新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

斎宮歴史博物館にて「大河ドラマ「光る君へ」全国巡回展IN三重」

2024-06-20 06:03:37 | 博物館・美術館

 NHK「大河ドラマ「光る君へ」」
「源氏物語」の光源氏と掛けてあるタイトルだとわかっていても
つい、このタイトルをきいて、頭頂部が気になってしまう私

そんな私が
斎宮歴史博物館 エントランスホールで行われてた
「大河ドラマ「光る君へ」全国巡回展IN三重」に行ってきました…


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斎宮跡を歩いていても
さほど、人は歩いてなかったのに
この「光る君へ」巡回展には長蛇の列


みなさん、紫式部が、吉高由里子さんが、柄本佑さんが、いやNHKが好きなのでしょうか

私は…どうして毎回欠かさずに…笑…みてるかっていうと

衣装が、雰囲気が煌びやかでいいよね…
平安時代の貴族って憧れるじゃないですか
汗かき働いている図は浮かんでこず、たいして戦いもせず
蹴鞠を蹴って、恋して和歌を詠って、遊んで暮らしてるイメージ
もし、歴史を遡って生まれ変わるなら
平安時代の貴族がいいかな…そう思ってる憧れもこめて

そして、なんといっても漫画「あさきゆめみし」にハマってた私ですので

さてさて、この「大河ドラマ「光る君へ」全国巡回展IN三重」
嬉しいことに
入場無料なんだな…

NHK太っ腹…
えっ??高い受信料払ってるって
まあ、この瞬間は不問にして

この会場を出たら
NHKの受信料高すぎるよ!スクランブル放送にしてよ!…と愚痴をこぼすことにしてと

この瞬間は
NHK太っ腹…私のお腹も
…でありまする

さてさて並んでいる時にやってきた
明和町のゆるキャラ
めい姫」
斎王と斎宮をずっとそばで見ていたノハナショウブが、斎王にあこがれ続けるうち、その思いが「めい姫」の姿になったんだって

きっと和町では有めい…なんでしょう…


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パネルを眺めながら並びます!並びます!!
チューリップのように
えっ、もう枯れそうだって…ほかっといて…
長蛇の列の理由の一つが

この日は「斎王まつり」が行われていた日だったんだな
だから、おそらく

紫式部が、吉高由里子さんが、柄本佑さんが、いやNHKが好きじゃない人も
「斎王まつり」目当てで、暇つぶしに…
そんな人もチューリップのように並んでたことと思う

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やっと展示コーナーへ
展示コーナーは
主人公が吉高由里子さん演じる紫式部こと「まひろ」だけに
ま、ひろくはない…」

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まずのお出迎えは
パネル3枚

「知ってますか?紫式部」

あ、私は漫画「あさきゆめみし」で…笑

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「源氏物語」
これも読んだことはないけど
漫画「あさきゆめみし」で…笑

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「ひらがなの誕生と女性文学の隆盛」

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アクリル板でできた「まひろ」と柄本佑さんが演じる藤原道長

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その他、登場人物
アクリル板で大集合

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「まひろ」のパネル

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ストーリー
まあ、これは毎週欠かさずにみているので、斜め読み

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登場人物図
昨年の「どうする家康」に比べて
登場人物の少ないことよ


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作者、大石静さんのインタビューパネル

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さらに、パネルは続くよ、どこまでも

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まひろと道長が送り合った文

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台本

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そしてメインの展示の一つ

まひろ役の吉高由里子さんの衣装


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もっと、煌びやかな衣装を期待していたのに
ドラマの中での普段着…でしょうな…
あ、これ吉高由里子さんが着たものではなく複製です…
巡回展用なのかな

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そして、「大河ドラマ展」では必ずある
平ぺったい登場人物のみなさん

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「まひろ」がやや隠れる角度で
私こと「ド少納言」も一緒に…


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「まひろ」の衣装図

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展示の中には、
「セリフが聴けるスイッチ」があって
 
道長役の
セリフのスイッチを何度か押してみた…
オウムのように、「まひろ」と、同じセリフを繰り返す柄本さん!
私が女性で「まひろ」だったら胸キュンかも??

最後には
一日の中の時間がスイッチ一つで即座に変わるこの優れたドラマセットの模型

春はあけぼの
やうやう白くなりゆく山ぎは…

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夏は夜

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秋は夕暮れ

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それ、紫式部やなくて
清少納言やないか…

 



帰り際、百人一首の札が置いてあり、自分で和歌のスタンプを押して持ち帰れるようになっていました…
何人かの歌人の札が用意されていましたが、紫式部のものはすでに品切れになってました…


なので、仕方なく…清少納言の札にスタンプを押して持ち帰った
ド少納言

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帰り際、アンケートに答えると
大河ドラマ「光る君へ」のクリアファイルとポストカードがいただけちゃいました!


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はい、この瞬間だけは
えっ??高い受信料払ってるって
ことは不問にして

この会場を出たら
NHKの受信料高すぎるよ!スクランブル放送にしてよ!…と愚痴をこぼすことにして
最後に清少納言のこの和歌を百人一首ふうのカードでいただいたので

私ことド少納言も

清少納言の

「夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ」

を受けて一首、詠むことにしよう

「4と決めて とりそこねないよう かけるとも 4を追う馬の 接近抜く差し」

歌の意
本命を4番と決めて、とりそこねないよう掛けてみた(馬券を買ってみた)が、
(逃げる)4番の馬を追う馬が、接近してきたかと思えば、あっという間に、抜きさっていったことよ

お粗末っ!


刈谷市歴史博物館で開館5周年記念企画展「めでたきとり」

2024-06-03 00:05:38 | 博物館・美術館

刈谷市歴史博物館に再訪する…

刈谷市歴史博物館は
亀城公園のすぐお隣り

亀城公園と言えば
刈谷城址…

ということで館内には平ぺったい

刈谷城が建立




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水野勝成気分が味わえちゃいます…


さてさてここのハコモノはというと、こんな平ぺったい刈谷城とは比較にならないほど
豪華なハコモノで


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なんか高級料理店

もしくはホテルを思わせる
エントランス…
要は二重の扉
もうこのエントランスだけでも
ウン億円かかっていそうなほど立派です…


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このロビー、エントランスは、もう高級ホテルそのものの佇まい

ムダに広い…



あ、言葉を選び間違えました…
刈谷市民の心のように
広い!広い!!
だだっぴろい…


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あの…

こういったハコモノを訪ねると
よくありがちな光景…
それは
館内…スタッフ以外に誰もいないの…
休日だというのに…


あの私は…500円払って
WEBのページをみせると100円引きだったから
500円払って

今回は
この開館5周年記念企画展
「めでたきとり」をみにいったのです

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刈谷市の市章は、「雁」と「8」をモチーフとして図案化されているそうで
この展示は「かりや」だけに「雁」を中心に、
刈谷
・愛知にゆかりのある鳥を表した美術工芸品を通して、この地域に棲息する鳥たちを紹介する展示
「刈谷」「かり(雁)や」とをオヤジギャグのように掛け言葉しているので
ユーモラスな展示かなと思いきや
いたって真面目な…遊び心のない展示でした…

展示スペース狭いぞ…ちょっと500円、高くない??

うん、心に残ったのは
そんなに上手いかといわれれば微妙だけど
徳川家光が描いた「みみずく」の図くらいかな…

開館5周年記念企画展の展示室内は撮影禁止
を表した美術工芸品の写真を「とり」ながら…なんてことはできず
鳥を表した美術工芸品に「うっとり」なんてことはなく
展示室内が広くなく…ウロウロもできないので「ふとり」そう??

まあ「雁」の絵があるので、それをみて小さな声で
「雁や(刈谷)」と呟くのが、この特別展の最大の楽しみなのかも知れないな
大きい声で叫ぶと、スタッフのオネーサンが飛んでくると思いますよ
状況によっては「いかりや(怒りや)」???
お怒りになるかも???

私にとっては
展示内容が今一つだったので

正直
「がっかりや!!」


さて

刈谷市民の心のようにだだっぴろいこのハコモノ


良い点をあげれば

トイレがめちゃキレイでした…


何度でもしたくなる???
綺麗なトイレでした…



それと
こんな立派な館内なのに
常設展は

入場無料!入場無料!!
私の大好きな「タダ」です!!
特別展で500円払ってもったいないかな、と思いきや

この常設展みるだけでも500円くらいの価値がありそう


もう、トイレ使用料だけでも


払いたい??気がしたほど…


あ、ここで
私がなぜ、ここのトイレを利用したのか、その謎をちりばめていたんだけど
気づいてくれたかな…???



払いたい???

そう
腹痛い(ハライタイ)…笑…腹が痛かったのよ…笑



さてさて

無料でみれちゃう
万燈祭の万燈


このお祭り

「天下の奇祭」とも呼ばれてて

私も一度観に行ったことがあります…


このブログでも
書き綴ってますので
お暇があればどうぞ!




見応え充分…勇壮で…大迫力の…刈谷市の奇祭!!万燈祭!

https://blog.goo.ne.jp/amigo-yumedream/e/f79c043e42a87ac853a0b93680d7aee2




さてさて
万燈は
実に煌びやかに展示されていました!!

タダだけど…タダだけど
もう、これを眺めるだけでも

500円の価値がありそう!!


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天井には、まるで花火のように


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他にも

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裏に廻ると担げちゃう!!

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ようつう(腰痛)にならないよう、ようちゅうい(要注意)してもらって…
担ぐのは、しっかりやってもらって(「かりや」だけにね…)
重くてもガマン燈祭

これ会心のオヤジギャグって

そんなんばっかりや!!

オチは
「とり」あえず、今回はこんなところで






美術館監視員が実に不愉快でチケット代をどぶに捨てたようなもの…名古屋市美術館「特別展𠮷本作次 絵画の道行き」

2024-06-01 04:56:55 | 博物館・美術館

2024年5月3日
GWの真っ最中

観光地はどこもいっぱい…
もう、出かけたら大渋滞、大混雑でヘトヘトになること間違いないけど

ここなら…そんなに混んでいないはず…
と、お出かけに選んだのが

名古屋市美術館


お隣りの名古屋市科学館は家族連れを中心に人で溢れていたけど

ここ、名古屋市美術館なら…
そもそもお子さんが楽しめるところじゃないし…

GWの穴場じゃないか!

と思って行ってみれば

案の定
ガラガラではないけど、決して混雑してるとは言えない
ぼちぼちといった感じのちょうどよさげな人出の具合いでした


さて
名古屋市美術館では

「特別展𠮷本作次 絵画の道行き」


なる展示会が開催…

𠮷本作次さん、実は全く存じ上げていませんでしたが

WEBでググってみると、かなり個性的な作品の数々が載っていて

その作品に惹かれたんですよ!!


摩訶不思議な世界観

東洋的な???いや、作品によっては西洋的な芸術作品


遠くから見ると
エキゾチックな作品か???と思いきや
細部までみつめていると、そこに描かれている人物は4コマ漫画の主人公みたいで

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グロテスクなのに穏やか

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なんとも摩訶不思議な世界観

ホント、吉本作次さんを存じ上げていなかったけど
純粋に絵に惹かれて
よきGWの休日を吉本作次さんの作品鑑賞で過ごせたらな…と楽しみにして出かけてみたのです…

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入場券は事前に前売券を購入しておりました…
コインロッカーに荷物を預け、入場口に向かおうとすると
写真撮影OK(フラッシュ撮影禁止)の表示があったので
再度、コインロッカーに戻って
コインロッカーに預けた荷物の中からデジカメを取り出して
いやあ、楽しみ!楽しみ!!


さてさて、一番最初の展示室


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この作品、フラッシュをオフにして
早速写真を撮ってたら

メガネをかけた女性美術館監視員
が、私の方にやってきて
デジカメに赤い小さなランプが灯るのがいけないという
「あれ、フラッシュはオフにしてますよ」と言葉を返したら
赤いランプが灯らないようにしてくれという

そもそも注意事項に、そんなささやかな光でもNGなんて
謳われてもいないのに、
いきなり注意されて…なんかモヤモヤ…
ちゃんと、注意事項どおり
フラッシュはオフにしてるのに
私もデジカメをあれこれ弄ってみても、どうやったら、その
赤い小さなランプが灯らないようにできるのかわからない…

注意してきた美術館監視員は、赤い小さなランプの点灯はダメの一点張り
どうすれば、赤い小さなランプが消えるのかあれこれいじってみても
解決できない…
もしや、操作方法を知ってるか尋ねてみれば、そのデジカメはお客様のものなので…お客様の方で解決してください…とのこと

要は、赤い小さなランプが灯るカメラは使えません!!的な圧力

ホントに赤いささやかな光が作品に影響受けるの???
ウンとスマホの画面の方が明るいのに…

なんて思うと

モヤモヤしちゃう!!

だけど…従うしかない…

もう、美術館の展示室で、一歩も譲らないぞ的な絶対君主のように、私の前に立ちはだかって…そのデジカメの赤いランプを解決するまでは、一歩もここを通しません的な圧力…

さらには、私を見る目がこのお客さん、困ったものだ…美術館のルールを知らないの…といったような圧力を醸し出して

 

こうなると、モヤモヤするけど

もうデジカメをしまうしかない…

その後は、その美術館監視員、そばにいた別の美術館監視員に、なにやら語りかけているものの…その後も、ずっと私の方だけをみているような

なんか視線が気になる…
けど

まあ、気分を替えよう!!
ここからはスマホで撮ればいいんだ…

と、気分を直して、作品鑑賞しようと思っても

その女性
美術館監視員
とにかく…ずっと、ずっと私の動向だけをみつめている

他にお客さんは展示室内にいるのに

後からやってきた高校生なんか、この静寂の空間をぶち壊すかのように大きな声で笑ってしゃべっているのに…そちらの方には一瞥もくれずに…じっと、とにかく私の方だけをみている…
私の一挙一動を瞬きもせずに、じっと嘗めまわしてみているような
威圧的な視線を感じる

通り過ぎていく高校生たちの他にも美術鑑賞してるお客さんはそこそこいてるのに


まるで、私がなにか、しでかすに違いない…的な視線で
まるで、犯罪者にされているような特別な視線を感じるので
作品鑑賞に全然、没頭できない…集中できない

さてさて私、遠視なので…この作品紹介が、なんて書いてあるのか
よくみえなかったのよ
そこで、遠視用の眼鏡をかけて

このボードに近寄ったら

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またまた
その同じ
美術館監視員がやってきて
「作品に近づかないでください」という

フツーだったら
黙って、お詫びして指示に従う私ですが

そもそも、言わせてもらえば作品には近づいていないし
先ほどのフラッシュオフにしてたのに赤い小さなランプへの注意
さらには、私の動向だけをみつめている、その視線が気になって

「作品には近づいてません!このタイトルを読もうとしただけです…そもそも、足もとのこのラインを踏み越えてはいないじゃないですか!前傾姿勢だったのがいけなかったのでしょうか…そもそも作品と、この作品紹介のボードとは、ほら、こんなに距離が離れているじゃないですか…」

と思わず、言い返してしまった…

それに対する冷淡な視線
我儘な客には、言わせておけ!私は正論だー!的な圧力
こんな客もいるんだな的な、冷ややかな目で
向こうが言うことは、ただ杓子定規的に「作品に近づかれていたので!!」の一点張り

これを壊れたテープレコーダーのように繰り返す

「作品に近づかれていたので!!」

 

もうイラっとして、つい口にしてしまった…

「そもそも、先ほどから、なんで私だけを、ずっとみてるんですか??まるで、何か問題を起こしそうな人だと決めつけるような視線で…もう、お願いだから、みないでください!!」


正直
上の人を呼んでください!!と言いたかったけど

そのときとった私の行動は…というと…
とにかく、その場を逃げたかった…
その監視員から離れたかった…
その美術館監視員の顔をみたくなかった…もう会話もしたくなかった…
…まるで…はたからみたら私が悪いことしてたかのように…非常識な行動をとったみたいに思われる感じで、展示室から走り去った私
もう心底気分が悪い…


もう、その後も気分は作品鑑賞どころではなかった


1300円のチケット、どぶに捨てた…
どころか、名古屋市美術館へ行かなければよかったと心から思った

美術館は、楽しむために行くところ、けして安くない拝観料チケットを買い、作品を鑑賞するのを楽しみにしてたのに…

 

作品に触れていけないなんてことは、当然、百も承知


近づこうとも思ってなかった…
なのに、犯罪者のように現場から逃げ出してしまった私

 

今、振り返れば

上の人を呼んでください!というべきだった

フラッシュオフの赤いランプの指摘もモヤモヤしたし

作品に近づいたと指摘されたことも

それ以上に、私を、何かしでかしそうな人…要注意人物だーみたいに特別視してみていたことを

今まで、何度も何度も名古屋市美術館に行ったことはあるけど
写真撮影可の展示も何度かあったけど、
いきなりデジカメの赤いランプに注意され、犯罪者のようにみつめられ、作品に近づくな…と、作品には近づいてはいないのに、注意されたのは初めて

美術作品を傷つけないように…とピリピリしてるのかも知れないけど
私の方は、チケット代を払って、その上、美術館監視員の犯罪者をみるかのように頭から足元まで嘗め回す視線をずっと感じ

なによりも
美術館監視員の要注意人物と決めつけたような威圧的な態度に、美術作品は傷つかなくても私の心の方が傷つけられているのよ

 

美術館での作品鑑賞は…私にとって

日常からの脱却…

非日常的な美術作品をじっくりと鑑賞したくて楽しみにして、こうしてわざわざ足を運んだのに、逆にイライラさせられて…
客が非常識な行動、言動をしないように監視してるんでしょうけど

私から言わせれば
明らかに客を差別するといった非常識な行動、言動をしていたのよ…

この女性美術監視員が!!!

ああ、こんな美術監視員に出会わなければ
楽しい休日になったのに…

はい、いっそのこと、フラッシュオフにした赤い小さなランプがどれほど目立っていたのか、困るものなのか…
小さな光も厳禁です…と事前に注意事項に記載してほしい…と思った
(だったら、スマホでも撮影NGになっちゃうけど…)

はい、いっそのこと、美術監視員は最小限にして、モニターにして、監視してほしい…

あの差別して見下ろすかのような

美術監視員の視線は、もう不快そのもの



もう𠮷本作次展、行かないだろうな
この苦い思い出とセットになっちゃってるから


今度、開催の「北川民次展」
めちゃ興味はあるけど
もう、名古屋市美術館には行かないだろうな
この苦い思い出とセットになっちゃってるから

まあ、私の戯言ですが…
作品に没頭できる鑑賞環境を考えると
作品に触れた場合、作品を傷つけた場合は賠償責任があることを注意事項として強く明記してもらって…

本音を言えば
やっぱ、
美術館監視員は最小限にして
モニターでの監視に変換してもらった方がいいなあ…

 

ホント心から思った…客を差別化する美術館監視員はいらない!!


再訪…横山美術館…企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」その3

2024-05-31 05:45:42 | 博物館・美術館

横山美術館…

企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」

今回が最終号…

では、早速、続きから

高浮彫鷲襲群猿大壺

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鷹が猿を襲う残酷な場面が…この
猿の「ドツボや―」の声が聞こえてきそう…

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高浮彫骸骨と狸花瓶

花瓶に骸骨の図柄は合わんやろ!と過敏に反応してしまう私

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高浮彫お供え泥棒花瓶
花瓶に泥棒の図柄は合わんやろ!と過敏に反応してしまう私


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高浮彫男と提灯お化け花瓶
花瓶に提灯のお化けの図柄は合わんやろ!と過敏に反応してしまう私

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高浮彫童子座る女形蓋付壺
女性が不気味…
もっと愛らしく作らんと、売れんやろ!!

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高浮彫童子膝を抱える男形蓋付壺
なにか、とんでもないことがおきたのでしょう
相当凹んでいますなあ

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こちらの方も、めちゃ凹んでいますなあ

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この男の苦悩は頭に乗っている女性が大いに影響してるに違いない


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浮彫銀杏啄木鳥花瓶
銀杏が剥がれて落ちてきそう…

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高浮彫群花瓶
サルほどたくさん、サルが花瓶にへばりついていますなあ

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三代目井上良齋

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その作品
釈迦如来像

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達磨像

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そして縁起のよさそうな



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高浮彫唐子宝船形蓋物

鳳凰(ほうおう)の舟に乗っている唐子
宝物をみつけて「ほーうぉー」と喜びの声を挙げてるに違いない

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見ざる言わざる聞かざる
これ、いつも思う
残りの二匹は
みて、言って、聞いているのよ???

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野見宿禰宿力士像

やっぱり恐喝されてるみたい


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福禄寿像
なんか、一瞬、男性の〇〇にみえたことは黙っておこう…

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布袋
焼き物ですから、焼かれている時、身体がほてぃっていたことでしょう

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高浮彫鯛蟹海老貝花瓶

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タイタイヘン浮き上がってますし
カニもたしカニ浮かび上がっています
ここ横山美術館にきたカイがありました!
エビのオヤジギャグが思いつかない…

高浮彫タンカードセットだゾー

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このマグカップ、日常では使いにくいよね
呑んでて気分が悪くなってゲロゲロしそう…カエルだけに!

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老人形ポット

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老人よりも若い女性の方が…

婦人形水差


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水を差す訳ではないけど、このご婦人、微妙…

高浮彫虎煙草セット


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絶対勝つぞ!タイガース!!
優勝するぞ!阪神タイガース!!
(トラをみると、必ず反応してしまう!!)

灰皿
ここに煙草をいれるのは、残酷な気がする!!

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中国人の男ピッチャー

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キャッチャーはいないのかい???

高浮彫覗き込む人物水盤
を落としてしまって、金の斧を待っているのかな…
おのおの、覗き込んでいて…

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この茅葺の家で女性が着替えをしているとみた???


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高浮彫八岐大蛇退治花瓶
須戔鳴尊はこんな顔をしていたのね…

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釉彩舞踊図花瓶
今までの高浮彫とは違って
エジプトを彷彿させるオリエンタルなデザイン

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アール・ヌーヴォー(19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで流行した美術様式)と釉下彩の説明板

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釉彩虎絵図

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絶対勝つぞ!タイガース!!
優勝するぞ!阪神タイガース!!
(トラをみると、必ず反応してしまう!!)




釉彩桃絵図
中には桃太郎がいることと思われる…

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釉下彩牡丹図花瓶

これぞ!ノーマルな花瓶ですなあ

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青磁陽刻葡萄図花瓶


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これがいただきものだったら、よろこぶ、どうぞって!!

以上、隅田焼の世界を満喫!!


GWなのに、ガラガラで、ほんとう、きてよかった!空いてて、じっくりみれて、ほんと、ウキウキ気分!GWの穴場だったよ!そうとう、きぶんもよくて

そう

とうき(陶器)だけにね!

 


再訪…横山美術館…企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」その2

2024-05-30 05:33:55 | 博物館・美術館

横山美術館…

企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」の続き…

 

3階へと
3階のエレベーター横に展示されている

オールドノリタケの
盛上松笠鸚鵡図飾皿

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えっ、これ
盛上松笠鸚鵡図飾皿…(盛上松笠鸚鵡図飾皿)…

盛上松笠鸚鵡図飾皿…(盛上松笠鸚鵡図飾皿)…

これぞ、鸚鵡返し
これ、この階の看板娘のようなものですな…

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この階の展示室の目玉はこれ

オールドノリタケの
ジュール金盛草花図大花瓶
実に豪華!豪華!!

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「森村市左衛門の感激」との見出しの講演内容のパネル

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オールドノリタケと森村組の説明板


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またまた、この階にも誰もいませんけど…


今回の企画展が「隅田焼の世界」なので、「オールドノリタケ」で占められたこの階の紹介は端折って

4階の企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」のコーナーへと
4階のエレベーター横に展示されている
浮彫陶磁器類聚花瓶
この階の看板娘のようなものですな



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さてさて企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」
の目玉がこれ!
高浮彫僧侶水指

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僧侶が浮き出していますなあ

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この高浮彫が隅田焼の特徴

企画展のフロアなのに
やっぱり誰もいませんが…

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きっとぅ、じき、みなさんがやってくることでしょう!!

さて隅田焼の世界へ!!

高浮彫の龍
花瓶にへばりついて動けず、龍が困った感じに見えるのですが…

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高浮彫群猿花瓶
サルが多すぎて、目にささる!!

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浮彫大名行列花瓶

誰が大名行列を浮彫にしろ(城)!って考えたのでしょうか

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高浮彫花瓶

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この花瓶…私の元にあったら、返品、他の花瓶にカエルな…きっと
ちょっと、グロテスクだし、「ド根性ガエル」っぽいし…

ここで、隅田焼の特徴の説明板

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そして、高浮彫の説明板

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高浮彫に捕まる男 花瓶
正直に言うと、花瓶の図柄として
このに捕まる場面はどーなの??
えっ??花瓶にお似合いだって??…
あ、はい…オニ合いのオヤジギャグがただ言いたくて

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高浮彫象花瓶
の花瓶だゾー(小学生かっ!)


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高浮彫休息する男 花瓶


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たぶん、この職人は、ノルマがあって
休息できずに、働きづめだったに違いない

だからこそ、労働条件を訴え、改善したいために…これを創ったに違いない


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高浮彫花瓶
絶対勝つぞタイガース
優勝するぞ、阪神タイガース


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高浮彫桃と男花瓶
おそらく桃太郎のはいっている川から流れてきた桃でしょうな
あれ、お爺さんなのに川に洗濯(せんたく)しにきてるけど
川に行こうが、山に行こうが、その選択(せんたく)はおじいさんに任せるとして

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隅田焼の一人者の紹介パネル

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その初代井上良齋の作品

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二代目井上良齋
病魔に勝てず51歳で亡くなったとのこと

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その二代め井上良齋の作品


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高浮彫梯子で遊ぶ童子ランプ

今でいう大道芸…ハシゴ芸ですな


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高浮彫梅と花瓶
トリがめちゃ浮き出ていて思わず、写真をトリたくなる!!

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高浮彫花瓶

が着物をきて二本で立って、鳥獣戯画っぽい構図だゾー

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高浮彫椿花瓶
飾るなら、こういうのが花瓶らしくていいよね

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浮彫大花瓶
タカだけに、この花瓶、めちゃタカそう!!

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高浮彫大花瓶
やっぱりが困っているようにみえる
何を困っているのか、りりゅう…もとい…りゆうを知りたい…

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高浮彫唐子大花瓶

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感想は一言、デカッ!!

高浮彫賢者花瓶
賢者っておじいさんばかりですな…
ボケてるおじいさんも賢者の中に混じっていたりはしないのかなあ…

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浮彫陶磁器類聚花瓶

花瓶IN花瓶

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まだまだ続くよ!!次回が、横山美術館、完結編だ!!

お楽しみに!!


再訪…横山美術館…企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」その1

2024-05-29 05:35:09 | 博物館・美術館

2024年5月のGW後半

それはそれは、いい天気で絶好のお出かけ日和
…だったので、私もお出かけをば…

JR千種駅から歩いて…歩いて…徒歩とほとほ歩いて
写真はカトリック布池教会

50mの高さを持つ2本の尖塔が特徴の白い聖堂で
ゴシック様式の建造物

ナゴヤにいながら円高で行けないローマを旅した気分…

にはさすがになれないけど

別にカトリック教徒でないけど
教会(きょうかい)にいつ行くの??」「きょうかい(今日かい)


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ただ、このオヤジギャグが言いたくて
ここに立ち寄った次第…笑


さらに歩くと
そばには
御下屋敷跡

御下屋敷は、1679年、尾張藩二代目藩主 徳川光友により作られ、東西約300m、南北約700mほどの広大な屋敷で、敷地の中央部に御殿があり、南と北には広大な池泉回遊式庭園が造られていたそうな
ナゴヤのど真ん中

今だと、資産価値は怖ろしいほどの金額を叩きだすんだろうな

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8代将軍徳川吉宗と対立し蟄居謹慎を受けた尾張7代藩主徳川宗春が晩年を過ごした場所でもあるんだって
そこは、今では名古屋市東区生涯学習センターになっていました…


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さて、御下屋敷跡の近く

江戸時代は御下屋敷の敷地内であったかも知れない

横山美術館を再訪する


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前回来た時にはいなかった
公式キャラクター
陶宝院慶子さんがいました!

名古屋市東区に陶磁器の妖精として1970年に誕生したとのことで
50代半ば…まあ、妖精ですから、若いのか年老いているのか、わからないけど
陶宝院慶子さん
平ぺったいです…


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さて、明治時代以降の日本で創られた輸出陶磁器の「里帰り品」を中心に展示する美術館

横山美術館

めちゃイイ天気だけど、日差しの関係のない館内へと

この日は企画展として

「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」が開催されていました

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この扉の向こうが展示室

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あれれれ、GWなのに、誰もいません!!
あれれれ、陶磁器をみる本(ほんとう)、時期(じき)を間違えたのかと一瞬思ったくらい

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横山美術館の見どころの説明板

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まずは、1階の展示品から

オールドノリタケ館長の横山氏が最初に入手した作品

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まあ、この美術館の看板娘のよーなものでしょう…

瀬戸焼の陶画


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このをみて、つい読売のウサギを思い出したりして…読売がBクラスへ…瀬戸焼だけに…最下位の可能性も…これぞ瀬戸際…なんて、上手いこと思いついて自画自賛…笑

さて、展示室のど真ん中に
有田焼の花瓶
かびん(花瓶)かびん(過敏)に反応した私


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アール・ヌーヴォー様式を意識した花瓶

網目の奥にブドウが…
これで、みんなよろこぶ、どう???

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真葛焼の花瓶

断崖絶壁に賢人が描かれていますなあ


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七賢人が描かれている花瓶

五賢人しかいないように思ったけど、裏側に後二人、ちゃんと描かれていました!

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上絵金彩貴人図唐子鈕蓋付壺


に唐子がどどんと座ってますなあ…あたふたしてません!の上にいるけど…


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この花瓶

牛若丸と弁慶が描かれている!!
当時、流行ってた牛若丸と弁慶の説話にか、びんじょう(便乗)したのでしょうか…

牛若丸と弁慶の説話を子供を寝かせるために、この花瓶をみながら語ったことでしょう…

 


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東海道を旅したような気分になれる…これ、けっこう、私のツボかも

あ、私のツボではありません(私のものではありません)…笑

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オールドノリタケの薔薇が描かれた大花瓶
倒れたら割れて、もちろんバラバラに…

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同じくオールドノリタケの金盛人物図飾壺
女性が描かれているとエレガンスな気がするのは
私の気のせいでしょうか…

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さて、続いては2階の展示室へと


2階のエレベーター横に展示されている
オールドノリタケのジュール金盛草花図大花瓶

この階の看板娘のようなものですな…


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この階の展示室の目玉はこれ

染付上絵金彩花鳥図大花瓶
デカいの!これ!!

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この階にはいろいろな地方の陶磁器が大集合

染付上絵金彩人物図大花瓶

まあ、御覧のようにデカい!デカい!!

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この時代も女性上位、かかあ天下だっただろうということが、この図からも読み取れますなあ…


七宝龍菊図大花瓶


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花瓶の上の方の隅に、ちょいとだけ龍が申し訳なさそうにいて、なんか我が家における私の立ち位置と、この龍が似ているような気がする…肩身が狭いといいましょうか…

上絵金彩透彫人物図花瓶


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と、以上さまざまな地域の陶磁器が展示されていますが、
今回の企画展が「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」だったので
この階に展示されてた隅田焼の作品を中心に紹介をば


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龍に乗っている仙人の図陶板
この絵をみていると、龍に乗っていた星野仙一さんのドラゴンズが強かった理由がよくわかる??


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高浮彫龍大ポット

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この目玉が飛び出すほどの驚きよう…龍はいったい、なにをみたんでしょうか…



高浮彫薔薇花瓶

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転がると、割れて、バラバラに…気をつけないと
この作品は実にすバラしい!!


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修行僧

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なんか、お酒を呑み過ぎて、できあがっているようにみえちゃうけど…

 

修行僧やなくて酒豪僧かも???

野見宿禰宿力士像


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恐喝されてるみたい??

浮彫如来大花瓶

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「競馬にやられてすっからぴんよ」

「俺も電車賃までつこてしもたがな…」

そんな声がきこえてきたような…

 

私は、実は万馬券を獲ったけどだまっていることにしよう…そんな如来さまの声も???

 

高浮彫武者花瓶
表情みてると、むしゃくしゃしてそう…武者だけに…笑

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高浮彫群猿花瓶

サルの空中ブランコ…のように見えた図

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…とここまで長くなっているので

続きは…また明日にね!!


司馬遼太郎さんの長編歴史小説「坂の上の雲」は全く読んでいないけど…「坂の上の雲ミュージアム」に行く…

2024-05-20 06:51:01 | 博物館・美術館

「坂の上の雲ミュージアム」に行く…
司馬遼太郎さんの長編歴史小説「坂の上の雲」という作品は、まったく読んでいないけど…
新聞に掲載されていたらしいけど、それにも一度も目を通したことはなかったけれど…
「坂の上の雲ミュージアム」に行く…

どうして、それなのに行ったかって…
生憎、雨が降っていたのよ…
ここ、雨が降ってもこまらないし…

かつ…建物が…見た目が、三角形で奇抜なのよ…
コンクリートとガラス張りのモダンな建物で、安藤忠雄氏が設計
有名建築家の安藤忠雄氏
たとえば、JRユニバーサルシティ駅とかも安藤忠雄氏の設計なんだな


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ここは、もともと江戸時代に武家屋敷があったらしく…
「番町遺跡」と示す案内看板が…土器が廃棄された土坑もみつかったようで
だって、この場所は松山城の城下町の一角にあたるようだし…
「坂の上の雲ミュージアム」は「番町遺跡」の上に建立されているんですね…
…といっても、そのまんま建てたんじゃなくて、遺跡に配慮して建立したらしい…
だから、こんな三角形の建物になったのかな

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館内は建物の内部は撮影オッケー
ただ、展示品のクローズアップの撮影はNGとのこと

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各階は、緩やかなスロープでつながっていて

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「空中階段」と呼ばれるこの構造

階段を支える柱がないのよ、な、なんと両端のみで支えている…実に珍しい階段


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窓の外には萬翠荘

萬翠荘は、大正11年(1922年)旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵が、別邸として建設したもの

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展示室は、三角形の辺、即ち壁に展示品が飾られていて
三角形の面の部分は吹き抜け

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吹抜フロア

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階下を見下ろして

でも、どんどんと昇っていく構造
壁面の展示物や窓外の萬翠荘を眺めながら「坂の上の雲」に近づいていく…
そんな構造なのかな

「空中階段」の裏側から撮影
支柱がないので、ホント浮かんでいるように見える!


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さて、ここからは撮影可能なコーナー
展示コーナーでは、小説「坂の上の雲」に描かれた明治日本について、分かりやすような展示がずらっと…

戦艦「三笠」の模型

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第3回日露講和会議の写真

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知っている名前もちらほらと…あ、小村寿太郎さん以外知りませんでした

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ロシアサイドは、誰一人として、さっぱり存じ上げてはいませんが

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戦艦「ボロジノ」

新品でも「ボロジノ」
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松山市有形文化財に指定されている近代遺産である釣島灯台の模型
小説「坂の上の雲」の舞台になっているのかな…
そもそも
小説「坂の上の雲」を読んでないから知らんけど

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小学尋常科、高等科修業すごろく

あがりが卒業式
果たして、このすごろくをやってオモシロかったのか…遊んでいた昔の人に訊きたい気分…

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「はがき新聞を作ってみよう」

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はい、作ってみました…
できあがりがこれ!

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これは、ガキが喜ぶに違いない…これは、がきが喜ぶに違いない…
はがき…だけにね…汗


手にとってのぞいてください…
といわれれば、覗きたくなる
これは男の本能のようなもの…


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私がわくわく期待したようなものは、見えませんでした???
せっかく覗いたのに???

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日本馬の高さが体感できるコーナー
馬がひらぺったいのが実に残念
ここは立体にしてもらわないと…笑

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「明治からくり劇場」

チャンスに阪神の4番大山!それ、「からぶり」やないか!
肩が凝ってて凝ってて、それ「かたこり」やないか!!
箪笥の中に…それ「へそくり」やないか!
「からぶり」でも「かたこり」でもなく「へそくり」でもなく「からくり」


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さらに「坂の上の雲」に近づくべく
スロープを上ります

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そこには
「新聞連載の壁」

小説「坂の上の雲」がずらっと

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1296回に渡る新聞連載がずらっと…
もう、この壁には圧倒される!!

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「坂の上の雲」は、1968年から1972年まで産経新聞の夕刊で連載されてたとのこと
中国大陸でロシアのコサック騎兵との死闘をくりひろげた秋山好古…
東郷平八郎の参謀として作戦を立案、海戦ではバルチック艦隊を破った秋山真之…
病床でも俳句を詠み、近代俳諧の基礎を築いた正岡子規
松山出身の秋山好古、秋山真之、正岡子規の三名の視点から、明治日本が日清戦争を経て、祖国の存亡をかけて大国ロシアと戦い、勝利するまでの激動の時代を描いた歴史小説

三六無線電信機をイジルことができました…

三六式(しき)であって三六子規

三十六歳の子規(しき)のことではありませんでした…

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正岡子規パズル
あだ名は「のぼさん」
私は熱めの道後温泉だったけど、湯あたりして「のぼさん」

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「坂の上の雲」のまち松山パズル

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やっぱ、中央にいてる人は正岡子規でしょう
左右に秋山兄弟

そして、「好古、昌之、子規の過ごしたまち」
これ、松山の街が、人が飛び出す絵本になってる!!
どう、ご覧になって…どうご(道後)だけにね

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企画展は「明治日本のリアリズム」

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明治維新から日露戦争に至るまで、近代国家「明治日本」において人々はどのように行動したのか…お札の肖像画として描かれている渋沢栄一の資料や、伊藤博文の書など、日偉人の資料や記録を通して、当時の状況を読み解く企画展…

また、秋山好古の部隊に所属していた永沼挺身隊の記録も全国で初めて展示されていまして



細かい展示資料はおそらく撮影禁止
「開花-新しい時代へ」「風雲-列強のはざまで」「開戦-負けないように」といった3つの構成で資料やパネルが展示されていました

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ガラス越しの「坂の上の雲」まで続いてるんじゃないかと思わせたスロープ

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この
「坂の上の雲ミュージアム」にきたら、おおまかなストーリーが理解できた気がするけど…
ぜひ、この本を読んでみたいと思う…

って、思ったときもこの時だけ
未だに読んではいませんが…汗

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さて、この館内のスロープを上っても「坂の上の雲」に辿り着くってことはなくて
スロープもここで行き止まり

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萬翠荘
後で、立ち寄ってみたいな

なんかファンタジー映画に…あるいはミステリー映画にでてきそうな建物みたいで

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最後に紹介するのが正岡子規


「松山や秋より高き
天主閣」

とは正岡子規の句

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病のせいでしょうか
顔面蒼白の…
もとい…全身蒼白の正岡子規さんが座っていました

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「春や昔 十五万石の 城下かな」

私が手にしているのは
「柿食えば 金が鳴るなり 法隆寺」
有名な句ですな

この句が有名すぎて、子供の頃、正岡子規は奈良の法隆寺のお坊さんだと勘違いしてました…

まあ、最後は、私こと
松尾ドショウの句で〆ることにしよう


正岡子規が
「松山や秋より高き天主閣」

と詠んだのなら

私こと松尾ドショウは
女性の気持ちになって一句詠むことにしよう


「待つ嫌や 飽きより嫌気 亭主 彼」

句の意…もう旦那(彼)には嫌気がするほど冷めてしまったことよ

スミマセン、倦怠期の男性諸君に悲しい想いをさせて

そんな時は食べて元気をつけるに限る

正岡子規が
「春や昔 十五万石の 城下かな」と詠んだのなら

私こと松尾ドショウも一句

「張るやお腹 十分饅頭 消化かな」

句の意、ああ、饅頭食べ過ぎて苦しい…はやく消化してくれないかな…

食えば…」

もうも食いたくなーい!!!

汗をかきかき…お粗末っ!


「松山市立子規記念博物館」で…「しき」を感じて

2024-05-09 05:56:01 | 博物館・美術館

私は…国語の教員である…
だからして…愛媛、松山にきたら興味があるものと言えば
「道後温泉」よりも…「道後温泉」よりも…「道後温泉」よりも…
「道後ビール」よりも…「道後ビール」よりも…「道後ビール」よりも…
「鯛めし」よりも…「鯛めし」よりも…「鯛めし」よりも…

「柿くえば 鐘が鳴るなり法隆寺」

俳人、正岡子規でしょう…

…ってことで
道後公園内にある

「松山市立子規記念博物館」

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短歌の石碑もありまして…

足なへの病いゆてふ伊予の湯に飛びても行かな鷺にあらませば」

「足が萎えて歩行が自由にならない病気が治る、と昔からいい伝えられている故郷の道後温泉に飛んで行きたいものだ もしも自分が鷺だったなら…」の意

明治22年結核になり喀血してから「子規」という俳号を用いるようになったとのこと…その年に全く歩けなくなったとのこと

その「子規」という俳号は鳥のホトトギスのこと。ホトトギスは口の中が赤いため「血を吐いて鳴く」と言われていて、結核に冒され喀血していた自分をホトトギスと重ね合わせたよう
「子規」「死期」とも重ね合わせたのかも知れないなあ…とは、勝手な私の妄想

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入り口にいてる正岡子規

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結核に冒され、療養生活の中で多くの句を発表しつつ、1902年、34歳という若さでこの世を去った正岡子規

元気なころは、野球が大好きであったようで
正岡子規は2002年、野球殿堂入りをしてるらしいんだな

…というのは、子規は英語のベースボール用語を日本語に訳していて、「打者」「走者」「直球」「飛球」などは今でも使われている言葉…
これらを、正岡子規が訳したんだって…へー!!…知らんかった!!

さらに「アウトを除外」と訳したようだけど、これは、今となっては「除外」されてますけど…

ちなみに「しきゅうしき」子規ゅう子規」とは言いません!!
念のため!!


ベースボールを「野球」と訳したのは鹿児島出身の一高野球部監督の中馬庚さんですが、子規は幼名の升(のぼる)という名前にちなんで「野球(のぼーる)」という雅号を用いたりしてたそうな…

なので、この顔ハメパネルの「のぼさん」とは正岡子規のこと
…けして熱めの道後温泉に浸って「のぼさん!」と言ってる訳ではありません!!




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「子規」ならぬ「しっきー」

飛騨春慶塗とか山中塗とか…
それ、「しっき(漆器)」やがな…

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そんな「しっきー」と、松尾ドショウとのツーショット

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平ぺったい柳原極堂さんが、呆れてますなあ…

あ、柳原極堂さんって誰やねん!!と思われてる方も多いと思われるので、簡単に紹介しとくと、愛媛松山の俳人、正岡子規と親交を深めていた正岡子規の1年後輩にあたる方のようで…

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ではでは、早速館内へと

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実は、館内の展示品の数々は
この常設展エリアも撮影禁止でして

子規ならぬ「士気(しき)」は、ダダさがりなんですが…
だって、写真を掲載しながら紹介していくと、書きやすいやん!!

なので、まあ、私の記憶を信じて、だらだら書き綴ることにしようと

まずは、愛媛県の歴史から神話の世界から、松山や道後温泉の発展など
全然、正岡子規とは関係のなさそうな展示品の数々

まるで、松山市道後の民俗資料館の様相
展示品の説明は、お堅く…やや難しく。きわめて真面目
オヤジギャグなんぞの遊びの要素は、全く感じられません!!

古事記の国産み神話によると、日本列島において淡路島の次につくられたのが伊予之二名島(四国)
その四国は2組の男女に喩えられていて、伊予国は愛比売(エヒメ)、讃岐国は飯依比古(イイヨリヒコ)、阿波国は大宜都比売(オオゲツヒメ)、土佐国は健依別(タケヨリワケ)と名付けられていたそうな…

正岡子規とは関係なさそうだけど、勉強になったぞ!!



その後は、正岡子規ヒストリー

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まさに、正岡子規が生まれてから34歳で亡くなるまでの生涯をさまざまな資料、ジオラマ、映像などとともに…

正岡子規は、1867年に松山藩に仕える武士の家系に生まれたそうな…

16歳にして上京…文学へ興味を深め、文人としての道を進んで行き、同窓生には夏目漱石も…

ロビーには平ぺったい夏目漱石もおりました!!


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その後、硬派な新聞社である「日本新聞社」にて新聞記者となり、連載を通して俳句の革新運動を開始するも、日清戦争が勃発すると従軍記者として遼東半島へ…
その従軍記者として戦地に派遣されていたときのカバンも展示されていました!
戦地に赴いた後、子規は現地から日本へ戻る船の中で喀血する…

病気の療養のため、子規は東京に戻らず、生まれ故郷の松山に一度帰ることに…そこで再会したのが、松山で教鞭をとっていた親友の夏目漱石だったそうな…

さてさて、館内で写真OKのエリアが一つありまして…

そこには夏目漱石の住んでいた家屋「愚陀佛庵(ぐだぶつあん)」の復元展示が…



松山へと帰郷した正岡子規は漱石とは旧知の仲であったことから、漱石の家に居候…療養しながらも52日間、連日句会を開きながら漱石と一緒に過ごし、ともに句を詠んでいたそう…



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そのときに詠んだと思われる句碑

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愚陀仏庵は中に入ることができて、その2階から夏目漱石の声が聞こえてきたような…
私、夏目漱石の声を聴いたことはないので、座敷童子だったかも???…笑


かつては復元されたものが「萬翠荘」の敷地内に建てられていましたが、そちらは土砂災害によって倒壊してしまったようで

晩年は、結核を患いながら布団から起き上がることすらできなくなっても療養生活の中で多くの句を発表…

寝たきりで執筆した随筆「墨汁一滴」「病牀六尺」の原稿も展示
「病牀六尺」については彼が亡くなる2日前まで、当時の新聞に掲載されていたとのこと…

正岡子規の生涯が、生きざまがよーくわかった、この記念館

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正岡子規をリスペクトしつつ
ここで、私こと、松尾ドショウも一句、詠むことにしよう!!

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「松山で 子規を感じて 四季感じ」

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しまった!!季語を忘れたー!!

季語を忘れても、士気(しき)を高めて「なんのこれしきー!!」…笑


刈谷市美術館「コレクション展 PLAY BACK2 -地域ゆかりの美術-」

2024-02-28 05:18:58 | 博物館・美術館

刈谷市美術館に行く


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なんでも去年で開館(カイカン)40周年を迎えたそうで
関係者はさぞ快感(カイカン)だったことでしょう

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41年目にあたる2024年、訪ねたときには
「コレクション展 PLAY BACK2 -地域ゆかりの美術-」


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の展示がなされてまして


入場料無料!!タダ!タダ!!だったので
絵画(かいが)鑑賞してきました

絵画(かいが)鑑賞したかいが(甲斐が)ありました!!


タダで…タダで
岸田劉生さんや北川民次さんの絵画に触れられるなんて


2023年春に開催した企画展「開館40周年記念 PLAY BACK:1983-2022 -コレクションで振り返る刈美の軌跡-」では、開館以来の展覧会活動や作品の収集活動を切り口に約160点を紹介したそうな


今回の「コレクション展 PLAY BACK2 -地域ゆかりの美術-」では
その第2弾として、前回紹介しきれなかった大正期から現代までの「地域ゆかりの美術」を、時代を追って紹介してある…そんな企画展


まあ、そんなことよりも
私の世代
PLAY BACK2」(厳密にはプレイバックPart2」)といった文字をみれば

当然「山口百恵」さんを思い出す訳で

ちょっと待って絵  Play Back, Play Back  今の絵画 Play Back~


と心の中で歌いながら
なんども
PLAY BACKしながら、丁寧に鑑賞してきました!!!


北川民次さんの作品は
日米安保条約の風刺を描いた「白と黒」

そんな絵を眺めては

♩あゝ日本のきたがわ たみじを待ってる人がいる~

「いい日旅立ち」
を心の中で口ずさんだりと


頭の中は、山口百恵でぐるぐるぐるぐる


 ♩あなたに 女の子のいちばん大切なものを あげるわ~

女の子のいちばん大切なものってなに??

この歌を聴いてドキドキしてた
小学生高学年の初心だった私が

♩幼い日の思い出を何度も同じ話くり返す~「秋桜」

ようになっちゃってるからなあ…汗


「山口ももえ」は「もうええ」って…苦笑


今回のブログは


♩これっきり これっきり もうこれっきりですか~


企画展の、写真撮影もNGだったし、まあ今回のブログはこれにて…


瀬名はお亡くなりになっちゃったけど…「どうする家康浜松大河ドラマ館」に行く!…後篇!

2024-02-19 05:40:15 | 博物館・美術館

「どうする家康浜松大河ドラマ館」の続き

進むと
また目に飛び込むドラマセット


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浜松城の出丸
「見張り小屋」


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「見張り小屋」には平ぺったい
服部半蔵

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平ぺったくない私

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武田信玄
この阿部寛さんもはまり役でした!


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瀬名こと有村架純さんの衣装


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徳川家康の衣装

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徳川家康と瀬名が並んで

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こちらは武田信玄のコーナー

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裏に廻ると

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ムカデ(武田信玄の旗指物としてよく知られる百足ムカデ)の旗)
がいることを、スタッフのオネーサンが教えてくれたよ


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ドラマで使われた
浜松城を中心に描かれた絵図

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スクリーンには、当時の浜松城の映像
この映像は迫力があってエエゾー!!
290インチ大型スクリーンに城や城下などの迫力一杯の映像が…


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どうして、浜松だったのか??
ウナギや餃子が食べたかった…のではないようです

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変化するタイトルロゴを背景に

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記念撮影できるコーナー


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平ぺったいお三方と
写真が撮れるコーナー

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最後は
やっぱり
お亡くなりになったとはいえ
私は

平ぺったい瀬名こと有村架純さんと

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正直に告白しよう
「瀬名」がお亡くなりになってから、もう「どうする家康」をみるのをやめようかなと思ったことが
ある…ある…苦笑