秋が深まってきました。
北の地からは初雪の便り。
写真は数年前の11月の京都・圓光寺のお庭の一部です。
散りもみじの中にみつけたこの小さな笑顔にとても癒されました。
人と人とのコミュニケーション、
特に医師とのコミュニケーションはとても大切なものでありながら、
難しいと感じる人は多いようですね。
幸い、
私の主治医はとても穏やかで威圧感は感じられません。
とはいえ、
患者は私一人ではないから、
後の患者さんたちが待っていることを思うと
疑問があってもそれを聞くことに躊躇してしまう。
聞いたことには全て答えて頂けるが、
私の受診は今のところ月1回しかないのであれもこれも聞いてみたい、
もっと詳しく知りたい、
と思いながら実際には一つか二つを簡潔に聞く程度。
何を聞いても柔らかい物腰で答えてくれているが
「内心は時間を気にしているのだろうな」と思うと
聞きたいことを小出しにして残りの質問は飲み込んで持ち帰ってしまうのであります。
先月の神戸での「つばさフォーラム」でも
医師とのコミュニケーションについて患者さんから質問が出ていました。
診察時にいろいろ質問することについてや
セカンドオピニオンを希望すると医師は機嫌を損ねるのではないか? 等。
そのフォーラムに参加されていた先生方曰く、
セカンドオピニオン、サードオピニオンは遠慮なく申し出ればよい。
複数の医師の話を聞いて自分が納得できる治療法を選ぶのは悪いことではない。
また、診察時に医師へ質問する件に関しては、
沢山の患者さんへの時間の配分を考慮すれば
患者さん一人に対して回答できる質問の数は限られてしまう・・・・・。
(発言の全てを記憶できなかったので、ちょっと曖昧な記述になっています。 m(__)m )
因みに「つばさフォーラム」では参加者からの質問に答える時間を設けているので
主治医に聞きそびれたことや他の医師の意見も聞いてみたい思うことなどを
参加申込み用紙に、或いは当日用意された質問用紙に書けば
それぞれの病気の専門医に答えて頂けます。
無料です!!
昨日のネット記事に
女優の加藤貴子さんの亡きお父様が余命宣告された時の
医師の酷い態度について語ったことが出ていましたね。
説明も丁寧ではなく
セカンドオピニオンを拒んだ医師からは検査データの提出もしてもらえなかったと。
が、別の病院に移ったことで初めに告げられた余命よりも長く生存でき、
医師との関係もスムーズだったとか。
医師とのコミュニケーション、
とても大事なことだけど、
どこまで近づいてよいのか、どれだけ距離を置けばよいのか
命を預ける人だから・・・・・とても気を使うのです。
医師に対して確実な技量を求める一方で
初対面で優しく接してもらえると
それだけで信頼度が高くなってしまう私です。
「初対面で優しく接してもらえると
それだけで信頼度が高くなってしまう」
って・・よく分かります!(笑)
九州も本格的に寒くなってきました。
MDSの父が入院している病室は
とても暖かいのですが、周りの私達も
風邪などに注意しながら過ごす毎日です。
甘夏さんも、お体ご自愛下さいませ。
皆様風邪にかからぬよう、お父様もお大事に。
こういう暖かいコメントを頂くと、心も体も暖かくなります。
ありがとうございました。
遅くなって申し訳ありません。m(__)m