母がメールで送ってくれた、4歳か5歳ころの私のはじめてのバレエ発表会の写真。
この頃から脚は太かったです
バレエを始めたのはたぶん3歳くらい?
公園の砂場で、お隣のおばさんに
「バレエを習うときれいなお洋服着て踊れるよ~」
とそそのかされて(?)、自分から
「きれいなお洋服着て踊りたい~」
と母にお願いしたのがきっかけです。(この時のことはとてもよく覚えてます。)
自分ではじめて振付をして踊りを披露したのは小学校1年生の時。
小学校のお楽しみ会で、お友達と一緒に、「おもちゃのちゃちゃちゃ」に私が振付をして、お友達に覚えてもらって、一張羅を着て、一緒に踊りました。
その後も、小学校のバトントワリングクラブでグループで踊りを披露するときは必ず振付担当をやりたがっていました。当時流行っていた曲にふりつけて、並び順やフォーメーションも組んだり。そういうことが昔から大好きだったんですね~
バレエは14歳くらいまで続けました。トーシューズもはきましたが、ものすごく落ちこぼれダンサーでした。
進級テストもあったのですが、同い年の子が進級しても自分は何回も落ちたり・・周りの女の子で続けている子がみんな手足が細くて長くて・・というのに比べて自分はバレエに向いてないなあ・・・と本当に落ちこぼれて、やめてしまいました。
その後はしばらくダンスはしていませんでしたが、ダンス熱が再開したのは高校の文化祭。高校にはダンス部はありませんでしたが、かわいい先輩が舞台でモダンバレエを披露しているのを見て、
「ああ!踊りたい!!」
と、ものすごく情熱がわきあがったのを覚えています。でも、受験もあったりしてすぐには踊りを再開できず。
その後、大学に進学し、入学式でチアリーディング部に勧誘されて、その勧誘した先輩がとてても素敵だったのにつられてなぜかそのまま入部。
体育館で空手部が練習している隣で必死に筋トレするという、なかなかの体育会系でしたが、チアダンスが楽しくて楽しくて・・・でも、おかげでものすごく筋肉質になってしまいました。
ベリーダンスに出会ったのは卒業して社会人になってから。
なにか自分に合うダンスはないだろうか、と探し、結局たどり着いたのがベリーダンス。
先生に、
「あなたはベリーダンスにぴったりの体型ね」
と褒められ、
”こんな私にもピッタリのダンスがあったなんて~”
とうれしくて・・・エキゾチックな音楽や独特の動きが心地よくて・・・すごーく濃いアイメイクをしたり、普段着ることのできない衣装を着るのが楽しくて・・・。
やがて、お金をいただいて人前で踊る機会をたくさん持てるようになり、もっともっと上手になりたいと思い、
そして、またクラシックバレエも再開し、
それから、たくさんの、自分をインスパイアしてくれる素敵な先生やダンサーに出会い、自分のめざす踊りがどんどんはっきりとして来て、そして、もっともっとその歴史や背景も知りたいと深く学んでいき、・・・(だいぶ端折って)今に至る。
どんな体型や年齢の人でも、ダンス経験がほとんどない人でも(むしろダンス経験がないほうがスムーズに踊れたり)、受けいれてくれる度量の広いこのダンスが大好きです。
でも、ショーとして「魅せる」ときに、ただ楽しんで踊るだけでは見ている人を満足させられないかもしれないし、年齢や体型などの「越えられない壁」も、もしかして出てくる場合もあるかもしれません。
そして、ただ楽しいだけではなく、もう少し自分の悪いところやできていないところにも向き合わなくてはいけないのが、すごくつらく感じる人もいるかもしれません。できない部分に向き合うってつらいよね。何となく目をつぶって、適当にごまかしてしまいたいときあるよね。すごーくすごーくわかります。
でも、発表会の前だけ、せっかくの機会なのでいつもよりちょっと頑張ってみてもいいかもしれません。
やる気がある方には、私もできる限り、サポートします。
学んでくれている人が上達してくれるのを見ると本当にうれしいし、発表会で踊ることをとても楽しみにしくれる姿を見ると、頑張っていい舞台にしなくては、と身が引き締まります。
頑張りましょうね。
よろしくお願いします。
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