ベリーダンス・スタジオAl Amalのブログ

名古屋の千種・今池徒歩3分にあるベリーダンススタジオ・アルアマル主宰・Amani(アマーニ)のブログ

カイロ日記2008 その11 

2008-08-18 22:34:06 | Egypt
6月24日最終日です

お昼はカイロ博物館に行って(毎年行ってますが、何度行っても楽しいです)夜はセミラミスに、楽しみにしていたDinaのショーを見に行きました。

今年は、日本からモナさんが予約しておいてくれたのでばっちりいい席でみれました!!

でも高いですよ。食事とセットで、日本円にして13000円以上。ランダやナンシーの2倍以上。(1番いい席でこの値段。もう少し安い席もありますがそれでも1万くらいします。)
やっぱりいまだにDinaはナンバー1、別格な存在なんですね。



すっごく表情豊かですよね。


さすがお高いナイトクラブとあって、周りには超リッチそうなアラブ人のおじさまがたくさんいました。そして、みんな葉巻を吸っていました。金持ちは葉巻を吸うのね。

隣の席では、エジプト人の社長が、どうやら外国人(インド人?)を接待しているようです。

「最も有名なダンサーなんだ」
と、Dinaのことを紹介していました。

接待されているインド人は、踊りよりも体にびっくりしていたようです。
「胸が大きいなあ・・」
とつぶやいていました。確かに、あの体にあの胸はだれでもびっくりするでしょう。

そのインド人に
「君たち日本人労働者は夏休みが5日しかないんだろう?信じられないな。俺達インド人は1か月もあるんだぞ~」
と自慢されました。確かに、夏休みがこんなに少ない国も、めずらいしいでしょうね。



この紫の衣装、去年も着てました。きっとお気に入りなのでしょう。でも、タイトスカートで、スリットがまったくないので、踊りにくそう。

相変わらず着替えるの速い。写真はないけど、もう1着、ゴールドの衣装もありました。

今回もショーのスタートが遅かったので、おわったら朝の4時近く。
この時間のカイロは静かでした。
早朝から夜中まで混雑して騒々しい街だから、静かな時間を味わえるのはとても貴重です。
なんだか得したような、秘密を味わっているよな、リッチな素敵な気分でした。


というわけで、再びエジプトに行けるのを、楽しみにしています。



















カイロ日記2008 その10

2008-08-17 19:36:48 | Egypt
6月23日 フェスティバルが終わって次の日、やっとのんびりできます。ゆっくりと遅めの朝食をとって、お直しをお願いしていた衣装を取りに行きました。
ばっちり直してくれただけでなく、さらにたくさんのストーンをつけてくれて、とっても素敵な仕上がりで大満足

その後は一人でハンハリーリに行って衣装や土産を見たり、タハリールスクエアあたりにずらっと並んだ洋服屋さんで洋服を買いあさったり、ぷらぷら気楽に過ごしました。

タハリールのカフェでストロベリージュースを飲んで喉をうるおしていたら、スーダンから来たというお兄さんに話しかけられました。とても感じのいい青年だったので、いろいろお話をしました。

なんでも、お母さんがカイロの病院に入院していて、お見舞いに来たそうです。

「カイロは初めてだけど、すごい混雑しているね。こんなところに住むのは大変そうだね。タクシーに乗るのも一苦労だ」
と言ってました。

ピラミッドは行ったけど他にお勧めの観光場所はないかと聞かれたので、ハンハリーリのスーフィーダンスをぜひ見たほうがいいよ!とすすめておきました。

お兄さんが店員とアラビア語で話してたので、

”お兄さん英語もアラビア語も話せるんだ、頭いいなあー”

と思っていたら、スーダンの公用語はアラビア語なんですね。もちろん、カイロはカイロ方言があるので多少違いますが。
スーダンはエジプトの下にある国でした。 

アラビア語が公用語の国、実は結構多いんですよね。
21カ国、総人口で1億人以上もアラビア語を母国としているそうです。




カイロ日記2008 その9 そろそろ終盤

2008-08-11 15:46:38 | Egypt

帰国後1か月もたち、そろそろ記憶もうすれてきました。 6日目と最終日のWSは割愛させていただいて、クロージングガラショーについて日記を書きます。

クロージングはまたまたAminaという人気歌手のステージではじまりました。
1時間ほどの歌のあと、スター・アスマハーン登場。いつもどおり何かに入って、男性に運ばれてきます。
これは”アラジンと魔法のランプ”???

下の写真、着ぶくれしすぎて明らかに下に衣装を着ているのが丸わかりです。

アスマハーンのすごいところは、
”私のステージ中は絶対にお客を飽きさせない!!!”
という気合いが感じられるところ。

普通、衣装替えの時間はバンドがただ音楽を演奏して、ダンサーの再登場を待つ、という場合がほとんどなんですが、この日は最初の着替時間はタンヌーラ(ナイルマキシムで踊っている私の超好みのイケメンタンヌーラダンサーです。)、次の着替えでは謎の独り相撲人形を用意してました。

エンターティナーとして素晴らしいですよね。

上の写真が謎の独り相撲人形。中で一人二役演じているようです

アスマハーンもティトと同じくらい、たっぷり1時間以上のステージでした。

そして、彼女の次はリーザラジーザだったのですが、このときにはすでに半分以上のお客さんが帰ってしまっていました。明らかにダンサーのテンションがさがっているのがわかります。
リーザもナイスバディですが、超・豊満なアスマハーンのあとでは、子供のように見えます。
でも、踊りは私は好きです。
珍しく、ハリージも踊ってくれました。

そして、最後のダンサーが登場したときにはとっくに2時を超えていて、さらにたくさんのお客さんが帰ってしまい、会場はガラガラ。
ダンサーが一生懸命手拍子をうながしてもパラパラ・・・。ステージから降りて席を回ろうにも、ほとんどの席が空き。
一番前に座っていた先生たちも半分以上帰ってしまい、あんまりだと思いました。

アスマハーンをトリにすればみんな帰らないのに、主催者ももうちょっと構成を考えればいいのでは?と思ってしまいます。

かわいそうすぎて帰れませんでした。ちなみにダンサーはファティマちゃんでした。
ファティマちゃん、昨年までのピュアなイメージから、なぜかちょっと汚れた感じになってしまい、誰だか分りませんでした。

”ファティマちゃんに似た誰か”

と思っていたら本人でした。

そんな感じでナイルグループフェスティバルは幕を下ろしました。

 

 


やっと!

2008-08-01 00:27:36 | SHOW
5月の発表会の写真をやっとホームページにアップしました。
見てくださいね!

ダブルベールの写真も綺麗にとれてます。このベール、火付盗賊のイヨちゃんから買いました。とても使いやすいです。


ずっと前にフランスに住んでいる日本人ダンサー・カメリアさんのワークショップを受けた時、本当に魔法のようなヴェールワークにとても感動しました。まだベリーダンスをはじめてそんなに長くなかった私は、難しいヴェールワークにお手上げでした。どうしてヴェールがまるで生きているようにあのように変幻自在に舞うのか、とても不思議でした。

そのときに、カメリアさんが、

「ヴェールを上手に使えるようになるコツは、ヴェールと仲良くなること。
私は家の中でもいつもヴェールと一緒にいるの。ベッドの上においていつも触りながら生活しているのよ。」

とおっしゃっていて、

”ひえ~すごいなあ”

とびっくりしたものです。
まるで体の一部にでも感じられるように、いつも身にまとうこと。言いたいことはわかりますが、さすがにそんなことをしたらヴェールが汚れたり破れたりしそうなので、私はできません。


そんなカメリアさんがまた来日します。今週末は大阪に来るのでワークショップを受けに行きます。残念ながらヴェールクラスは日程の都合で受けられないので、ハリージと、ついでにフュージョンというのを受けてきます。どんな内容なのか楽しみです。