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芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

市川千太郎劇団・20100222

2010-02-26 12:49:29 | 市川千太郎劇団
 十条篠原演芸場2月公演は、市川千太郎劇団です。先月の浅草木馬館のとき、2月は十条だから通えると思っていたのですが、ようやくこの日に初観劇、そしてたぶんラスト。
 
 篠原演芸場は平日は夜の部だけなので寒い時期は帰宅がつらいのでついつい足が遠のき、日曜祭日は大入り満員だと足がつらく席も予約がいっぱなので、とうとうこの日になってしまいました。と、いうのも、この週から千秋楽まで昼夜興行。千サマ曰く「もォ、生活がかかってるんでござァます。」相変わらず楽しいトークです。

 この日は特選狂言「佃の渡し」。千サマ、こういう新派のお芝居はピカ一です。千サマ姉のおきよと妹のお咲の二役を早変わりで演じます。上手に退場したと思ったらすぐに下手あるいは花道からの登場。時には「忙しいワ」とか「アタシ、ここで引っ込まないと困るのよネ」と言いながらもお見事でした。何年かぶりでの上演だそうです。

 画像はラストショー「人生修羅街道」(だったと思います)。
 市川千太郎座長に左が白龍さん、右が市川良二さんです。白龍さんの踊りは姿がいいですね。

市川千太郎劇団・20100127

2010-01-30 15:19:05 | 市川千太郎劇団
 1月の浅草木馬館は久しぶりのお正月公演「市川千太郎劇団」です。来月も見に行けるからとのんびりしていたのですがやっと行けました。この日は、市川千太郎座長15周年ということで、特別記念公演でお芝居と舞踊ショーの二部構成でした。
 
 関東公演がなかった間、座員さんの入れ替わりもあって、千也さんが退団、白龍さんが加わりました。他にも若手の座員さんが増えていました。

 お外題は特選狂言「ふるあめりかに袖はぬらさじ」。アメリカ人に落籍されるのを嫌って命を絶った遊女亀遊が白龍さん、その語り部の姉芸者が千太郎座長でした。有吉佐和子さんの小説もう1回読み返したいけど、今は普通の本屋さんには出てないのですね。ムム。

 ラストショーは「女郎蜘蛛」。良二さんを擒にしようとする魔性の女郎蜘蛛(千太郎座長)、蜘蛛の糸(紙テープ)が舞い、妖しくも綺麗です。
 画像は千太郎座長、恒例のお着替えのあとです。

 
 

市川千太郎劇団・20080912

2008-09-14 10:30:38 | 市川千太郎劇団
 またまた行きました、市川千太郎劇団。月に何回か仕事帰りに篠原演芸場に寄りやすい日があります。そんなときが特選狂言や特選舞踊にぶつかると最高。ホクホクして仕事の終わる時間を開演に間に合うよう調整します。

 この日も特選狂言「お吉物語」でした。千太郎座長のお吉に良二さんの鶴松、そしてハリスは千也さんでした。千也さんのハリス、似合っていました。片言の日本語と英語を交えてのセリフを言うたびに、なぜか客席にウケて、笑いがおこっていました。

 ラスト、身も心もズタズタになったお吉が鶴松のお墓の前で心のうち切々とを語ります。すると鶴松が現われて・・・。そして宇崎竜童さんの「身も心も」が流れる中、舞台には雪が舞い大量のスモークが。スモークの波は客席にまでおしよせ、前の方の席にいたので喉と目が・・・でも、舞台との一体感があってよかったです。

 ラストショーは、夜桜挽歌よりさくらボレロ。
 画像はラストショーでの千太郎座長と良二さんです。
 

市川千太郎劇団・20080905

2008-09-07 14:20:07 | 市川千太郎劇団
 9月十条篠原演芸場、先月の木馬館に続いて市川千太郎劇団です。

 この日のお外題は「残菊物語」。このお芝居は一度見たいと思っていたのですが今まで機会がありませんでした。お外題予告があったので急きょ席を予約していそいそと出かけました。

 ミニショーなしの前狂言「東京編」、切狂言「大阪編」でした。千太郎座長がおとく、市川良二さんが尾上菊之助です。千太郎座長のおとく、けなげでいじらしいです。千太郎座長こういう役どころはぴったりです。しかしその後の口上で、「このお芝居はずっとやってなかったんです。だから、、、」「息をひきとるときの姿勢もいろいろあって、この役では横ずわりだから、、、それで、いくらお芝居だっていっても兄と弟でしょ、だから、、、」「死んでしまう役は最後に目立たないから好きじゃないんです。。。」などと打ち明け話をおもしろおかしく話すところはやっぱりセンサマならでは。

 この日のセットも立派でした。とくに大阪編での家、舞台手前に瓦屋根がおかれ、その後ろに手すり、舞台いっぱいに二階の一部屋がいかにもそれらしく作られていました。

 画像は、市川良二さんと市川千也さんの相舞踊「竜神」です。
 ラストショーは、お面を使っての「お祭りマンボ」でした。

市川千太郎劇団・20080822

2008-08-26 09:44:01 | 市川千太郎劇団
 浅草木馬館、市川千太郎劇団夜の部です。この日は劇団花吹雪より桜春之丞座長はじめ若手の皆さん6人ものゲスト。

 と、いうことでこの日は超大入り。トリプルだったかな?なにしろ、席の予約も電話がつながらず、ようやくとれたのが夜の部の2階席。でも、2階の前の中央だったので満足です。

 ミニショーはなく、お芝居からの二本立てでした。あまりの熱気にお外題を聞き忘れてしまいました。市川千太郎座長がおこもさん。このおこもさん、人に頭をさげてお金を恵んでもらうのがきらいだということで、通りかかったお医者の先生に知恵を授けてもらいますが、医者先生が去った後通行人とやりとりしているあいだに、その医者先生が仇ということになってしまいます。ラストは本物の仇打ちをしているお嬢さんを助けてめでたく終了。
 ゲストの花吹雪の皆さんをフォローしたり、ツッコンだり、千太郎座長大奮闘で楽しく観劇しました。

 舞踊ショーでは、花吹雪の皆さんも女形、立ち、洋舞などとりまぜてそれぞれ2、3曲ずつ踊られて大サービスでした。でも最終の新幹線で大阪に戻られるということで残念ながら送り出しはなしでした。

 画像は千太郎座長「湯島の白梅」です。千太郎座長、こういう新派系のお芝居や舞踊はホントに味があります。

市川千太郎劇団・20080801

2008-08-03 21:01:06 | 市川千太郎劇団
 浅草木馬館、8月公演の幕が開きました。8月は市川千太郎劇団です。千サマ、相変わらず楽しい。

 お外題は「恋の大川流し」。千太郎座長、若旦那の役でした。許嫁と祝言をあげるため江戸へ戻ってきた若旦那。しかし許嫁のお嬢さんには想う人が。ばったり会った二人連れに恋の成就のための策を教えた若旦那、でも、その女性のほうが許嫁のお嬢さんだった。。。市川千也さんが粋な気風のいい芸者さんで力を貸します。

 ラストショーは「じょんがら女節」でした。
 画像は、市川千太郎座長、曲名は??。千太郎座長の笑顔はホント癒されます。この踊りのあと恒例のお着換え。今回の公演でこそ、帯の結び方をマスターしよう。。。


市川千太郎劇団・20070615

2007-06-17 15:35:15 | 市川千太郎劇団
 6月の十条篠原演芸場は、先月の浅草木馬館に引き続いて市川千太郎劇団です。
ようやく時間がとれました。

 この日は劇団美鳳の林京助座長がゲストです。意外な感じがしたのですが、同じ48年生まれで10代の頃からの知り合いで仲良くされてたそうです。

 お外題は「悲恋女仁義」(だと思う?)でした。千太郎座長が京助座長につっこみ入れたり、京助座長がそれを受けて返す場面も。

 京助座長の踊りは女形ので「雪ふりやまず」、その後も女形のメイクで「流木」がありました。京助座長の女形を見るのはは初めてだったのでラッキー!!しっとりとした女形で綺麗でした。。。

 

市川千太郎劇団・20070530

2007-06-03 15:54:21 | 市川千太郎劇団
 浅草木馬館の千秋楽、夜の部に行きました。大勝館は昼の部までで、木馬館に行くときにはもうトラックが来ていて積み込みをしていました。

 この日のお外題は「追われゆく男」。市川千太郎座長がめずらしく(とはいってもそんなに観劇したことはないんだけど、なんか女形のイメージがするのです。)男役でした。これが、意外とカッコいいんですね。よかった。

 今回も千太郎座長の舞台での早変わりがありました。(いつもなのかな?)ぱっぱっぱっ、あれよあれよという間に着物を着替えて帯を結んでハイできあがり。帯の結び方、よく見ようと思って目を皿のようにしてみていたけれど、早すぎてよくわからない。でもちょっとは参考になりました。練習しよう。

市川千太郎劇団・」20070520

2007-06-03 15:29:38 | 市川千太郎劇団
 連チャンで、この日は浅草木馬館へ。1年3ヶ月ぶりの市川千太郎劇団です。殿様キングス(ある一定年齢以上の方はご存知)の宮地おさむさんがゲストでした。ずうーっと昔からのおつきあいなんだそうです。

 ミニショーなしでお芝居「泣き虫兄弟鴉」から始まりました。ついで、宮地おさむさんの歌謡ショー。宮地さんの歌にあわせて千太郎座長も1曲踊られました。チョー大入り。

 ちょうど三社祭りの日で、浅草の町はおおにぎわい。行きも帰りもおみこしとであって、通り抜けるのにたいへんな騒ぎでした。