ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

子供の身体の素晴らしさ

2018年01月15日 | ☆質問☆に答えて


先日のブログに対して、早速、コメントを寄せて頂いた皆さま、ありがとうございました

ご自分の日常の中で、子どもさんへのマッサージをやってみようと思って頂けたり〜
また、既に行われていて、子どもさんとの良いコミュニケーションの時間と感じておられたり〜
色々なお話が伺えて、とても嬉しかったです


そんなコメントと一緒に「子どもの身体」についてのご質問を頂きました。
今回は、子育て中のお母様たちへお伝えしたいと思っている、私の気づきを含めて答えさせて頂きたいと思います。




質問

Etsuko先生は、子どもの身体の素晴らしい点はどんなところだと感じられていますか?
改めて、体操の先生という立場からの意見を、お聞きしてみたくなりました。



答え

子どもの身体で素晴らしいと感じているのは、次のことです。

『緩んでいる』『力みがない』『関節が柔らかい(柔軟)』

これらは繋がっていることですが、子どもの場合は、力んでいる(緊張している)状態の継続や繰り返しが少なく
全身を使って動く度合いが高いので、特に、関節が柔らかくて柔軟性が高いのが特徴だと思います。

これらは、いつもブログでもお伝えしている、身体の力が発揮されやすい状態です。

それら身体の力が発揮されていると、次のことが際立っている子どもさんが多いと感じます。
身体の隅々まで循環が滞りない (身体が温かい、元気である)
素早く反応して動ける (転んでもケガをしにくい)
身体全体を連動して動かせる (新しい体操や動きの実現が容易)
身体の反応が素直 (良くない物を食べるとすぐに吐いたり下痢になったり、回復期に入るとスムーズに回復する)




子どもの『緩んだ』身体を大切にしていきましょう

子どもであっても、年齢を重ねると、緊張状態や身体が心地悪い状態を続ける必要がある場面も多くなります。
でも、それが終わると、身体が『緩みたい』『ゆっくりしたい』と動きたがる身体であり、
そして、スムーズに緩んで心地良い状態に戻る身体が理想です。

子ども達には、そのままの緩みを知っている身体で、次のような身体を育んでもらいたいと思っています。

通常••••緩んでいて力みがない
→ 力を入れることが必要な時••••必要な力を入れることができ、保持することができる
→→ 必要がなくなったら••••身体の力が発揮されやすい、緩んだ状態へ自然に戻る身体


そのためには、次の二つのことを大切にしたらいいのではないかと思っています。

緩むことリラックスすることの気持ち良さや大切さを、子どもに伝える。
親や周囲の大人が、子どもに緊張状態が続いていることに気づき、見守っていく。




だからこそまずは
子どもが力んでいることや緊張状態が続いていることに、気づくことが大切

そのためにオススメなのが、スキンシップを大切にすることです
もちろん子ども達の表情や様子で分かるものですが、身体を触れるみて初めて実感することも多いです。

スキンシップも、軽く肩や背中に触れたりから、抱っこしたり抱きしめたりと色々あります。
でも、時間的な余裕のなさから、ゆっくり子どもの身体を感じるように触れることが少なかったり、
また、子どもさんの年齢が高くなり、スキンシップの習慣がなくなっている方もおられると思います。

そんな方々には、前回のブログで紹介した、子どもさんへのマッサージがオススメです

身体に触れることで、子どもの身体の様子も、日常の緊張状態も、より察することができます
また「気持ちいい?」「痛い?」などとコミュニケーションしながらマッサージすることで、
身体だけでなく心も緩めることができます


ブロクへコメントを頂いた方のように、大きくなられた子どもさんとも、楽しんで頂けたらと思います




抱っこしてみて、触れてみて、”硬い”と感じる子どもがいます

せっかくの機会なので、このこともお伝えしておきたいと思います。
親しくなって抱き寄せた時に、す〜っと身体を寄せてきて、緩んだ柔らかい感じのする子どもさんもいれば、
やっと身体を触らせてもらえても、身体が緊張したままだったり、全体的に硬い感じのする子どもさんもいます。

幼い子どもほど、身体は心の状態を素直に表しています。
後者の場合は、その子の日常生活を見直してみたり、子どもさんの素直な心の声を聞いてみたりすることや、
生活の中に、心身ともにゆっくりできる時間と、温かい触れ合いが必要のように感じています

人の一生を通しての健康で幸せな生活を願う、一人の体操教室の指導者の意見として聞いて頂けたら幸いです




私の気功の先生は、子どもの心身が理想の状態だとして、次のように言われます。
『大人になるにつれて身に着けてきた、習慣や運動の癖、思考の枠から自由になり、身も心も子どもに還ってゆくことで、
私たちが持っている本来の働きが引き出されていく。』


私も、『緩んだ力みのない子どものような身体』を感じて頂けるような、クラスづくりをしていきたいと思っています










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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
✨感謝✨ (おひさま)
2018-01-15 16:39:51
早速、質問に答えて下さって、ありがとうございます
大人になる年を取るということイコールが、子どもの身体の状態を無くすことでないということですね
緩んだ子どもの身体の状態は、自分の心がけで、年老いても保てるということですね

なんだかとても嬉しいお話をお聞きできて、質問してよかったです
返信する
まずは、鍛えるより緩む〜✨ (Etsuko)
2018-01-15 16:59:59
おひさま☀️
大人でも、緩んで心地よい身体の状態を心掛ければ、
いつからでも、子どものような身体になれるということを知っていただけて、良かったです✨❤️✨
みなさんにも、先ずは、『鍛えるより緩む』ことの大切さを知っていただきたいです😊
返信する
質問させて下さい🤗 (まさよ)
2018-01-15 18:11:50
Etsuko先生こんにちは、いつもとても素敵な内容に、何度も読ませて頂いて私なりに色々感じてみています😊✨
私は元々体が硬くこれも年のせいだと半ば諦めていました、でも、E tuko先生のブログを読ませて頂いて、、年を取っても、子どものように緩んで元気な身体でいることができると聞けて、とても嬉しいです✨🕺✨

私には、75歳を越えた母がいます。母を見ていると、老齢になると、身体が思うように動かなかったり辛かったりするのは仕方ないのかと思っていました😅
でもそうではないと分かり、私自身も心がけたりしながら、年だと諦めている母にも色々伝えていきたいと思いました。
なかなか動きたがらないですが、ゆっくり無理なく、ですね😊🐢

それでお聞きしたいのですが、Etsuko先生のクラスや気功のお知り合いに、人の身体は年齢ではなくと感じる生徒さんがおられたらぜひ教えていただきたいです😊

お時間がある時にでも、よろしくお願いします✨🙏✨
返信する
それから、少し反省💧 (まさよ)
2018-01-15 18:27:45
Etsuko先生の今回のブログを読ませて頂いて、前回のも含めて、子供との関わりの大切さも教えて頂きました。
私の子供はもう成長してしまい子供のようには出来ませんが、
E tuko先生のブログの中にある、
「身体に触れることで、子どもの身体の様子も、日常の緊張状態も、より察することができます
また「気持ちいい?」「痛い?」などとコミュニケーションしながらマッサージすることで、
身体だけでなく心も緩めることができます」

「子どもが力んでいることや緊張状態が続いていることに、気づくことが大切」

ハッとしました😂
できてなかったなぁ〜と、、
「身体だけでなく心も緩めることができる」響きました😣💦
今、これのブログを読まれた、小さいお子さんをお持ちのお母様達は本当にラッキーです👍👍👍
本当にそうなんだなぁ〜と今ならわかります😊✨
でも、まだまだ遅くありません‼️
大きくなってもスキンシップは大切です、肩を揉んであげたり、痛い所をさすってみたり、、
と体は大きいですが、、
E tsuko先生のブログを参考にあれやこれや、と、させて頂いています✨🙏✨
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また、ブログにてお伝えします📝 (Etsuko)
2018-01-15 19:27:16
まさよさん💕
ブログをいつも、いろんなことを感じながら、熱心に読んでくださり、本当にありがとうござます🙇‍♀️
私もまさよさんから、伝えていただくことに、改めて納得したり、次のブログのヒントをいただいたりと、
とても、感謝しています

お母さんもまさよさんが、身体をさすってあげるだけでも、身体も心も緩んで、より元気になられるのではないでしょうか✨
私もこの間のマッサージを82歳の母にしてあげたら、
とても喜んで、またして欲しいとリクエストがありました😊

ご質問の件、私の周りにも、年齢に関係なく緩んだ身体の方もおられます。
また、後日、ブログにて、ご紹介しますね
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子どもは、大きくなっても^_^ (Etsuko)
2018-01-15 19:54:15
まさよさん💕

引き続きの返信になります
お子さんとの関わりのこと、思い出されたんですね。
気持ちに余裕がないと、スキンシップを忘れてしまうことありますよね💦
言葉で何かを言われるより、一回の抱っこの方が、子どもは、元気になるものですよね
子どもが大きくなった今でも、『元気だして❗️』より、マッサージかな
返信する
やってみました〜♪ (ぴょん)
2018-01-19 08:10:58
Etsuko 先生、おはようございます☀️

前回、書かれていた記事を参考にさせてもらって、次男にマッサージをさせてもらいました✌️
息子がなんだか、ちょっと疲れている感じだったので、「マッサージしよか〜?」というと、素直に聞いてくれました。
Etsuko 先生の記事とは同じようにはできなかったですが、背中をさすったり、ふくらはぎや足の裏を押したりしたら、痛気持ちいいようでした。触ると硬くなっているところがあるのがわかり、ここが凝っているんだなあと思いました。

私が頭が硬いので、マッサージと聞くと、マッサージマッサージと思いがちですが、そうではなく、少し手や背中をさすったりするだけでもいいんですよね。
うちには高齢の父がいるのですが、それならちょっとした会話などの時に、背中をさすったりと、父にもできるなあと思いました😋
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つづき〜♪ (ぴょん)
2018-01-19 08:27:09
長くなりそうなので、分けさせてもらいますね。

そして、私自身がもっと緩んでいきたいなあと思いました。
以前、Etsuko先生が、私の肩をパッと触ってマッサージしてくださったことがありましたよね。私があまりに力が入っていたから、思わず触って下さったんだと思います。
まだまだ子供なような体に戻れる❣️と、思って体も心も柔らかくなりたいなあと思いました。
そして、最近、気づいたのですが、すごく猫背で首が前に出ていることが多いことに気づきました。気づけたので、変わっていけるかなあと思っています

Etsuko先生の記事も身近でとてもためになりますし、投稿されているコメントを読ませてもらって、あぁ、そうやんなあと思うことも多いです。
また、今回、
「人の一生を通しての健康で幸せな生活を願う、一人の体操教室の指導者の意見として聞いて頂けたら幸いです」という言葉にEtsuko先生の真摯な気持ちを感じさせてもらい、ジーンときました✨✨✨
長々とすみません🙇‍♂️
いつもありがとうございます✨❤️✨
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触れるときの気持ち💖 (Etsuko)
2018-01-19 10:55:31
ぴょんさん
息子さんにマッサージをしていただけたんですね〜✨
何よりも嬉しい報告をありがとうございました🙏
きっと、お母さんの愛が、息子さんに伝わったんですね
小さい子どもとのふれあいも嬉しいものですが、大きくなった子どもに触れると『よくこんなに、成長してくれたなぁ〜』と感慨深いものが、ありますよね。

ぴょんさんは、高齢のお父さんに触れられる時は、どんな気持ちになるんでしょうね〜?😊
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つづきの返信です♪ (Etsuko)
2018-01-19 11:18:01
熱心に、ブログを読んでくださり、丁寧なコメントもありがとうございます🙇‍♂️

ぴょんさんのご自分の身体への気付き、素晴らしいですね✨✨✨
身体って、触れるだけ、気付くだけで、変わっていく優れものです。
これから、楽しみですね〜
また、新たな気付きあったら、教えてくださいね。

私もみなさんに役立てていただけるようなことをお伝えできるよう、心していきます
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