事な一体感が感じられて…
ホント凄いのよ!!




そして…
なんといっても


「DEREK TRUCKS」



…とことん自然体で…
自由自在…
バンドのみなさんとの醸し出されるグルーブ感を…
そう演奏を…
心から…楽しんでる感じ…



「SUSAN TEDESCHI」
…のそばに寄りそい
…ボーカルをひきたたせるような…
エレキを奏でる
のは…
よくみられるシーンですが…








他にも…
じっとしてないで…
ゆらり…ゆらりと…動き廻る…動き廻る…笑









ホーン隊が…
フューチャーされた間奏部分では…

「DEREK TRUCKS」がホーン隊の中に入って
エレキで…サックス隊と…絡む…絡む…


さらには…

「KOFI BURBRIDGE」のそばに寄りそい…
フルートと
「DEREK TRUCKS」の
スライドギターを…
交互に…奏であって…コラボを楽しんでる…








さらには…
ときには…
ベースの…
「TIM LEFEBVRE」に寄りそったりと

ステージを自在に動き回っている…

そんな…心から演奏を楽しみ…
バンドとしてのクオリティの高い
息のあった演奏を作りだすこと重視することを
何よりも優先しているのでしょうね…




ステ―ジでバンドのみなさんのそばで…
寄りそうときは…寄りそったバンドの面メンとの
呼吸を大切にしているので…



お客さんに…


「お尻をむけてること」…笑



…も…しばしば…







でも…



何よりも大所帯バンドなのに…
一寸の狂いも生じさせない
…質の高い演奏を聴かせることを優先する
「DEREK TRUCKS」の姿勢に心から共感し…


「DEREK TRUCKS」
のお尻を眺めて…
またまた…痺れちゃう私なのです…笑


(けっして「お尻フェチ」ではありませんよ!!…笑
 念のため…)



そして
時折正面に立つ…

「DEREK TRUCKS」の指先は
自在に弦の上をダンスしているかのよう…



エフェクトをかけて音を歪ますこともなく…

フィンガーピッキングのみの
語るような
唄うような
エレキは…
「SUSAN TEDESCHI」
の「唄声」を見事に…惹きたてる…惹きたてる…

それは…圧巻!!


間奏でエレキを奏で始めれば
もう視線は彼の動きに…指先に…釘付けで…
観ていて…聴いていて…
痺れるような…そんな快感!!






奏でる音色は当然…
「DEREK TRUCKS」の
風貌までが…ブルースなのよ…





そして…
見惚れていると…


「DEREK TRUCKS」が…
ギターの神様に見えてくる…










フォークの神様はもうすぐ
ナゴヤにやってくるけど


一足早く
サザンロックの
スライドギターの神様
をみちゃった感じ…



今でも
余韻が冷めやまない…



そんな心に残るのは
サザンロックの
スライドギターの神様の後姿…



「お尻」…笑







ロックとブルースの桜が満開の…










2時間弱のライブに!!
…もう大満足!!




最後に名古屋弁で…笑…

感想をたったの一言で…締めくくる!!…笑




「でらスキ・トラックス・バンド」最高!!




PS…

セトリをば…


1.DON'T KNOW WHAT IT MEANS

2.THE LETTER
  (JOE COCKERのカバー)

3.LAUGH ABOUT IT

4.BIRD ON THE WIRE
  (LEONARD COHENのカバー)

5.WITHIN YOU WITHOUT YOU
  (THE BEATLESのカバー)

6.JUST AS STRANGE

7. IDLE WIND

8.GET WHAT YOU DESERVE

9.DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT
  (この曲は…ステージでの演奏にDEREKの姿はなし…
   BOB DYLANのカバー)


10.I WANT MORE

11・ I PITY THE FOOL
  ( BOBBY“BLUE” BLANDのカバー)

12.LET ME GET BY

13. BOUND FOR GLORY


UN SPACE CAPTAIN
  ( MAD DOGS AND ENGLISHMEN)