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芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

劇団美鳳・20081216

2008-12-26 17:36:47 | 劇団美鳳
 浅草木馬館、12月16日昼の部です。

 この日は劇団虎の林友廣座長がゲスト。平日だけどお芝居昼夜外題変わりということで、昼の部は「喧嘩屋五郎兵衛」でした。
 五郎兵衛が京助座長、友也総座長はサギョウのイノスケです。そして林友廣座長が五郎兵衛の兄の朝比奈籐兵衛でした。
 五郎兵衛の刀が刃こぼれしているのを知った時の友也総座長のハッとした表情よかったです。そして、なんといっても林友廣座長は存在感がありますねぇ。。。
 
 舞踊ショーでは友廣座長と京助座長の相舞踊「二人で竜馬をやろうじゃないか」がありました。男らしい二人の息のあった踊りでした。

 ラストショーは、友也総座長の「芸者ワルツ」から「傾き者恋歌」へ。
 画像はそのラストショーの一場面です。後ろの背景幕にもご注目を。

 

劇団美鳳・20081213

2008-12-14 14:42:21 | 劇団美鳳
 浅草木馬館、夜の部に行きました。このところ野暮用があって、1週間ぶりの観劇になりました。

 お外題は「三浦屋孫次郎」でした。お外題予告を聞いてないで行ったのですが、このお芝居にあたってラッキー。孫次郎の友也座長、義理の板挟みになったつらい気持ちやラストのあたりの迫真の演技に、涙、涙。。。

 ラストショーは「花街の母」でした。口上で京助座長が「今日も女形で登場します」という挨拶があって、わあ、今日も京助座長の女形だぁと思ったのですが・・・・

 待てよ、花街の母???・・・ということは・・・・・

 やはりイヤな予感があたって、、、その画像はとてもアップできません。。。

 で、画像は友也総座長「淡雪の恋」。お面をつけての踊りでした。

 

劇団美鳳・20081205

2008-12-14 14:11:24 | 劇団美鳳
 浅草木馬館、夜の部です。この日は女形大会という予告で楽しみにしていました。

 お外題は「勇次戻り旅」(こういう字でイイノカナ)。天神一家の二代目勇次、副座長扇さとしさん、風神一家の親分雷五郎、林京助座長、代貸留、紫鳳友也総座長、それらを仕切る二天門一家の親分が城秀人さんに芸者小蔦が一城静香サンでした。楽しいお芝居でした。京助座長、友也総座長の掛け合いが笑えました。京助座長が赤ちゃんを抱いて登場し、お披露目の場面も。。。

 第3部舞踊ショーが女形大会。この画像には写ってないのですが、後ろの幕に浮世絵のような女性の絵が描かれ、踊りを引き立てていました。城秀人さんも女形、笑也さん、悟さん、優也さんも身のこなしがきれいになりました。
 そして、静香サンは立ちで「一人旅」。静香サン、立ちも素敵です。

 画像は、女形大会ででもなければなかなか見られない京助座長、「心」です。スタイル抜群だから粋でとても綺麗。
 ラストショーは「江戸ポルカ」でした。
 
 

劇団美鳳・20081201

2008-12-03 20:03:14 | 劇団美鳳
 浅草木馬館平成20年歳末公演は、今年も劇団美鳳です。初日の昼の部、仕事のキリもよく、ウキウキしてでかけました。

 お外題は「元禄花暦」。旗本と町奴の争い。うっかりした粗相から旗本の若、青山主膳(林京助座長)と町奴の頭、唐犬のゴンゾウ(だとオモッタ)(紫鳳友也総座長)の対決になります。ゴンゾウの女房のおトキ(一城静香サン)は芸者だったとき青山主膳に想いを寄せられていたという事情もあります。大詰めの友也総座長と京助座長との立ち廻りは息がピッタリ。

 細かい所作が丁寧でいてさりげなく演じられていました。北城嵐さんがまだ休演中で、その分若手の3人が頑張っていて、一城悟さん、このお芝居で重要な役をきちんとこなされていました。
 北城嵐さんは、ただいまリハビリ中とのこと。復帰される日が待たれます。

 ラストショーは「484のブルース」。画像はその1場面での友也総座長と京助座長です。



 

劇団美鳳・20080530

2008-06-01 17:07:11 | 劇団美鳳
 劇団美鳳、いよいよ千秋楽を迎えました。ふう、今月は忙しかった。

 千秋楽のお外題は「会津の小鉄 文治殺し」です。文治-扇さとし副座長、こよし-静香サン、竹蔵-嵐さん、金五郎-友也総座長、会津の小鉄-京助座長です。

 今回の篠原演芸場公演、お芝居も見ごたえがあり、舞踊ショーも照明などが工夫されて、いやあ、よかったぁ。
 そして、笑也さん、悟さん、優也さんもお芝居で大役をこなしずいぶん力をつけました。それに秀人さんが脇を固め、篠原さんの舞台装置もよかったなあ。。

 画像はラストショー「??」です。友也総座長と京助座長。皆さまおつかれさまでした。
 

 

劇団美鳳・20080528

2008-06-01 16:10:30 | 劇団美鳳
 まだまだ劇団美鳳が続きます。

 この日は、特選狂言「武士の一分」。紫鳳友也総座長-三村新之丞、一城静香サン-三村加世、島田藤弥-林京助座長という豪華キャストです。この日もセットがすごかった。かまどには火が燃えていたし(コマカイ、モチ電気)、ラストの果し合いの場面は川原に石組みが、そして庭や川原の花はホンモノ。

 画像はラストのあたり。新之丞が危ないと自分の身をもってかばった加世、そこに島田籐弥の刀が振り下ろされて。。。そして新之丞も。。。

 ラストは、息絶えた二人が蝶になって舞い、あの世で再び結ばれる姿を暗示するお芝居ならではの終わり方でした。

 お芝居とショーとの二部構成でしたが、2時間半ものお芝居で超延長。ショーは劇団員の歌にあわせて踊るという歌謡舞踊ショーでした。普段あまり聞くことのない歌声も聴けました。歌は、まあ、いろいろ。でも両座長はなかなかのものです。

劇団美鳳・20080525

2008-06-01 15:46:51 | 劇団美鳳
 またまたまた劇団美鳳です。

 この土日は、出かけられないかもしれないと思っていたところ、時間があいたのでこういうときを逃しちゃいけないといそいそと十条篠原演芸場へ。

 お外題は「佐吉子守唄」でした。紫鳳友也総座長が佐吉、最初は三枚目メークの三下です。そこに草鞋を脱いでいる旅人に林京助座長。親分のお嬢さんが静香サン。親の反対を押し切り、京助座長と駆け落ちしますが、病にかかり京助座長に捨てられます。もう長くない命と知って赤ん坊を抱いて家に戻りますが、父親(城秀人さん)は・・・一家の者(扇さとし副座長)に懇願されて、親子の対面をしますが、もうそのとき静香サンは。。。。しかし、静香サンを捨てた京助座長にも悲しい生い立ちと捨てた理由があった。。。

 静香サン、秀人さん、さとし副座長、京助座長、友也総座長、それぞれが長い台詞で自分の思いを切に述べます。ちょっとウルウル。

 画像は、後見北城嵐さん「おゆき」(たぶん)です。

劇団美鳳・2008518

2008-05-26 19:11:50 | 劇団美鳳
 またまた劇団美鳳です。

 18日昼の部、お外題は「男が命を賭ける時」。幕が開くと、国定忠治親分(林京助座長)に盃を返して堅気になった松井田の喜蔵(扇さとし副座長)の家にかくまわれている清水の巌鉄(紫鳳友也総座長)が寝転がっています。そこへ喜蔵の女房「おかね」(一城静香サン)が登場。「巌鉄」が、なあんにもしないといって言い争いになります。「くずてつ!」「おかめ!!」と言い合って座布団や箒をふりまわします。客席は大うけ。とばっちりをうけたさとし副座長、ぽつりと独白「ケンカするってえのは仲のいいこって。。。」

 ラストショーは「流氷子守唄」。一番最後、京助座長の肩に友也総座長が乗りました。他のペアもあったんだけど、ゴメンナサイ、覚えてない。。。
 友也総座長嬉しそうに肩にのり、なかなか下りようとしません。京助座長、「友ちゃ~ん、早く下りてぇ~」、「友ちゃんと僕、7つも違うんだよぉ~~」。

 画像は、一城静香サン、「人間模様」です。

劇団美鳳・20080515

2008-05-17 20:59:25 | 劇団美鳳
 劇団美鳳、この日の公演は新作「心中 恋の大和路」と題して梅川忠兵衛です。これはもう行くしかありません。前日の口上でも、舞台装置も演出も力を入れているとの挨拶もありました。

 篠原演芸場につくと、もう豪華なセットが組み立てられていました。ミニショーなしのお芝居(2部構成)からです。

 第1部は忠兵衛が梅川を身請けするために御用金に手を付け手に手を取り出奔するまで。幕開けは森進一さんの「それは恋」が流れる中、遊女(静香サン)や男衆の登場、そして梅川(友也総座長)の花魁道中。その梅川の姿に釘付けになっ忠兵衛(京助座長)。遊郭と亀屋が暗転で入れ替わり、それも凝った演出でした。

 第2部は道行。新口村までたどり着くが父親(城秀人さん)は心を鬼にして忠兵衛と会おうとしません。が・・・・・
 そして、さらに道を進む2人に大雪が。これは、舞台だけではなく客席にも大雪が降りました。もう、積もっていました。そして、篠原演芸場に回り舞台登場。これもすごかった。篠原さん毎日舞台がおわってから朝まであれこれ工夫されたそうです。雪山を越えて行こうとする2人に今度は森山良子さんの「それは恋」が流れて哀しみを添えます。

 ラスト、かたく抱き合う忠兵衛と梅川、きれいな終わり方でした。ふうう。画像はラスト間近、力つきてもう一歩も進めなくなった二人です。

劇団美鳳・20080507

2008-05-09 20:23:36 | 劇団美鳳
 この日は仕事がなくなったので、ラッキー。十条篠原演芸場へ向かいました。

 お外題は「男命のしぶき笠」。静香サンが可愛かったです。命を助けられたお礼にと、ヤクザになった静香サンの兄を探しに行く京助座長。出入りで助っ人同志で斬りあいになって探していた男(友也総座長)を斬ってしまった京助座長・・・
ラストシーン、死んで詫びをしようと長脇差を腹に突き立てた京助座長。意識が薄れゆくなかで、半透明の幕の後ろで友也座長がシルエットになって浮かび上がる演出がよかったです。

 そして第三部は女形大会。嵐さん以外は全員女形での舞踊ショーでした。京助座長の女形もホント落ち着いた女形でとても綺麗です。画像は友也総座長。綺麗ですねえ。扇さとし副座長との相舞踊でした。