「月刊スイミングマガジン」7月号に、現在の高校女子競泳界を引っ張る2人の女子選手の対談がありました。
自由形短距離の池本凪沙選手(イトマンSS:近大付属高校)と、自由形中長距離の難波実夢(みゆ)選手(MGニッシン:天理高校)です。同じ高校3年生で同学年と言う事もあり、大親友だそうです。
2019年の競泳ランキングでは、池本選手が50m・100m・200mで高校トップ、大学社会人を含めた全体のランキングでも、50m8位、100m8位、200m2位。
難波選手は400m・800m・1500mで高校トップ、大学社会人を含めた全体のランキングでも、400m・800m・1500mでもトップ(つまり中長距離は日本で1番です)
また200mでも池本に次いで2位の実績があります。
池本選手は度々東洋大学のプールで練習しており、スペインのシエラレオネでの高地合宿にも参加している事から、卒業後は東洋大学入学が有力視されていますが、問題は難波選手!
大親友である事から、出来れば2人揃って東洋大学に入って貰いたいのですが、高校時代に大親友だった今井月と池江璃花子は大学は別々でした。(今井は東洋大学、池江は日本大学)
又、今年東洋大学女子は、自由形長距離で小林楓、平田萌夏と言うインターハイで決勝に残った2人を入学させましたので、果たして難波選手が来てくれるかどうかは流動的です。(流動的とは言っても高校3年のこの時期、入試はまだですが、進路は内定していると見て良い)
自由形女子は、中長距離は現在はやや世界と差が開いており、400m自由形の日本新記録は2007年の柴田亜衣、800m自由形の日本新記録は2004年の山田沙知子の名前がまだ残っています。
難波選手にはまず日本記録の更新、池本選手には100m・200mで頑張って個人種目・リレー種目で五輪代表を狙って欲しいですね。
しかし東洋大学水泳部は、毎年女子は有力選手が入部しますが、男子は日大・中大・明大・早稲田大・近大・中京大などに負けてるね。何とかしないとね
