ワークショップ3日目
午前中はオフだったので、モナさんを道連れに再びマフムードの店へ行く。
やはり昨日見た衣装が忘れられない。ラッキーなことにまだ残っていた!
即購入決定。これぞという衣装ってなかなかめぐり合えないものね。
それにしても衣装はこれで5着目の購入。
もう買わない。
今日はマグディーとアスマハーン。
マグディーはドイツに住んでいるエジプト人で、彼も毎年小松先生のところにワークショップのため来日してます。
とにかく陽気で愉快なおっさん。
クラスも最初からのりのりでスタート。
この日はスパニッシュスタイルの振り付けでした。
あまりにジョークを飛ばしすぎて、疲れないのかなこの人?とやや心配になっていたけれどやはり途中からトーンダウンしていました。
でも、楽しいクラスであることは間違いない。
続いてアスマハーン。
レッスンも気合の入ったド派手な4色使いのレッスン着と高いハイヒールで、オーラをぎらぎらさせて登場。
いつでも気を抜かない人です。
はじめは講義でスタート。
彼女のエジプトでのベリーダンス人生。
また彼女が考えるベリーダンスとは、ベリーダンスを踊るためには何が必要か、などを熱く語ってくれました。
”ディーナになりたい、アスマハーンになりたいなんて思っちゃだめだめ!自分の踊りをしなくちゃ!”
みんな彼女を丸く囲んですわり、真剣そのものの表情で話を聴く。
彼女、カイロで14年も働いてるんだって。
意外にも下積み生活が長くてびっくり。これだけの土台があるから強くたくましいんだなあ。
振り付けはとてもドラマティックな長い曲。
現役のダンサーにしてはかなり丁寧に教えてくれるほうだと思います。が、やはりすべての動きに細かいテクニックが必要で難しい。
途中からあきらめてビデオ撮影に専念する人もちらほらいました。
夜はガラベーヤパーティー。
みんなでバスで大移動して、農村っぽいテーマパークみたいなところでビュッフェつきのショー。
ショーといっても観光客向けなので内容はたいしたことないですが、なんとなく楽しめる感じ。
左からルブナ、フレーズ。
この日の夜はまだまだおわらない。
途中でパーティーを抜けて、バービーマコさんやモナさんらと楽しみにしていたディーナのショーへ。
今彼女ははセミラミスのナイトクラブで踊っていますが、何故か彼女が踊るのは木曜日だけでこの日しかチャンスがなかったんです。
エジプトを代表する大スターゆえ、お値段はちと高め。
食事込みで600LEか500LEといわれ、500にしたけど割りといい席に座れました。
こんなに近くで彼女が見られるなんて幸せ。
それにしてもなかなか彼女のショーが始まらない。
長ーい前座がやっとおわったと終わったらまたシンガーの登場。
どうやら有名な人らしく、歌もうまいけど、時間はもう夜中の3時過ぎ。さすがに眠気が・・。
待ちくたびれてうとうとしたころやっとディーナ登場。
いつもの曲もやってたし最新のポップバラディも踊ってくれましたがやはりディーナはディーナ。
なんというか・・、いつ見てもディーナなんです。
特に演出の工夫とか目新しいものはないけど、そのユニークなテクニックはすばらしいし、やっぱり毎回観たいと思っちゃう。
それに踊りながらのあの表情、仕草・・。
日本人の私たちには残念ながら理解できないものも多いけど、エジプト人の心を表しているであろう表現力が、言葉のわからない私たちにも何かを感じさせるし、またエジプト人の心を捉えて離さないのだと思います。
誕生日の人にはバースデーケーキを切って食べさせてあげるサービスも。この男性、なんて幸せ者!!
終わってからは撮影会もありましたがこちらはSORAYAと違い有料。
やはりすべてにおいて高い・・。
終わってホテルに着いたのはなんと5時半。もう朝だよ。
さすがに疲れました。ぐったり。