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芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

劇団美鳳・2012.2月

2012-05-19 11:08:24 | 劇団美鳳
 5月に追いついた・・・と思ったけど、2月を1つ抜かしてた。それは、小岩湯宴ランドでの劇団美鳳の公演。劇団美鳳は、5月は篠原演芸場での公演なのでそのときまとめてというつもりだったんだろう(ナンテ ヒトゴトみたいに)。

 ちょっと2月にバックします。



 劇団美鳳、紫鳳友也総座長と一城進悟座長、脇を固めるのが扇さとしさんに一城悟さん、紫城笑也さん、後見城秀人さん。女優さんは一城静香さんに一城春香さん。そしてもう子役とは言えない明日香ちゃん。そして子役ちゃんたちが成長してきているのが楽しみな劇団だ。

 劇団美鳳のお芝居は見応えがある。特選狂言はとくにそう。その中でも新作は 大衆演劇でここまでやるの! というものが多い。

 観劇した日も特選狂言「絆」。ある事情で赤子を預かることになり可愛がって育てた友也総座長。そこに赤子を預けた母親が今はご大家の奥様になって、子供を引き取りにやってくる。子供にとってどっちが幸せか。。。

 きらりちゃん熱演。最後、やっぱり子供は渡したくないと後を追う友也総座長。それを止める進悟座長。ちょうど私の目の前の花道での演技。2人ともガチでぶつかってた。スゴイ迫力。。。

 




劇団美鳳・2011年5月 その3

2011-05-31 17:01:17 | 劇団美鳳
 劇団美鳳、5月の第3週も特選狂言が続きます。美鳳のお芝居、特に特選狂言は皆さんの真剣な取り組みと熱心な稽古が伝わってきて見ごたえがあります。



                            

 16日は一城進悟座長作構成演出主演「斬人(きりひと)」でした。忍者ものです。桟敷席を舞台にしての凝った舞台装置でした。冒頭、大きな魚がシルエットで池から跳ね上がりその後の展開を暗示。殺陣師の方もゲストにいらして迫力ある立ち廻りでした。いかにも進悟座長らしいお芝居です。



                            

 ついでの特選は19日、今度は紫鳳友也総座長による「花宵道中」です。こちらも遊郭の豪華なセット。哀しく切ないお芝居です。友也総座長の花魁は美しく凜として、静香サンの妹女郎は初見世前のオボコらしさと姉女郎になってからは姉女郎らしさが、そして恋を知ってからはその一途さが。。。進悟座長は実は友也総座長の弟、遊郭に売られていった姉を必ず請け出すと約束をしながら、その約束も果たせず名乗りあうこともできず。進悟座長のこういう優しい役もなかなかよいです。最後暗く重いまま終わるのではなくきれいな終わり方でした。

劇団美鳳・2011年5月 その2

2011-05-28 10:48:49 | 劇団美鳳
 一城静香サン

 劇団美鳳、5月ゴールデンウイーク明けからも特選狂言、舞踊が続きます。

 7日の昼は「津軽遊侠伝」、ご存じ定番中の定番、川北長治です。このお芝居、劇団美鳳で観たいとずっと思っていました。紫童クンもおこもさんの中に混じって登場。最後、長治と兄さんの対決、友也総座長と進悟座長が見せてくれます。

          
  

 長治が、兄さんとなってくれと頼むおこもさんが大月瑠也さんでした。

 9日は「夜霧のブルース」。ヤクザものです。進悟座長は男らしく、友也総座長はチンピラヤクザながら進悟座長に惚れて自ら死にに行きます。この2人が出会う場面、アドリブだそうですが呼吸がピッタリ、楽しいものでした。最後は友也総座長壮絶な死。血糊がまたまたたくさん。

さて、画像は一城悟さんと紫城笑也さん 相舞踊です。




               





                
                楓さんもこの日は個人舞踊に登場。

劇団美鳳・2011年5月

2011-05-23 16:09:08 | 劇団美鳳
 

 5月の観劇は、もっぱら十条篠原演芸場、劇団美鳳公演に通っています。今月も震災の影響で公演中止の劇場やセンターも多く、休演している劇団や合同公演をしているところも多いとか。劇団美鳳にも、山口一見座長、大月瑠也さんがゲストで来ていられます。

 このお2人がいらしてるので、普段できないお芝居もできるとか。今月も新作ありで期待していました。

 初日、「火車蝶次」。これは小岩でも見たお芝居だけど劇場ではまた違う。そして1日おいて「喜蔵の最後」。演出をちょっと変えて今回は厳鉄が一見座長、友也総座長が松井田の喜蔵です。

                          

 進悟座長の国定忠治は相変わらずカッコイイ。

 そして、山口一見座長、今回初めてお目にかかるんだけど、楽しい方。



 美鳳の皆さんとプライベートでも仲がよいそうです。美鳳の両座長や静香サンとの絡みも面白い。

 続きはまた。。。

劇団美鳳・20100830

2010-08-31 17:49:48 | 劇団美鳳
 8月浅草木馬館、劇団美鳳公演も30日の昼の部で千秋楽となりました。あっという間に1ヶ月たってしまった。。。

 この日のお外題は「恋の大川流し」。千秋楽とあってかちょっと遊びがあって、それはそれで楽しく見ました。最後、お嬢さん(静香サン)と佐吉(笑也さん)、若旦那(友也総座長)と棟梁(進悟座長)と芸者(悟さん)の相舞踊っぽいのがあって、きれいな終わり方でした。

 ラストショーは太鼓ショーでした。静香サン、楓さんも交じっての力強い太鼓で8月木馬館公演が締めくくられました。
 画像はその1シーンです。わあん、進悟サマがほとんど隠れてしまった。。。

 皆さま、本当にお疲れさまでした。
 

劇団美鳳・20100828

2010-08-31 17:23:26 | 劇団美鳳
 またまた劇団美鳳、木馬館昼の部です。更新がもう少しで追いつく。。。ふゥ。

 お外題は「喧嘩屋五郎兵衛」でした。友也総座長の五郎兵衛、何度見てもウルウルしてしまいます。最近は、各劇団によってオリジナルバージョンや続編があるみたいですが、やはりオーソドックスな五郎兵衛が好きです。この日は伊勢屋のお嬢さんは祐子ちゃんでした。カワユイ。

 そしてこの日は舞踊ショーで友也総座長のリクエストによる女形七変化。リクエストはミニショーの最後にあらかじめ選ばれた15曲の中から拍手の多さで7曲を選ぶという方法でした。ダントツは「お梶」そして「佐渡情話」「雪深々」「戻り橋」「風の盆」「川の流れのように」「孔雀舞」でした。短い時間に衣装鬘を変えて次々登場・・・堪能しました。。。

 画像はラストの「孔雀舞」。真っ白な花魁の衣装でした。とっても綺麗・・・。

劇団美鳳・20100823

2010-08-31 17:08:49 | 劇団美鳳
 浅草木馬館、夜の部です。

 この日のお外題は特選狂言「進悟版座頭市」です。前回、篠原演芸場公演で新作公演。篠原演芸場では、花道があるので花道から桟敷席を舞台にして場面転換を行っていました。花道のない木馬館では、どういう展開になるのか。。。 通路を使ったり大道具を工夫して暗転もスムーズでした。
 悪の兄弟役が小祐司クンと翔也クンでした。小祐司クン、友也総座長進悟座長に「へい」と言わせて気持ちよかっただろォな。。。
 進悟座長、身体が悪いのにお疲れ様でした。

 画像はラストショーの1場面です。

劇団美鳳・20100821

2010-08-29 13:55:00 | 劇団美鳳
 土曜日の昼は浅草木馬館。猛暑が続いているのに、我ながらご苦労さま。でも木馬館についてしまえば館内は涼しい、というか、寒いときもあります。

 この日のお外題は「清次命の三十両」。初めて見たお芝居かな。幕開け、とあるお女郎屋さん、売れない2人がお客を引いています。1人は春香さん、もう1人は三枚目メークの翔子ちゃん。「遊んでいかない」と誘う翔子ちゃん、断る男性たち。それでも「あんたタイプ」と未練たっぷりの翔子ちゃん。ここに働いている幼馴染のおつゆちゃん(静香サン)を身請けして自由の身にするために自分の命を30両で売る清次(友也総座長)。ちょっといい感じのお芝居です。

 画像はラストショー、夢桜(かな?)

劇団美鳳・20100816

2010-08-29 13:39:51 | 劇団美鳳
 浅草木馬館夜の部に行きました。この日はお外題が「座頭市」という触れ込みだったのですが、進悟座長首を傷められたかとで「壬生義士伝」に変更となりました。

 「壬生義士伝」、小説は読みましたが篠原演芸場では見逃したお芝居です。吉村貫一郎は友也総座長、進悟座長が斉藤一です。壬生義士伝のストーリーの論評(ってエラソウにいっちゃって)はさておき、見ごたえのあるお芝居でした。友也総座長の熱演はもとより、木馬館の通路を使ったり、シルエットで故郷に残した家族を浮かびあがらせたり、構成演出とてもよかったです。

 画像は一城進悟座長です。

劇団美鳳・20100814

2010-08-23 10:15:31 | 劇団美鳳
 さてさて、この日も浅草木馬館昼の部観劇。

 お外題は友也総座長十八番「森の石松」。お外題予告のとき、「本水を使います」とあったのだけど。。。しまった。最近は木馬館2階で見ることが多いのですが、この日予約したのは中央ブロックの前の方。おまけに知っていながら色の薄い服を着て行ってしまいました。雨もそうだけど、友也総座長の血糊使いはハンパじゃない。。。
 ビニールのレインコートが配られたのは前から2列めと真ん中あたりの前から3列目くらいまで。ワタシのとこまでは配られなかった。今回は悲惨な結果にならないだろうと思いながら、持っていたスカーフで防戦体制をとって観劇しました。

 序幕、釣り(?)をしている石松(友也総座長)のところに現れた小松村の七五郎(進悟座長)。ところがここでハプニング。しかし、さすが両座長、うまくかわしてお芝居は続きます。都鳥兄弟と争いになり、大怪我をして七五郎の家にたどりついた石松。お民の静香サン、なんとも気持ちのよい啖呵です。そして、ラスト、これでもかというくらいの大立回り、ハァ、すごかった。

 画像は静香サン、立ちです。春香さん、楓さんとの相舞踊でした。
 この日、愛用の一眼レフを家人に持っていかれ、その代わりにコンパクトデジカメを持ってきました。普段使わないので勝手がわからずブレブレの写真が多かった。カナシイ。