水曜日から、イスラム教のラマダン(断食)の月に入りました。
ラマダン中は、日の出から日没の間は、食べること・飲むこと・喫煙・性行為 などできません。
ラマダンの時期は毎年11日ずつ早くなっているので、ここ数年はとても暑い時期に重なってしまい水分をとれないのが大変です。
私もラマダン、おこなっています。
私は現在ムスリマ(イスラム教徒)ではありません。でも仕事柄昔からイスラム教徒の知り合いが周りにたくさんいて、休日などは一緒に断食していました。
「今年は1か月頑張って」
と言われ・・・心身の鍛錬にもとてもいいと思うのでチャレンジすることに。
とはいえ、夜のレッスンがある日はレッスン中にイフタール(朝ごはん)を取るわけにいかないので、夜のレッスン前にはイフタールを取らせてもらっています。
ここ数日の日没は19時少し過ぎなので、日没より少し前に朝食をとってしまっています。
さらに、1か月の間に2日間、朝から夜までワークショップの予定の日があるため、その日は普通に飲み食いさせてもらおうと思っています
それに比べて、エジプト人力士の「大砂嵐」は場所中にも関わらず朝から飲み食いしないんだから、その精神力には本当に頭が下がります。
何がつらいって、周りの力士の仲間が普通に飲食する中で一人で耐えるのが本当につらくてさみしいと思います。
イスラム教徒の人たちにとって、ラマダンの時期ってつらいけれど楽しいお祭りのような時期でもあり、家族も友人もご近所さんもみんなで飲み食いを我慢して、そして頑張った後に一斉にイフタールを食べるのが楽しいのです。
私も、レッスンがない時間であれば、ほかのイスラム教徒の仲間と一緒にイフタールをとります。
それを異国で一人で耐えるって、本当にさみしいと思います。
大砂嵐、がんばれー!!!応援しています。
私も熱中症に気を付けて、日が昇る前にとれるだけ水分とってフルーツ食べて、1か月続けます
効率を重視する社会では、ラマダンってすごく非生産的な行為に思えます。私も普段は少しでも時間を無駄にしたくないタイプなのですが・・1年に1か月だけ効率性を忘れるという時間があってもいいかなあと思います。