照ノ富士が親方になれないかもしれないという近未来の「年寄株不足」を現役力士の実名を挙げて考察(坂東太郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
大相撲の親方(年寄)の定員は105しかありません。親方と言えば現役時代はさぞや大活躍した力士ばかりだと思い勝ちですが、現在の親方を見ると、現役時代に三役経験もなく三賞受賞歴もない(最高位が前頭止まり)が結構います。
今までは65歳が親方の定年でしたが、数年前から「再雇用制度」が出来て、70歳まで相撲協会の役員に留まる事が出来るようになりました。全てではありませんが、65歳~70歳まで5年間は年収1200万円(最低の平年寄でも)が保証される訳ですから、かなりの親方がその恩恵に与っています。
65歳未満の現役の親方たちも、自分たちの老後?を考えるとこの制度を改める事はしないでしょうね。だから冒頭の照ノ富士が親方になれないかも・・・と言う事態が起こり得るわけです。
(記事に拠れば、御嶽海は出来山株=所有者は元関脇出羽の花)を取得出来そうだと書いてありますが、元の65歳定年に戻さないと、現役時代に大活躍した力士が引退後、相撲界に残れない事態がどんどん増えて来ますよ。それは入門志願者が減って来るかもしれない事に繋がるかもしれない…)